複数の債務を1つにまとめたいときに役立つのが「おまとめローン」です。
おまとめローンを利用することによって、毎月の返済負担を大幅に軽減することができます。
ただし、一言でおまとめローンといっても、銀行ごとに金利や審査基準が異なるので、じっくり比較して選ばなければなりません。
ここでは、数ある銀行おまとめローンの中でもおすすめの10社について紹介していきます。様々な面を比較して、自分に合ったおまとめローンを探してみましょう。
おすすめの銀行おまとめローン10社
複数の金融機関から借金をしているのであれば、銀行おまとめローンを利用して、毎月の負担を減らす努力をしましょう。
借金を一つにまとめることによって管理が楽になるとともに、月々の返済額が少なくなります。
基本的に銀行おまとめローンであれば金利が低いので、最終的な返済総額も少なくすることができます。
ただし、おまとめローンを選ぶ時は、金利だけでなく、信用や審査の厳しさなども事前にチェックしなければなりません。
どのおまとめローンにもメリット・デメリットがあるので、様々な面を比較した上で、慎重に選ぶことが大切です。
どのローンを選ぶかによって返済額も大きく異なってくるので、本当にこれでいいのかよく考えて選びましょう。
口コミ・評判で選ぶ人気のおまとめローン！実際の利用者の評価を公開
東京スター銀行「スターワン乗り換えローン（おまとめローン）」
スターワン乗り換えローンは、年12.5％の低金利で借入可能なおまとめローンです。
最大1,000万円まで借りることができるため、複数ローンの1本化に最適だと言えます。
他社の銀行カードローンでは申し込む際に収入証明書の提出が求められますが、スターワン乗り換えローンの場合は、3ヶ月分の給与明細だけで申し込みができるので手間がかかりません。
ただ、スターワン乗り換えローンは返済専用ローンなので、通常のカードローンのように追加で借りることができません。
新たにお金を借りたい場合は、他社のカードローンに申し込む必要があります。
返済と借入を繰り返したい人には不向きですが、借金の完済を最優先したい方には最適なローンだと言えるでしょう。
東京スター銀行カードローンを大手8社と徹底比較！メリット・デメリット
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンは融資枠が最高800万円と大きく、利用額300万円までなら所得証明書不要でローン契約できます。
契約時に手間がかからないので、すぐに利用したい人に適してます。
スーパーローンを利用するにあたり、楽天銀行の口座を新たに開設する必要はありません。
ただし、楽天銀行の口座を持っていれば、24時間即時に振り込みすることができます。
アルバイトやパート、自営業や派遣社員の方だけでなく、専業主婦の方でも申し込み可能です。
楽天会員だと審査が優遇されたり、楽天ポイントが付与されるなどの様々なメリットがあるので、楽天会員の方は申し込みを検討してみるといいでしょう。
楽天銀行カードローンの審査基準は甘い？学生やアルバイトにもおすすめ！
住信SBIネット銀行「ミスターカードローン」
ミスターカードローンは、年2.49%～7.99%（プレミアムコース）という低金利が魅力のカードローンです。
他社に比べて圧倒的な低金利であるにも関わらず、優遇金利が適用されれば基準金利からさらに最大0.6%引き下げられるので、毎月の返済負担を少しでも軽くしたい人に最適です。
利用限度額も1,200万円と高く、最低返済額は2,000円からでいいので、マイペースに返済することができます。提携ATM手数料はすべて無料なので、借入・返済を繰り返しても安心です。
住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、手持ちのキャッシュカードでATMから借入できるため手間がかかりません。
ネット上で手続きが完結するため、忙しい人も気軽に利用することができます。
住信SBIネット銀行カードローンの審査は厳しい？審査に落ちる原因と対処法
じぶん銀行カードローン「借り換えコース」
じぶん銀行カードローンの借り換えコースは、その名の通り、借り換え専用のカードローンとなります。
auユーザーであればスマホで手続きが完結する上に、最大0.5%の金利優遇も受けられるので、通常よりもお得にお金を借りることができます。
口座開設も不要なので、面倒な手続きを極力抑えたい方に最適です。
借り換えコースの金利の上限は12.5%となっているため、毎月の返済負担が軽くなります。
1,000円単位で返済・借入ができ、ATM手数料も無料なので、利便性はかなり高いと言えます。
利用明細書の郵送なども一切ないため、家族や同居人にバレる心配がありません。
ただし、借り換えコースを利用するには、限度額が100万円を超えている必要があります。100万円以上の借金がある人には、最適なローンだと言えるでしょう。
じぶん銀行カードローンを大手8社と徹底比較！メリット・デメリット
イオン銀行フリーローン
イオン銀行フリーローンはネット限定のカードローンです。
来店不要で借入れができるので、店舗まで出向く手間がかかりません。原則300万円以下の融資であれば、収入証明書不要で審査を受けることができます。
イオンの店舗内に支店が多くあるため、買い物ついでに返済・借入が可能です。イオンネットバンク上でも手続きできるので、近くにATMがなくても特に困ることはありません。
金利は年3.8%〜13.5%と低いので、他社から借り換えすれば、月々の返済負担を大きく減らすことができます。手数料無料で繰り上げ返済することも可能なので、少しでも早く返済したいときに便利です。
イオン銀行フリーローンを利用するには、イオン銀行の口座開設が必要です。
審査にも1週間程度時間がかかるので、急いでいる人は早めに申し込みを済ませておきましょう。
イオン銀行の口座開設を即日でおこなう方法！手続きの流れと注意点
関西アーバン銀行「アーバンフリーローン」
アーバンフリーローンは無担保型と有担保型の2種類あります。
有担保型の場合、不動産を担保にしてお金を借りる必要がありますが、最大で5,000万円まで借りることができるようになります。
不動産所有者や不動産投資をしている人には、有担保型が向いているでしょう。
無担保型は有担保型に比べて審査のハードルが低いですが、借り入れの限度額は最高で500万円までとなります。
借金が少額の人や、申し込み条件が厳しくないカードローンを探している人には、無担保型のアーバンフリーローンが適しています。
アーバンフリーローンの金利は13.5％と低いため、毎月の返済額を少なく抑えることができます。
最終的な総返済額も抑えることが可能なので、長期的な返済を考えている人はアーバンフリーローンの利用を検討してみるといいでしょう。
スルガ銀行「リザーブドプランプラス」
リザーブドプランプラスは、最短即日融資が可能なカードローンです。
限度額500万円以内であれば書類不要で申し込みできる上に、すべての手続きはネットで完結するので手間がかかりません。
平日12時までに申し込みを済ませれば、即日融資が可能になるので、急いでいる人は早めに申し込んでおきましょう。
カードローンを利用するにあたり、スルガ銀行の口座を開設する必要はありません。
専用アプリを使えば、他の銀行口座へ簡単に融資することができるので、口座がなくても不便に感じることはないでしょう。
リザーブドプランプラスのローンカードにはVISA機能を付け加えることができるため、店頭でクレジットカードとして使うこともできます。
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三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンは、満20歳以上であれば学生でも申し込み可能です。
金利は4.0～14.5％、最高800万円まで融資を受けられるので、おまとめローンに最適です。
ゆうちょ銀行ATMやローソンATM、セブン銀行など無料で使えるATMが多いので、安心して借入・返済できます。
返済口座に三井住友銀行の口座を指定すれば、残高不足になってしまったときに自動融資（バックアップ）によって延滞を防ぐことができるので安心です。
すでにインターネットバンキング（SMBCダイレクト）を利用している人であれば、手持ちのキャッシュカードで融資を受けられるので手間がかかりません。
最短30分で審査結果がわかり、当日中に融資を受けられるので、急いでいる人に最適です。
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三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
バンクイックは、三菱UFJ銀行の口座を開設しなくても利用可能なカードローンです。
インターネットから24時間いつでも申し込むことができる上に、土日祝日も審査可能なため、審査結果が出るまで待たされる心配がありません。
月々の返済額は1,000円に設定することもできるので、滞納リスクや返済負担を抑えることができます。
返済額を少なく抑えれば返済期間が長くなってしまいますが、今は経済的に苦しくても今後改善する兆しがあるならバンクイックが役に立つでしょう。
三菱UFJ銀行ATMを始め、セブン銀行やローソンATMなどの提携ATMの利用手数料はすべて無料なので、借り入れや返済を繰り返しても手数料がかかる心配はありません。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査に落ちる人の特徴と落ちた時の対処法
千葉銀行「ちばぎんカードローン」
ちばぎんカードローンは、専業主婦でも利用できるカードローンです。
毎月安定して収入を得ている人であれば、アルバイトや派遣社員など正社員以外の人も問題なく申し込むことができます。
月々の最低返済金額が2,000円からとなっているため、毎月の返済額を減らしたい人に最適です。
すでに千葉銀行の口座を開設している人であれば、ネット上ですべての手続きが済むので、店舗まで出向く手間がかかりません。
ただし、営業地域内に居住している人、勤務している人しか申し込むことができないので注意が必要です。
相談ダイヤルは土日祝日問わず、朝7時から夜11時まで営業しているため、困ったことがあればすぐに対応してもらうことができます。
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良い銀行カードローンを選ぶポイント
銀行カードローンの種類が多すぎて、どれを選んだらいいか迷うこともあるでしょう。
銀行カードローンを選ぶときは、いくつかのポイントを抑えておくだけで自分に合ったものが見つかるので、それほど難しいことはありません。
最初から一社に絞って決めるのではなく、必ず複数の銀行カードローンを比較してから選ぶようにしましょう。
他社と比較することで、そのカードローンの良いところと悪いところが客観的にわかるようになり、判断を誤ることもなくなります。
事前にカードローンの選び方を把握しておけば、安心して利用することができるでしょう。
銀行カードローンを選ぶ前に、返済計画を立てておくことも大事です。
無計画でカードローンを選んでしまうと、返済がうまくいかず、滞納したり莫大な利息を支払う可能性も出てくるので注意しなければなりません。
そのような事態を避けるためにも、自分の返済計画に合うカードローンを選ぶようにしましょう。
最も重要なのは金利の低さ
借金の額が大きいと、完済できるまで何年もかかる場合があります。
仮に金利の高いカードローンを選んでしまうと、利息だけで多額のお金を支払うことになるので、返済期間が長引けば長引くほど損する額も増えていきます。
金利が0.1％異なるだけで、将来の総返済額に大きな違いが出てくるので注意しなければなりません。
数年後に後悔することがないように、カードローンを選ぶときは金利の低さを重視しましょう。
低金利のカードローンを選んだ上で、短い期間で借金を返済するようにすれば、大損することもありません。
カードローンは下限金利と上限金利が定められていますが、初めて利用する場合は、多くのケースで上限金利が適用されます。
そのため、おまとめローンとして利用する際は、上限金利が低いものを選びましょう。
審査に通りやすいかどうかも重要
銀行おまとめローンを利用するには、審査に通過しなければなりません。
審査基準は銀行によって異なるため、審査に通りやすい銀行もあれば、そうでない銀行もあります。
一つの銀行の審査に通らなくても、別の銀行の審査に通る可能性があるので、審査落ちしても過度に落胆する必要はありません。
まずはそれぞれの銀行の申込基準などをチェックして、審査に通過できそうな銀行を選んでみましょう。
ただ、審査の甘いおまとめローンはないので、しっかり対策をしてから申し込む必要があります。
基本的に銀行おまとめローンは審査に時間がかかりやすいので、融資されるまで1週間以上かかる場合があります。
銀行によって審査にかかる時間はバラバラなので、時間に余裕を持って申し込むようにしましょう。
おまとめローンの審査に通りやすい人の7つの特徴を分かりやすく解説
おまとめローンの審査は通常のローン審査より厳しい
おまとめローンは通常のローンと違い、他社借入があることが前提になっています。
通常のローンより高額融資になる可能性が高いため、審査も厳しくなりがちです。他社借入件数や金額が大きいと、審査もどんどん厳しくなっていきます。
おまとめローンの審査では、「きちんと返済できるか」という点が重視されるため、収入の額や勤続期間、雇用形態などを厳しくチェックされます。
過去に金融取引で事故を起こしたことがあると、滞納のリスクが高いと判断され、審査落ちとなってしまうので要注意です。
ちょっとしたトラブルも命取りとなるので、普段からクレジットカード代金の支払いやローン返済に遅れが出ないように注意しましょう。
低金利おまとめローンほど審査は通りにくい
低金利のおまとめローンは、返済負担が軽いメリットがある一方で、審査に通りにくいデメリットがあります。
お金を借りる側からしてみれば、低金利というのは魅力的ですが、お金を貸す側にとってはリスクの高い融資になります。
低金利で融資をするとなると、銀行に入ってくる利息が少なくなるため、赤字になる可能性も出てきます。
返済してもらわなければ銀行側が大きなダメージを受けてしまうので、審査を厳しくしているのです。
低金利のおまとめローンは審査が厳しいと事前に理解した上で、しっかり対策をしてから申し込む必要があります。
他社の金融機関で延滞をしていると、低金利おまとめローンの審査に通るのが難しくなるので注意しましょう。
銀行の信用性もチェックすべし
カードローンを利用するときは、必ず銀行の知名度や信用性もチェックしておきましょう。
「銀行のカードローンだから大丈夫」という甘い考えは禁物です。
知名度の高い銀行であれば、無名の銀行を利用するよりも安心感が増しますが、大手の銀行だからといって必ず大丈夫という保証はありません。
どの銀行にもある程度のリスクがあるので、信用性や今後の将来性などを必ずチェックした上で申し込む必要があります。
おまとめローンとして利用するとなると、返済期間が長期化する可能性もあります。将来後悔することがないように、信頼度の高い銀行のカードローンを利用するようにしましょう。
スルガ銀行のような不祥事が起こる可能性も…
スルガ銀行の不正融資に驚いた人も多いのではないでしょうか。このような不祥事は他の銀行でも起こり得ることです。
他の銀行でも組織ぐるみの不正がまかり通っている可能性があるので、カードローンを利用する際は十分注意しなければなりません。
どの銀行も、不祥事が起こる可能性はまったくないとは言えないため、事前に各銀行の信用性を調べてから利用する必要があります。
「スルガ銀行の商品は利用していないから大丈夫」と安堵するのではなく、「自分も気をつけなければならない」という危機意識を持つことが大事です。
カードローンの長期利用を考えているのであれば、信頼性の高い銀行を利用するようにしましょう。
銀行カードローンを使う際は審査対策をしっかりやろう
良い条件のカードローンを見つけても、審査に通らなければ利用することができません。
銀行カードローンの審査は決して緩いものではないので、審査対策をしてから申し込みましょう。
審査において最も重要視されるのは、安定した収入があるかどうかという点です。
収入が低くても、安定した収入があれば返済可能とみなされ、審査に通りやすくなります。
カードローンを申し込むときは、複数の銀行に同時に申し込むことは避けましょう。
多重申し込みをすると、銀行から不信がられてしまい、審査に通りにくくなってしまいます。
申し込み履歴は信用情報機関に登録されているので、必ず一社ずつに申し込みをするようにしましょう。