三井住友銀行カードローンの審査に落ちた!考えられる理由とその後すべきこと

三井住友銀行カードローンの審査は厳しい傾向にあり、気軽に審査を受けて通過するという考えを持っていると審査に落とされてしまいます。

審査に落とされる理由は多々ありますが、1つ1つの原因をしっかり取り除いていかないと、三井住友銀行カードローンは使えないのです。

ここでは三井住友銀行カードローンの審査について説明します。

審査基準が厳しいと言われている三井住友銀行カードローンですが、どうして審査を厳しくしているのかも含めて理解するといいでしょう。

三井住友銀行カードローンの審査基準は厳しい?審査時間はどれくらいかかる?

三井住友銀行カードローンの審査は比較的厳しい

三井住友銀行カードローンの審査は比較的厳しい傾向にあり、審査を通過してお金を借りるまでの難易度は高くなっています。

厳しい審査をしている背景には、三井住友銀行カードローンがメガバンクとして高い信用度を失いたくないと考えているほか、低金利で貸している傾向があるからです。

審査を厳しくしている会社の大半が低金利でサービスを提供しています。

金利を下げる代わりに利用者を制限し、三井住友銀行カードローンを使える人だけに貸すようにします。

審査で貸せると考えられない人は審査に落としてしまい、本当に信用できる人だけ利用してもらう方針を取っています。

厳しい状況を作っておかないと、三井住友銀行カードローンを誰でも利用して返済できない問題が生まれてしまいます。

返済できない問題が表面化すると、三井住友銀行の信用度に影響が及んでしまいます。

信用を失いたくない三井住友銀行側にとって、気軽に借りられるカードローン審査でも厳しい対応を取っているのです。

一般的に低金利カードローンほど審査は通りにくい

一般的に低金利で提供しているカードローンの審査は通りにくくなっています。

低利息で貸しているのは、貸す側に高いリスクがあります。そこで本当に信頼できる人だけに貸すようにして、あまり信頼できないと判断されれば審査に落とすようにしています。

三井住友銀行カードローンも同じですが、低金利で貸している以上、本当に信頼できるかどうかをチェックしているのです。

あらゆる方向性で信頼という部分を確認し、1つでも怪しいと思われる情報があれば審査に落とすようにします。審査落ちを受けた人は、三井住友銀行から信頼されていないと考えましょう。

低金利というのは、上限金利で確認するといいでしょう。

上限金利が18.0%に近いようなら審査基準が甘めに設定されており、14.5%などの数字であれば厳しい審査が実施されます。

上限金利が1桁のカードローンはさらに審査が厳しくなるので、余程の対策をしないと審査を通過できないでしょう。

三井住友銀行カードローンは他社より低金利?より低くする方法はある?

三井住友銀行カードローンの審査に落ちた主な理由

三井住友銀行カードローンの審査に落とされる理由はたくさんありますが、その中でも主な原因とされるものとここから紹介します。

三井住友銀行カードローンの審査に落ちた経験のある人、もしくはこれから審査を受けようと思っているけど不安に感じている人は、審査に落とされる理由をしっかりと理解してください。

審査に落とされる理由を知っておけば、どの項目が影響して審査に落とされるのかがわかってきます。

審査に簡単に落とされないためにも、まずは審査を通過するために必要な条件と落とされる原因を知っておきましょう。

銀行カードローンの審査基準と落ちる理由を元審査担当者が解説

年収が低くて落ちるケースが最も多い

年収が不足していると判断され、審査に落とされる可能性はかなり高くなっています。

三井住友銀行カードローンをはじめとして、低金利で貸している会社は収入が足りないと判断している場合、審査に落とされてしまいます。

つまり審査を通過したいと考えているなら、ある程度の収入は確保しなければなりません。

基本的に限度額に対して収入が足りないと審査に落とされます。年収額と限度額を申込時に提示しますが、この金額が明らかに貸せないと判断されれば審査に落とされてしまいます。

三井住友銀行カードローンでは、限度額に対して安心できる返済能力を持っているか、ここが重要だと考えておきましょう。

年収の目安として、200万円程度あれば審査を通過できる場合もあります。

ただ高い限度額を場合は別の話で、1000万円以上の年収を確保しないと審査に通らない場合もあります。

年収に対する借入の割合を最もチェックされる

年収に対して、借入がどれくらいあるのかもチェックされます。

一見するとそこまで影響はないように思われますが、実は借入が収入に対して多すぎる場合も審査に落とされてしまいます。

借入が多い人は、相当の年収を持っていなければ三井住友銀行カードローンは使えないでしょう。

借入の割合があまりにも高いと判断される場合、もしくは借入額が単純に多すぎると判断された場合も審査に落とされます。

年収に対してどれくらいの借入額が現時点で残っているのか、しっかり確認しておくといいでしょう。

勤務先の規模が小さい・収入が不安定

仕事先の情報はとても大事ですが、勤務先の規模が小さい場合は審査に落とされやすくなります。

これは勤務先の信用度が低く、収入が途切れる可能性があるからです。

他にも収入が不安定な仕事も審査に落とされてしまいます。

収入が安定している正社員雇用ならいいですが、アルバイト雇用で収入が高い仕事は不安定な仕事と判断され、審査に落とされる可能性が高くなってしまいます。

他にも勤務先の仕事年数が少ない場合も審査に落とされてしまいます。ある程度の経験が必要だと考えてください。

信用情報にキズがついている

過去の利用状況は三井住友銀行カードローンの審査でも確認されています。

審査で確認された項目の中で、明らかにおかしいと思われる情報があれば審査に落とされてしまいます。

審査を通過したいと考えているなら、信用情報に傷がついている状態で審査を受けないでください。

信用情報に残されている悪い情報は、1つでもあると返済されないのではないかと思われます。

返済されないと考えられれば審査を通過できる可能性は相当低くなるため、なるべく審査を通過したいなら信用情報には気を付けておきましょう。

借金・債務整理の経験があると通過の見込みはほぼない

借金の経験を持っているだけなら審査を通過できますが、借金による問題を起こしている場合は審査に落とされる可能性が劇的に高まってしまいます。

特に問題視されているのは債務整理です。

債務整理は借金を減額する方法として使われており、法的な手法で借金を減額していきます。

本来なら借金の減額は認められませんが、債務整理を使って法的に認められれば減額が可能です。

中には自己破産のように借金を0円にする方法もあります。

借金を一気に減額できるのはいいことですが、その分信用度は失われます。

債務整理によって借金を返済してこないのではないかと判断されたり、そもそも貸してもいいと考えられないと判断され、審査に落とされる可能性が急激に高まります。

債務整理をしている人は、ほぼ審査を通過できないと考えてください。

他にも借金の滞納や遅延行為を繰り返している人も審査に落とされます。

借金をしっかり返済していない情報があれば、最低でも2年程度は審査を通過できないので気を付けてください。

他社借入の件数・金額が多い

他社借入は審査に落とされる原因として多く、三井住友銀行カードローンの審査落ちの要因でもあります。

他社借入金額があまりにも多すぎる場合は審査に落とされてしまい、借金が返済されない限りほぼ審査通過は望めなくなります。

借入額は少ないものの、他社借入件数が多すぎる場合も審査に落とされてしまいます。

他社借入を多く持っているだけでなく、件数が増えすぎている場合も審査に落とされる可能性があるため、審査を通過したいならできる限り件数も減らしておきましょう。

三井住友銀行カードローンは、3件以上の借入で審査に落とされる可能性が高まり、4件以上借りているとほぼ審査に落とされます。

借入は最低でも2件程度に抑えて、金額も収入に対して多すぎる状況を作らないほうがいいでしょう。

借入総額が年収の3分の1以上だと審査に落ちる

三井住友銀行カードローンは、これまで総量規制の対象外という方針のもと、それなりにお金を貸している会社でした。

収入に対して返済能力があれば、結構多くの金額を貸していたこともあります。しかも低金利で借りられたので使いやすい会社でした。

しかし2017年ごろから銀行カードローンも過剰な貸し付けを制限しました。大量にお金を貸してしまうと、借りた人が返済できないのです。

しかも銀行カードローンは総量規制の対象外ですので、簡単に大金を借りられてしまいます。

この借入が簡単にできる状況、そして大金を借りやすい銀行カードローンという媒体を規制するように求められたのです。

その結果が銀行カードローンの自主規制です。

自主的に貸付額を規制して、過剰にお金を貸す状況を回避しています。この結果、カードローンもあまり多くの借入ができなくなりました。

借入総額が年収の3分の1を超える、いわゆる総量規制に該当する状態では審査に落とされるようになり、多くの借入を持っている人は審査を通過できなくなりました。

複数社と同時に申込をおこなった

三井住友銀行カードローンとは別の会社にもカードローンの申込みをしていた場合、審査をしている様子を双方が確認します。

他にも審査を受けている会社があるとわかった時点で、三井住友銀行カードローンを正しく利用しない、もしくは多重債務を前提とした申込ではないかと判断され、審査に落とされてしまいます。

多重債務だと思われないためにも、同時に申込みをしないでください。

三井住友銀行カードローンを利用したいなら、三井住友銀行カードローンだけ申込みをするのです。間違っても他社のカードローンと一緒に申し込む状況だけは作らないでください。

三井住友銀行の関連サービスでトラブルがあった

三井住友銀行は、三井住友グループという大きな会社に属しています。

三井住友銀行グループは、数多くのサービスを提供しており、様々な場面で遭遇するケースがあります。

この三井住友銀行グループに対して、問題を起こしている人は審査に落とされてしまいます。

三井住友銀行グループが提供しているサービスでトラブルを起こしていると、その情報が三井住友銀行にも伝わります。

会社内の情報を確認しておけば、トラブルを起こしているユーザーは簡単に把握できるのです。

明らかにおかしいと思われる情報があれば、信用できないと判断されて審査に落とされると考えてください。

過去に三井住友銀行のサービスでトラブルを起こしているなら、審査を受けると落とされる可能性がかなり高くなってしまいます。審査を受けるのは避けたほうがいいでしょう。

在籍確認がとれなかった

電話による在籍確認ができなかった場合も審査に落とされてしまいます。

在籍確認は信用度を確認するため必要な行動ですが、何度電話をかけても出なかった場合、もしくは電話に出たものの会社に在籍していないと告げられた場合など、在籍確認ができなかった場合は審査に落とされます。

在籍確認ができない場合、どれだけ信用度の高い情報で申込んでも審査落ちを受けてしまいます。

信用されているのに電話1つで審査に落とされるのは相当な問題です。

審査に落とされないためにも、在籍確認の電話に出られる状況を作り、確実に確認されるように心がけておきましょう。

三井住友銀行カードローンの審査に落ちた時の対処法

三井住友銀行カードローンの審査に落とされてしまうと、ついまた審査を受けたいと考えてしまいがちです。

しかし審査を受けたいと思っても、審査に落とされている現状を知らないまま審査を受けてしまうのはよくありません。

三井住友銀行カードローンの審査に落とされた原因を特定し、ゆっくりと期間を空けてから再度申し込むようにしてください。

他には、限度額を引き下げる方法があります。限度額が高すぎる場合、他の限度額に設定すると審査を通過できる可能性もあります。

限度額引き下げまで検討し、三井住友銀行カードローンを使える範囲で申込むといいでしょう。

どうしても三井住友銀行カードローンが使えない場合は、他社のカードローンを利用するといいでしょう。

審査に落とされたくないなら中小の消費者金融なども考えてください。

まずは審査に落ちた理由を調べる

審査に落とされている原因を特定し、三井住友銀行カードローンへ再度申込みをした際、審査を通過できるようにしましょう。

審査落ちの原因について調べて、何か問題がなかったのか理解しておくのです。そして対策をしてから再度審査を受けるようにします。

審査落ちの原因を知らないままだと、何度も審査に落とされてしまいます。

審査を確実に通過したいと考えているなら、まずは三井住友銀行カードローン側が求めている条件を理解し、自分が審査落ちを受けた原因を特定してから再度審査を受けるといいでしょう。

限度額を下げるだけで解決する問題かもしれない

限度額が高すぎる場合、限度額を下げるだけでも審査を通過できます。

限度額が高すぎる場合、希望した限度額に対して収入等が足りないと判断されて審査に落とされる可能性があるのです。

こうした問題を改善させるため、三井住友銀行カードローンへ希望する限度額を下げてから審査を受けるのです。

三井住友銀行カードローンでは、後から増額する方法が用意されています。

増額審査も厳しいですが、カードローンを何度か利用していれば増額してくれる可能性もあります。

最初は最低限の限度額で審査を通過して、三井住友銀行カードローンを使えるように考えるといいでしょう。

審査の甘い中小サラ金に申し込んでみる

何度も審査に落とされるのは嫌だと思っているなら、三井住友銀行カードローン以外の会社を狙ってください。

しかし銀行系カードローンは審査が厳しく、審査を通過しやすい会社はほぼありません。そこでより審査基準の低い消費者金融を狙います。

一番審査基準が甘いのは中小のサラ金です。中小の会社は借りる人が少ないため、顧客を求めています。

借金等の問題を抱えている人でも、債務整理をしたばかりの人でも審査を通過できる会社もあるので、審査を通過したいと思っているだけなら中小のサラ金を使うといいでしょう。

なお、中小の会社は金利が高いため、利息の支払いが多くなる可能性を考慮してください。利息の支払いが嫌なら銀行系がおすすめです。

審査の甘い借り入れ先はどこ?サラ金?それとも国・自治体?

再申し込みまでは1ヶ月ほど期間を空けるのがおすすめ

再度申込むまでに最低でも1ヶ月ほど期間を空けてください。

期間を空けないまま審査を受けてしまうと、同じ条件で申込んだと判断されてしまい、審査に落とされてしまいます。

1ヶ月程度の期間を空けておけば、何か変わっていると判断されるほか、審査に落とされてから期間を空けていると判断されます。

何もしていないだろうと思われる可能性も低く、三井住友銀行カードローンの審査を通過できる可能性もあるのです。

審査に落ちても焦らず次の方法を考えよう

三井住友銀行カードローンの審査に落とされても、次の方法を考えたり、審査を通過するために必要な条件を整えるようにしましょう。

すぐに審査を受けるのではなく、ゆっくりと審査を受けるようにすれば審査通過の確率は高くなります。

焦って審査を受けるのが一番良くない状況です。

審査落ちの可能性が高まる他、最悪の場合はブラック状態となり審査を通過できません。

問題のある人と思われないためにも、しっかり条件を整えて審査を通過するように心がけてください。

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