ゆうちょ銀行フリーローンの審査が厳しくなる?スルガ銀行の事件はどう影響する?

ゆうちょ銀行のフリーローンの審査が厳しくなると聞いたことのある方はいませんか。

ゆうちょ銀行は、「夢航路」というフリーローンを運営していて、窓口がゆうちょ銀行となっていますが、スルガ銀行が提供しています。

このスルガ銀行は、以前に大きな問題となってしまったため、ゆうちょ銀行が扱っている「夢航路」にも影響が出るのではないかという憶測が飛び交っているのです。

そこで今回は、これからゆうちょ銀行のフリーローンでの借り入れを検討している方に向けて、ゆうちょ銀行フリーローン夢航路の基本情報や審査が厳しくなるのかなどについて解説していきます。

ゆうちょ銀行のフリーローンを検討している方はぜひご一読ください。

フリーローンの審査基準を徹底比較!金利が高いほど審査に通りやすい

ゆうちょ銀行フリーローン「夢航路」の基本情報

フリーローンとは、使用する目的が明確になっているお金を借りるときに利用するものです。

では、ゆうちょ銀行のフリーローン「夢航路」とはいったいどのようなものなのでしょうか?

ゆうちょ銀行のフリーローンであるため、郵便局でお金が借りられるローン商品です。

無担保で最高1,000万円、最長10年の借り入れができることが特徴で、申し込み条件は、満20歳以上70歳以上の方となっています。

ゆとりを持って融資や返済をすることができ、さらに比較的に申し込み条件に当てはまる年齢層の幅も広いため利用しやすいフリーローンです。

ゆうちょ銀行のフリーローンである「夢航路」は2種類のタイプが用意してあります。

  • 親孝行型
  • 目的型

1つ目の「親孝行型」は、家族の介護費用や福祉施設の入居費用、自宅のバリアフリー化のための費用などに使えるフリーローンです。

2つ目の「目的型」は、目的に沿ったお金を借りることができるローンです。

申し込みの際には、以下のようなものが必要になります。

  • 本人確認書類…運転免許証、個人番号カード、顔写真付き住基ネットカード、パスポートなど
  • 所得確認書類…源泉徴収票、所得証明書、住民税決定通知書のいずれかの写し
  • 資金の使い道が確認できるもの…見積書や契約書、納付書などの写し

個人で借入ができるカードローンに比べるとフリーローンは以下のような特徴があります。

  • 使い道が限られているため自由度が低くなる
  • 金利が低い

フリーローンは使い道が限定されるため申し込みに必要な書類が多く、審査項目がカードローンよりも多くなるという特徴もあります。

そのため、融資まで時間がかかってしまうことを頭の片隅に入れておきましょう。

ゆうちょ銀行フリーローンの審査はそこまで難しくない?

ゆうちょ銀行フリーローンの審査が通るかどうか気になりますよね。

ここでは、ゆうちょ銀行のフリーローンの審査基準や、金利の高さなどについてご紹介していきます。

ゆうちょ銀行フリーローンの審査基準

「夢航路」の審査基準にはどのようなものが挙げられる事柄をご紹介します。

まずは、「年収」についてです。
申し込み条件に年収の制限などは特に設けられていませんが、年収は審査に大きな影響があります。

なぜなら、借り入れを受けた後には毎月一定額の返済が必要だからです。ある程度の収入が見込めないと銀行側は安心してお金を貸すことができません。

次に、「個人信用情報機関の情報」です。

個人信用情報機関とは、銀行や消費者金融、クレジット会社が加盟している機関であり、個人の様々な情報を共有しています。

他の金融機関から多く借入をしていたり、過去に貸倒などのトラブルがあった場合は、審査に通らなくなってしまう可能性があります。

審査を通過するには、信用を築くことが大切です。

  • 他の金融機関への返済を怠らない
  • 申請の際の情報は正確に記載する

これらを守るように心がけましょう。

金利の高さもフリーローンの中では標準的

フリーローンの金利の高さはメガバンクだと一般的に10%以下で借りられるところが多いです。

地方銀行だと「3.0%〜15.0%」、ネット銀行では「4.0%〜18.0%」とメガバンクに比べて幅が広いですが、ゆうちょ銀行のフリーローンは「4.9%〜14.9%」です。

なんのために借りるか、どれだけ借りるかによって金利に変動するので、金利の高さは他社のフリーローンの中でも標準的と言えます。

借入目的に応じて種類が細分化されている

ゆうちょ銀行のフリーローンは2種類のタイプに分かれています。

  • 親孝行型
  • 目的型

親孝行型においては、金利が変動金利となっており4.975%〜9.475%です。

そして、目的型では目的別に以下の7種類のプランが用意されています。

  • 自己投資応援プラン…資格取得やスクールなどスキルアップのための自己投資のために
  • 教育プラン…幼稚園から大学まで、お子様の入学や進学のために
  • オートプラン…新車や中古車の購入のために
  • ハッピープラン…結婚や出産などの出資のために
  • エコプラン…太陽光発電の導入やオール電化のリフォームのために
  • リフォームプラン…水周りの改修や自宅の改築などのために
  • フリープラン…事業資金以外のさまざまな目的のために

金利が固定金利となっており、プランごとに数値が異なります。

  • 自己投資応援プラン…5.5%
  • 教育プラン…5.5%
  • オートプラン…6.0%
  • ハッピープラン…7.0%
  • エコプラン…6.5%
  • リフォームプラン…8.0%
  • フリープラン…8.0%〜14.9%

ゆうちょ銀行だからこそ利用しやすいメリット

郵便局はもともと国営の事業として全国各地に根付いてきたため、郵便局は全国に店舗があります。

郵便局が全国あらゆるところに店舗があるということは、同じくゆうちょ銀行も全国各地に店舗があるということです。

全国銀行協会による消費者動向調査によると、金融機関を選ぶときに重視するポイントは「ATMが多く、身近な場所にある」「店舗が多く、身近にある」ということでした。

都会はもちろん、過疎地域などの田舎であっても郵便局はどこにでもあるので、ゆうちょ銀行は全国各地どこでも身近にある金融機関ということになります。

こういった理由から、ゆうちょ銀行を選ぶメリットは、「気軽に利用できる近さ」です。

ゆうちょ銀行フリーローンはスルガ銀行が提供している

ゆうちょ銀行のフリーローンは、スルガ銀行のローンです。

では、スルガ銀行のフリーローンは、どのような仕組みになっているのでしょうか?

ゆうちょ銀行はあくまでフリーローンの窓口

ゆうちょ銀行はスルガ銀行のローンを代理業者として媒介しています。

郵便事業はこれまで100年以上にわたって、国主導で公共性の高い経営を行ってきましたが、2007年10月に民営化することになったのです。

小泉政権下で2005年に公布された「郵政民営化法」によって、それまで日本郵政公社の事業として行ってきた郵便貯金が「ゆうちょ銀行」と変わりました。

現在では、ゆうちょ銀行は国内で最も大きな預金残高を持つ、日本最大の金融機関となっています。

郵政民営化の後、2008年にゆうちょ銀行はスルガ銀行と業務提携を行いました。

この時にスルガ銀行が提供している住宅ローンやカードローンなど個人向けのローンの媒介をゆうちょ銀行がするようになりました。

それ以来、ゆうちょ銀行のフリーローン「夢航路」はスルガ銀行のローンとなっています。

郵便局でお金を借りることは、スルガ銀行でお金を借りるということになります。あくまで、ゆうちょ銀行はフリーローンの窓口ということなのです。

ゆうちょ銀行が窓口として機能しているローン商品たち

ゆうちょ銀行がスルガ銀行と提携しているにあたって、フリーローンの「夢航路」以外にも取り扱っている商品があります。

  • カードローン「したく」
  • ホームローン「夢舞台」

以上の2つがゆうちょ銀行が窓口として機能しているローン商品となります。

1つ目のカードローン「したく」は、主婦やパート、アルバイトの方でも安定した収入があれば申し込みが可能なローンです。

フリーローンと違い、カードローンは決められた限度額の中であれば何度でもお金を借りられます。

しかし、カードローンはフリーローンよりも金利が高い場合が多く、何度でもお金が借りられる分お金の管理がしづらいというデメリットもあります。

2つ目のホームローン「夢舞台」は、ホームローンという名前の通りに住宅ローンのことです。
ゆうちょ銀行ホームローンの特徴は、15の商品ラインナップがありライフスタイルに合わせてプランを選べることです。

基本的なプランはもちろん、個人事業主応援型や働く女性応援型といった個人に合わせたプランが利用しやすさにつながっています。

カードローン「したく」もホームローン「夢舞台」も、ゆうちょ銀行が窓口となっているスルガ銀行のローン商品です。

スルガ銀行の不祥事はゆうちょ銀行フリーローンの審査にどう影響する?

2008年にスルガ銀行で不正融資の事件がありました。

スマートデイズ社という会社が運営していたシェアハウス「かぼちゃの馬車」という物件があったのですが、スルガ銀行は融資をしていました。

しかし、「かぼちゃの馬車」は資金の確保が難しくなり経営が苦しくなってしまい、スマートデイズ社は物件価格や収支などの改ざんを行うようになってしまいました。

問題なのが、最初から破綻を見込んだ上でスマートデイズ社は事業を始めた可能性が高く、スルガ銀行もそのことを知った上で融資をしていたということです。

調査結果によるとスマートデイズ社の改ざんは、スルガ銀行の行員が加担していたという事実も出てきました。

つまり、スルガ銀行も融資を増やすことを目的にして事業に加担していたということです。

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ゆうちょ銀行カードローン「したく」は新規受付を終了

スルガ銀行の不祥事の影響は、ゆうちょ銀行のカードローンである「したく」にありました。
2018年10月31日(水)を最後にカードローンの新規受付を終了しています。

ゆうちょ銀行のカードローン「したく」とは、事業資金以外なら利用用途の問われない自由度の高いローンです。

スルガ銀行が提供しているため、フリーローンと同様にゆうちょ銀行が窓口となっているカードローンでした。

現在すでに利用している方へのサービスは継続していますが、カードローンへの新たな申し込み受付は終了してしまいました。

※参考:カードローン「したく」のお申し込み受付の終了(2018年10月末)について|ゆうちょ銀行 https://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2018/news_id001339.html

フリーローン「夢航路」は継続して新規受付中

ゆうちょ銀行のフリーローンである「夢航路」は2019年現在でも引き続き受付を行っており、ゆうちょ銀行の窓口より引き続き新規の申し込みが可能です。

受付を停止していた情報なども特にないため、フリーローンの「夢航路」は継続的に新規の受付が可能です。

審査が厳しくなったという口コミ評価はない

ゆうちょ銀行のフリーローン「夢航路」の審査も特に変化はしていないようです。

口コミ評価を調べてみましたが、審査に基準が厳しくなったというコメントもありませんでした。
スルガ銀行の事件で、ゆうちょ銀行のフリーローン「夢航路」に影響があったわけではなさそうです。

ゆうちょ銀行フリーローンは審査が今後厳しくなる?

スルガ銀行が提供しているゆうちょ銀行のフリーローンはこれからどうなるのでしょうか?
ここでは今後、審査が厳しくなってしまう可能性を解説します。

スルガ銀行が審査を自主規制する可能性は高い

スルガ銀行が審査を自主的に規制する可能性はあるでしょう。

スルガ銀行は不正融資の影響で、評判が悪化してしまっていて、悪評の影響は経営にも出ており、株価も低下してしまいました。

銀行側の都合を考えると、確実に返済ができる相手にのみ融資はしたいですよね。

返済力のない相手に融資をしてしまい、経営が傾いてしまう可能性があり、これ以上、経営が悪化しないためにもローンの審査を厳しくすることも考えられます。

融資事業のトラブルはゆうちょ銀行全体の評判低下につながる

もしゆうちょ銀行フリーローンで融資のトラブルがあると、ゆうちょ銀行自体の評判が下がってしまう可能性があります。

スルガ銀行の不正融資が、評判の低下へとつながっていました。

同様にして、ゆうちょ銀行で融資トラブルがあると評判に影響が出てしまいます。
なるべく、融資のトラブルがないように審査基準も高くなる可能性が考えられるでしょう。

ゆうちょ銀行フリーローンは早めに申し込むのがおすすめ

今回は、ゆうちょ銀行フリーローンの審査が厳しくなるのか、またスルガ銀行の事件はどう影響するのかについてご紹介してきました。

スルガ銀行の事件の影響で今後審査が厳しくなる可能性があるので、ゆうちょ銀行フリーローン「夢航路」の利用を検討している方はなるべく早めに申し込むようにしましょう。

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