専業主婦でも借りられる消費者金融がある?夫にバレずお金を借りる方法

専業主婦と消費者金融

専業主婦は意外とお金に困るものです。

例えば、友達に呼ばれたパーティに来ていく服がない、ブランド物のバッグが無性にほしくなった時など、夫にお金をせがむのは難しいとなれば、お金を得る手立てがほぼなくなってしまいます。

そんな時、周囲にバレず手軽にお金を借りられる消費者金融を見つけて、申し込みを検討している方も少なくないと思います。

ただ、気になるのが消費者金融には審査があり、通過できなければお金を借りることはできないということです。

果たして専業主婦でも消費者金融の審査に通ることは出来るのでしょうか?詳しく解説していきます。

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大手消費者金融の審査に専業主婦が通ることはできない

結論から言うと、大手消費者金融の審査に専業主婦が通ることは原則ありません。

なぜなら、貸金業法では総量規制という制度が定められているからです。

総量規制とは、年収が3分の1を超える借入を禁止するという制度です。

年収3分の1超の融資をした場合、明らかにその人の返済能力を超えているため、いずれ貸し倒れや自己破産を招く可能性が非常に高いです。

実際、この制度がなかった2000年代までは、消費者金融の過剰貸付による自己破産者、またそれによる自殺者が後を絶ちませんでした。

消費者金融の審査は一点厳しいものには見えますが、利用者の身を守る意味もあるのです。

安定収入を得ていない人は申し込み不可

消費者金融の審査を通過するために必要なのが、安定収入です。

逆に言えば、多くの消費者金融は安定収入さえあれば、主婦や学生、アルバイトを問わず審査に通る可能性があるということです。

ただ専業主婦は収入が0ですから、この状態を「安定収入を得ている」と見なす消費者金融はないと考えて良いでしょう。

夫に収入があっても審査通過は難しい

夫に収入があれば審査に通ると書いているメディアもありますが、そんなことはありません。

カードローン審査では本人の属性が何よりも重要になるので、夫に収入があっても審査通過は難しくなります。

同じように、親から潤沢な仕送りをもらっている学生も、収入がなければ審査に通過するのは難しいと考えて良いでしょう。

中小消費者金融の配偶者貸付を使えば専業主婦でも借りられる

ベルーナノーティスなど中小の消費者金融の中には、配偶者貸付という制度を提供しているところもあります。

こちらは、夫の年収を合算した上で、そこから借入可能額を計算する仕組みになります。

これを使えば、専業主婦でも利用することができます。

審査時には夫の同意書が必要なので注意が必要

配偶者貸付を利用する際は、以下の書類が必要になります。

  • 本人確認資料
  • 配偶関係の証明書類(住民票、戸籍抄本など)
  • 配偶者(夫)の同意書
  • 配偶者(夫)の収入証明(給与明細、源泉徴収票など)

この中で一番取得が難しいのは、配偶者(夫)の同意書でしょう。

消費者金融からお金を借りるのに夫の同意が必要になるということなので、そもそもの「夫にバレずお金を借りる」という目的は達成しません。

こうしたところから、あまり利用者数が多くない制度ではあります。

中小消費者金融なら専業主婦でも借入できる?

大手の消費者金融は専業主婦の借入ができないということでしたが、中小の消費者金融はどうでしょうか?

結論から言うと、こちらも専業主婦が審査に通るのはほぼ不可能と考えて良いでしょう。

中小消費者金融も立派な金融機関なので、総量規制の対象になります。

ただ、不動産投資やネットビジネスなど、少額でも不労所得を得ている主婦などは、審査に通る可能性があります。

そもそも、中小消費者金融は大手に落ちた方をターゲットにしているので、審査基準は相対的に甘いのです。

ただ、審査に通るためには一定以上の年収が必要になることには変わりありません。

専業主婦が夫にバレず借りるためには銀行カードローンがおすすめ

夫にバレず年収0の専業主婦が審査を通過するには、銀行カードローンがおすすめです。

消費者金融が貸金業法の対象になっているのに対し、銀行カードローンは銀行法という別のルールが適用されており、総量規制の対象外でもあります。

つまり、銀行カードローンは収入に関わらず、制度上は専業主婦でも申し込めるのです。

申込者のプライバシー保護を徹底している

銀行カードローンも消費者金融も申込者のプライバシー保護を徹底していますが、銀行カードローンのほうが周囲にバレる可能性は少ないです。

在籍確認の電話などの際には、どちらも個人名で連絡をするのが一般的です。

ただ、銀行カードローンの場合は「○○です」と個人名で連絡する代わりに、「△△銀行の○○です」と、連絡内容を柔軟に変化させることができます。

銀行名を出されると同僚も安心して、銀行口座かクレジットカードの連絡かな?などと思ってくれます。

悪い言い方をすると、銀行カードローンのほうがアリバイ効果は高いです。

2017年以降は銀行カードローンも原則総量規制の対象に?

総量規制対象外の銀行カードローンですが、2019年現在は年収3分の1を超える借入を自主制限しているところが全体の約9割です。

つまり、法律上は申し込み可能でも、審査で落とされてしまうということです。

自主規制の背景としては、銀行がカードローン審査を保証会社へ丸投げするシステムへの批判です。

実際に反社会勢力へ知らずに融資をしてしまうケースもあり、改善の必要性が叫ばれてきました。

こうした事情から、2017年以降、大手・地方銀行の多くが自主制限をおこなっています。

専業主婦が夫に内緒で使えるカードローンは実質0

消費者金融と銀行という2大カードローンが専業主婦の通過を実質禁止したので、正直に言えば専業主婦が消費者金融の審査に通るのはほぼ不可能と見て良いでしょう。

消費者金融は担保を必要とせず、申込者の評価によって融資を決める信用取引になります。

ただ、中には担保の価値によって融資を決める仕組みのものもあります。こちらは、申込者の属性はあまり見られません。

専業主婦がお金を借りる手立てはカードローン以外にもあるのです。

専業主婦がお金を借りる方法

まず収入を作る

まずは、収入を作って無職状態を解消することから始めましょう。

あらゆる融資のサービスが元金を利息込みで返済してくれないと成立しないので、どんな内容のものにしても返済に必要な収入を準備しないといけません、

現在は店舗へのパート・アルバイトだけでなく、在宅ワークなど多種多様な働き方ができるようになりました。

少額でも良いので、お金を稼ぐことから始めましょう。

質屋を利用する

専業主婦がお金を借りるのに意外とおすすめなのが質屋です。

ブランド物のバッグなどを担保にしてお金を借り、返済期限までに完済できれば担保を取り戻すことができます。

担保に価値があるかどうかが融資の基準になるため、評価の低い専業主婦でもお金を借りられる可能性が高いのです。

ただ、質屋は年100%を超える金利を課すこともあるなど、非常に高金利の傾向にあります。

このことを良く考えた上で利用することをおすすめします。

公共機関の窓口に相談する

どこでお金を借りられるか分からない、そもそも借金をしても解決できないほど負債が膨らんでいるという方は、役所などの窓口に相談することをおすすめします。

国や自治体でも非常に低金利な融資制度を提供しているので、こちらを利用できるかも知れません。

また、場合によっては債務整理(自己破産)をしたほうが良いケースというのも多々あります。公共機関ならその辺を客観的に見て判断してくれますよ。

専業主婦が消費者金融の審査を受ける際は注意が必要

専業主婦はそもそも消費者金融の審査に通るのは難しく、配偶者貸付を利用した場合は夫に借金がバレてしまいます。

こうした条件を知らず、CMのポップなイメージにひかれて申し込んでしまうと手間がかかるだけなので、十分注意しましょう。

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