横浜銀行カードローンの金利を他社と比較

横浜銀行カードローンの金利は実質年率1.5%~14.6%です。
これだけだとあまりに幅広くて結局いくらなのか分かりませんよね。
そして、他の銀行とくらべて結局お得なのかどうかも分かりませんよね。

というわけで、今回は横浜銀行カードローンと他行を比較してみた結果をお伝えします。

横浜銀行カードローンの金利を他社と比較してみた

まずこの記事を読んでくれている読者さんにお伝えしたいのは、これ。

金利は限度額に応じて変動する設定である。

私も、銀行カードローンについて詳しくなかった頃には、こう思っていました。

「きっと正社員の方が優遇されて金利も安くなるんだろうな」
「高額融資受けられるぐらい年収高い人が優遇されるんだろうな」

しかし、違います。
新規申し込みの場合は誰でもお借入限度額に応じて設定されるのです。

まずは横浜銀行カードローンの金利一覧表をチェック

限度額 金利(実質年率)
100万円以下 14.6%
100万円超200万円以下 11.8%
200万円超300万円以下 8.8%
300万円超400万円以下 6.8%
400万円超500万円以下 4.8%
500万円超600万円以下 4.5%
600万円超700万円以下 4.0%
700万円超800万円以下 3.5%
800万円超900万円以下 3.0%
900万円超1,000万円未満 2.5%
1,000万円 1.5%

年収1000万あろうとなんだろうと借りた額が30万円なら14.6%です。
※お借入限度額が100万円以下の場合

年収400万でも借りた額が100万円超えていれば11.8%です。
※お借入限度額が100万円超200万円以下の場合

そこには、正社員だとかフリーターだとかいった雇用形態の差は関係ありません。
(ただ、年収の差でお借入限度額が変わるので遠因としては関係あるとも言えます)。

初回の金利はだいたい年率14.6%になる?

WEB上での諸説を見ているとこんな説を見かけます。

「初回申込者は、該当金融機関での利用実績がないから、最高金利の枠までしか借りられない」説。

消費者金融には当てはまる可能性が高い話だと思います。
しかし銀行カードローンの場合はそうとも限らないというのが私の見解です。

何故なら、横浜銀行カードローンを始めとした銀行系カードローンの利用者には、借り換えおまとめ目的の利用者も多いからです。

そして、銀行側もそういった利用者を熱烈大歓迎しています。
利用の目的次第では限度額が200万円を超える申し込みを受け付けることも多いにあります。
そういった場合には8.8%以下の金利設定になります。

メガバンクと比較してみた

それではやっと本題に入ります。
まずは、下記の表をご覧ください。

カードローン名 金利(実質年率)
みずほ銀行カードローン 3.5~14.0%
三菱東京UFJ銀行カードローン 1.8~14.6%
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5%

これだけだと微妙に比較しにくいので最高金利だけ抽出してみます。

横浜銀行 14.6%(年率)
みずほ 14.0%(年率)
UFJ 14.6%(年率)
三井住友  14.5%(年率)

こう見るとみずほだけが頭一つ飛び抜けて安いように見受けます。
ただし、融資額が10~30万程度なら0.6%はさほど神経質にならなくて良い数字でしょう。

また消費者金融からの借り換えを検討中の方向けに、お借入限度額が100万円超200万以下の場合の金利でも比較してみます。

カードローン名 実質年率
横浜銀行 11.8%(年率)
みずほ 12.0%(年率)
UFJ 9.6~12.6%(年率)
三井住友 10~12%(年率)

UFJと三井住友は申し込み者のステータスなどによって多少の差異があるようです。
融資額が100万円を超えてくると0.2%でも金利の差が大きな影響に繋がります。
そう考えると確実にメガバンクより安くなる可能性がある横浜銀行を選ぶのもアリです。

他の地銀と比較

カードローン名 実質年率
横浜銀行 1.5%~14.6%
千葉銀行 4.3~14.8%
福岡銀行 3.0~14.5%
静岡銀行 4.0~14.5%
足利銀行 5.8~14.8%

横浜銀行だけ最低金利が非常に低いことがよく分かります。
とはいえ、横浜と福岡以外が最高融資額が500万円までなので、最低金利の比較は無意味です。

比較するなら最高金利の部分ですが、メガバンク同様あまり大きな差はないです。

<お借入限度額が100万円超200万以下の場合>

カードローン名 実質年率
横浜銀行 11.8%
千葉銀行 12%
福岡銀行 12%
静岡銀行 12%
足利銀行 12.8%

この枠ではようやく少し大きな差が発生していますね。
ただ、この中で対象地域が重なっているのは横浜と千葉だけで、この2つで比べると0.2%の差。
横浜か千葉で悩んだら横浜の方がオススメです。

まとめ

  • 金利はお借入限度額によって固定されている
  • 年収や雇用形態によって変わることはない
  • メガバンクと最高金利でくらべると、みずほ銀行が強い
  • 地銀と比べると微妙な差で横浜銀行が強い

ちなみに今回地方銀行で比較した時に出てきた地方銀行は、2016年3月時点で発表された預金残高ランキングに則っています。

ですが、足利銀行だけは17位です。
それでも、ここで紹介したのは足利銀行が地銀にしては珍しくWEB完結を謳っているからです。

審査結果の連絡もメールで送られてくるのは、審査通過にちょっと心配のある方にオススメできます。

しかし金利という点においてはやはりTOP3に入るような地銀と比べると、少々高めの設定になっていると言わざるを得ません。

お勤め先や住んでいる場所によっては足利銀行も候補に上がっている方もいるかと思い、一応仲間に入れてみました。

金利で比較して銀行カードローンを探している方のお役に立てたら幸いです!


■この記事を書いた研究会メンバー
NAME:まりー

まりー
ひとこと:本当は、歴女だから「足利」の名前に反応しちゃっただけです。

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