三井住友銀行フリーローンの審査は通りやすい？審査基準を徹底解説

三井住友銀行フリーローンは、信頼できる三井住友銀行が提供しているフリーローンで、少額の借入に便利なローンです。

また、フリーローンの中でもインターネットで簡単に借りられるなどのメリットを持っており、いつでも借りたいと考えている方にも利用しやすいでしょう。

ここでは三井住友銀行フリーローンについて説明するほか、審査を受ける際にどのような部分を注意しておけばいいのか紹介します。

三井住友銀行フリーローンの基本情報

三井住友銀行フリーローンは以下の条件でお金を貸しています。

限度額	10万円～300万円（無担保型） 50万円～1億円（有担保型）
金利	有担保型：2～3％無担保型：5～8％が目安
遅延損害金	金利が上乗せされるものの数字は不明
用途	事業性資金、投機性資金は不可。他にも条件アリ
返済方式	元利均等方式
返済期間	無担保型：1年以上10年以内有担保型：1年以上30年以内
手数料	有担保型は保証手数料として32,400円の支払いが必要
担保・保証人	保証人は不要担保は有担保型なら必須

以上が三井住友銀行フリーローンの条件です。

実は三井住友銀行フリーローンでは、担保を提供するタイプと担保を提供しなくていい無担保型が用意されています。つまり担保を指し出せるのであれば担保を出して多くの借入ができるのです。

ただ、担保を出すのは高いリスクを持っていますので、リスクを軽減したいなら無担保型を選ぶといいでしょう。

無担保型は限度額があまり大きく設定されていません。借りられる金額はかなり制限されており、300万円までしか準備されていないのです。

一方で有担保型は1億円まで借りられるようにしています。不動産の価値がかなり高いと判断されれば、かなり多くの金額まで借りられるでしょう。

返済期間など、担保を出す方法と担保を出さない方法では違いがあります。

違いについてはしっかりと確認して、間違いがないように気を付けておきましょう。

なお、この記事では無担保型フリーローンを中心に説明します。

三井住友銀行フリーローンの審査基準

三井住友銀行フリーローンの審査基準は以下の3点です。

利用条件に当てはまるか
信用情報に傷はないか
他社借入が多くないか

詳しくは次から見ていきましょう。

利用条件に当てはまるか

三井住友銀行フリーローンには以下の利用条件が設定されており、当てはまらない場合は審査に落ちてしまいます。

申込み時の年齢が満20歳以上65歳以下
前年度の税込年収が200万円以上
SMBCコンシューマーファイナンスの保証が受けられる
契約時にローン契約機または店頭に来店できる
日本国内に在住している
安定した収入がある

なお三井住友銀行などの金融機関に安定した収入があると認められるためには、下記の条件を全て満たしている必要があります。

月々の収入に大きなバラつきがない
今後も収入が得られる見込みがある
連続して3ヶ月以上収入を得ている

三井住友銀行フリーローンの審査を申込む前に、自身が利用条件に当てはまるかチェックしておきましょう！

信用情報に傷はないか

三井住友銀行フリーローンの審査では、返済能力を確認するために、信用情報が確認されます。

そのため、過去に以下などの金融事故を起こして信用情報に傷がある場合は、三井住友銀行フリーローンの審査に通るのは難しいでしょう。

クレジットカードの支払い延滞
カードローンの返済の遅れ
カードの強制解約
携帯電話料金の滞納
保証会社経由の家賃滞納
保証会社などの代位弁済
奨学金の返済滞納
連帯保証人の返済滞納

しかし信用情報には保存期間が設定されているため、金融事故の解消から一定期間が経過していれば信用情報の傷が消えている可能性があります。

上記の金融事故に心当たりのある場合は、三井住友銀行フリーローンの審査を申込む前に、自身の信用情報を確認しておきましょう！

信用情報を確認する方法

信用情報はCICなどの個人信用情報機関に照会を依頼することで確認できます。

なお三井住友銀行フリーローンの審査に通るかどうか知りたい場合は、CIC・JICC・KSC全ての機関の信用情報を確認することをおすすめします。

なぜなら三井住友銀行は3機関全てと提携を結んでおり、3つの信用情報を元に審査が実施されるためです。

各機関毎の信用情報の照会方法は以下の通りです。

CICの信用情報の照会方法

CICの信用情報の照会方法は以下の通りです。

①CICにクレジット契約で利用した電話番号から電話を掛ける
②受付番号を控える
③クレジットカードで照会費用(1件につき1000円)を払う
④受付番号を入力
⑤WEBで信用情報を確認する

なお、①〜⑤までの手続きは全て1時間以内におこなう必要があります。

そのため時間のある時にCICの信用情報を確認しましょう！

JICCの信用情報の照会方法

JICCの信用情報の照会方法は以下の通りです。

①「スマートフォン開示受付サービス」のアプリをダウンロード
②アプリからメールを送信
③パスワードを入力
④氏名・生年月日・住所・電話番号を入力
⑤本人確認書類を送信
⑥開示手数料の支払い
⑦郵送される照会結果の確認

なお上記の通りJICCの場合は信用情報の照会をインターネットで申込むと、照会結果の到着を待つ必要があります。

早くJICCの信用情報を確認したい場合は、JICCの窓口で直接申請しましょう。

KSCの信用情報の照会方法

KSCはWEBや来店での照会に対応しておらず、郵送のみの対応になります。

以下の3点を信用情報センターに送付して信用情報を取り寄せましょう。

開示請求申込書(KSCの公式サイトよりダウンロード可能)
定額小為替証書1000円分(郵便局にて購入可能)
本人確認資料(運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど)

なお、送付先は以下のとおりです。

〒100-0005
東京都千代田区丸の内2-5-1
一般社団法人全国銀行協会
全国銀行個人信用情報センター

他社借入が多くないか

三井住友銀行フリーローンの審査では他社の借入状況がチェックされます。

基本的に他社借入が多ければ多いほど審査に通りづらくなり、特に以下のどちらかに当てはまる場合、三井住友銀行フリーローンを利用するのは難しいでしょう。

借入件数が3件を超えている
年収の50%をすでに借りている

理由など詳しくは次から見ていきましょう。

借入件数が3件を超えている

他社の借入件数が多いと以下などの理由から審査に通りづらくなります。

ローンの管理能力が低いと判断される
今後債務整理をする可能性が高いと判断される
三井住友銀行フリーローンへの返済額が少なくなる

なお他社借入件数が3件を超えると、フリーローンの審査通過率は大きく下がります。

現在他社借入件数が3件以上ある場合は、他社への返済を進めてから三井住友銀行フリーローンの審査を申込みましょう！

年収の50%をすでに借りている

三井住友銀行フリーローンでは、既に年収の50%以上を借りている場合、融資を受けることができません。

三井住友銀行フリーローンの審査を申込む前に、自身の年収と他社借入残高を計算しておきましょう！

三井住友銀行フリーローンの審査に通りやすくする方法

三井住友銀行フリーローンの審査に通りやすくする方法としては、以下などが挙げられます。

借入希望額を抑える
在籍確認対策を整える

詳しくは次から見ていきましょう。

借入希望額を抑える

三井住友銀行に限った話ではありませんが、金融機関にとって高額の融資をおこなうことは貸し倒れの際の損失額を増やすことに他なりません。

そのため、借入希望額を高く設定している申込者は厳しく審査される傾向にあります。

一方借入希望額を10〜30万円程度に抑えている場合は、貸し倒れの際の損失額が少ないと判断されるため、審査に通りやすくなります。

在籍確認対策をする

三井住友銀行フリーローンでは、在籍確認が実施されます。

在籍確認とは申込者が申告した通りの職場に勤めているか確認する審査のことで、三井住友銀行フリーローンの場合は、審査担当者が申込者の職場に直接電話を掛けることで実施されます。

以下に在籍確認が取れるケースと取れないケースをまとめました。

在籍確認が取れるケース	在籍確認が取れないケース
申込者本人が電話に出た職場の人間が申込者の不在(休暇・外出)を伝えた	誰も電話に出なかった電話に出た人間が申込者を把握していなかった