キャッシングの審査では何が見られる?審査内容と審査基準を徹底解説

キャッシング審査

「明日家賃を払わないといけないのを忘れていた!」「どうしても今日欲しいものがある!」キャッシングを受けたい時はありますよね。

しかし初めてキャッシングを利用する場合、審査ではなにが見られるのか不安な人も多いでしょう。

このページではキャッシングの審査で見られるポイントを解説していきます。

また審査の申込みから融資までの流れも紹介していくので、これからキャッシングの利用を検討している人は、そちらも参考にしてください!

キャッシングの審査で見られるポイント

キャッシングの詳しい審査基準は公開されていませんが、どういった情報を確認されるかは分かっています。

キャッシングの審査で主に見られるのは、信用情報・他社からの借入・本人の属性の3点です。

詳しくは次から見ていきましょう。

信用情報

まずキャッシングの審査では申込者の信用情報がチェックされます。

信用情報にはクレジットカードやローンなどの取引履歴が記録されており、過去に長期延滞や債務整理などの返済トラブルを起こしていると、審査に通りづらくなります。

ただし、返済トラブルがあった=100%キャッシングの審査に落ちる、という訳ではありません。

最終的な判断はキャッシング会社がおこないます。

他社からの借入

次にキャッシングの審査では他社からの借入がチェックされます。

なぜならキャッシング会社の1つである消費者金融は、総量規制(他社借入を含めて年収の3分の1以上の融資を禁止する法律)の対象だからです。

そのため、消費者金融から年収の3分の1以上をキャッシングすることはできませんし、すでに年収の3分の1の額を他社からキャッシングしている人は審査に通りません。

キャッシングの審査を申込む前に、他社借入状況と年収を確認しておきましょう!

ただし住宅ローンや自動車ローンは総量規制の対象外であるため、気にする必要はありません。

本人の属性がチェック

キャッシングの審査では申込者の返済能力(属性)がチェックされます。

本人の属性でチェックされる項目としては、職業・勤務先・雇用形態・勤続年数・年収・住居の状況・家族構成などが挙げられます。

なお上記に加えてキャッシング会社が独自の審査項目を設けているケースが多いですが、全てのキャッシング会社に共通して20歳未満は利用できません。

キャッシングの審査を申込む前に、貸付条件を確認しておきましょう!

キャッシングの審査から融資までの流れ

ここまではキャッシングの審査で見られるポイントについて解説してきました。

以下ではキャッシングの審査から融資までの流れを見ていきましょう。

①Webサイトからキャッシング審査を申込む
②キャッシング会社から本人確認の連絡
③キャッシング会社が信用情報を確認
④キャッシング会社が在籍確認を実施
⑤キャッシングの審査結果の連絡
⑥振込による即日キャッシングが可能になる
⑦キャッシングカードの発送・受取
⑧ATMによるキャッシングが可能になる

それぞれの手続きの意味や注意しておくべきポイントについては、次から詳しく見ていきます。

①Webサイトからキャッシング審査を申込む

まずはキャッシングの審査を申込みましょう。

ほとんどのキャッシング会社では、インターネットの公式サイトから申込みが可能です。

申込みの際には住所や氏名、年収などの属性情報の入力が求められるので、順番に埋めていきましょう。

②キャッシング会社から本人確認の連絡

審査の申込みが完了次第、メールや電話などでキャッシング会社から本人確認の連絡がきます。

本人確認では申込内容や今後の手続きの流れ、必要書類などが指定されます。

しっかりと確認の上、対応しましょう。

③キャッシング会社が信用情報を確認

本人確認が完了次第、正式なキャッシング審査が始まります。

審査ではまず申込者の信用情報がチェックされます。

なおキャッシング会社によって照会する信用情報は異なるため、注意しましょう。

④キャッシング会社が在籍確認を実施

信用情報で問題がなければ、在籍確認が実施されます。

在籍確認とは申込者が入力したとおりの勤務先に勤めているか確認する審査のことで、多くの場合は審査担当者から職場への架電でおこなわれます。

なお在籍確認の電話は申込者が対応しなくとも、職場の人間が電話に出て申込者の在籍を伝えれば完了します。

また在籍確認はキャッシング会社の名前ではなく、審査担当者の名前で掛かってくるため、職場にキャッシングの利用がバレる可能性は低いでしょう。

⑤キャッシングの審査結果の連絡

在籍確認が完了次第、申込者に審査結果の通知がおこなわれます。

在籍確認はキャッシング会社にとっても手間が掛かるため、審査の最終段階で実施されるケースが多く、在籍確認さえクリアしてしまえば審査に通ったも同然です。

なお無事に審査に通った場合は、この段階でキャッシングの借入可能楽や金利が提示されます。

⑥振込による即日キャッシングが可能になる

キャッシングの借入額や金利の設定が完了次第、銀行口座への振込融資が可能になります。

振込融資であればキャッシングのカードを受け取る前に借入ができるため、急いでいる人は利用すると良いでしょう。

⑦キャッシングカードの発送・受取

キャッシングの審査が完了次第、ATMから融資・返済ができるようになる専用のカードが郵送されてきます。

なおカードの郵送には1〜2週間程度かかることもあり、本人指定の郵便で届きます。

確実に受け取れるように日時を指定すると良いでしょう。

⑧ATMによるキャッシングが可能になる

カードを受け取り次第、ATMによるキャッシングが可能になります。

なおキャッシング会社によって利用できるATMは異なり、場合によっては手数料が掛かることもあります。

キャッシングに対応しているATMはあらかじめ調べておきましょう!

キャッシングの審査で必要になる書類

キャッシングの審査を早く終わらせるためには、書類を不備なく提出する必要があります。

キャッシングの審査で求められる書類は大きく分けて、本人確認書類と収入証明書の2点です。

具体的にどういった書類が利用できるのかなどは次から確認していきましょう。

本人確認書類

キャッシングの審査では、全ての申込者に本人確認書類の提出が求められます。

本人確認書類として利用できるものとしては、運転免許証・健康保険証・マイナンバーカードなどが挙げられます。

基本的に公的機関が発行した身分証明書ならば本人確認書類として利用できますが、顔写真がない場合は併せて住民票や公共料金の領収書などの提出が求められます。

提出書類に不安がある場合は、本人確認の連絡の際に聞いておくと良いでしょう。

なお書類に個人番号の記載がある場合、見えないようにマスキングの上提出する必要があります。

収入証明書

50万円以上のキャッシングを希望している、または今回のキャッシングで借入額の合計が100万円を超える場合は、本人確認書類と併せて収入証明書の提出が必要になります。

なお収入証明書として利用できるものとしては、源泉徴収票や2〜3ヶ月分の給与明細書などが挙げられます。

また自営業者の場合は、過去の確定申告書の控えなどが求められるケースがあるため、注意しましょう。

キャッシングの審査に落ちた時に考えられる理由

キャッシングの審査は誰でも通る訳ではありません。

しかし審査に落ちたからといって、すぐに再度申込んだとしても同じ結果になる可能性が高いです。

キャッシングの審査に落ちた時は原因を考えましょう。

ここではキャッシングの審査に落ちた時に考えられる理由を紹介していきます。

借入希望額が高い

このページの「キャッシングの審査では他社からの借入がチェックされる!」で解説してきたとおり、消費者金融は総量規制の対象です。

そのため、総量規制を超える借入希望額を申し込んだ人は審査に落ちてしまうか、年収に見合った額を打診されます。

もし今すぐ多額を借りる必要がないのであれば、できるだけ借入希望額を抑えて審査を申込みましょう。

借入希望額を抑えると「貸し倒れのリスクが少ない」と判断され、キャッシングの審査に通りやすくなるためです。

なおきちんと返済を続ければ、借入限度額は増額することができるため、まずは借入希望額を少なめに設定することをおすすめします。

なんらかの支払の滞納がある

このページの「キャッシングの審査では信用情報がチェックされる!」で解説してきたとおり、返済トラブルを起こしている人は審査に落ちてしまう可能性が高いでしょう。

中では携帯電話やスマートフォンの本体代金の分割払いを滞納してしまい、信用情報に傷がついている人が多いです。

一度返済トラブルを起こしてしまうと、5年はキャッシング審査に通らなくなってしまいます。

そのため延滞や滞納に心当たりのある人は数年間待つか、質屋などの信用情報がチェックされない借入方法を検討しましょう!

他社に連続で申込んだ

短期間に複数のキャッシングの審査を申込むのは避けましょう。

審査で信用情報がチェックされることは説明したとおりですが信用情報にはキャッシング会社の審査の申込み情報が記録されており、短期間に複数のキャッシングの審査を申込むと非常にお金に困っていると判断され、審査落ちの原因になるためです。

キャッシング会社の審査の申込み情報は半年間記録されるため、再度申込む際は期間を空けることをおすすめします。

在籍確認が取れない

多くのキャッシング会社の審査では在籍確認が実施されます。

在籍確認の電話に誰も出なかった場合は時間を置いて再度実施されますが、不通状態が1ヶ月ほど続くと「虚偽の会社を申告した」と判断され、キャッシング審査に落ちてしまいます。

そのため会社で誰も電話を取れない時間帯がある場合は、あらかじめキャッシング会社に連絡し、在籍確認の実施時間を指定しましょう。

キャッシングの審査に落ちた時の対処法

キャッシングの審査に落ちてしまったからといって、諦められる人は少ないでしょう。

ここからはキャッシングの審査に落ちた時の対処法を解説していきます。

より審査の甘いキャッシング会社の審査に申込む

銀行のキャッシング審査に落ちてしまった場合は、より審査の甘い消費者金融へ申込みましょう。

消費者金融は銀行よりも金利が高く設定されている分、柔軟に審査をおこなっているためです。

特にプロミス・アコム・アイフルの審査通過率は40〜45%程度と高く、申込者の訳半分が審査に通過しているため、おすすめです。

審査落ちの原因を解消してキャッシングへ再申し込みする

「どうしても利用したいキャッシング会社がある!」という人は、審査に落ちてしまった原因を解消して再度申込みましょう。

具体的には借入希望額を下げる・他社借入の返済を進める・信用情報の傷が消えるまで待つなどが挙げられます。

また再度審査を申込む際には、半年間空けることを忘れないようにしましょう。

キャッシングの審査では正直に申告しよう

このページではキャッシング審査の内容や、審査の流れについて解説してきました。

なお審査に通りたいからと言って、虚偽の申告をするのは止めましょう。

キャッシング会社は虚偽の申告をすぐに見破りますし、虚偽の申告がバレれば審査に落ちるためです。

キャッシングの審査を申込む際には、正直に申告し、審査結果を待ちましょう!

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