大手通信キャリアとして有名なauは金融事業も展開しています。
中には「スマートフォンのキャリアがauだから、au PAY スマートローンを利用したい」と考えている人もいるでしょう。
このページではau PAY スマートローンの審査基準について解説していきます。
https://www.cardloan-kuraberu.com/cashing-category/cashing-shinsa-amai/
au PAY スマートローンの審査基準
au PAY スマートローンの審査基準は以下の通りです。
- 利用条件に当てはまるか
- 信用情報に傷はないか
- 他社借入が多くないか
詳しくは次から見ていきましょう。
利用条件に当てはまるか
au PAY スマートローンには以下の利用条件が設定されており、条件に当てはまらなければ審査に通ることはありません。
- 本人名義のau IDを持っている(法人契約のau IDは利用不可)
- 契約時の年齢が満20歳以上70歳以下
- 本人に定期的な収入がある
- 現住所が国内にある
- au PAYカード、au PAYゴールドカードを利用していない
なお、一般的にカードローン会社から定期的な収入があると判断されるためには、以下の条件を全て満たしている必要があります。
- 月収8万円以上
- 月々の収入に大きなバラつきがない
- 今後も収入が得られる見込みがある
- 連続して3ヶ月以上収入を得ている
またau PAY スマートローンの場合、年金による受給金は定期的な収入に含まれないため、年金受給者は他の定期的な収入が必要になります。
au PAY スマートローンに申込む前に、利用条件を確認しておきましょう!
信用情報に傷はないか
au PAY スマートローンの審査では信用情報がチェックされます。
そのため過去に以下などの金融事故を起こしている場合は、信用情報に傷がついている可能性が高く審査に通りづらいです。
- クレジットカードの支払い延滞
- カードローンの返済の遅れ
- カードの強制解約
- 携帯電話料金の滞納
- 保証会社経由の家賃滞納
- 保証会社などの代位弁済
- 奨学金の返済滞納
- 連帯保証人の返済滞納
しかし信用情報には保存期間が設定されているため、上記の金融事故の解消から一定期間が経過していれば審査に通る可能性はあります。
上記の金融事故に心当たりのある場合は、au PAY スマートローンの審査を申込む前に、自身の信用情報を確認しましょう!
提携機関の信用情報を確認しよう!
信用情報は個人信用情報機関に照会を依頼することで確認できます。
日本では以下の3機関が信用情報を保管しており、どこの信用情報を確認すれば良いのか分からない人も多いでしょう。
- CIC(指定信用情報機関)
- JICC(日本信用情報機構)
- KSC(全国銀行個人信用情報センター)
結論から言うと、au PAY スマートローンの審査に通るかどうかを事前に調べたい場合は3機関全ての信用情報を確認するのがベストです。
なぜなら、カードローンの審査では提携・加盟を結んでいる機関の信用情報を元に審査を実施しており、au PAY スマートローンは上記3機関全てと提携・加盟を結んでいます。
各機関が保管している信用情報の確認方法については、次から詳しく見ていきましょう。
信用情報を確認する方法
【CIC:指定信用情報機関】
- ①CICにクレジット契約で利用した電話番号から電話を掛ける
- ②受付番号を控える
- ③クレジットカードで照会費用(1件につき1000円)を払う
- ④受付番号を入力
- ⑤WEBで信用情報を確認する
【JICC:日本信用情報機構】
- ①「スマートフォン開示受付サービス」のアプリをダウンロード
- ②アプリからメールを送信
- ③パスワードを入力
- ④氏名・生年月日・住所・電話番号を入力
- ⑤本人確認書類を送信
- ⑥開示手数料の支払い
- ⑦郵送される照会結果の確認
なお上記の通りJICCの場合は信用情報の照会をインターネットで申込むと、照会結果の到着を待つ必要があります。
早くJICCの信用情報を確認したい場合は、JICCの窓口で直接申請しましょう。
【KSC:全国銀行個人信用情報センター】
なおKSCはWEBや来店での照会に対応しておらず、郵送のみの対応になります。
以下の3点を信用情報センターに送付して信用情報を取り寄せましょう。
- 開示請求申込書(KSCの公式サイトよりダウンロード可能)
- 定額小為替証書1000円分(郵便局にて購入可能)
- 本人確認資料(運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど)
なお、送付先は以下のとおりです。
東京都千代田区丸の内2-5-1
一般社団法人全国銀行協会
全国銀行個人信用情報センター
他社借入が多くないか
au PAY スマートローンの審査では返済能力を確認するために、他社のカードローンなどの利用状況がチェックされます。
基本的に他社借入が多ければ多いほど審査に通りづらく、特に以下に当てはまる場合などは、au PAY スマートローンの審査に通るのは難しいでしょう。
- 借入件数が4件を超えている
- 年収の3分の1をすでに借りている
理由など詳しくは次から見ていきましょう。
借入件数が4件を超えている
他社のカードローンなどの借入件数が多いと以下のように判断されるため、審査に通りづらくなります。
- au PAY スマートローンへの返済額が少なくなる
- ローンの管理能力が低い
- 今後債務整理をする可能性が高い
「借他社入件数が何件あるとau PAY スマートローンの審査に通らないか」については公表していない以上確実なことは言えませんが、au PAY スマートローンと同じ消費者金融系カードローンであるフクホーが4件までを利用条件に設定していることを考えると、審査の成否を決めるボーダーラインもその辺りでしょう。
現在他社借入件数が4件以上ある場合は、おまとめローンの利用や他社への返済を進めてから、au PAY スマートローンの審査を申込みましょう!
年収の3分の1をすでに借りている
au PAY スマートローンは区分としては消費者金融に当てはまるため、総量規制(年収の3分の1)以上の融資を貸金業法という法律によって禁止されています。
そのため現在年収の3分の1までの額を他社から借りている場合は、融資を受けることができず、審査に落ちてしまいます。
現在、他社借入がある場合は借入残高と自身の年収を確認してから、au PAY スマートローンの審査を申込みましょう!
au PAY スマートローンの審査を申込む前に他のカードローンも検討しよう!
このページではau PAY スマートローンの審査基準について解説してきました。
au PAY スマートローンはauユーザーのみが利用できるカードローンですが、auユーザーだからと言って特に審査に通りやすくなるわけではありません。
また利用条件は他のカードローンよりも厳しく設定されており、信用情報も3機関全てのものを確認しているなど、審査基準もやや厳し目と言えます。
au PAY残高にチャージして使える・最大2000円分のPontaポイントを貰えるなどのメリットに魅力を感じないのであれば、他のカードローンへの申込みも検討した方が良いでしょう。