オリックス銀行カードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローンは口座開設する必要がないので手軽に申し込みをすることができます。

即時振込サービスもあることから急な出費に備えて銀行カードローンを用意しておきたい人におすすめです。

ただ銀行の商品にもかかわらずカードローンの中では金利が高いので安易な借入は注意する必要があるでしょう。

今回はオリックス銀行カードローンのメリットやデメリットを、他のカードローンと比較しながら徹底解説していきます。

オリックス銀行カードローンの基本情報

限度額 800万円
金利(実質年率) 1.7%~17.8%
遅延損害金 借入利率+2.1%(年率)
返済方法 残高スライドリボルビング方式
返済期日 毎月10日と月末日のどちらか
申込み条件 お申し込み時の年齢が満20歳以上69歳未満の方
原則として毎月安定した収入のある方
日本国内に在住(外国籍の方は、永住者または特別永住者の方)
利用目的 事業性資金での利用以外であれば自由
担保・保証人 不要

オリックス銀行カードローンのメリット

  • オリックス銀行の口座を開設不要で利用できる
  • 即時振込サービスがある
  • 提携ATMを手数料無料で利用できる

オリックス銀行の口座を開設不要で利用できる

銀行カードローンの中には利用するために口座開設が必要という商品は多いです。

口座を持っていない人は、カードローンの申し込みだけでなくて口座開設の申し込みも必要なので手間がかかりますし、口座開設の手続きによって融資までに時間がかかってしまうこともあります。

オリックス銀行カードローンではそんな口座開設の手間も必要なく手軽に申し込みができるのがメリットです。

即時振込サービスがある

オリックス銀行カードローンでは即日振込サービスを利用することができます。

ジャパンネット銀行の口座を持っている人であれば、平日だけでなく土日・祝日でも即時振込が可能です。

ジャパンネット銀行でなくても平日の15時までに振込依頼をすれば即日振込をしてもらいます。

登録口座と振込専用口座を利用すると便利

オリックス銀行カードローンでは返済や融資が受けられる登録口座と、振込専用口座の2種類を登録することができます。

振込専用口座を光熱費やクレジットカードの支払い口座にしておくことで、もし口座にお金が足りない時でもすぐに振り込み融資で不足分を補うことができるでしょう。

提携ATMを手数料無料で利用できる

オリックス銀行カードローンの提携ATMは全国に99,000台以上(2018年2月末現在)あります。

その中にはコンビニATMも含まれ、24時間手軽に借入や返済をすることができます。

これらの提携ATM手数料は終日0円です。

今までATMの手数料が気になっていた人もオリックス銀行カードローンなら手数料を気にすることなく気軽に利用することができるでしょう。

オリックス銀行カードローンのデメリット

  • 銀行なのに消費者金融並みの金利
  • 大手消費者金融が提供している無利息サービスがない
  • 融資までは時間が必要

銀行なのに消費者金融並みの金利

オリックス銀行カードローンの金利は1.7%~17.8%です。

下限金利は他の銀行と比べてもかなり低いのですが、上限金利は消費者金融並の高さとなっています。

金利重視の人には向いていない

三菱UFJ銀行カードローンや三井住友銀行カードローン、みずほ銀行カードローンなど、大手銀行が提供しているカードローンでは上限金利は14%台に設定されていることからも、オリックス銀行カードローンの金利がとても高いことが分かります。

金利重視でカードローン選びをしている人には向いていない商品でしょう。

大手消費者金融が提供している無利息サービスがない

消費者金融は金利が高いことで知られていますが、初回利用時には一定期間利息を無料にしてくれる無利息サービスを提供しているところがあります。

オリックス銀行カードローンの上限金利は消費者金融と同じくらいなのですが無利息サービスは提供していません。

カードローンを頻繁に使う予定もなく、短期的な借り入れを希望するなら無利息サービスを提供している大手消費者金融の利用を考える方が良いでしょう。

融資までは時間が必要

公式サイトにはどのくらいで融資が受けられるのか明記されていませんが、オリックス銀行カードローンは融資までに時間がかかると考えておいた方が良いようです。

融資までには最短でも3日程度、時間がかかると1週間程度必要になると言われています。すぐにでも融資を受けたい人には向いていないカードローンです。

オリックス銀行カードローンカードローンの審査の流れを徹底解説

  1. 公式サイトから申し込み
  2. 受付メールの配信
  3. 在籍確認・本人確認の連絡
  4. 必要書類の提出
  5. 必要書類の確認と最終審査終了で借り入れ

公式サイトから申し込み

審査を受けるためにはまず公式サイトにある「お申し込み」ボタンをクリックして申し込みフォームで必要事項を入力します。

パソコンやスマートフォンを使って24時間申し込みをすることが可能です。

受付メールの配信

申し込みを済ませると登録したEメールアドレスに「Eメールアドレス確認用URL」 が送付されます。

Eメールアドレス確認用URLをクリックして受信確認を行うと、審査結果はEメールで連絡を受けることができます。

受信確認を行わなかった場合でも審査結果は書面にて連絡されます。

在籍確認・本人確認の連絡

申し込み手続きを済ませるとオリックス銀行や保証会社の審査が開始されます。

この審査では勤務先への在籍確認、申し込み内容の確認のために本人確認の連絡があります。

必要書類の提出

在籍確認や本人確認が完了すると登録されたEメールアドレスに「必要書類アップロード用URL」が送られてきます。

送られてきたURLをクリックすると必要書類のアップロードを行うことができます。

本人確認書類とは

本人確認書類とは、氏名、住所、生年月日が確認できるもので、下記のいずれかを用意します。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • 個人番号カード
  • パスポート
  • 在留カードや特別永住者証明書

利用限度額が50万円超の場合には所得証明書類の提出も必要になります。

また50万円以下の場合でも所得証明書類の提出を求められることもあるので事前に準備しておくと良いでしょう。

所得証明書類とは

所得証明書類として利用できるものとしては下記の通りです。

  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書または課税証明書
  • 納税証明書
  • 確定申告書

必要書類の確認と最終審査終了で借り入れ

必要書類の確認と最終審査が終了すると、「Eメールアドレス確認用URL」で受信確認を行った人には「お手続き完了のご連絡」のメールが送られてきます。

このメールが送られてくれば手続きはすべて完了したことになり、ローンカードが届けば提携ATMでお金を借りることができます。

オリックス銀行カードローンの審査基準は厳しい?

カードローンの審査の厳しさは金利によって違ってくると言われています。

金利が低いほど貸し倒れのリスクが高いためどうしても審査が厳しくなります。

ただオリックス銀行カードローンの上限金利は消費者金融とあまり差がないため、審査の厳しさも消費者金融と変わらないと考えることができるでしょう。

一般的に銀行よりも消費者金融の方が審査に通りやすいと言われていますが、審査に通りやすい消費者金融でも審査通過率は50%を切っているのが現状です。

ただこの審査落ちになっている人は申し込み条件を満たしていなかったり信用情報に問題があったりする人たちがほとんどのようです。

申し込み条件を満たした人で、信用情報に問題がない、複数社から借り入れをしていない人であれば審査通過の可能性はかなり高いので安心して申し込みをすることができるでしょう。

オリックス銀行カードローンの貸付条件

  • 申し込み時の年齢が満20歳以上69歳未満の方
  • 原則として毎月安定した収入のある方
  • 日本国内に在住(外国籍の方は、永住者または特別永住者の方)
  • オリックスクレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社の保証が受けられる方

オリックス銀行カードローンの申し込み条件は上記の4点です。

パートやアルバイトの人は収入が少ないために自分でもカードローンを利用できるのかと不安な人もいるでしょうが、オリックス銀行カードローンでは上記の条件を満たしていれば申し込みをすることが可能です。

収入が少ないケースでは希望通りのお借入額とはならないこともありますが、少額の利用限度額でも急な出費の時には大きな助けとなってくれます。

ただ他社で延滞をしている、複数のカードローンを利用している人は条件を満たしていても審査に通らないこともあるので注意しましょう。

自分で信用情報をチェックしてみよう

オリックス銀行カードローンに限らずどこの金融機関でも審査では信用情報が重要視されます。

信用情報には過去の借入状況が記録されていて、申し込みを受けた金融機関はこの信用情報によって確実に返済をしてくれる人なのかを確認した上で融資をしています。

この信用情報に長期の延滞、債務整理などの金融事故情報が記録されていると審査通過はほぼ不可能といった状況となります。

また長期の延滞、金融事故情報が記録されていなくても他社からの借入額が多い人も審査には不利な情報です。

すでにこのような情報が記録されている人はオリックス銀行カードローンの利用ができないと考えてしまいますが、この信用情報は一定期間過ぎれば消去されます。

信用情報は自分で確認することができるため、信用情報に自信がない人は申し込みをする前にどのような状態になっているのかを確認すると良いでしょう。

審査通過の可能性を高めるポイント

審査に不利となるような情報が信用情報に記録されているようであればその情報が消去されるまで待つ、他社からの借り入れが多い人は少しでも借入額を減らす努力をすることで審査通過の可能性を高めることができます。

専業主婦は融資を受けるのは難しい

専業主婦の人でもカードローンの利用をしたいと考えている人もいることでしょう。

近所の人との付き合いでもお金がいることもありますし、配偶者の収入が少ない人は赤字の補填にカードローンを使いたい人もいるのではないでしょうか。

消費者金融では総量規制があるために収入がない人には融資をすることができません。

総量規制の例外である配偶者貸付を利用する方法もありますが、大手消費者金融では配偶者貸付を受け付けていないところがほとんどです。

銀行では総量規制の対象外のため専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば融資をしているところもあります。

オリックス銀行カードローンでは、原則として毎月安定した収入がある方が条件となっているため専業主婦の利用は難しいでしょう。

どうしてもオリックス銀行カードローンを利用したい人はパートやアルバイトで収入を得ることで申し込みをすることが可能になります。

オリックス銀行カードローンの金利を徹底解説

金利は利用限度額に応じて決まる

オリックス銀行カードローンの金利は1.7%~17.8%です。

同じお金を借りるのであればできるだけ低金利で借りたいものですが、この金利は審査によって決められた利用限度額に応じて金利も決まることになります。

オリックス銀行カードローンの金利は下記の通り決められています。

100万円未満 12.0%~17.8%
100万円超150万円以下 6.0%~14.8%
150万円超300万円以下 5.0%~12.8%
300万円超500万円以下 4.5%~8.8%
500万円超700万円以下 3.5%~5.8%
700万円超800万円以下 1.7%~4.8%

申し込み時には希望の借入額を記入することになります。

多くの借り入れができるほど金利も低くなることから借入額を多めに記入するのも良いでしょう。

ただ借入額が多くなるほど審査も厳しくなるので、より確実な審査通過を希望する場合には必要最低限の借入額を記入するのもひとつの方法です。

オリックス銀行カードローンで50万円借りた場合の利息は?

オリックス銀行カードローンで100万円未満の利用限度額に設定された場合には、12.0%~17.8%の間で金利が設定されることになります。

仮に50万円の利用限度額に設定されて上限金利である17.8%で借りたケースで利息の計算をしてみましょう。

利息の計算は、借入額×金利÷365×利用日数で求めることができます。

50万円を17.8%の金利で30日間借りた場合には、50万円×17.8%(0.178)÷365×30日で約7315円になります。

オリックス銀行カードローンの50万円以下の返済額は1万円となっているため、半分以上が利息分ということになります。

毎月の約定返済だけを続けていてもなかなか借金が減らないので、追加返済を行って少しでも早く完済できるように心がけましょう。

オリックス銀行カードローンの返済を徹底解説

返済日

オリックス銀行カードローンの返済日は毎月10日と月末日で、この二つの返済日のどちらかを選ぶことができます。

給料日後に返済日を選ぶことで無理なく返済を続けることができるでしょう。

口座引き落としでは指定の口座から返済日に自動的に引き落とされることになりますが、ATMからの返済では基準時以前に返済をすると任意返済として取り扱われるので注意が必要です。

基準時は返済日の14日前の午前3時時点となります。

この基準時以降に返済をすれば約定返済として取り扱われ、基準時前に返済をすると任意返済として取り扱われることになります。

オリックス銀行カードローンのATMからの返済をする人はこの基準時に注意をして返済を続けることが大切です。

返済方法

オリックス銀行カードローンの返済方法は下記の3種類です。

  • 口座引き落とし
  • ATM返済
  • 振込返済

口座引き落としは指定した口座から毎月自動的に引き落とされる返済方法で、ATM返済はローンカードを使って提携ATMから返済をする方法、振込返済は返済専用口座に振り込みをして返済をする方法です。

口座引き落としは指定した口座から引き落としをしてもらうことができますが、事前登録が必要です。

また金融機関によっては口座引き落としができない場合もあるので注意しましょう。

口座引き落としができない金融機関としては下記の金融機関があります。

  • ゆうちょ銀行
  • 商工中金
  • 農林中央金庫
  • オリックス銀行
  • SMBC信託銀行
  • セブン銀行や楽天銀行、イオン銀行などのネット系銀行
  • 外資系銀行

返済額

オリックス銀行カードローンの返済額は借入残高によって変動します。

借入残高 返済額
30万円以下 7,000円
30万円超50万円以下 10,000円
50万円超100万円以下 20,000円
100万円超150万円以下 30,000円
200万円超250万円以下 40,000円
250万円超300万円以下 45,000円

上記のように借入残高によって段階的に返済額も増えることになります。借りすぎてしまうと翌月の返済額が増えていたということも起こるので、借入をする時には返済額をよく確認して借り入れをする必要があるでしょう。

また借入残高によって返済額が決められていることで返済計画が立てやすいです。

オリックス銀行カードローンを利用した人たちの口コミ

深夜の仕事では手持ちがないときにキャッシュカードを使ってコンビニATMで銀行口座から引き出すと手数料がかかってしまいますが、そんな時でもオリックス銀行カードローンなら手数料がかからずコンビニATMで手軽にお金を借りられてとても助かっています。

オリックス銀行カードローンが初めてのカードローンの利用で、手続きの流れがよくわからなかったのですが、コールセンターに連絡すると丁寧に教えてくれてスムーズに借り入れをすることができました。

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