福岡銀行カードローンは最短即日融資？スムーズに借りる条件・方法を解説

これからキャッシングを利用する人の多くは「なるべくなら当日中に借りたい」と考えているのではないでしょうか。

低金利が魅力の福岡銀行カードローンは、残念ながら即日融資に対応していません。

申込時や審査中の状況によっては、キャッシング利用開始まで最大で2週間程度かかってしまいます。

必要なタイミングでなるべく早く借りるなら、融資までの時間を短縮するコツを事前に押さえておく必要があります。

福岡銀行カードローンの審査期間はどれくらい？審査が遅い時の対策

福岡銀行カードローンで即日融資できない理由

銀行の個人向け融資では、2018年から全国で一斉に「即日融資の見直し」が行われています。

この影響で、福岡銀行カードローンの融資日数は早くても2営業日（最短翌日）となりました。

即日融資が取りやめられた理由は、国の要請を受けて「申込者情報と警察のデータベースの照合作業」が組み込まれたことが原因です。

2010年代は銀行系カードローンが消費者金融並みの利便性を得たことから、犯罪目的の利用が目立っていました。

警察への問い合わせ作業に最低でも一昼夜かかることから、銀行系カードローンの大半が最短翌日融資という条件を設けています。

「即日融資できない＝信用力が低い」というわけではない

即日融資の停止は、福岡銀行の全利用者に対して適用されています。審査対策を講じても、融資スピードを２営業日より短くすることは出来ません。

即日融資が譲れない条件の場合は、消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠といった他の借入先も視野に入れる必要があります。

福岡銀行カードローンを最短で契約する流れ

福岡銀行カードローンの金利はメガバンク3行と同クラスで、長期返済を計画している人にとっては魅力的です。

金利と融資スピードを両立させるなら、まずは「最短で契約する条件＆流れ」をチェックしておきましょう。

【最短】福岡銀行カードローンの申込～融資の流れ

Web完結申込み＋口座情報の入力（10分程度）
仮審査（1時間程度）
届いたSMS記載のURLから、本人確認書類＋収入証明書をアップロード
本審査＋在籍確認（1営業日～1週間程度）
審査完了連絡＆融資開始（入金反映は1営業日後）
ローンカード到着（1週間程度）

※条件：福岡銀行に預金口座があること・初回キャッシング方法を「振込」に指定すること

預金口座がある場合、Web完結・契約書返送不要でキャッシング可能です。ローンカードは発送に時間がかかってしまうため、初回融資は振込を指定する必要があります。

最も時間がかかるのは④本審査のステップです。審査状況・申込時期によっては予想以上に時間がかかってしまうこともあります。

福岡銀行カードローンの融資を最短で受けるコツ

福岡銀行カードローンで出来るだけ早く借りるには、本審査をスムーズに進めてもらうための「申込内容の振り返り」が欠かせません。

これから申込み手続きをする人は、下記4つのコツを押さえましょう。

コツ①希望限度額は必要最低限にする

申込時、希望融資額は「いま必要とする金額」に絞って記入しましょう。

銀行系カードローンでは、他社借入額＋自行利用限度額を年収の1/3とする「総量規制」が実施されています。とはいえ、貸付上限の範囲内ならいくらでも借りられるというわけではありません。

たとえ年収の1/3以内でも、希望借入額が大きいほど返済能力に対する審査が慎重に行われます。したがって、融資まで時間がかかってしまうことは避けられません。

不要に多額のキャッシングを申し込むことで、返済能力は十分あるにも関わらず「返済の計画性」を疑われて審査に落ちるケースもあります。

後々の増額に期待して、初回は最低限の金額で申し込むのがスピード借入のコツです。

希望限度額は50万円以下がベスト

審査完了が最も早まるのは、希望限度額を50万円以下に指定したときです。

福岡銀行では「利用限度額50万円以下＝原則として収入証明書不要」としており、審査もやや簡略化される傾向があります。

必要とする金額を見極め、出来るだけ50万円以内におさめるよう事前に計画をたてておきましょう。

②他社での返済トラブルに注意する

他社でもカードローンやクレジットカードの利用がある場合、極力滞納をなくすことを心がけましょう。

福岡銀行カードローンの審査では、必ず「信用情報（クレジットヒストリー/クレヒス）」の照会が行われているからです。

信用情報では、他社ローンの利用状況がリアルタイム更新されています。

もし直近に滞納歴があると「返済能力に不安あり」とされ、審査をより慎重に・時間をかけて進められてしまいます。

信用情報に載る返済実績は、大きなトラブルがない限り1～2年で抹消されます。1～2度程度の滞納では、契約可否判断にそれほど悪影響はありません。

とはいえ、福岡銀行へのカードローン申込を控えている状態で滞納するのは、審査時間を短くする上で避けたいことです。

【注意】重大な返済トラブル歴（金融ブラック化）がある場合

「長期滞納（2ヵ月以上）」や「債務整理」が信用情報に記録されている状態を、一般的にブラックリストまたは金融ブラックと表現します。

この状況で福岡銀行カードローンに申し込んでも、スピード審査してもらえるどころか、契約そのものに応じてもらえません。

金融ブラックは最長10年間解消されないため、心当たりのある人は注意しましょう。

【参考】金融ブラックが解消される時期
61日以上の滞納	完済から5年
保証会社による代位弁済	発生から5年
任意整理	完済から5年
個人再生・自己破産	最後の官報掲載から10年

金融ブラックが解消されているか気になる人は、福岡銀行の指定機関である「全国個人信用情報センター（KSC）」へ本人開示手続きを行ってみましょう。

手続きには1週間程度かかりますが、与信審査で用いられる信用情報を確認することが出来ます。

③他社借入を出来るだけ少なくする

福岡銀行カードローンの審査基準では、他社借入情報（件数・借入残高）も重視されます。

借入情報が多いと、希望限度額が少なくても「継続して返済を続けられるか不安」「多重債務の恐れあり」されて、審査に時間がかかってしまいます。

キャッシング利用開始までの日数を最短にするなら、事前に以下の項目をチェックしておきましょう。

「他社借入情報」が原因で審査に時間がかかってしまう人の特徴は、こちらになります。

4社以上から借りている
キャッシング枠つきのクレジットカード発行枚数が多い
他社でカードローンを完済したあと、解約していない

借入先が複数に及んでいる場合、出来るだけ完済する・おまとめローン（借り換え専用ローン）を活用するといった方法で、極力件数を減らしましょう。

また、限度額内で何度でも借入できる契約（極度額貸付）は、借入残高がゼロの状態でも他社借入件数としてカウントされます。

使う予定のないクレジットカードのキャッシング枠・カードローンは、解約しておきましょう。

④ローンの同時申込は避ける

信用情報では「ローン申込情報」もリアルタイム更新されています。

同時期に複数社へ新規申込を行っていると、それが福岡銀行にも伝わって「犯罪目的または無理なキャッシング利用の疑いあり」とされてしまいます。

このケースでは審査に時間がかかるどころか、契約に応じてもらうことが出来ません。

カードローン申込は福岡銀行1社に絞り、同時期にクレジットカードや消費者金融へ申込みすることは控えましょう。

カードローン申込は1～2ヵ月ごとに行う

ローン申込情報はクレヒスに6カ月間記録されますが、1～2ヵ月おきの申込であれば、与信審査に影響することはほとんどありません。

直近で別のカードローン申込を行っていた場合、最低でも1ヵ月は様子を見てから福岡銀行に申し込むことをおすすめします。

「申込書のウソ」「書類の画像加工」は絶対NG

申込時に軽い気持ちで年収を誤魔化したり、他社借入情報を少なく書いたりするのは、絶対にやめましょう。

判読できるよう提出書類の画像を加工するのも、たとえ悪意がなくてもNGです。

福岡銀行では、申込内容や画像の真偽を次の方法で確かめています。

【福岡銀行の審査方法】

年収：人事院が発表する平均年収・金融機関が独自に収集する職業データベースと照合を行う。
他社借入情報：件数や各社の借入残高は、信用情報で確認可能。
提出書類の画像：画像加工の形跡を検知できるコンピュータを使用した上で、審査担当者が直接チェックを行う。

このように、ウソや加工の形跡はすぐに見抜けるシステムが整っています。

疑いを持たれた段階で、審査に時間がかかったり、再提出や追加提出書類を指定されたりします。最悪のケースでは。契約そのものに応じてもらえません。

記入する金額は数万円の誤差まで・画像は鮮明にとる

金額記入欄の誤りは、数万円以内であれば問題ありません。

スピード融資を実現するなら、出来るだけ正確に記入しましょう。

書類画像は鮮明に読み取れるよう丁寧に撮影することで、再提出を求められて審査時間が余計にかかる失敗を回避できます。

スピーディに融資を受けるなら消費者金融がおすすめ

銀行系カードローンは低金利で魅力ですが、即日融資が再開される見込みはありません。

「どうしても今日中に借りたい」と考える人には、スピード融資を強みとする消費者金融が向いています。

【消費者金融のメリット】

申込から最短30分で融資可能
柔軟に貸付してくれる（職業・年収・借入件数に対する審査基準が低い）
ローンカードの即時発行に対応する「自動契約機」がある
提携ATMが豊富（全国展開する銀行のATMが使える）

2019年現在、カードローンで即日借入に対応するのは消費者金融のみです。

ATMキャッシングを希望する場合、福岡銀行カードローンでは郵便物到着まで1週間程度待つ必要があるところ、消費者金融なら自動契約機で即時発行してもらえます。

大手4社（アコム・アイフル・プロミス・SMBCモビット）は全国に1,000カ所以上の自動契約機があり、地方に住んでいる人でも最寄りの設置場所を探しやすいのがメリットです。

発行されたカードは三菱UFJ銀行・三井住友銀行といったどこにでもある銀行のATMで使えるため、借りたお金をそのままメインバンクの口座に入金する使い方でも便利です。

本当に即日融資ができる！おすすめ消費者金融カードローンランキング

高金利は「無利息期間」でカバーできる

消費者金融は17～18％の高金利がデメリットですが、銀行系カードローンにはない「無利息期間」という優遇サービスが設けられています。

「次の給料日まで少しだけ借りたい」「ボーナス支給前に買い物をしたい」といった使い方なら、むしろ消費者金融のほうがお得に利用できます。

【消費者金融各社の無利息期間】
アコム・アイフル・プロミス	契約から30日間
レイクALSA	5万円まで180日間or初回契約から30日間（選択可）
ノーローン	何度借りても1週間無利息