三井住友銀行カードローンに代表されるカードローンは、完済後に解約しないと色々な問題が起きてしまいます。
契約を解除して他のローン契約をスムーズに進めていかないと、本当に利用したいローン審査に落とされてしまい、ローンを使えなくなってしまいます。
ここでは完済後に解約する方法を紹介するほか、三井住友銀行カードローンを解約したほうがいい人、しないほうがいい人についても紹介します。
三井住友銀行カードローンの審査基準は厳しい？審査時間はどれくらいかかる？
完済をしたらその後に解約しないとダメ！その理由は？
三井住友銀行カードローン以外のカードローンも該当しますが、完済後は解約しないと審査に大きな影響を及ぼしてしまいます。
カードローンの契約を持っている以上、その人はどのような状態でも債務者扱いとなります。
ローンを契約しているだけで、その人は債務を持っていると判断され、ローン審査ではかなり厳しい状況に追い込まれるのです。
本来であれば、ローン審査はお金を借りているかを判断されます。しかしローン審査には、債務者なのかを判断する項目もあります。
この債務者という扱いが、ローンを契約している全ての人に適用されてしまうため、三井住友銀行カードローンを解約していないと債務者扱いになってしまうのです。
完済後は解約しないと永久に債務者状態として扱われます。
そして債務者状態になれば、当然ローン審査では悪いイメージで見られるようになり、審査通過の確率が大幅に減ってしまいます。
より安心してローン審査を受けたいと考えているなら、まずは完済後に解約する方針を取りましょう。
三井住友銀行カードローンの返済のすべて！返済方法・注意点を分かりやすく解説
契約が続く限り「債務者」扱いになる
お金絵を借りている人は債務者として扱われますが、実はカードローンは契約している限り債務者扱いとなります。
つまりお金を借りていなくても債務者として見られてしまい、審査で大きな影響を及ぼしてしまうのです。
これがローン審査等に影響して、自分が希望しているローンを利用できないなどの問題に直面します。
契約を持っている以上、お金を借りる可能性は十分にあると考えられます。
例えば三井住友銀行カードローンと契約している場合は、現在借りていなくても将来的に借りる可能性があります。
お金を借りる可能性があると判断されれば、それは債務者と同じ扱いなのです。従って契約を持っている限りは債務者として見られると考えてください。
債務者状態が長引くほど後のローン審査に影響する
債務者状態が続いてしまうと、他のローン審査に大きな影響を及ぼしてしまいます。
他のローンでは他社借入を確認するだけでなく、他社の契約件数というのも影響しています。
契約件数が多いと判断されれば、ローン審査では債務者として見られてしまい、審査に大きな影響を及ぼしてしまいます。
債務者状態によって、まずお金を借りていなくてもお金を借りているように判断されます。
理由は将来的にお金を借りる可能性があるからです。また、契約しているカードローンの件数が多すぎると、多重債務者という扱いを受けるため、審査にかなり影響してしまいます。
他社のカードローンが複数あると、ほぼローン審査に落とされてしまいます。
重要なローンほど、債務者という扱いがかなり大きな影響を及ぼしてしまいます。
債務者はあまりいいイメージを持たれないため、できる限り避けるようにしてください。
どうしても使いたいカードローン以外は、早々に解約して債務者として見られないように調整したほうがいいでしょう。
三井住友銀行カードローンを解約する流れ
他のローンと契約したいと考え、三井住友銀行カードローンを解約したいと思っているなら、これから紹介する流れを知っておきましょう。
解約の流れを知らないまま手続きをすると失敗する可能性があります。失敗しないためには正しい流れを理解して、間違えずに行動することです。
①まずは完済されていることが前提
三井住友銀行カードローンの残高があれば、それは完済していないと判断されて契約を解除できません。
解約したいと思っているなら、まずは三井住友銀行カードローンの残高を0円にしておきましょう。
0円にしない限り、三井住友銀行カードローンの解約はできません。
解約の大前提は、残高をすべて減らしていることです。
残高が残っている間は契約が解除できない仕組みを取っていますので、三井住友銀行カードローンの契約は残り続けます。
まずはどのような状態でも、残高をすべて減らして解約できる状況に持っていくことです。
②三井住友カードローンプラザに電話をする
三井住友銀行カードローンは、専用の電話番号を持っています。それが三井住友カードローンプラザです。
ここに電話を入れて、どのような用件で電話をしたのか伝えてください。要件をしっかり伝えなかった場合、解約できない場合もあります。
電話口では解約に必要な書類を送付すると連絡されます。三井住友銀行カードローンは、その場で解約されるのではなく、必要な書類に記入して郵送しなければ解約できないのです。
そのため必要な書類を送付するため、住所地の確認や今後の解約手続きについて確認を取ります。
確認が終われば電話が終了し、後日郵送で書類が届きます。
③解約の手続き書類が自宅に郵送される
解約手続きの書類が自宅に郵送されます。
数日ほどかかりますので、まずはゆっくりと書類の到着を待ってください。
書類が2週間経過しても到着しない場合、何らかのトラブルが起きている可能性があります。
その場合はもう1度三井住友カードローンプラザに電話してください。
書類は必要なものを送付するように書かれています。ここで必要なのは契約している際の書類、そして完済を証明している書類です。
この2つの書類を添付するように書かれているので、自分で準備して三井住友銀行カードローンの契約を解除する準備をしましょう。
④契約書類と完済証明書を添付して返送
契約書類と完済証明書の2つを準備出来たら、後は2つの書類を添付してください。
数日後には三井住友銀行側に到着し、確認作業が行われます。確認作業が終わってから、本当に解約できると判断されれば、最終的に三井住友銀行カードローンの契約が終わります。
解約手続きが完了すると、持っているカードローンは不要なものです。カードは自分で処理してください。
この時にカードを割るかはさみを入れて2つにしておかないと、個人情報を読み取られる恐れがあります。必ず使い物にならない状態にしてから処分してください。
解約申込は三井住友銀行の店舗窓口でも出来る
郵送による解約手続きが一般的ではありますが、三井住友銀行の店舗窓口でも用件を伝え、解約する方法があります。
ただ、三井住友銀行の営業時間は限られているほか、平日しか対応できない問題があります。
時間がなくて来店できない方は郵送による解約を希望したほうがいいでしょう。
三井住友銀行では、身分証明書と印鑑、持っているローンカードを持っていかなければなりません。
持ち物が足りないとのその時点で三井住友銀行カードローンの解約は実施できません。必ず必要な書類を持っていくようにして、解約を確実に実施しましょう。
後は店舗窓口の担当者の指示に従って、必要な書類の記入や確認を実施すればいいのです。
身分証明書と印鑑・ローンカードが必要
郵送と違い、必要な書類や持ち物が変わっている点に気を付けてください。
三井住友銀行カードローンを店舗窓口で解約する場合、必要なのは身分証明書と印鑑、そして持っているローンカードです。
身分証明書と印鑑は、身分を証明するために必要です。
印鑑は必要な部分に捺印が必要ですので、必ず持っていくようにしてください。銀行の書類となりますので、シャチハタは認められません。実印を持っていくことが大事です。
ローンカードは本当に契約しているか確認するため、そして最終的にカードを三井住友銀行側に返却する際にも必要です。
手続きに必要なものですので、持っているカードは必ず銀行まで持っていくようにしてください。
解約すればカードはそのまま処分してくれるので、自分で処理する必要はありません。
残高がわずかな時も解約手続きは可能？
残高が少しだけしか残っていない場合、残高をすべて返済できれば解約手続きは可能です。
解約手続きには残高を0円にしなければなりません。そのため一括返済等を利用して一気に返済し、三井住友銀行カードローンの解約ができるようにします。
残高が残っている状態では解約できませんが、残高をその場で返済しておけば解約が可能です。
口座振替を使えばその場で返済する方法もありますので、まずは借りているお金をすべて返済し、その後解約手続きを実施してください。
残高が1000円未満の時は振込か口座振替で完済
残高が1000円を下回っているようなら、振込か口座振替ですぐに完済できます。
残されている残高が多い場合は完済が厳しいものの、残されている残高が1000円未満になっていれば、その時は口座振替か振込による返済ですぐにお金を返せます。
後は完済が確認された時点で、三井住友銀行カードローンの解約手続きを済ませてください。
残されている金額が多すぎると、口座振替や振込を使っても返済できない場合があります。つまり多くの残高があれば解約までにはまだまだ時間がかかるのです。
短時間で解約できる点を考えると、当日中に完済して解約手続きまで行ける金額は1000円未満と考えておきましょう。
一括返済をすればいつでも解約可能
どうしても多くの金額が残っているものの三井住友銀行カードローンを解約したいと考えるなら、一括返済の手続きをしてください。
一括返済の手続きを実施すれば、残高を0円にできます。ただ、残高を0円にするまでには相当なお金を払う可能性もあるので、あまりにも支払額が多いなら毎月の返済を続けたうえで、完済できるくらいまで減らしたほうがいいでしょう。
一括返済は多くのお金を支払うリスクがあるものの、その場で0円にできるメリットがあります。
完済できれば三井住友銀行カードローンはすぐに解約手続きに踏み込めるので、どうしても解約したいなら一括返済も上手に使ってください。
今後も借入予定がある方は解約しないほうが良い
まだ三井住友銀行カードローンで借りる可能性がある、もしくは今後も借りる予定があるなら、三井住友銀行カードローンは解約しないほうがいでしょう。
解約するとまたカードローンの審査を受ける必要があり、新規利用のために高い壁を超えなければなりません。
解約してもう1回審査を受けるのは面倒ですし、場合によっては三井住友銀行側が厳しい判断を下して審査に落とされる場合があります。
審査に落とされるのが嫌なら、契約を維持して三井住友銀行カードローンを使えるようにした方がいいのです。
新規審査を再度受ける手間を省くことができる
新規審査には時間がかかりますし、再度審査を受けて通過できる保証もありません。
どうしても審査を受けるのが嫌なら、新規審査を避けるためにも三井住友銀行カードローンの解約は避けてください。
もう1度審査を受ける場合、1度利用しているというメリットは得られません。
すべて1からやり直しとなり、最初から審査を受けることとなるのです。
三井住友銀行カードローンの審査は時間がかかりますし、混雑しているとかなりの時間を使います。
時間を使いたくないと思っているなら契約は維持したほうがいいのです。
契約が解除されたつもりでいるのは危険！
完済したら契約が終わったというイメージを持つかもしれませんが、三井住友銀行カードローンとしての契約はまだ残されています。
契約が残っていれば債務者として扱われる状況は変わらないので、債務者から解放されたいなら解約するしかありません。
解約手続きには時間がかかるので、少しでも早く解約できるように手続きをしましょう。
同時に解約には完済する必要があるので、完済できるお金も準備しておきましょう。