横浜銀行のソーラーローンでお得にエコな暮らしを実現!

ソーラーパネルの家

最近ではソーラーパネルを家の屋根に設置して、家庭内で生み出した電力を家で利用し、電力会社に売電するといった事が行われ、エコにも電気代の節約にもなると注目されています。

しかし現在もソーラーパネル設置の価格はまだまだ高く、簡単には手が出ません。

そんな時に使えるのが今回ご紹介するローン商品、「横浜銀行のソーラーローン」です。

ソーラーパネルとは?

近年、地球温暖化の影響もあってエコな生活に注目が集まっています。

その手段の一つとして、ソーラーパネルの設置が進んでいます。

ソーラーパネルとは太陽電池パネルともいい、小さな太陽電池を複数集めて直列につなぎ、生まれた電力を蓄電池に貯めることで電力として使えるようにしています。

利用方法としては、この太陽電池パネルを大量に用意して、日を遮るもののない広い土地に設置して大量の電気を生み出します。

世界では広い草原を持つモンゴルや土地の広いアメリカなどで設置が進み、日本でも国内の灯台への電力供給に使われ、太陽電池パネルを使ったメガソーラー発電所などが作られています。

屋根への設置方法

ちなみにこの太陽電池パネルはどのように設置されるのでしょうか?

リフォームとも言うから、大掛かりなことをするかと言えばそうではありません。

日本でトップシェアを誇るシャープで行われている設置方法には2種類あります。

一つは、瓦屋根の瓦を外してその下の垂木に直接固定する方法です。

もう一つは、瓦屋根でない金属葺の屋根ですがこの場合は垂木の上の野地板に固定します。

いずれの方法でも、屋根の構成材に直接固定されるため、屋根が飛んで行くような風でもない限り飛んで行くことはありません。

屋根に穴を開けることで雨漏りの心配もあるかと思いますが、専用の道具で雨漏りが起きないように設置します。

ソーラーローンはリフォームローンの一つ

横浜銀行のソーラーローンは、リフォームローンの一つで、太陽光発電設備向けリフォームローンともいいます。

太陽電池パネルは、一般家庭で利用される場合は日本では土地が狭いので、ほとんどが家の屋根に太陽電池パネルを設置することになります。

しかし、日本は台風などの災害が多い国です。

そのため、きちんと屋根に固定しないと台風で吹き飛んでしまうことも十分に考えられます。

そのため専門の業者に設置を頼む必要がありますが、設置にかかる費用はやはり安くはありません。

そんな時に使うのがこのソーラーローンです。

横浜銀行ソーラーローンの概要について

利用条件
  • 借入時の年齢が満20歳以上かつ最終返済時の年齢が満70歳未満
  • 安定した継続収入のある個人
  • 保証会社の保証を受けられる方
使い道
  • 自宅に設置する太陽光発電設備、蓄電池、燃料電池などの購入・設置費用
  • 太陽光発電設備導入に伴うリフォーム費用
借入形態 証書貸付
借入金額 10万円以上500万円以内
借入期間 1年以上15年以内
金利 変動金利
返済方法 元利均等返済
保証人 不要
担保 不要
団体信用生命保険 加入不可
保証料 不要
手数料(税込み)
  • 取扱手数料:3,240円
  • 一部繰り上げ手数料:5,400円(インターネットバンキング利用なら無料)
  • 条件変更手数料:5,400円
  • 全額繰り上げ返済手数料:3,240円

ではこのソーラーローンの利用には、どのような決まりがあるのでしょうか?

まず借り入れ時点の年齢が、満20歳以上で最終返済時に満70歳未満であること。安定した収入があること。銀行の指定する保証会社の保証が受けられることが挙げられます。

利用には本人、または同居しているご家族が所有する自宅に設置する太陽光発電設備の設置費用。もしくはそれに伴い導入する蓄電池、燃料電池、環境配慮型設備の購入、設置費用に使うことができます。

この他にも、太陽光発電設備を導入するために行なわれるリフォーム資金の費用にも使えます。

原則として施工業者への資金振込が必要です。

ソーラーローンのお借り入れと金利

借入金額は、10万円以上500万円以内で、借入期間は1年以上15年以内となっています。

金利は変動金利となっているため、経済の状況次第で変わります。

平成29年3月現在は2.050~2.350%となっており、毎年4月と10月には金利の見直しが行われるので、横浜銀行のホームページか融資窓口でお問い合わせして確認しておくといいでしょう。

横浜銀行で住宅ローンを利用している、もしくは給与振込先にしていると0.3%差し引かれます。

横浜銀行ソーラーローンは他行とくらべても低金利!

横浜銀行以外にも、ソーラーローンを提供している地方銀行はいくつかあります。地銀ソーラーローンの金利比較の結果はこちらです。

金融機関名 金利タイプ 金利 返済期間 上限借入額
北海道銀行 変動 1.925%~2.425% 10年以内 1,000万円
固定 2.500%~3.000% 7年以内
横浜銀行 変動 2.050%~2.350% 10年以内 500万円
山陰合同銀行 変動 2.200%~2.900% 15年以内 1,000万円
第三銀行 変動 2.375%~3.375% 20年以内 1,000万円
静岡銀行 変動 2.400%~3.200% 15年以内 1,000万円
福岡銀行 変動 2.400%~2.500% 20年以内 1,500万円
千葉銀行 変動 2.500%~2.600% 20年以内 1,500万円

※金利は2017年7月改定の数字

横浜銀行ソーラーローンは変動金利なので、数値の変化はありますが、それでもこの表で見ると、他の地銀ソーラーローンにくらべて上限金利が最も低値となっています。

間違いなくお得な部類ということがわかりますね!

設置前に注意したいこと

太陽光発電は、エコにも電気代の節約にも効果のある設備で、ソーラーローンのようなローンを組むことができるので現在一般家庭でも普及しています。

しかし設置の際にお金のことだけでない、注意して起きたいことが何点かあります。

設置による環境の影響

太陽電池パネル設置による問題の一つに周囲の環境に対する影響が挙げられます。

太陽光というエコな設備になんの問題が、と思うかもしれませんが中には裁判にまで発展したケースもあります。

その一つがパネルの設置による太陽光の反射です。

この反射光が家の中に入ってきて、部屋に熱がこもり熱中症になったというケースもあれば、反射光が強くて、午前中から正午にかけてサングラスをかけないと日常生活にも影響する等の訴えが裁判にまで発展したケースがあります。結果的に、被害を受けていた原告側が勝訴、太陽電池パネルを設置していた家はパネルの撤去をしなければいけなくなりました。

また地域によって(京都や奈良など)歴史的価値のある景観を崩すという理由で、設置が制限されている地域もあります。

この他にも、設置してから周囲に高い建物が建ってしまい、十分な発電量を得られず損をしてしまったということもありえます。

現在もこの太陽電池パネルの設置に対しては高さの制限はありますが、周囲の環境への制限が法令的にも無いため行政の指導もありません。そのため設置の際には、周囲にどのような環境のリスクがあるか気にして設置したほうがいいかもしれません

将来的に発電ができなくなる可能性も?

太陽光発電は、アクセスの良し悪しに関わらず日当たりさえ良ければ利用できる便利な発電システムです。

ただ、日当たりの良さは10年も経たないうちに周囲の変化によって容易に変わるので、注意が必要な部分でもあります。

特に条例等で規制されていないのであれば、いつ近隣に高い家や商業施設が建つかわかりません。

特に自治体主導の再開発の影響で日当たりが悪くなる場合は、「公共の福祉」の観点から個人の立場は大変弱くなってしまいます。

こうしたリスクもしっかり考えた上で、ソーラーローンの借入をおこないましょう。

注意点をしっかり踏まえて太陽光発電にチャレンジ!

太陽電池パネルを利用した太陽光発電は、そのメリットから多くの人が利用するようになり、横浜銀行のソーラーローンのようなローンの仕組みも生まれたことでより手軽に設置ができるようになっています。

設置の際には色々と注意する点はありますが、将来的な電気代の節約や地球の環境を守るには便利なシステムと言えるでしょう。

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