銀行カードローンの審査に通りやすい人の10の特徴

銀行カードローンの審査に通りやすい人

銀行カードローンは、カードローンの中でも審査に通りにくいと言われています。

しかし、とは言っても銀行カードローンの審査に問題なく通過している人は数多くいます。

銀行カードローンの審査に通りやすい人は、落ちる人と比べてどこが違うのでしょうか?

今回は、過去の審査結果の傾向から、銀行カードローンの審査に通りやすい人の特徴を紹介していきます。

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特徴①年収が高い

まず一つ目は、申込者の年収が高いかどうかです。

銀行からしても貸したお金が利息込みでかえってくるかどうかが最も重要なので、ここはかなり詳しくチェックします。

ただ、そもそもカードローンはお金に困った方のためのサービスなので、そこまで高い年収を求めている訳ではありません。

ただ、2017年から銀行は年収3分の1を超える借入を自主規制しているので、少なくとも借りるお金の3倍以上の年収は確保しておきましょう。

特徴②返済負担率が低い

年収が高い方でも、その半分以上をカードローン返済が占めるほど高額を借り入れてしまえば、審査に落ちる可能性は高いです。

一方、月収が20万円に満たないフリーターでも、月の返済が数千円にとどまるようなら、余裕を持って返せると判断されて審査に通る可能性が高いです。

収入に占める返済額の割合を返済負担率と言い、返済額が年収の30%を超えると審査通過は難しくなります。

できれば返済負担率は25%以下に抑えておくことをおすすめします。

特徴③信用情報がクリーン

クレジットカードやスマホ代、奨学金などの支払いを過去に滞納した形跡がなく、信用情報がクリーンな方は審査に通る可能性が高いです。

逆に直近で滞納の経験があった場合、審査に通る可能性は低くなります。

特に、直前に自己破産やローンの強制解約などの重大な金融事故がおこった場合、今後5~10年は審査に通る見込みがないので注意しましょう。

特徴④雇用形態が正社員・公務員

雇用形態が正社員や公務員の場合、カードローン審査では高く評価されます。

特に伝統的な大手銀行や地銀でその傾向が強く、個人事業主よりも審査に通る可能性が高くなります。

正社員や公務員が審査に通りやすいのは、万が一の時の福利厚生がしっかりしている、安定的に給与をもらえる保証があるからです。

逆にフリーター、アルバイト、契約社員は審査でマイナス評価になる可能性も高く、しっかり安定した一定以上の収入があることをアピールする必要があります。

特徴⑤勤務先の規模が大きい

たとえ雇用形態が正社員でも、できたばかりで規模が小さく、資本金もかなり少ないような企業に勤務していると、審査に通りにくいです。

ただ、少数精鋭のベンチャー企業などは年収がむしろ大手企業より高い傾向にもあるので、そこまで審査に大きくかかわる項目ではありません。

特徴⑥勤続年数が長い

現在の勤務先に勤める年数が長いほど、銀行側は今後も安定して返済ができると見込んでくれます。

実際に、勤続年数が長い人ほど役職などがついて収入が安定している、その後の離職率が低い傾向にあります。

ただ、転職する人にも様々な事情があるので、必ずそれが原因で審査に落ちる訳ではありません。

とはいえ、銀行カードローンの審査を受けるなら少なくとも1年以上の勤続年数は確保しておきましょう。

特徴⑦他社からの借入がない

銀行カードローン審査の前に、すでに他社からローンを借りていると審査に通りにくいです。

これは、純粋に他社の返済負担も合わさってくること、返済日が複数になって管理がしにくくなることの他に、多重債務者扱いになって銀行からの信用が減ってしまうことなどが挙げられます。

他社借入がある場合は、新規借入額も含めて年収3分の1以下に抑えられること、合計の借入件数が3件以下に抑えられることを確認しましょう。

いろんなところからお金を借りて借金が膨らんでしまっているという方は、おまとめローンを使って借金を一本化するのも一つの手です。

特徴⑧固定費の自己負担が少ない

カードローンの他にも住宅ローンを借りていたり、家賃の支払いをしていたりすると、他社からローンを借りているのと同じように収入が圧迫されるので、審査には通りにくくなります。

金融機関によっては固定費をいくら負担しているか細かく共有しないところもあるので、審査結果にかかわらないケースもあります。

ただ、固定費負担が大きいと審査通過後に返済が大変なので、審査のうちにできるだけ減らしておくに越したことはありません。

特徴⑨同時に複数社へ申し込んだ

お金を一刻も早く借りたい時、手当たり次第に銀行へ申し込み、一番に通ったところと契約すれば良いと思っている方も多いでしょう。

しかしこれは、銀行側からすると審査を通しても本当に自行と契約してくれるか分からないので、リスクと捉えられる可能性があります。

そもそも、いつ、どこに申し込んだかの情報は信用情報機関に登録されていて、嘘をついても銀行に筒抜けです。

借入候補が複数ある場合も、できれば1か月に1社くらいのペースで申し込むようにしましょう。

特徴⑩申込で嘘をつかない

カードローン審査の申込で嘘をつくことは、決しておすすめしません。

銀行によっては年収の記入などを大まかな値でOKとしているところも多いため、必ずしも1の位まで正確に記入しないといけない訳ではないようです。

しかし、年収の水増しが明らかに故意であると思われた場合、嘘は100%バレると考えて良いです。

信用情報機関には個人の大まかな年収額も登録されているので、こちらをチェックすれば嘘をついていることはある程度分かります。

更に、銀行側は申込者の給与明細や源泉徴収票を、怪しいと思った段階でいつでも提出させることができます。

たまに「嘘をついたけどバレずに銀行カードローンの審査に通った」という口コミがあったりしますが、これは恐らくそこまで大きな水増しではないため、前述のように「大まかに年収を記入した」だけと思われている可能性が高いです。

つまり、この人は嘘をつかなくても審査に通った可能性が十分あるのです。

真似をして派手に嘘をつくと、審査に問答無用で落とされてしまうので注意が必要です。

銀行カードローンの審査により通りやすくするコツ

銀行カードローンの審査に通りやすい10の特徴を紹介しましたが、それをクリアしていたとしても、100%審査に通る訳ではありません。

公表されている消費者金融カードローンの審査通過率は月間で40%台です。審査がより厳しい銀行カードローンは、もっと通りにくいと考えられます。

もともと審査に通りやすい人の属性があったとしても、事前に審査対策をするに越したことはないのです。

ここからは、銀行カードローンの審査により通りやすくするコツを紹介していきます。

①借入希望額を必要最低限まで下げる

借りる金額が低ければ低いほど、一般的に審査は通りやすくなります。

自分が何のためにお金を借りるのか再度考え、必要最低限の金額を借りるようにしましょう。

何も考えずまとまったお金を借りてしまうと、娯楽費に使ってしまったりして、どんどん借金が膨らみ自己破産をするケースも増えてきます。

②長年利用している銀行のカードローン審査に申し込む

長年口座利用をしていた銀行のカードローンに申し込むことで、比較的審査に通りやすくなります。

見ず知らずの人にお金を融資するのは、かなりのリスクで簡単なことではありません。

例え書類に書かれたステータスが高くても、一度もあったことのない方に大金を貸すのは大きなリスクという訳です。

一方、長年利用している銀行なら素性をよく知っているので、銀行側も安心して融資してくれる傾向にあります。

ただ、これは今までその銀行の優良顧客だった場合に限ります。過去にトラブルを頻繁に起こしていた場合は逆効果なので注意しましょう。

③ネット銀行カードローンの審査を受けるのも一つの手

楽天銀行、じぶん銀行といった新興のネット銀行もカードローンを提供しています。

従来の銀行とは違う独自の審査も取り入れていると言われているので、特に若い人からすればこちらの方が通りやすい可能性があります。

楽天銀行カードローンなら、楽天カードや楽天市場の利用実績に応じて審査を優遇してくれるという制度もあり、楽天ユーザーにおすすめです。

※会員ランクが高いからといって、100%優遇されるとは限りません。

このように、どこも同じに見える銀行カードローンの審査も若干基準が異なるので、そこをチェックしておきましょう。

銀行カードローンに通りやすい人でも油断は禁物

2018年に地銀のスルガ銀行がローンを返済できようにない方にも不正融資していたとして、大きな問題となりました。

これを受けて銀行ローンの審査はより厳しくなっています。これはカードローンも例外ではありません。

銀行カードローン自体が消費者金融などと比べてずっと審査が厳しく、余裕で通る人は多くありません。

しっかり審査対策をしておくことをおすすめします。

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