三井住友銀行カードローンの返済のすべて!返済方法・注意点を分かりやすく解説

三井住友銀行カードローンの返済方法は、しっかり考えて選ばないと失敗する恐れがあります。

また、返済は返済期間が長引いてしまうと大きな損失を計上する可能性があるため、あまりにも返済期間が長引かないようにしっかり調整したほうがいいでしょう。

返済時期を短くしたいと考えているなら、返済金額を増やしたり、返済方法を別の手法に切り替えるなどして対応してください。

返済方法をしっかり検討していいものを選べば、失敗する可能性はかなり低くなるのです。

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三井住友銀行カードローンの返済は残高スライド方式

三井住友銀行カードローンの返済は残高スライドリボルビング方式が採用されています。

この方法は返済額を小さくしていると利息が増えてしまい、返済額が多くなる問題があります。従って返済期間を短くするように心がけたほうがいいでしょう。

また、返済期間を短くしたいと思っても、返済額が足りないと返済も早く進みません。返済を早くしたいと思っているなら、より多くの返済額を毎月返すようにしてください。

毎月の返済額が足りていないとなれば、三井住友銀行カードローンの返済は上手に進んでいかないのです。

残高スライドリボルビング方式は、多くの会社が採用している手法です。

ただ、返済するユーザー側が不利になる方式でもありますので、できる限り早く返済を終わらせた方が安心できるでしょう。

返済期間が長引くほど損をしてしまう仕組み

残高スライドリボルビング方式というのは、基本的に返済期間が長引けば長引くほど損をする仕組みが採用されています。

返済期間が長くなれば、その分だけ利息が増える仕組みになっているのです。毎月の利息がどんどん元本に加算され、毎月の返済額が足りないと元本が減っていかない可能性もあるのです。

返済期間が長引かないように心がけ、少しでも返済額を増やすように調整したほうがいいでしょう。

返済期間を長引かせれば、利息による損失がかなり増えてしまいます。

大きな損失を計上しないためには、なるべく三井住友銀行カードローンの返済を早く終えるように調整したほうがいいのです。

三井住友銀行カードローンの最低返済額まとめ

三井住友銀行カードローンでは、最低返済額が設定されています。

この返済額を守っていれば、毎月の約定返済は完了します。最低返済額は残高によって決められるため、残高が多く残されていると返済額が増えてしまう点に気を付けてください。

現在三井住友銀行カードローンが採用している最低返済額は以下の通りです。

残高 最低返済額
1,999円以下 残高全額
2,000円~10万円 2,000円
10万1円~20万円 4,000円
20万1円~30万円 6,000円
30万1円~40万円 8,000円
40万1円~50万円 10,000円
50万1円~60万円 11,000円
60万1円~70万円 12,000円
70万1円~80万円 13,000円
80万1円~90万円 14,000円
90万1円~100万円 15,000円
100万1円~110万円 16,000円
110万1円~120万円 17,000円
120万1円~130万円 18,000円
130万1円~140万円 19,000円
  •  以下、300万円まで10万円増えるごとに最低返済額が1,000円増加
  • 300万円以上は500万円まで50万円増えるごとに最低返済額が5,000円増加
  • 500万円~800万円までは100万円ごとに最低返済額が5,000円増加
  • 最低返済額の上限は700万1円~800万円を借りている際の70,000円

以上が最低返済額に指定されています。

最低返済額が思っていた以上に少ないと感じている人もいれば、それなりに多いと感じている人もいるでしょう。

ただ、三井住友銀行カードローンの返済額は、他社に比べるとそれなりに低い数字となっており、安心して返済できる状況が作られています。

三井住友銀行カードローンは他社より低金利?より低くする方法はある?

最低返済額が減ったのは良いことばかりじゃない

最低返済額があまり高くないのはいいように思われますが、実際にはあまりいいというわけではありません。

その理由として、最低返済額が減ったのは返済期間が長引く恐れが増えたという問題もあるのです。

本来なら最低返済額で済ませておきたいところですが、最低返済額で返済していると返済期間がかなり長引いてしまいます。

返済期間が長引くと返済時に発生する利息が多くなってしまい、利息によって返済がスムーズに進まない問題も抱えてしまうのです。

利息が多くなると返済がスムーズに進められなくなり、返済が終わるまでに相当な時間がかかります。

最低返済額が小さいから安心だと思っているのはいいかもしれませんが、返済額が小さくなる分だけ返済期間がかなり長くなってしまい、思っていた以上に返済に苦戦する可能性もあるのです。

三井住友銀行カードローンの返済日は4つから選べる

三井住友銀行カードローンの返済日は4つ設定されています。現在設定されている返済日は5日、15日、25日、月末です。

4つの返済日が設定されているのは、三井住友銀行カードローンの返済が実施しやすいメリットにつながっています。

他社では返済日が1つしか用意されていない場合もあり、給料日の前に返済日が来てしまう可能性もあります。

しかし三井住友銀行カードローンであれば、返済日が給料日の後に設定しやすくなっているため、返済を安心して実施できるのです。

また、返済日を自分で選べる設定としているのもいいところです。

自分が一番いいと思った返済日を設定しておけば、返済時に失敗する可能性が大幅に減らせます。

どのタイミングで返済をするかしっかりと考えつつ、理想的な返済を実施していけるように心がけましょう。

給料日の数日後に設定しておくと返済がスムーズ

給料日の前に返済日を設定すると、給料を得られないまま返済日を迎えてしまい、返済額が足りない問題が起きてしまいます。

間違っても給料日の前に返済日を設定しないように心がけてください。大事なのは最低でも給料日の後に返済日を設定しておくことです。

次に給料日の翌日に設定すると、急にお金が足りない時などに大変な思いをします。そこで様子を見るため、給料日の数日後に設定してください。

給料日が少し後になってしまったり、給料日の後にすぐお金を出さなければならない問題が生まれた場合でも、給料日の数日後に設定しておけば簡単に調整できるでしょう。

返済をスムーズに進めるため、どのタイミングで返済日を設定するかしっかり考えておきましょう。

返済日の設定を間違えると、返済がスムーズに進められない可能性があります。

三井住友銀行カードローンの返済方法は3種類

三井住友銀行カードローンの返済方法は3種類用意されています。その3つは以下の通りです。

  • ATM返済
  • 口座引き落とし
  • 振込

以上の3つが用意されており、任意で返済方法を選べるようにしています。

この3つの返済方法を上手に使って返済をしっかり終わらせておきましょう。

毎月1回以上の返済が実施されていれば、遅延損害金を取られなくなります。

3つの方法のうち、ATM返済は三井住友銀行だけでなく、提携しているATMからも返済できます。

つまりわざわざ三井住友銀行ATMを探す必要はなく、コンビニATMを活用して返済する方法も用意されているのです。

自宅の近くにあるATMでも、三井住友銀行カードローンの返済ができるかもしれません。

なお、振込や口座引き落としは条件が設定されており、誰でも活用できるわけではありません。

条件をしっかり満たして返済方法を使えるようにしましょう。

振込・引き落とし返済は三井住友の口座を持っている人限定

ATMは対応している場所を探せばいいのですが、振込と口座引き落としは誰でも使えるわけではありません。

条件として、三井住友銀行の口座を持っていなければなりません。口座を持っていない人は返済方法として選択できず、毎月ATM返済を実施しなければなりません。

ATM返済は毎月の返済を忘れるリスクがあり、遅延損害金の対象になりやすいのです。

そこで口座引き落としを選びたいところですが、口座引き落としは三井住友銀行の口座を持っていないと対応してくれません。

どうしても返済方法を口座引き落としにしたいのであれば、絶対に三井住友銀行の口座を作ってください。

他の銀行口座を持っていても、三井住友銀行カードローンの口座引き落としや振込返済はできません。

カードローンの返済方法としては少々面倒な点はありますが、三井住友銀行の口座を作って返済方法を増やせるようにしましょう。

三井住友銀行カードローンの返済額を減らす方法

三井住友銀行カードローンは元々金利が低く返済額を抑えやすいカードローンではありますが、以下をおこなうと更に返済金額を下げることができます。

  • 臨時・一括返済をする
  • 限度額を上げて金利を下げる

詳しくは次から見ていきましょう。

臨時・一括返済をする

三井住友銀行カードローンの返済方式のところでも説明しましたが、ローン商品というのは返済期間が長引けば長引くほど返済額が増えていきます。

そのため積極的に臨時返済をすれば借り入れ金が減るスピードは早くなり、利息を抑えられるため、結果的に返済額を抑えることができます。

同じ理由でまとまったお金がある場合は一括返済をおこないましょう。

どちらにせよ返済額を増やし返済期間を減らすことが、重要であると言えます。

限度額を上げて金利を下げる

基本的にカードローンの金利は限度額によって設定され、限度額が上がれば上がるほど金利は下がっていきます。

しかし限度額を上げるためには増額審査を受ける必要があり、増額審査に通るためには少なくとも以下の条件を満たす必要があります。

  • 申し込み時よりも年収が上がっている
  • 初回契約時から金融事故(延滞・債務整理など)を起こしていない
  • 初回契約時より他社の返済が進んでいる(利用しているカードローンが三井住友銀行のみの場合は不要)

また。増額審査を受けるためには少なくとも半年から1年以上の利用が必要になり、契約してからすぐに受けられる訳ではないことを注意しましょう。

三井住友銀行カードローンの返済に関するFAQ

このページでは、三井住友銀行カードローンの返済に関するFAQとして、以下に回答します。

  • 返済し過ぎたお金は戻ってくる?
  • 返済日が土日の場合はいつ返済すれば良い?
  • 完済したら解約するべき?

詳しくは次から見ていきましょう。

返済し過ぎたお金は戻ってくる?

返済し過ぎたお金が戻ってくるかは、返済した状況によります。

例えば借り入れ残高がある状態で操作ミスにより約定利息よりも多く返済してしまった場合は、余剰金は自動的に元本の返済に宛てられるため、戻ってることはありません。

一方、借り入れ残高以上に返済してしまった場合は三井住友銀行にその旨を伝えれば、後日振り込みという形で余剰金が戻ってくるでしょう。

返済日が土日の場合はいつ返済すれば良い?

返済日が土日の場合は、翌営業日が返済期日になります。
ただしモアタイムシステム対応の口座を利用している場合は、土日に関わらず返済が可能です。

完済したら解約するべき?

完済したら解約するべきかどうかは、その人によります。

カードローンは解約せずにそのままにしておくと、与信枠として信用情報に記録が残り続けるため、住宅ローンや他のカードローンなどの審査に通りづらくなります。

しかし、解約したカードローンを再度利用するためにはもう一度審査を受け直す必要があります。

何かあった際の備えを取るか、審査の通りやすさを取るか考えてから、カードローンを解約するかを決めましょう!

三井住友銀行カードローンの返済を滞納するとどうなる?差押までの流れ

三井住友銀行カードローンから融資を受けると毎月決まった額を返済する必要があり「滞納したらどうなるか」が気になる人は多いでしょう。

結論から言うと、三井住友銀行カードローンの返済を滞納し続けると、最終的に給与や貯金などの財産が差し押えられます。

ただし、1日2日返済を滞納しただけで即差し押さえを受ける訳ではありません。
以下に三井住友銀行カードローンの返済を滞納してから、差し押さえを受けるまでの流れをまとめました。

  1. ①遅延損害金が発生する
  2. ②催促の電話を受ける
  3. ③督促状が郵送される
  4. ④信用情報に傷がつく
  5. ⑤三井住友銀行から訴えられる
  6. ⑥差押を受ける

詳しくは次から見ていきましょう。

①遅延損害金が発生する

設定した返済期日から1日でも滞納すると、その日から遅延損害金が発生します。

遅延損害金とはその名前のとおり、カードローンの返済を延滞した時に発生する罰金のことで、元金や利息とは別に請求されます。

なお三井住友銀行カードローンの遅延損害金の計算式は以下のとおりです。

借入金×遅延損害金年率(19.94%)÷365×延滞日数

例えば三井住友銀行カードローンから50万円を借りて、20日滞納した場合は50万円×19.94%÷365×20日になり、遅延損害金は5463円になります。

注意点として遅延損害金は借入金の額を掛けて計算されるという点が挙げられ、借入金が高額にればなるほど遅延損害金は高額になります。

三井住友銀行カードローンは金利が低いこともあり、高額の融資を検討している・高額の借り入れをおこなっている人も多いでしょう。

くれぐれも返済期日には注意しましょう!

②催促の電話を受ける

三井住友銀行カードローンの返済期日から1日でも過ぎると、三井住友銀行から催促の電話が掛かってきます。

1日2日程度の滞納であれば、返済用の口座にお金がなかった・返済期日を忘れていた、というケースも想定されるため催促の電話と言っても「返済期日のご確認をお願いします」などでやんわりとお願いを受ける形です。

しかし催促の電話は滞納が解消されるまで毎日掛かってきますし、場合によっては自宅や会社の電話に掛かってくることも考えられます。

家族や職場の人間にカードローンの利用を秘密にしたい場合は、できるだけ返済を滞納しないようにしましょう!

③督促状が郵送される

催促の電話を受けても返済がない場合は、三井住友銀行から督促(催促)状が届きます。

催促状の内容を簡単にまとめるならば、この日までに返済がない場合は訴訟を起こす、といったものです。

またカードローンには5年の時効が設定されていますが、この督促状が届くと時効のカウントが止まります。

三井住友銀行が督促状も送らず5年間滞納者を放置し続けることは基本的にありませんので、時効の適用は期待しない方が良いでしょう。

④信用情報に傷がつく

最初の返済期日から61日以上滞納すると、延滞情報が三井住友銀行から信用情報機関に報告され、信用情報に傷がつきます。

一度信用情報に傷はつくと5〜10年は以下などの契約ができなくなります。

  • クレジットカードの新規契約
  • カードローンの新規契約
  • 携帯電話や商品の分割購入契約
  • 賃貸物件の契約

今後の生活のためにも、カードローンの返済は延滞しないようにしましょう!

⑤三井住友銀行から訴えられる

督促状にて再設定された返済期日を超えても返済がなかった場合、三井住友銀行から訴えられることになります。

訴えられると裁判所から反論などの書類を送るように求められるので、添付された見本をよく見て提出しましょう。

ここで裁判所からの書類を無視してしまうと全面的に三井住友銀行の要求が認められ、裁判の費用なども請求される可能性があります。

なお弁護士を雇って裁判で争うことも可能ですが、滞納していることが事実である場合、利用者側の主張が認められるケースは少ないでしょう。

⑥差押を受ける

裁判によって再度返済期日や返済額が決定しますが、この期日も守らなかった場合は財産の差し押さえが実施されます。

差し押さえの対象になる財産としては、以下などが挙げられます。

  • 給与の4分の1
  • 預貯金の全て
  • 換金可能である財産(株券や宝石、貴金属類など)
  • 不動産(家や土地など)

なお財産の差し押さえは対象者による財産隠しを防止するために、予告なく実施されるケースが多いです。

そのためある日ATMにいったら給与の一部や預金がなくなっていた・車が動かせなくなっていたというケースが起こり得るのです。

また、差し押えられた財産はすぐにオークションにて現金化され支払いに充てられるため、一度差し押さえを受けると取り戻すことは基本的にできません。

どうしても手放したくない財産がある場合は、差し押さえを受けないように期日を守ってカードローンを利用することをおすすめします。

三井住友銀行カードローンの返済をスムーズに済ませよう!

三井住友銀行カードローンの返済はスムーズに進めたいところですし、完済をしっかりできるように調整しながら返済額を選んだほうがいいでしょう。

返済方法や返済額、そして毎月の返済日をしっかり理解しながら、自分にとって一番理想的な返済を続けるように心がけてください。

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