「みずほ銀行カードローンの返済方法ってどんな方法があるの?」
「毎月の返済額ってどのくらい?」
みずほ銀行のカードローンを利用している方、または利用を検討している方は、「毎月の返済額が一体いくらくらいになるのか?」と気になっていますよね。
みずほ銀行のカードローン の毎月の返済額は、基本的に利用残高と利用設定の金額によって異なります。
消費者金融などの他のカードローン会社とは異なる返済額の決め方になるので注意が必要です。
カードローンの払い方や返済額がいくらくらいになるのか把握しておかないと、返済するときに非常に不安な気持ちになりますよね。
そこで今回は、みずほ銀行のカードローンで借り入れをしようとしている方に向けて、毎月の返済額がいくらになるのか、また返済方法や返済額などについてご紹介していきます。
みずほ銀行カードローンのカードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット
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目次
みずほ銀行カードローンの返済方法は2通り
まずは、みずほ銀行カードローンの返済方法について解説していきます。
みずほ銀行の返済方法は、法律で定められた約定返済期限と、任意返済によって好きな時に利息を減らす方法の2通りの返済方法があります。
約定返済は毎月10日が期限
約定返済期限については、各金融機関によって異なります。毎月10日現在の利用残高に応じて翌月の返済額が決定するようになっているのです。
ここで注意してほしいのは、みずほ銀行カードローンの返済額は、毎月10日の利用残高に加えて、利用限度額の設定金額によっても異なるというポイントです。
みずほ銀行のカードローンの月々の返済額は、利用限度額200万円未満または、利用限度額200万円以上のどちらで契約しているのかによって異なります。
例えば、利用限度額が200万円未満のAさんと、利用限度額200万円以上のBさんがそれぞれ100万円借り入れをしていた場合は、月々の返済額は全く異なります。
AさんとBさんが共に借り入れをしたとしましょう。すると、Aさんの月々の返済額は2万円、Bさんの月々の返済額は1万円になります。
毎月の返済額は、設定される利用限度額が低い方が、月々の返済負担は重くなることが分かります。
また、みずほ銀行のカードローンは、利用限度額の設定金額に加えて、利用残高が増すごとに毎月の返済残高も増額していきます。
決められた約定返済日が10日なので、借り入れを考えている方は、忘れないようにしてくださいね。
任意返済(繰り上げ返済)は利息を大きく減らせる
みずほ銀行カードローンへの返済は、約定返済以外にも、任意返済が存在します。
先ほど、約定返済は毎月10日に決まった金額が引き落とされているということは先ほど説明しました。
多くの人がこの支払い方法を選択しているのですが、この方法では、利子が永遠につきまとうので、利息を減らすことは非常に難しいです。
しかし、任意返済方式は、約定返済の期間ではない期間にも自分が任意の金額を返済することが可能です。
例えば、あなたが、合計10万円の借り入れをした場合を想定して考えてみましょう。
もし普通に約定返済日に1万円ずつ返していくとなると、利子が14.0%だと仮定して、8,274円分の利息を払わなければなりません。
しかし、任意返済で、毎月もう2万円ずつ、つまり合計で3万円の計6回なので、利息は3,840円まで減少します。
このように任意返済をしない場合との比較もありますが、残高スライド方式での返済は短期返済なので、毎月の返済額をより多くすることで最終的な利息を抑えることが出来て、非常にお得です。
みずほ銀行カードローンの返済方式は残高スライド方式
みずほ銀行カードローンでは、返済方式として残高スライド方式を採用しています。残高スライド方式とは、借り入れ残高に応じて最低の返済額が変わっていく方式のことです。
残高スライド方式は、自分の借り入れ残高に応じて、毎月の返済額が決定されるため、毎月の返済額が把握しやすいというメリットがあります。
毎月の返済額が把握できることから、返済プランを立てやすく、自分のペースで返済を進めていくことが可能です。
一見とても素晴らしい返済方法なのですが、実は、大きなデメリットがあるのです。
残高スライド方式は利息が多くなりがち
残高スライド方式は、返済金額が想定されやすい一方で、毎月の返済金額が決められていることから、返済期間が長引き、金利による利息額が増えてしまう傾向にあります。
みずほ銀行カードローンからの借り入れ額が増えると、残高スライド方式を採用していることから返済期間が長引き、金利による利息金額をたくさん支払わなければならないという危険性があります。
みずほ銀行カードローンの利用者は、残高スライド方式を採用している関係で、金利による利息額で損をしないように、返済プランを立てて、早急に完済するということを心がけましょう。
みずほ銀行カードローンの返済で使えるATM
みずほ銀行のカードローンでは、任意返済の時に使えるATMがあります。
また、ATMの他にもみずほダイレクトというネットで返済することが可能なサービスもあるので、どちらでも返済することが可能です。
ここでは、提携しているATMがどこなのか、また、営業時間や手数料のまとめをご紹介していきます。
提携ATMの営業時間・手数料まとめ
みずほ銀行カードローンの返済で使える、提携ATMは以下の通りです。
- みずほ銀行ATM
- コンビニATM(イーネット・ローソン・セブン銀行)
- ゆうちょATM
基本的に以上のATMでの返済が可能です。
みずほ銀行ATMで平日8時45分〜18時まで返済する時には手数料はかからないのですが、その他の時間、提携ATMで返済する場合には、手数料が108円(もしくは216円)かかってしまいます。
以下が営業時間です。
ATM | 平日(月~金) | 土日祝日 |
---|---|---|
みずほ銀行ATM | 8:45〜18:00 | 9:00〜17:00 |
コンビニATM | 8:45〜18:00 | 9:00〜17:00 |
ゆうちょATM | 8:45〜18:00 | 9:00〜17:00 |
ATMでは、任意返済をすることは可能なのですが、利息清算をすることができません。
貸越利息も含めた貸越残高を含めて、全額返済をする場合は店舗での手続きが必要です。
返済は1円単位で可能ですが、硬貨の取り扱いをしていないATMでは、1,000円単位の返済となります。
借りたい金額以上の限度額を希望すると損!
同じ借り入れ額でも、設定された利用限度額が高い場合、利息の合計額が増えてしまい、損をしてします恐れがあります。
まずは、みずほ銀行カードローンの公式サイトにある返済シミュレーションを利用して、利用限度額100万円に設定された人と、利用限度額200万円に設定された人が、それぞれ100万円借り入れた場合の利息の合計額を確認してみましょう。
みずほ銀行カードローンの返済シミュレーションとしては、借り入れ額が同じ100万円だった場合でも、契約の時に設定された利用限度額で利息合計額が異なるので、結果的に返済総額にも違いが生じてしまうのです。
みずほ銀行カードローンの場合、利用者の金利は限度額によって決定されてしまうため、みずほ銀行のカードローンの金利は、2.0%〜14.0%の範囲内で設定されていますが、実際に適用される金利は、契約時の利用限度額によって決められています。
借りたい金額以上の限度額を希望すると損をしてしまうことになるので、限度額の希望は慎重に行いましょう。
限度額が高くなるほど金利も高くなってしまう
これから、みずほ銀行カードローンの利用を検討している方は、借り入れ前から利用限度額を低めに設定しておかないと、その分、金利も高くなってしまいます。
利用限度額200万円未満の場合は、毎月の返済額が2万円になることから返済負担は重くなってしまいますが、利用限度額200万円以上の場合、毎月の返済額が1万円となり、その分が完済するまでに時間がかかってしまうのです。
完済までに時間がかかると、金利による利息額が増えてしまいます。結果的に、借りた金額よりもはるかに多く金額を支払わなければならないということになってしまうのです。
月々の返済額が少ないと自分のペースで余裕を持って返済することが可能ですが、金利による利息金額でも損をしていることになるので、覚えておきましょう。
みずほ銀行カードローンの返済をシミュレーション
では次に、みずほ銀行カードローンの返済をシミュレーションしてみましょう。
みずほ銀行カードローンの返済を約定返済金額だけで行った場合、「融資開始から完済までどのくらいかかるのか」を計算することが可能になります。
約定返済のみで返済したい方は、返済期間シミュレーションを利用して、完済までの返済計画を立てるようにしましょう。
それでは、上記の金額を用いて簡単にシミュレーションをしてみます。
例えば、みずほ銀行のカードローンから、30万円満額を年利14.0%の金利で借り入れを行い、約定返済のみを行ったとします。すると、結果的に以下のような計算になります。
返済回数 | 返済額 | 利息額 | ご利用残高 |
---|---|---|---|
0回 | 0円 | 3,500円 | 303,500円 |
1回 | 10,000円 | 3,540円 | 297,040円 |
2回 | 10,000円 | 3,465円 | 290,505円 |
3回 | 10,000円 | 3,389円 | 283,894円 |
4回 | 10,000円 | 3,311円 | 277,205円 |
5回 | 10,000円 | 3,234円 | 270,439円 |
(途中は省略) | |||
39回 | 79円 | 0円 | 0円 |
利息額の合計は76,793円で返済回数は39回、つまり完済まで3年3ヶ月かかったことになります。
利息が元金の4割強もかかってしまうのは損した気持ちですよね。
任意返済をおこなった時の返済額をシミュレーション
では、次に約定返済だけではなく、任意で返済を行った場合のシミュレーションです。
今回は2ヶ月に1回、任意の返済を行った時にかかる、総返済額とかかる利息について解説していきます。ちなみに、任意返済の金額は10,000円とします。
以下がシミュレーション表になります。
返済回数 | 返済額 | 利息額 | ご利用残高 |
---|---|---|---|
0回 | 0円 | 3,500円 | 303,500円 |
1回 | 10,000円 | 3,540円 | 297,040円 |
2回 | 10,000円 | 3,465円 | 290,505円 |
任意返済① | 10,000円 | 0円 | 280,505円 |
3回 | 10,000円 | 3,272円 | 273,777円 |
(途中は省略) | |||
24回 | ー | 0円 | 0円 |
任意返済は利息が発生せず、元金をそのまま減らせます。そのため、返済額を大幅に減らせることがわかります。
結果的に2年で完済でき、かかる時間も大幅に節約できました。
まとまったお金が入ったら一括返済で完了させよう
みずほ銀行カードローンは、一括する際に借り入れ日数分を支払う必要があります。
また、一括返済をする時には、借り入れ日数分の利息を支払う必要があります。
一括返済するためには、任意返済が、ATMやみずほダイレクトを利用してはできず、店頭窓口で利息と、借り入れ残高を一気に清算する必要があります。
店頭窓口での手続きが必要なので要注意
基本的に、一括返済をするためには、店頭での手続きが必要になります。
ボーナスや臨時収入が多く入り、早くみずほ銀行カードローンの返済を終わらせたい時には、一括返済をすると、本来払わなくていいはずの利息額を支払う必要がなくなるので、とてもオススメです。
みずほ銀行カードローンでは、一括返済をしたい場合、原則として店頭窓口で手続きをする必要があります。
店頭窓口なら、前回返済期日と利用日数から支払わなければならない利息を店員が計算してくれるので、元金と利息をその場で支払い、借り入れの完済をすることが可能です。
ATMで一括返済することはできない?
みずほ銀行のカードローンでは、ATMで一括返済することができません。
ATMでの返済は任意返済として扱われて、元金に充てられるため、利息の支払いをすることが出来ないためです。
残った利息を補填されてしまい、利息が100円未満になるまで支払いが続きます。
例えば、10万円を30日間借り入れで、みずほ銀行カードローン の返済期日にATMで元金を全額返済する場合は、このような流れで処理されてしまいます。
- ATMに10万円入金(この時点で利息の支払いは無し)
- 10万円の利息1,150円が元金に補填されます。
- 翌月の返済期日(10日)に元金1,150円を返済する
- 前月の利息13円が元金として残るものの、返済する必要がなくなる。
このような流れになります。
みずほ銀行のカードローン では、残高100円未満になると返済をする必要がなくなるのです。次回借り入れの時に残った残高が追加されます。
元金100円未満には利息がかからなくなるので、上記の例だと3ヶ月後に支払う必要が完全に無くなります。
このように、ATMでも任意返済で一気に元金自体を減らして、返済負担自体を抑えることは可能ですが、完済扱いになるまで2,3ヶ月の期間が必要です。
そのため、住宅ローンを組みたいなどの理由で、カードローンの借り入れを完済したい、または解約したい場合は、みずほ銀行の店頭窓口で、手続きを済ませた方がいいでしょう。
利用中に増額申請をする時も注意が必要
利用中に増額申請をするには、デメリットが非常に多いです。
通常増額申請というのは、増額案内といって、半年〜1年以上の返済実績がある方に対して、「利用限度額を増やしませんか?」と勧めてくることが多いです。
この場合は、ある程度、返済能力に対する信用があるために案内されるのですが、自分キアラ増額審査に申し込むのは審査通過の可能性が非常に低い上に、デメリットもたくさんあるのでオススメできません。
増額審査に時間がかかる
自分から増額を申し込む場合には、最審査をする際に、初回申し込み時と同等であるか、それ以上の審査期間が必要になってきます。
増額するということは、より高い利用限度額を設定するということなので、みずほ銀行側としても、審査に時間をかけて、本当に返済能力がある人であるか否かを判断しなくてはならないのです。
多くの場合は、増額審査に3日以上かかるので、すぐにお金が必要という方は、増額には向いていません。
利用限度額の減枠やカードの利用停止もあり得る
「返済で遅延した人」や「他社借り入れが増えている人」は、増額どころか、利用限度額の減額、またはカードの追加融資機能が停止されて、返済専用のカードにされてしまう可能性も十分にあります。
みずほ銀行側から増額案内が来ている場合は、審査通過の可能性が非常に高く、審査もすぐに終わるので、とても良いですが、すぐにお金を借りたい場合は、消費者金融のカードローンを利用するのが1番良いかもしれません。
再度会社への電話連絡が可能になる
みずほ銀行カードローンの増額に利用者側から申し込むと、在籍確認が勤務先へもう一度実施されます。
会社への電話で借金が会社にバレることは無いということは知っていても、個人で何度も電話がかかってくると不安になりますよね。
それに、いくら在籍確認がバレないように気を使ってかけてくれるからといって、何度も掛けられたら会社の誰かにバレてしまうことにもなり兼ねません。
増額申請をすると、電話連絡が必要になるということも頭に入れておきましょう。
みずほ銀行カードローンの審査に在籍確認はある?会社にバレない?
任意返済を上手く使ってお得に使おう!
今回は、みずほ銀行のカードローンの返済方法や、返済シミュレーションについてご紹介しました。
返済するには、いろいろな方法がりますが、一括返済をする場合は、店頭で行う必要があるということを覚えておきましょう。
約定返済だけだとなかなか、返済は早くなりません。
お金に余裕がある時は、任意返済を使って、なるべく積極的に返済することによって返済期間縮めて、利子を小さくし、上手に返済ができるようにしましょう。