フリーローンの審査は遅い?早い?審査時間を短縮する方法

フリーローンとは、消費者金融会社や銀行が取り扱っている個人向けの融資サービスです。

使用目的を問われず、カードローンに比べて金利も低いので人気がありますが、その審査にはどのくらいの時間がかかるのでしょうか。

そこで今回は、各企業のフリーローンの特徴や、審査時間を短縮する方法などを解説していきます。興味がある方は是非参考にしてみてください。

フリーローンは即日融資できる?今すぐお金を借りたい方におすすめのローン

フリーローンの審査時間をタイプ別に紹介

フリーローンの審査時間は、消費者金融のフリーローンと銀行のフリーローンとで違いがあります。

また、借入限度額や他社からの借入件数などによっても審査に要する時間が変わってくるので、利用目的や自身の置かれている状況などを鑑みてサービスの選定を行わなければなりません。

では、消費者金融と銀行の審査時間にはそれぞれどんな違いがあるのでしょうか。詳しく解説していきますので、ひと通り目を通しておいてください。

消費者金融フリーローンは最短即日審査

消費者金融のフリーローンは比較的審査に時間を要することなく融資を受けることができます。

カードローンと違い、フリーローンは審査に時間のかかるサービスですが、年収額や信用情報などの面で十分に信頼できると認められれば、最短で即日審査することも可能でしょう。

しかし、フリーローンの場合は審査に要する作業が多く、審査自体も保証会社が行なっているので、スピーディに対応してもらえないこともあるということはあらかじめ理解しておく必要があります。

銀行フリーローンの審査は最短でも翌営業日までかかる

続いて銀行のフリーローンの場合ですが、消費者金融とは違ってどんなに短くても翌営業日まで時間がかかってしまいます。

場合によっては2週間以上かかることも珍しくないので、利用する際はあらかじめその時間を逆算して申し込んでおかなければなりません。

銀行のフリーローンを利用する場合、消費者金融のサービスを受けるときに比べてより高い信用度が求められ、長い時間待った結果審査に落ちてしまこともあります。

利用する際は、勤続年数や年収額などをよく考慮して申し込みをするように心掛けましょう。

実際は審査完了まで1週間前後かかることが多い

消費者金融と銀行のそれぞれの審査の最短時間を説明しましたが、フリーローンはまとまった額を借り入れることが可能な上、ほとんどの場合無保証で融資を受けられるため、その分審査の方にも多くの時間が必要になります。

即日審査などはあくまでも稀に起こることで、実際には1週間前後かかることが多いです。

あまり最初から過度に期待しすぎないほうがいいでしょう。

審査時間が短い銀行フリーローン

銀行フリーローンで融資を受ける場合、なるべくなら審査に時間がかからないものを利用したいと考える人がほとんどでしょう。

数あるサービスの中で、比較的審査に時間を要さないものがあらかじめ分かっていれば、商品選びの際も迷う必要がなくなります。

少しでも早く融資を受けたいという人のために、審査をスピーディに行なってくれるサービスをいくつかピックアップしておきますので、フリーローンを利用する際に役立ててみてください。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

契約限度額 10万円~500万円
金利(年) 1.8~14.6%
遅延損害金 借入時の金利がそのまま遅延損害金利率になる
審査時間 最短翌営業日
返済期日 毎月指定日に返済、35日ごとの返済
申込み条件
  • 年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さまで、保証会社(アコム㈱)の保証を受けられるお客さま。
  • 原則安定した収入があるお客さま。
利用目的 自由
担保・保証人 不要

まず最初に紹介するのが、三菱UFJ銀行が提供するサービス「バンクイック」です。

バンクイックは業界の中でもその審査スピードに定評があり、多くの人に利用されているキャッシングサービスです。

三菱UFJ銀行のホームページには、「かんたん事前審査」というページがあり、そこに事前情報を記入するだけで簡単な仮審査を受けることができるので、審査に対するある程度の見立てが立ち、無駄な時間を過ごす心配もありません。

三菱UFJ銀行は日本を代表するメガバンクのひとつでもあり、信用度も高く、安心して利用できるというメリットもあるので非常におすすめです。

中にはバンクイックはフリーローンではなく、カードローンではないかという疑問を持たれる方もおられるでしょう。そんな人たちのために、もう少し具体的な特徴に触れていきます。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査に落ちる人の特徴と落ちた時の対処法

多目的ローンは2018年5月をもって新規申込を停止

バンクイックは、厳密にいうとカードローンであり、一般的なフリーローンとはサービスの定義が異なります。

三菱UFJ銀行には以前、フリーローンに該当するサービスが存在していましたが、2018年5月をもって新規申込を停止されており、それらのサービスは全てバンクイックに集約されました。

しかし、このバンクイックにはその他の銀行が提供するフリーローンと似たような特徴が備わっており、「カードローンの審査スピードを併せ持ったフリーローン」といった使い方も可能にしてくれるので、結果的に様々な利用者の要望にも応えられる魅力的なサービスとなっているのです。

三井住友銀行フリーローン(無担保型)

利用条件 申込時満20歳以上~満65歳以下
借入資金の使いみち 家具・インテリアの購入資金、旅行資金、婚礼に伴う資金等
融資金額 10万円以上300万円以内
金利 変動金利型2.775%~5.975%
担保・保証人 原則として担保・保証人とも不要

続いて紹介するのは、三井住友銀行の無担保型フリーローンです。

三井住友銀行のフリーローンには有担保型と無担保型とありますが、有担保型の場合、担保となる不動産などの鑑定に時間を割かなければならないため、どうしても審査にも遅れが出てしまいます。

しかし、無担保型であればその過程を省くことができるため、よりスピーディな審査を実現することができます。

また、有担保型の場合、申し込みの際は店舗に出向く必要がありますが、無担保型の場合はネットや電話で済ませることができるので、煩わしくありません。

また金利も低く借りることができるため、その後の生活にも無理が生じることなく返済してくことが可能になります。

横浜銀行フリーローン

利用条件
  • 契約時の年齢が満20歳以上69歳以下
  • 安定収入がある方か、その配偶者
  • 神奈川県、東京都、群馬県(前橋市、高崎市、桐生市)に居住かお勤めの方
  • 保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス)の保証が受けられる方
使い道 事業資金以外の幅広い用途で利用可能
金利 年1.9%~14.6%
借入形態 証書貸付
借入金額 10万円以上1,000万円以内(10万円単位で借入可能)
借入期間 1年以上10年以内(6ヶ月単位で借入可能)
金利タイプ 固定金利
返済方法 元利均等返済
保証人・保証料・担保 不要
団体信用生命保険 加入不可
手数料 取扱手数料、全額繰り上げ返済手数料ともに3,240円

横浜銀行のフリーローンの審査がスピーディであることに定評があります。

横浜銀行のホームページから24時間365日申し込みが可能となっており、スマホやパソコンがあれば忙しい生活を送っている人でもわずかな隙間時間を見つけて気軽に申し込みができるメリットに加え、ネットから申し込みを行えば最短翌日に審査結果を教えてくれるというとても迅速な対応が利用者には大変好評となっています。

しかし、利用できるのは神奈川県を中心とする一部の地域に住んでいるか勤務している人だけなので、対象外の人はあらかじめ理解が必要です。

横浜銀行のフリーローンは地銀トップの使いやすさ!内容を徹底紹介

千葉銀行フリーローン

利用条件
  • 契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満
  • 安定した収入(パート・アルバイトを含む)がある
  • 住居、または勤め先の所在地が営業地域内(千葉県、東京都、茨城県、埼玉県、神奈川県)
融資金額 10万円以上800万円以内(1万円単位)
金利 固定金利・年1.7%~年14.8%
保証人、担保 担保不要

最後に紹介するのは、千葉銀行のフリーローンです。

「クイックパワー〈アドバンス〉」と称されるこのサービスの最大の魅力は、何と言っても最短で即日融資が可能という点でしょう。

これはほかではなかなか見られない大きなメリットなので、多くの人がこのサービスの利用を選択肢に入れています。

そのほかにも、千葉銀行のフリーローンは元利均等毎月返済方式を採用しているので、毎月の返済額が決まっているという特徴があり、面倒な計算をする必要がありません。

返済スケジュールが決まっているので先の見通しが立てやすくなり、計画的に返済していくことに自信がない人でも安心して利用できます。

しかし、こちらのサービスも横浜銀行同様、限られた地域の人しか利用することができないので注意が必要です。

フリーローンの審査時間を短縮する方法

先ほども述べたように、フリーローンはその特性上、審査に時間がかかってしまうサービスです。

しかし、そんなフリーローンでも、申し込むにあたっていくつかのことに気を配れば、審査時間を短縮させることも可能になります。

それには具体的にどんな方法があるのでしょうか。例を挙げてひとつずつ詳しく解説していきますので、目を通しておいてください。

きっと迅速な融資を受けるための近道となるでしょう。

希望額は必要最低限におさえる

申し込みの際に希望額を限度額いっぱいまで設定する人がいますが、そうすることで審査のハードルは上がってしまいます。

また、申請された側もより慎重な姿勢で審査に臨むことになるので、余計に時間を割いてしまうことになり、結果的に審査の遅れを招いてしまうことになります。

それだけでなく、無駄に高い借入額が仇となって審査に通ることができなかったとなれば、本末転倒になってしまいます。

申し込みの際は必ず目的に見合った金額を申請するようにしましょう。

借入目的をしっかり考える

借り入れ目的をしっかり考えるのも、審査時間を短縮させるのに有効です。

フリーローンの使用目的は自由ではありますが、審査をよりスピーディにしてもらうには、何のために借りるのかということを明確に伝えておくに越したことはありません。

それがわかることによって、保証会社もいくらか安心してお金を貸すことができます。

フリーローンを利用するにあたって、事前に借り入れの目的を自分でしっかり考えておき、相手にわかりやすく伝えることができれば、手続きをスムーズに運ぶことができるでしょう。

信用情報をクリーンな状態に保つ

信用情報にキズがあると、審査に通ることが難しくなってしまいます。

なるべく普段からきっちり返済を行うなどして信用情報をクリーンにしておくようにしましょう。

過去に金融トラブルを起こしている人は注意が必要です。支払いの遅れなど比較的軽いトラブの場合は数ヶ月待てばクリーンになりますが、自己破産や個人再生をした人だと、場合によっては最長10年間その記録が保管されることになります。

記録が残っている間は審査に通ることはまずないと考えておきましょう。

支払いが滞っているものがあれば速やかに完済することはもちろん、一度支払いが滞納したローンサービスなどは、完済後に解約してしまうのも信用情報をクリーンに保つためのひとつの手段です。

複数社への同時申込を出来るだけ控える

審査に通らなかった時のために備えて、複数のフリーローンに同時に申し込む人がいますが、これも信用情報をクリーンに保つことを考えればあまり好ましくありません。

なぜなら、申し込み状況は金融機関の間で共有されており、一度に多くのフリーローンに利用申請を出していると、経済的に困窮しているような印象を与えることになり、審査する側も慎重にならざるを得ないからです。

もしどこかひとつのサービスで審査が通らなかった場合、そのほかの会社にも悪い印象が連鎖してしまうことになり、悪循環にハマればどのフリーローンも利用できないというようなことも起こるかもしれません。

なので、申し込みを行う際は出来るだけ1社に絞るようにしましょう。

申込は平日の早い時間帯におこなう

審査時間を短縮させることを考えた場合、申し込みの時間を平日の早い時間にするのもひとつの手です。

土日や祝日の場合、たくさんの人が申し込んでくる可能性があり、一人一人に対応しているとその分審査の時間も延びてしまいます。

24時間いつでも審査可能なWeb完結型のサービスであっても、審査を迅速にしてもらいたいと考えているならば、なるべく週末の申し込みは避けておくのがベターでしょう。

早い時間から審査をしてもらうようにするために、受付が何時から開始するのかを確認しておくのをおすすめします。

お金をすぐ借りたいなら消費者金融カードローンがおすすめ!

前述したように、フリーローンは審査に時間がかかってしまいます。

銀行が提供するサービスになると余計に時間がかかることになり、すぐにでも融資を受けたい人にとって、フリーローンはあまり適切なサービスとは言えないかもしれません。

そんな人には、無理にフリーローンにこだわるよりもカードローンを利用することをおすすめします。

特に消費者金融カードローンであれば、審査にかかる時間も大幅に短縮できるので、急ぎの際にはとても心強い味方になってくれるはずです。

銀行カードローンと消費者金融の審査の違いを図解で解説!

では、どのくらい時間を短縮することができるのか、もう少し詳しく掘り下げてみましょう。

消費者金融カードローンの審査は最短30分で完了

消費者金融のカードローンの場合、なんと最短30分で審査を完了することができます。

また、申し込みの方法もたくさんあり、店頭窓口や電話の他に無人契約機や郵送などにも対応しており、自分のスタイルにあったものを選択することができるので非常に便利です。

特におすすめなのが自宅にいながら非常にスピーディな融資を受けることができる、インターネットでの申し込みです。

Web完結型のサービスであれば、その場で全ての手続きを完結させることができるので、面倒くさがりの人にもぴったりではないでしょうか。

自動契約機を使えば土日でもカード受取可能

自動契約機は、店舗窓口の営業時間外であっても利用できるのが特徴です。

店舗窓口の営業時間は大半の場合、平日の10時前後から18時前後となっていますが、自動契約機は8時前後から22時くらいまで営業しており、土日祝であっても休むことなく開いているので非常に便利です。

また、自動契約機は店舗窓口よりも店舗数が多いという点も、スピーディな融資を受ける上で忘れてはならない要素です。

仕事が忙しくて平日に申し込むのは無理だという人でも、自動契約機を使うことで気軽に融資を受けることができるでしょう。

利用目的に応じてローンを使い分けよう

キャッシングサービスにはさまざまなものがあります。

有効的に利用するには、それぞれの特徴をよく吟味した上でサービス選定を行い、その特徴を活かさなければなりません。

また、生活に支障が生じるような無理な借り入れを行うのも避けた方がいいです。

借り入れを申請する際は、何のために利用するのかをしっかりと定め、その目的に合ったものを使うように心掛けましょう。

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