千葉銀行の通帳を紛失…即日で再発行できる？

千葉銀行の通帳を紛失してしまった場合、顔写真付きの身分証明書があれば最短即日で再発行が可能です。

ただし、通帳の再発行のためには千葉銀行の各支店の店頭窓口に行く必要があります。

店舗の営業時間が終了してしまっている場合には、翌営業日以降の手続きになるためご注意ください。

また、通帳を紛失してしまうと預金残高が分からなくなるだけでなく、暗証番号もばれてしまった場合には預金を不正に使用されてしまう危険性もあります。

通常、銀行口座の通帳の暗証番号がばれる確率は低く、もしATMなどで繰り返しいろいろな番号を試されてしまった場合でも何度か連続で間違えた段階でロックがかかるため、ある程度は安心です。

しかし、失くした通帳をそのまま放置してしまうと様々な危険性があるため、できるだけ早く手続きを行いましょう。

そこで今回は、千葉銀行の通帳を紛失した場合に取るべき行動についてご紹介します。

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千葉銀行の通帳を紛失したらまずすべきこと

千葉銀行の通帳を紛失してしまったらまずするべきことは、紛失したことを銀行や警察に伝えることです。

通帳が紛失された場合、まずは不正利用を防ぐために取引を一時停止してもらったり、後日失くした通帳が交番に届けられた場合のために紛失届を出したりすることが大切になります。

通帳が見当たらないと気付いたタイミングで、できるだけ早く行動することが重要です。

失くしてから時間が経過すればするほど、見つかる可能性が低くなると同時に、不正利用されてしまう危険性も高まります。

通帳を紛失してしまったらまずすべき2つの行動は、以下の通りです。

どちらも各機関の営業時間中しかできない対応のため、もし深夜などに通帳の紛失に気づいた場合でも、焦らずに対応しましょう。

また、忙しくて各機関の営業時間中に行動できない場合があるかもしれませんが、不正利用を防ぐためにもお早目の行動をおすすめします。

店舗に電話をして紛失の旨を伝える

千葉銀行の通帳を紛失してしまった場合にすぐ行うべきことの1つ目は、千葉銀行への電話連絡です。

千葉銀行のホームページ上には、取引支店ごとの電話番号が記載されています。

基本的には口座を開設した時の取引店が担当となりますが、自身の取引支店の電話番号が分からない場合には千葉銀行へのお問い合わせ全般を受け付けている電話番号にかけて、通帳を紛失した旨を伝えましょう。

必要に応じて、各支店の担当者の方に取り次いでもらえます。

千葉銀行の支店にすぐに行ける場合には、直接店頭に出向いて通帳を紛失したことを伝えれば問題ありません。

もし、すぐに店頭に向かうのが難しい場合には、先に電話連絡だけ済ませておくことをおすすめします。

通帳紛失後の主な手続きは、現在の通帳による入出金の一時停止作業と、その後の通帳の再発行の2つです。

電話をかければ、通帳利用の一時停止はすぐに対応してもらえるため、忙しい場合でもとりあえず電話をして通帳による入出金取引をストップしてもらいましょう。

警察にも連絡をしておこう

千葉銀行への連絡が完了した後は、警察にも連絡しておくのがおすすめです。

最寄りの交番や警察署では、国内で届けられた落とし物や失くしものを検索できるデータベースが用意されています。

警察に連絡をし、所定の手続きを行うことで、自分が失くしてしまったものが発見された場合にスムーズに受け取ることが可能です。

なお、警察署や交番で失くしものについて相談する時には、「遺失届出書」という書類に記入する必要があります。

住所や氏名に加えて、落とし物の種類や失くした日付、落としてしまった可能性がある場所などを詳しく記入する書類です。

この書類の記入には比較的時間がかかることや、交番や警察署が込み合っている場合はほかの人の対応待ちですぐには記入できないこともあります。

そのため、まずは銀行の支店に連絡を入れて取引を一時停止してもらった後、時間に余裕があるときに警察に行くのがおすすめです。

千葉銀行の通帳は即日再発行可能！

千葉銀行の通帳をなくしてしまった場合、最短即日で再発行ができます。

ただし、失くしたことに気づいた日や時間によっては、翌営業日まで待ってからでないと再発行できないためご注意ください。

さらに、即日で再発行するために必要な書類などもあるため、忘れないようにしましょう。

また、通帳の再発行手続きは店頭で直接申し込む方法と、電話で申し込む方法がありますが、即日再発行できるのは店頭で申し込む場合のみです。

電話で申し込む方法では、電話だけで再発行手続きが完了するのではなく、電話から3～4日後に紛失に関する情報を確認するための「回答書兼喪失届」という照会状が郵送されてくる流れになっています。

さらに、電話後に郵送される喪失届に記入した後、通帳を再発行して受け取るためには最終的に千葉銀行の支店に来店する必要があるためご注意ください。

支店に出向く時間がすぐに確保できる場合には、直接店頭で喪失届の提出を済ませてしまった方が、再発行までにかかる日数は短くなります。

取引している店舗以外でも即日再発行できる

千葉銀行の通帳を紛失してしまった場合、口座を開設した支店以外でも即日発行が可能です。

再発行に必要な書類さえ持参すれば、千葉銀行のどの店舗であっても通帳の再発行手続きを行えます。

もし、口座開設をしたときの支店に行くのが難しい場合は、最寄りの千葉銀行の店舗を使って再発行手続きを行うようにしましょう。

たとえば、千葉銀行の支店の営業エリア内で引っ越しをした場合などは、銀行口座開設時の最寄りの支店と、現在の住所の最寄りの支店が異なることがよくあります。

口座を開設した時の支店とは別の支店で再発行手続きを行った場合でも、取り扱い支店は口座開設時のままになるのでご安心ください。

なお、最寄りの千葉銀行の店舗は、千葉銀行のホームページにある店舗検索機能を使うと簡単に見つかります。

普段使わない支店に行く際には、通帳再発行の手続きが可能かどうかを先に電話で問い合わせてから来店するのがおすすめです。

また、ATM操作では通帳の再発行手続きができないため、検索する際は千葉銀行の「店舗」かどうかをしっかり確認するようにしましょう。

顔写真付き本人確認書類を持っている必要あり

千葉銀行の通帳を即日再発行するためには、顔写真付きの本人確認書類を持っている必要があります。

失くしてしまった通帳が個人名義のものか、それとも法人名義のものかによって必要な本人確認書類が異なります。

個人名義と法人名義の各通帳の再発行の際、使える本人確認書類は以下の通りです。

個人番号カードは顔写真が入っているため本人確認書類として使えますが、個人番号通知カードの方には顔写真が付いていないため、使用できません。

個人番号カードの発行をしていない方は、そのほかの顔写真付き本人確認書類を用意しましょう。

失くした通帳が後日見つかったらどうすればいい？

失くした通帳が後日発見された場合には、手続きが必要になります。

通帳を紛失してしまって再発行をした後は、元のように使えることができるため安心してしまい、失くした通帳が後日見つかったときの手続きを忘れてしまうことが多いです。

しかし、もしも失くした通帳がどこかから出てきた場合には、店頭窓口で所定の手続きを行う必要があります。

なお、失くした通帳の再発見時の手続きは店頭でしかできません。

電話のみで済ませたり郵送で済ませたりすることができないため、時間に余裕があるときに千葉銀行の店舗に来店しましょう。

その際、預金口座を開設した支店と異なる店舗でも手続きが可能です。

失くした通帳を見つけた場合に必要な手続きは、紛失と再発行を行う手続きと比べると記入項目も少なくそれほど時間がかかりません。

銀行が込み合っていない時間であれば短時間で処理してもらえます。

通帳を発見したら発券届の手続きが必要

紛失してしまったと思っていた通帳が見つかった場合は、千葉銀行の店頭窓口での発見届の手続きが必要となります。

通帳を再発行する前の段階であれば、発見届を出すことによって再度その通帳を利用することが可能です。

その際、本人確認書類に加えて、発見した通帳、そして口座開設時の届印が必要になります。

発見届の提出時に必要な本人確認書類は顔写真付きのもので、運転免許証や運転経歴証明書、パスポート、個人番号カード、写真入り勤務先証明書などが有効です。

法人名義の通帳の場合は、発行後3か月以内の印鑑証明書と実印が必要になります。

なお、通帳を再発行した後に、失くしてしまったと思っていた以前の通帳が見つかった場合にも、見つかった通帳を店頭に持っていく必要があります。

通帳を再発行した時点で以前の通帳は無効となりますが、見つかった通帳側のデータの書き換えなど千葉銀行所定の手続きを行う決まりです。

新しい通帳へ正式に引き継がれる

発見届を提出した場合や、通帳の再発行を行った場合には、新しい通帳へと正式な引継ぎが行われます。

以前の通帳は使えなくなり、それ以降の口座明細の記帳は新しい通帳でのみ可能です。

なお、通帳を再発行するためには再発行手数料が発生するため注意しましょう。

店頭での再発行手続き時に、再発行手数料の1,080円を支払う必要があります。新しい通帳に引き継がれた後は、これまでと同じような形で預金口座からの入出金が可能です。

顔写真入りの身分証明書を持っていない時の対処法

千葉銀行の通帳を紛失してしまった場合には、顔写真入りの身分証明書が必要となりますが、もし顔写真入りの身分証明書を持っていない方でも通帳の再発行は可能です。

ただし、その場合は別途必要な手続きが追加されます。

運転免許証やパスポート、個人番号カードといった顔写真付きの身分証明書をお持ちでない場合は、下記の方法に沿って通帳の再発行手続きを行いましょう。

また、通帳の紛失に気付いて銀行の窓口に電話で連絡する場合には、顔写真付きの身分証明書を持っていないということを先に伝えておくとやり取りがスムーズです。

店頭窓口で手続きをする場合、顔写真入り身分証明書がないとその場での再発行手続きができません。

顔写真入り身分証明書を持っていない場合に必要な対応は以下のような手順になります。

照会状が届くまで数日待たなければいけない

顔写真入りの身分証明書が用意できないときは、まずは「照会状」という書類を自宅まで郵送で送ってもらう必要があります。

そのため、書類の発送から手元に届くまでの3～4日間はまたなければいけません。この時、照会状が郵送されてくる住所は口座開設時に登録している住所となります。

顔写真付きの身分証明書がないと、銀行の窓口に来た人が口座の持ち主本人なのかどうか、銀行スタッフが確認する方法がありません。

そのため、口座開設時に登録されている住所に必要書類を郵送するという手続きを踏むことで、本人確認の代わりとしているのです。

照会状が届いたら必要書類を持参して来店

千葉銀行の通帳再発行に必要な照会状が自宅住所に届いたら、必要事項を記入した上で再度店頭に行き、手続きを行います。

これ以降の流れや、紛失した後から見つかった場合の手続きなどは、顔写真入り身分証明書を持っている場合の方法と一緒です。

再発行したいのに営業時間外の時の対処法

失くしてしまった通帳を再発行したいのに営業時間外だったときは、電話による対応がおすすめです。

店頭の営業日を待って営業時間内に手続きを行う方法もありますが、失くしてしまった通帳が不正利用されるのを防ぐためにも、早めに連絡したほうが安心できます。

電話受付の営業時間外だったとしても、以下の方法を使えば紛失した通帳の再発行手続きを始めることが可能です。

自動機サービスセンターへ電話をかけよう

千葉銀行の休業日や営業時間外に通帳紛失に関する手続きを開始したい場合、「自動機サービスセンター」という電話番号まで連絡しましょう。

自動機サービスセンターは「自動機」という名前にはなっていますが、24時間365日、オペレーターの方が直接要件を聞いてくれます。

通帳を紛失したことを説明の上、再発行の希望を伝えましょう。紛失してしまった通帳をストップする手続きはその場で完了してもらうことができます。

なお、通帳の紛失のほか、印鑑やキャッシュカードを紛失した場合も同じ受付電話番号となっています。携帯電話やPHSからも利用可能です。

自動機サービスセンターへの通話料（20秒ごとに10円が目安）はお客様負担となっているためご注意ください。

自動機サービスセンターに電話をかけて所定のダイヤルをプッシュすると、3～4日後に照会状が郵送で送られてきます。

その書類に記入の上、千葉銀行の店頭窓口で通帳の再発行手続きを行ってください。

千葉銀行の通帳再発行は顔写真付き証明書がないと即日できない

今回は、千葉銀行の通帳を紛失してしまった場合の再発行手続きについてご紹介しました。

顔写真付きの身分証明書があり、店頭窓口の営業時間内であれば通帳の即日再発行が可能です。

ただし、顔写真付きの身分証明書がない場合には、本人であることを証明するための手続きとして「照会状」を郵送してもらう必要があります。

また、店頭に行く時間がなかなか取れない場合には、電話で照会状を郵送してもらった後、その書類をもって後日店頭窓口に行くとスムーズです。

再発行の際には各種書類に加えて、再発行手数料が必要なので注意しましょう。

千葉銀行の通帳を紛失した場合、不正利用を防ぐためにもできるだけはやく手続きを行い、新しい通帳をご利用いただくことをおすすめします。

今回お伝えした情報を参考に、通帳の再発行手続きを進めていただければ幸いです。