カードローン借り換えで返済を一気に減らす!おすすめ借り換えローン

カードローンで借り入れを行った場合、金利の低い別のカードローン会社に借り換えすることで返済額が一気に減らせることがあります。

ただし、借り換え先の金融機関によっては、月々の最低返済額が増えてかえって負担になってしまうケースもあるため注意が必要です。

そこで今回は、カードローンの借り換えの仕組みについて分かりやすくまとめました。また、借り換えにおすすめの具体的なカードローン会社についても解説します。

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借り換えにおすすめのカードローン3選

まずは、借り換え先としておすすめのカードローン会社を3つ見ていきましょう。

金融機関によっては、最初から借り換えを主な目的としてカードローンのプランを用意しているところもあります。

借り換えに向いているカードローン会社は、ほかの金融機関のカードローンと比べて金利が低いことなどが特徴です。

今回は、東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」、アイフルの「かりかえMAX」、じぶん銀行カードローンの借り換えコースの3つをご紹介します。

東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」

スターワン乗り換えローンは、東京スター銀行が提供している乗り換えに特化したカードローンです。

借入利率は年率で12.5%となっていて、返済日は毎月10日に設定されています。借入金額の範囲は30万円以上1,000万円以下で、1万円単位です。

一般的な消費者金融のカードローンと比較して借入利率が低めに設定されているため、金利が高い他のカードローンからの乗り換えや、複数の金融機関からの借入を一本化するときなどに役立ちます。

審査に関しては、契約社員や派遣社員であっても、定期的な収入がある人なら申込が可能です。

申込や返済はネットを通じて便利に手続きができます。仮審査期間は最短で3日で完了し、借り換えができるかどうかをすぐに確認可能です。

なお、審査時には改めて収入証明書類の提出などが必要になることがあります。準備を整えた上で審査申込を行いましょう。

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アイフル「かりかえMAX」

消費者金融系のカードローン会社の中では大手のアイフルでも、借り換えに特化したローンサービスを提供しています。

「かりかえMAX」というプランを利用すれば、金利は3.0%~17.5%までの幅で借り換えが可能です。

消費者金融機関のカードローンの中には、18%を金利の上限としているところも多いため、17.5%まで金利が下げられれば返済額を減らせます。

なお、かりかえMAXは現在借入がある人が、完済を目指すために利用するローンサービスです。そのため、申込後に新たな融資を受けることはできないことにご注意ください。

アイフルのかりかえMAXは、消費者金融が提供するサービスにもかかわらず、銀行系のカードローンと同等の金利の低さが特徴です。

ほかの金融機関からの借入を一本化したい方にもおすすめのサービスとなっています。

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じぶん銀行カードローン(借り換えコース)

じぶん銀行カードローン

じぶん銀行カードローンの借り換えコースも、借り換えで返済額を減らしたい人におすすめのカードローンです。

じぶん銀行はKDDIと三菱UFJ銀行が共同で設立したネット銀行で、店舗がある従来の銀行と比べて安い金利でのカードローン商品などを提供しています。

なお、auユーザーの方であれば、借り換えコースの金利が優遇される「au限定割」が適用されるのでおすすめです。

au限定割りを利用した場合、借り換えコースの金利は1.7%~12.5%となります。

銀行系のカードローンならではの低金利に加えて、auユーザー限定の割引プランを使えば、返済額を大幅に減らすことが可能です。

auユーザーではない場合も、借り換えコースを選択することができます。

申込や契約完了まですべてWEBで完結できることや、提携しているATMが全国にあることもじぶん銀行カードローンのメリットの1つです。

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カードローンの借り換えとは?なぜ返済が低くなるの?

ここからは、カードローンを借り換えるとなぜ返済総額が安く抑えられるのかについて解説します。

また、現在借り入れている融資額をほかの金融機関に借り換え時の流れや、必要な手続きについてもまとめました。

もし、現在カードローンを利用中の方で、金利が高いと感じている方は、借り換えサービスを活用することで楽に完済できるかもしれません。

まずは、カードローンの借り換えについて正確に理解しておきましょう。

返済する金融機関を他社に移すことができる

カードローンにおける「借り換え」とはその名の通り、借り入れ先の金融機関を別のところに換える作業のことです。

たとえば、A社でカードローンの申込を行い、審査に通った後で融資を受けたとします。

しかし、借入れた額が大きかったり、毎月の支払いに余裕が無かったりすると、返済までに支払う総額が予想以上に膨らんでしまう場合があるのです。

毎月の返済額が高いと、生活が苦しくなってしまいます。

そんな時、少しでも返済を楽にしてくれるのがカードローンの借り換えサービスです。

A社で借り入れて返済していた金額を、すべて別のB社に移すことができます。

このほか、2社以上の複数の金融機関からカードローンによる融資を受けている人の場合は、複数のカードローンの借入先を別の1社にまとめて借り換えることも可能です。

この場合、「借り換えローン」ではなく「おまとめローン」などの名前で呼ばれることがあります。

借り換えでもおまとめでも同じ名前のプランで受け付けている金融機関もあるため、ご自身の借り入れ状況に応じて適切なカードローンを選びましょう。

カードローンを借り換えると確実に金利が低くなる

借り換えやおまとめを行うメリットは、金利が低くなることです。

借り換えに特化した金融サービスを用意している銀行や消費者金融では、ほかのカードローンの平均的な金利よりも低い利息を設定しています。

そのため、借り換えを行うと借りたお金に対してかかる金利が低くなり、結果として完済までの支払い額が少なく抑えられるという仕組みです。

一般的な消費者金融系のカードローンでは、金利が18%前後で設定されていることが多いです。一方、借り換えを目的としたカードローンの場合、12.5%などの低い金利で返済ができます。

ただし、借り換えを目的としたカードローンの場合、通常のカードローンと違ってその金利で新たな融資を受けることはできません。

つまり、借り換えで全体の返済額を減らそうと考えるなら、完済し終わるまでの間は借入ができないということです。

あくまでも借入金の完済を目的とした人のための金利設定となっているため、利用の際にはご注意ください。

カードローンを借り換えた時の返済額をシミュレーション

カードローンを借り換えた時にどれくらいお得になるか、シミュレーションして解説します。

たとえば、金利18%、返済期間2年、限度額100万円のカードローンから、15%のカードローンに借り換えたとします。各金利での総返済額はそれぞれ以下の通りです。

※借入金はどちらも100万円とする

  • 金利18% 2年で返済する場合:総返済額は119万8,176円
  • 金利15% 2年で返済する場合:総返済額は116万3,664円

借り換えの前後での金利の下がり方が大きいほど、総返済額もより多くカットされます。

返済手数料などに着目すれば更にコストを減らせる

借入先の金融機関によっては、毎月返済する際に返済手数料がかかっている場合があります。

ATMの利用手数料や振込手数料がかかると、少額ながら負担が増えてしまうため要注意です。

借り換えをして返済手数料が無料の金融機関を利用するようになれば、月々の支払い負担を減らすことができます。

このほか、返済完了までにかかる期間を少しでも短くすることや、ボーナス月にはいつもより多い金額を上乗せして返済することなどでも、完済までの総コストを減らすことが可能です。

利用中のカードローンの金利が高いと感じている方であれば、借入れサービスを活用して安い利息で返済を完了しましょう。

カードローンを借り換える際の注意点

返済する総額を安く抑えられるカードローンの借り換えですが、利用する際にはいくつか注意点もあります。

安易に借り入れを選んでしまうと、かえって負担が増えてしまう場合もあるのです。また、借り換え時の審査に関にも注意が必要です。

ここからは、カードローンを借り換える際の注意点について確認していきましょう。

以下のポイントに注意して借り換えを行えば、コストを抑えて返済することができます。

借り換え時は審査を1からやり直す

カードローンの借り換え時には、改めて審査が行われます。

カードローンの新規申し込み時にチェックされるような項目のほか、借り換え前のカードローンの利用歴についても審査の対象です。

借り換え前のカードローンを申し込んでから数か月しかたっていないなど、利用期間が短い場合には借り換え審査に通らないこともあります。

また、新規審査の時に比べて収入が落ちていたり、転職をしたりした場合は注意が必要です。

収入が極端に少なくなってしまっている場合は、借り換えをお断りされることも少なくありません。

また、転職によって社会的な信用が低くなってしまった時にも、借り換えの審査で不利になります。

借り換えの審査に申し込む際には、改めて返済能力の有無を確認するために、直近3か月分の収入証明書類が必要になる金融機関も多いです。

十分な書類がそろっていないと審査してもらえないケースもあるため、必要な提出書類は万全に整えた上で借り換えを申し込みましょう。

他社借入があると借り換え審査に通りにくい

借り換え審査に申し込む時点で、他社からの借入が複数ある状態だと審査に通りにくいです。

複数の金融機関から同時に借入を行っていて、それぞれ返済金が残っている状態の場合は、どれか1つだけを借り換えるのが難しくなります。

その代わり、いくつかの金融機関のカードローンを利用していて、バラバラに返済をしている人には「おまとめ」タイプのローンがおすすめです。

おまとめは借り換えに似た仕組みで、全体の返済額を低くする効果があります。

おまとめと借り換えの違いは、手続きを行う前の借入先が複数あるか、1社だけかという点です。

他社借入があるときには、借り換えよりもおまとめの方がコスト削減効果が高まります。

金融機関によっては、借り換えとおまとめの両方のプランを用意しているところもあるため、必要に応じて返済プランを相談してみましょう。

【重要】借り換えた結果負担が増えてしまうこともある

借り換えを利用する際に注意すべきポイントとして、借り換えた結果負担が増えてしまうケースが挙げられます。

通常、借り換えをする前後で金利は下がるため、完済するまでの支払い総額という点では負担が減るのが一般的です。

しかし、借り換え後の金融機関が指定する1月あたりの最低返済金額によっては、月々の支払い負担は増えてしまうことがあります。

例えば、借り換えする前のカードローンでは毎月最低1万8,000円を返済すればよかったとします。

しかし、金利を下げたいと思って他社に借り換えを行った結果、全体の支払い額は減ったものの月々の返済額が2万円以上になってしまうというようなケースもあり得るのです。

多くの場合、借り換えの審査を行う段階で、現在の借入金額や毎月の返済金額と、借り換え後の返済金額が確認できます。

この金額をきちんと確認して、借り換えた結果全体の返済金額と月々の負担額がどのように変化したかをチェックするようにしましょう。

返済期間が延びればその分利息の支払いも増える

月々の最低返済額が少なくなれば負担が軽くなるように感じますが、その分だけ完済までにかかる返済期間が延びることに注意が必要です。

返済期間が延びると、その分だけ発生する利息も増えてしまいます。

毎月返済できる金額と、借入を返済し終わるまでの期間のバランスを考え、できるだけ短い期間で返し終わるようにしましょう。

そうすれば、最終的に返済すべき総額を低く抑えられます。

カードローンを借り換えると本当にお得か試算しよう

すでにご説明した通り、カードローンの借り換えはいつでも必ずお得になるとは限りません。

場合によっては、借り換えしたことによってかえって負担が増えてしまうこともあります。

そこで、もし借り換えによる完済を目指そうと考えている場合、借り換え前後での試算をしてみてください。

試算の結果、借り換え前後での総返済額や月々の返済金額に納得いく場合は、借り換え審査を受けるようにしましょう。

カードローン公式HPにある返済シミュレーションがおすすめ

カードローンの借り換えを試算する際に最も簡単な方法は、借り換えできるカードローン会社の公式HPにあるシミュレーション機能を利用することです。

金利や返済額、返済までの期間を入力すると、借り換え前後でどれくらいお得になるかが算出されます。

借り換え前の融資額や借り換え先の年率の変化などによって、返済総額や月々の返済額が変化するため、正確な計算を自力で行うのは難しいです。

一方、カードローン公式HPにある返済シミュレーション機能を使えば、その時の金利の設定や各社借り換えプランの内容に合わせて正確な金額を知ることができます。

なお、借り換えによる返済額のシミュレーションはホームページ上にて無料で利用でき、その場ですぐに試算結果が分かるため便利です。

実際に借り換え審査に申し込む前に、借り換え後の返済計画がどのようになるかをチェックしてみてください。

カードローン借り換えにはリスクもある!慎重に審査を受けよう

今回は、カードローンの借り換えについてご紹介しました。借り換えをすると金利が低くなることやその理由を理解して、適切なカードローン会社への借り換えをぜひご検討ください。

なお、借り換えをする際には、再審査を通過できなかったり、借り換えた結果かえって月々の返済負担が増えたりしてしまうリスクもあります。

こうしたリスクを考慮した上で、借り換え系のカードローンを賢く活用してください。

金利の低い借り換えカードローンを利用して、低いコストで借入金を完済していきましょう。

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