じぶん銀行カードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

じぶん銀行カードローン

じぶん銀行は窓口を持たないネット銀行だからこそできる低金利のカードローンで、申し込みもスマホで全て手続きを済ませることができるという手軽さがあります。

じぶん銀行カードローンを利用することで急な出費でも安心して対応することができるでしょう。

便利なカードローンですが計画的に使わないと返済が困難になることもあります。

今回はじぶん銀行カードローンのメリット・デメリット、審査基準や返済方法などを解説します。

じぶん銀行カードローンの基本情報

限度額 10万円~800万円(カードローンau限定割 誰でもコース)
金利(実質年率) 2.2%~17.5%
遅延損害金 18%
返済方法 ATMでの返済と自動支払い返済(自動支払い返済はじぶん銀行口座を持っている方のみ)
返済サイクル 期日指定返済と35日ごと返済を選択
申込み条件 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の方
本人に安定継続した収入のある方
保証会社であるアコムの保証を受けられる方
担保・保証人 不要

じぶん銀行カードローンのメリット

  • 毎月の返済額は1,000円からで返済負担が少ない
  • 借り換えとしても利用できる
  • 全ての手続きをスマホでできる

毎月の返済額は1,000円からで返済負担が少ない

じぶん銀行カードローンの返済額は借入額や金利によって決められています。

10万円借りたケースでは、金利9%以下なら返済額は1,000円、金利が9%超13%以下なら返済額は1,500円、金利が13%超なら返済額は2,000円です。

このようにじぶん銀行カードローンは返済額が低く、返済負担が少ないのが魅力でしょう。

借り換えとしても利用できる

複数社の借入で返済に困っている人もいるのではないでしょうか。

じぶん銀行カードローンではそんな人にも大きな助けとなる借り換えローンとして活用することも可能です。

じぶん銀行カードローンは上限借入額が800万円と高く返済額が少ないので、今まで多重債務によって毎月の返済が大変だった人も、じぶん銀行カードローンを利用することで返済負担を減らすことができるでしょう。

全ての手続きをスマホでできる

じぶん銀行カードローンはネット銀行のため店舗がありません。

店舗での申し込みはできませんが、スマホで全ての手続きを済ませることができます。スマホなら場所を選ばず申し込みを済ませることができるでしょう。

この手続きの簡単さもじぶん銀行カードローンの大きなメリットです。

じぶん銀行カードローンのデメリット

  • 他の銀行と比べて金利が高い
  • 口座を持っていないと自動支払い返済ができない
  • 大手消費者金融が提供しているような無利息期間がない

他の銀行と比べて金利が高い

じぶん銀行カードローンの金利は2.2%~17.5%で、大手消費者金融と比べれば低金利の設定になっています。

しかし他の銀行と比べると上限金利はとても高いです。

多くの銀行が上限金利は15%程度に設定されていることからも、じぶん銀行カードローンの金利は消費者金融よりも少し低い程度と考えておきましょう。

ただ借り換えコースでは金利が1.7%~12.5%でお得な借り換えができます。

口座を持っていないと自動支払い返済ができない

カードローンの返済では返済忘れの心配が少ない口座引き落としで返済する人がほとんどです。

しかしじぶん銀行カードローンでは、じぶん銀行の口座を持っていないと自動支払い返済をすることができません。

返済忘れが心配な人はじぶん銀行の口座を作ってから申し込みをすると良いでしょう。

大手消費者金融が提供しているような無利息期間がない

じぶん銀行の誰でもコースの上限金利は消費者金融と比べて少し低い程度の金利ですが、大手消費者金融が提供しているような無利息期間はありません。

少額で短期的な借り入れを希望している人にはあまり向いていないでしょう。

じぶん銀行カードローンの審査の流れを徹底解説

  1. 公式サイトから申し込み
  2. 本人確認書類の提出
  3. 勤務先への在籍確認
  4. 審査結果の連絡
  5. 契約手続き
  6. 借り入れ

公式サイトから申し込み

申し込みはスマートフォンだけでなくパソコンや携帯からも申し込みをすることができます。

公式サイトにある「新規お申込み」をクリックして、後は画面の案内に従って申込フォームに情報を入力していきます。

本人確認書類や収入証明書の提出

申し込みを済ませた後には審査を受けるために、本人確認書類の提出が必要になります。

借入額によっては収入証明書も必要になるので事前に準備しておくと手続きもスムーズに済ませることができます。

書類の提出はスマートフォンやパソコンから提出できるのでとても簡単です。

本人確認書類

  • 運転免許証(運転経歴証明書も利用可能)
  • パスポート(日本国発行のもの)
  • 各種健康保険証
  • 個人番号カード
  • 住民基本台帳カード(顔写真付きで共通ロゴマーク、QRコード付きのもの)

外国籍の場合は、

  • 在留カード
  • 外国人登録証明書

を提出します。

収入証明書

  • 源泉徴収票(前年度分)
  • 住民税決定通知書(前年度分)
  • 地方公共団体が発行する所得証明書(課税証明書)

を提出します。

上記の書類が用意できない人は、最新の1ヶ月分の給与明細書でも大丈夫です。

個人事業主の方は税務署受付印のある確定申告書控えのコピーを提出します。

勤務先への在籍確認

審査では申し込みの際に記入した勤務先に本当に勤めているかの確認のために在籍確認を行います。

この在籍確認では基本的に個人名で連絡をしてくれるので、職場の人にカードローンの申し込みをしたことが知られることはないでしょう。

また在籍確認以外で申込内容の確認のために自宅や勤務先に連絡があることもあります。

審査結果の連絡

審査結果は申込書に記入したEメールや電話番号に連絡があります。

審査結果の連絡を逃さないためにもEメールの受信制限をしている人は、受信ができるように設定をしておきましょう。

契約手続き

契約手続きはEメールや電話で契約内容を確認すれば完了です。

契約完了メールが送信された後、約1週間程度でローンカードが届きます。

借り入れ

じぶん銀行カードローンでは大手消費者金融のように自動契約機が設置されていませんし、店舗もないことからローンカードの受け取りは郵送となります。

ローンカードは契約手続きが完了してから約1週間後に届くということもあり、すぐにお金が借りられないのではと不安になる人もいるでしょう。

しかしじぶん銀行カードローンでは、契約手続きが完了すれば口座に振り込んでもらうことも可能です。

そのためすぐにお金が必要という人でも大きな助けとなってくれるでしょう。

またローンカードが届けば近くのコンビニATMなどの提携ATMで、いつでも利用限度額内でお金を借りることができます。

じぶん銀行カードローンの審査基準は厳しい?

じぶん銀行カードローンの利用を考えている人は審査が厳しいのかと気になるところでしょうが、じぶん銀行は他の銀行と比べて比較的審査に通りやすいと考えることができるでしょう。

審査の厳しさは金利から判断することもできます。

金利が低い銀行では貸し倒れのリスクが高いために利用者を厳選する必要がありますが、金利が高い金融業者では貸し倒れのリスクが低いために多くの利用者に融資をすることができます。

じぶん銀行は他の銀行と比べれば金利が高いことがデメリットと感じますが、金利が消費者金融と大きな差がないため審査基準は消費者金融並と判断することができます。

安定した収入があり信用情報に問題がなく、他社からの借入額も少ない人は審査にそれほど心配する必要はないでしょう。

じぶん銀行カードローンの貸付条件

  • 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の方
  • 本人に安定継続した収入のある方
  • 保証会社であるアコムの保証を受けられる方

じぶん銀行カードローンの申し込み条件は上記の3点です。

上記の条件を満たしていれば、パートやアルバイト、自営業の方でも利用することができます。

低金利の銀行カードローンの中にはパートやアルバイトでは利用できないという商品もありますが、じぶん銀行カードローンは間口の広い金融商品です。

主婦や年金受給者でも申し込みをすることができる

専業主婦や年金受給者の方は、じぶん銀行カードローンが利用できるのかと不安を感じる人もいるでしょう。

消費者金融では総量規制があるために、専業主婦の方は基本的に利用できないことになっています。

しかしじぶん銀行は銀行であるため総量規制対象外です。

ただ上記でも紹介した通り、本人に安定継続した収入があることが貸付条件となっているため本人に収入がない人は借入をするのは難しいでしょう。

貸付条件を満たしていれば、主婦であっても年金受給者であっても融資を受けることができます。

じぶん銀行の公式サイトでは、Q&Aのページに「年金受給者でも申し込みができる」、「主婦であってもパートやアルバイトで収入があれば申し込みができる」といったようなことが明記されています。

高額の借り入れは難しいかもしれませんが、それでも急な出費に備えてすぐにでもお金が借りられるカードローンがあるだけで安心感を得ることができるでしょう。

利用実績が悪い人は要注意

じぶん銀行に限らずどこの金融機関でも審査をする時には信用情報を確認します。

この信用情報に金融事故のような情報が記録されていると審査通過は難しいでしょう。

信用情報にはじぶん銀行の情報だけでなく、他の金融機関の利用実績なども記録されています。

他社で2ヶ月以上の延滞をしていたり、任意整理や個人再生、自己破産といった債務整理をしていたりすると審査通過はほとんど不可能な状況です。

また金融事故情報が記録されていなくても他社からの借入が多い人も審査には不利な状況です。

ただ信用情報は一定期間を過ぎれば記録が消去されます。

各信用情報機関で自分の信用情報を確認することができるので、利用実績に不安がある人は記録が消去されていることを確認してから申し込みをすると良いでしょう。

他社からの借り入れが多い人は少しでも返済をしてから申し込みをすると審査通過しやすくなります。

じぶん銀行カードローンの金利を徹底解説

金利は信用の高い人ほど低く設定される

じぶん銀行カードローンの金利は2.2%~17.5%ですが、この金利は利用者の信用によって決まると考えておきましょう。

基本的に金利は借入限度額によって設定されるのですが、借入限度額は審査で良い評価を受けた人ほど高く設定されることになります。

返済能力が高いと判断された人には限度額の上限が高く設定され、返済能力が低いと判断された人は低い設定額となってしまいます。

ただこの限度額は一度設定されたら一生そのままというわけではありません。

利用実績によっては増額をしてもらえる可能性もあります。

限度額の上限を増額してもらえれば金利もそれだけ低くなることになります。

じぶん銀行カードローンを利用する際には計画的に利用し、返済遅れがないように確実に返済をして信用を高めましょう。

上限金利で50万円借りた時の利息はどのくらいになるの?

金利の設定は審査によって決まるため、事前にどのくらいの金利設定になるのかを知ることはできません。

上限金利である17.5%に設定されたケースで利息を計算してみましょう。

計算例

利息の計算方法は、借入額×金利÷365×利用日数で求めることができます。

金利が17.5%で50万円を30日間借りたケースでは、

50万円×17.5%(0.175)÷365×30日= 約7,191円となります。

利息を計算してみるととても高いと感じるのではないでしょうか。

じぶん銀行は返済額が少ないというメリットがありますが、返済額が少ないということはそれだけ利息分が多く含まれていることになります。

カードローンをうまく利用するためには早く完済することが大切で、余裕がある時には追加返済などを行って早く完済できるように心がけましょう。

じぶん銀行カードローンの返済を徹底解説

返済日

じぶん銀行の返済日は、自分で返済日を指定する「期日指定返済」と借入をした翌日から起算して35日目に返済する「35日ごと返済」があります。

期日指定返済を選べば給料日後に指定することもできるので、無理なく返済を続けることができるでしょう。

35日ごと返済ではATM返済のみとなりますが返済するまでの期間が長いので、余裕をもって返済することができます。

期日指定返済

期日指定返済は返済忘れか不安な人に最適な返済方法です。

返済日になれば自動的に引き落としをしてもらえるので返済忘れの心配がありません。

35日ごと返済

35日ごと返済では、35日以内であればいつでも返済することができて、次の返済日は前回の返済から35日後ということになります。

余裕がある時にはどんどん返済していけるので早く完済をすることもできるでしょう。

返済方法

じぶん銀行カードローンの返済方法は「ATMからの返済」と「自動支払い」の2種類です。

35日ごと返済を選んだ人はATMからの返済をすることになります。

提携ATMはコンビニ ATM を利用できるので、メンテナンス時間を除けば24時間365日利用することができます。

ATM手数料は利用時間や利用回数に関係なく無料です。

自分の都合によって返済できるのがこの返済方法のメリットでしょう。

期日指定返済を選んだ人は自動支払いによって返済することになります。

じぶん銀行の口座を持っている人が利用できる返済方法で、毎月自分が選んだ返済日に自動引き落としされます。

自分の都合の良い日に自動的に返済をすることができるので無理なく確実に返済をすることができます。

返済額

じぶん銀行カードローンの返済額は、借入残高や借入利率によって変動するので、無理な借り入れをしないように返済額をチェックしながら利用すると良いでしょう。

10万円以下の借入残高では、

借入利率が9%以下 1,000円
借入利率が13%以下 1,500円
借入利率が13%超 2,000円

借入残高が10万円超から20万円以下の場合では、

借入利率が9%以下 2,000円
借入利率が13%以下 3,000円
借入利率が13%超 4,000円

借入残高が20万円超から30万円以下では、

借入利率が9%以下 3,000円
借入利率が13%以下 4,500円
借入利率が13%超 6,000円

30万円超の借入残高がある場合には10万円を増すごとに、

借入利率が9%以下 1,000円
借入利率が13%以下 1,500円
借入利率が13%超 2,000円

このように借入残高や借入利率によって返済額も増えることになります。

返済額が増えればそれだけ負担も大きくなるので無理な借り入れをしないように計画的に利用しましょう。

じぶん銀行カードローンを利用した人たちの口コミ

友達と海外旅行に出かけることになり、手持ちが少なかった私はじぶん銀行カードローンでお金を借りることにしました。

この銀行を選んだ理由は35日ごとの返済ができるからです。

余裕のあるときは早めに返済をしていき、50万円の借り入れでしたがそれほど時間をかけることもなく完済することができました。

給料日前にお金を使い過ぎてしまい、生活費を用立てるためにじぶん銀行カードローンを利用することにしました。

在籍確認がとても不安でしたが個人名で連絡をしてくれて職場の人に知られることもなく利用することができました。

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