カードローン審査へ申し込んだ直後に、お金のあてが出来て借入が必要でなくなるケースも考えられます。
また、カードローンを借りるはずだったのに、一度冷静になって考えるとやっぱり自力で何とかすべきという考えに変わる方もいます。
この時、途中で審査をキャンセルすることはできるのでしょうか？キャンセルをしたら、何か不都合があるのでしょうか？
今回はカードローンの審査は途中キャンセルができるのか、詳しく解説していきます。
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カードローン審査を途中キャンセルすることは原則できない
カードローン審査を途中でキャンセルすることは、原則できないと考えて良いでしょう。
申し込みをおこなえば審査が開始されますが、これを途中でストップさせるのは困難です。
そもそも、カードローンの審査は一切公開されないので、いつ、どのように審査が行われるか普通の人は知ることができません。
こちらが途中キャンセルしたいと思っても、そのタイミングが審査前、審査中、審査後のいつかは正直わからないケースが多いです。
カードローン審査をキャンセルできる2つのケース
カードローン審査がキャンセルできる可能性があるのは、以下の2つです。
- カードローン審査の申し込み直後
- カードローン審査から契約までの間
ここから、1つずつ解説していきます。
ケース①カードローン審査の申し込み直後
カードローン審査に申し込んでから、本格的に審査が始まるまでの間に窓口にキャンセルを申し込めば、そのままキャンセルできる可能性があります。
ただ、申し込み直後を狙った審査のキャンセルは、銀行カードローンのほうがやりやすいです。
消費者金融カードローンは審査スピードが非常に早いので、その分申し込み直後のキャンセルが難しい可能性が高いです。十分注意しましょう。
ケース②カードローン審査から契約までの間
カードローンを実際に利用するには、審査の壁と契約の壁が存在します。
審査に通過して、その後契約を結ばないことにはカードローンでお金を借りることは出来ます。
裏を返せば、審査が完了したあとに契約を結ばなければ、カードローンを借りなくて済むのです。
ただ、この場合はカードローンの審査を受けた事実は信用情報に残ってしまうので、注意しましょう。
契約を結んだあとにカードローン利用をキャンセルするのはNG
カードローンと契約を結べば、あなたには借りたお金を利息込みで返済するという義務が生じます。
これをキャンセルするということは約束を放棄することになるので、金融機関に認めてもらえる可能性はほぼ0です。
契約を結んでしまったら、簡単にキャンセルはできないので注意しましょう。
どうしてもキャンセルしたいなら解約するのも一つの手
どうしてもカードローンがいらないなら、解約手続きをするのも一つの手です。
ただ、審査をキャンセルするより解約をするほうが、一般的な印象は悪くなります。
特に超短期間で解約をする場合、評価は傷つく可能性が高いので注意しましょう。
それでも不要だと思うなら、解約しましょう。
解約に踏み切る前によく考えよう
解約をすることで、現時点で抱える借金を減らせるというメリットはあります。
ただ、短期で解約している時点で信用情報にキズがついてはいるので注意しましょう。
カードローンを借りるというのは、普通はよっぽどのことがない限りはおこないません。
それほどお金に困っているのであれば、解約せずキープしておくのも一つの手です。
解約した後にやっぱりカードローンが必要だから審査を受けたいとなった場合、また申し込みの手間がかかりますし、一度解約している分審査でも不利です。
カードローン審査をキャンセルするとどんな影響がある？
カードローン審査をキャンセルすると、実際にどんな影響があるのでしょうか？
申込情報は信用情報機関に登録される
申込情報は信用情報機関というところに登録され、最大6か月は残ります。
キャンセルしようがしまいが、カードローンに申し込んだという事実は消えないのです。
申し込みをキャンセルしてすぐに他社のカードローン審査へ申し込むと、審査に落ちる可能性が高くなります。
キャンセル後に再度申し込む場合は、最低でも1か月、できれば6か月期間を空けることをおすすめします。
キャンセル後に同じカードローンの審査に申し込むのは難しい？
仕組み上は、キャンセルをしたカードローンの審査へ後日申し込むことも可能ですし、審査に通る可能性も十分あります。
ただ、注意してほしいのが、その会社独自のブラックリストに掲載されているかも知れないという点です。
信用情報の申し込み情報は半年待てば消えますが、キャンセルした会社が「この人は悪質なので、今後申し込みがあったら断ろう」と勝手に判断している可能性もあります。
怖いのは、こうした会社独自のブラックリストは掲載基準が分からず、いつまで掲載されているかも分からないという点です。
一生そのカードローンが使えない可能性も十分あるので、できれば違うカードローンへ申し込むことをおすすめします。
遅れてキャンセルをすると一括返済のペナルティを受けることも
契約して大分経ってからカードローンをキャンセルすると、悪質な途中解約と見なされる可能性があります。
この時、「解約するなら残高を全て一括返済すること」と言われることがあります。
一括返済の準備ができていない方は、早めにキャンセルすることをおすすめします。
カードローン審査をキャンセルする時はリスクも把握しておこう
カードローン審査をキャンセルすることはできますが、信用情報に登録される、金融機関の自社ブラックリストに登録される恐れもあります。
キャンセルする際は、こうしたリスクを十分把握しておく必要があります。
焦ってキャンセルすることなく、一度冷静に最善の方法を考えましょう。