山陰合同銀行は山陰地方を中心に様々な地域に拠点を置いている銀行であり、自由度の高いカードローンを取り扱っています。
地方銀行が取り扱っているカードローンでありながら、口座がある場合には来店不要で契約できるという便利なカードローンでもあります。
そんな山陰合同銀行カードローンですが、審査にはどういった特徴があるのでしょうか。
山陰合同銀行カードローンにおける全体の特徴や審査のポイントについて紹介していきます。
カードローンの審査基準を徹底解説！こんな人は審査に落ちる可能性大！
山陰合同銀行カードローンの基本情報
山陰合同銀行カードローンは満20歳から満69歳未満の方が申し込めるカードローンです。
本人あるいは配偶者に安定した収入がある方が利用できます。
山陰合同銀行の営業エリア内に住んでいる方、または勤務している方が申し込めるルールになっています。
借入れの限度額は10万円から500万円までとなっていて標準な水準といえます。
使い道は自由ですが、事業性資金には使うことが出来ません。年利は3.8％から14.5％となっています。
山陰合同銀行カードローンの審査に通る4つのメリット
山陰合同銀行カードローンにはいくつものメリットがあります。
具体的には年齢制限が比較的甘いこと、口座を持っていればインターネット完結の申し込みができること、地元で圧倒的な人気を持つこと、用途が自由であることなどが挙げられます。
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
年齢制限が比較的甘い
カードローンには年齢制限があります。
年齢によって返済能力が変わるので、銀行の中には高齢者にやや厳しめの審査を行っているケースも珍しくありません。
山陰合同銀行カードローンは満69歳までの申し込みを受け付けており、比較的緩やかな基準になっているといえます。
これまでに年齢を原因として銀行カードローンの利用を断られてしまった方も、山陰合同銀行カードローンであれば利用できる可能性があります。
申し込み条件としての年齢制限は緩やかですが、高齢の方への審査の難易度が易しいというわけではないことに注意が必要です。
高齢の場合は一層高い返済能力を認められることが審査をクリアするために重要となります。
口座を持っていればWEB完結申込みが可能
山陰合同銀行では口座を持っている場合において、WEB完結申し込みが可能となっています。
店舗まで訪れる必要がないので円滑に手続きを進めることが出来ます。
一般の方の中には銀行の営業時間と仕事をしている時間が完全に重なっているという方もいます。
そういった方にとってもインターネット完結での申し込みができることは大きな利点となります。
地元で圧倒的な人気とシェア
山陰合同銀行は地元で圧倒的な人気とシェアを持っている銀行です。
幅広い方に利用されることにより、安定した運営ができていることも大きな特徴といえるでしょう。
最近では銀行といえども経営に苦しむところが増えてきています。
山陰合同銀行の場合は地元で根強い支持を受けているので、経営で苦しむことも特になく、順調に顧客を獲得し続けています。
カードローンを利用する上でも銀行の経営が安定していることは安心感に繋がります。
山陰合同銀行が地元から支持を獲得しているのは、地域密着のサービスを充実させているからでもあります。
カードローンを利用する際にはそのサービスの恩恵を受けることも出来ます。
用途が自由なので使いやすい
山陰合同銀行カードローンの用途は基本的に自由となっています。
カードローンはそもそも自由度の高いローンですが、中でも特に制限が少ないのが山陰合同カードローンの特徴です。
山陰合同銀行カードローンは事業目的以外であれば、何にでも自由に使うことが出来ます。
公共料金の支払いなどにも使用できるので非常に便利です。
山陰合同銀行カードローンの審査ポイント
山陰合同銀行カードローンを利用するにはやはり審査をクリアしなければなりません。
審査は申し込み者の収入や職業、希望借入額などを参考に実施されます。
カードローンの審査はどの銀行もある程度似た内容の審査を行っています。
しかし、その内容については銀行ごとに少しずつ異なっている部分もあります。
審査のポイントを押さえておくことで審査をクリアできる可能性を高めることも出来ます。
そこで山陰合同銀行カードローンの審査のポイントについて紹介していきます。
これから山陰合同銀行カードローンに申しこもうと考えている方にとっては、特に重要な内容となっています。
また、審査の際に覚えておくと安心できることもいくつかあります。
審査の甘いカードローンの特徴！確実に借りられるカードローンはどこ？
審査完了は最短でも翌営業日
山陰合同銀行カードローンに申し込んでから審査完了の連絡が来るのは、最短でも翌営業日以降となっています。
つまり、即日融資を受けることは出来ません。
かつては銀行の中にも即日融資を行っているところがありましたが、2018年から即日融資が行われなくなりました。
これは山陰合同銀行だけではなく、銀行全体の動きとなっています。これは一層慎重な審査を実施するためです。
即日融資を受けられないことはデメリットかもしれませんが、慎重かつ正確な審査がより期待できるようになったことはメリットでもあります。
連休直前に申し込みを行うと連休までに審査結果が出ず、連休明けまで待たなければならないケースも起こりえます。
円滑に融資を受けたい場合はタイミングにも気を付けておきましょう。
保証会社はエム・ユー信用保証
銀行は申し込み者を審査する際に保証会社と連携を行います。
この保証会社の判断は銀行の最終的な審査に大きな影響を与えます。
山陰合同銀行カードローンの保証会社はエム・ユー信用保証です。
エム・ユー信用保証はたくさんの銀行の保証を担っている会社であり、豊富な情報を有しています。
申し込み者の信用情報はもちろん、借り入れの状況なども広く把握している会社なので、金融面の情報はほとんど全て把握されているといえるでしょう。
逆に言えばこれまでに金融関係のトラブルを起こしていない場合は、審査をクリアできる可能性が高いということでもあります。
口座を持っていないとWEB完結申込みはできない
山陰合同銀行カードローンはWEB完結申し込みに対応しているカードローンですが、WEB完結申し込みの利用条件は口座を有していることとなっています。
口座を持っていない場合は来店が必要となります。
地方銀行のカードローンにおいては、口座を持っている方向けに特にサービスを充実させているケースが少なくありません。
これは口座があることによって、銀行から利用者への信用性が高くなるからです。
カードローンの申し込みを行う前に口座を開設することも出来ますが、口座の開設の際にも来店が必要となります。
どんな手段を用いたとしても、口座がない状態で来店せずに申し込むことは出来ないので注意しておきましょう。
山陰合同銀行カードローンは口座を活用することで様々な利便性が向上します。
その点からも口座を持っている方にとって非常に利点が多いカードローンといえるでしょう。
山陰合同銀行カードローンの審査は甘い？厳しい？
山陰合同銀行カードローンの審査が甘いか厳しいかについては多様な意見が存在しています。
それぞれに置かれている状況が違うので、審査への感じ方も異なるということです。
審査をクリアできた場合もクリアできなかった場合も、その理由が申し込み者に伝えられることはありません。
審査の難易度を客観的に断定する手段もなく、これまでに申し込みを行った方の情報を見て総合的に推測していく必要があります。
ここからは山陰合同銀行カードローンの審査難易度について解説していきます。
難易度の高さが心配という方も事前に確認しておくことで、過剰に恐れる必要はありません。
審査難易度は地銀の中でも標準レベル
山陰合同銀行カードローンの審査難易度は地方銀行の中で標準レベルとなっています。
金利や限度額を見てもあまり変わったところはなく、審査においてもオーソドックスな内容になっているといえます。
借入れ額と収入のバランスなど、銀行カードローンにおいて一般的に重視される項目が大切となります。
リスクの低い申し込み者であることを示すことが出来れば、十分に審査をクリアできる可能性が高いといえるでしょう。
地方銀行カードローンの中で標準レベルであるということは、これまでに他の審査に落ちた方が山陰合同銀行カードローンの審査を突破することは難しいのではないか、と思う方もおられるかもしれません。
しかし、借入限度額を少なめに抑えることや他社への借り入れを返済しておくことによって審査を通過できることも十分にあります。
固定金利なので同金利のものより借りやすい？
山陰合同銀行カードローンは銀行型のカードローンとしては少し珍しく固定金利となっています。
固定金利は銀行から見ると安定して利益を確保しやすいという利点があります。
銀行の経営が安定しているときは、審査の難易度をそれほど高くしないという傾向があるため、少し借りやすいかもしれません。
しかしながら、固定金利が借りやすさに繋がるかどうかについては様々な意見があります。
固定金利イコール借りやすいと断定できないのが実際のところです。そのため、過信しないことが重要となります。
銀行口座を長く利用していた方を審査で優遇？
山陰合同銀行カードローンでは銀行口座を長く利用していた方が審査で優遇されるという情報もあります。
山陰合同銀行は銀行口座を利用している期間について特に言及しておらず、口座の利用期間と審査の難易度を結びつける明確な根拠はありません。
しかし、実際に申し込みを行った方の中には口座を長く利用していて、審査の難易度が低く感じられたという方もいます。
口座を長く利用しているということは銀行からの審査が高まっている可能性があるので、審査で有利となっても不思議ではありません。
これまでに山陰合同銀行の口座を長く使ってきたという方は大きなチャンスとなる可能性もあります。
口座を長く使うことで有利になっていきますが、口座を利用している期間が短い場合は不利かといえばそうではありません。
例えば口座を利用している期間が短くても、口座を持っていること自体がある程度の有利性をもたらしてくれます。
山陰合同銀行カードローンの審査に落ちる理由と対処法
山陰合同銀行カードローンの審査に落ちてしまった場合には何らかの理由があります。
しかし、その理由が分からなくて困っているという方もいるかもしれません。
審査後に落ちてしまった原因を伝えてもらうことは出来ないので、様々な可能性を考慮しつつ推測することが重要となります。
例えば、使っていないクレジットカードを多く所有している場合は審査に落ちやすくなってしまいます。
クレジットカードをたくさん持っているということはいつでもたくさんのお金を借りられるということでもあります。
そのリスクが審査において不利になるかもしれません。
このように一見何気ないことでも審査には大きな影響を与えることがあります。
ここからは審査をクリアしやすくするポイントについて紹介していきます。
希望限度額は必要最低限まで下げる
山陰合同銀行カードローンの審査において重要なのは自身のリスクが低いことを示すことです。
そのためには希望限度額を必要最低限まで下げることが重要となります。
希望限度額が低ければ銀行が貸し付ける金額は少なくなるので、リスクが大きく下がります。
これによって審査にクリアできる可能性が高くなります。
中には念のため希望限度額を高めに設定しておこうと考える方もいます。しかし、希望限度額が高くなればその分銀行からの審査難易度は高くなります。
収入に自信がない場合は特に希望限度額を少なめにしておくことが大切です。
金融事故があったら信用情報がクリーンになるまで待つ
銀行は申し込み者の金融事故に敏感な反応を示します。
金融事故とは債務整理や悪質な滞納など、信用情報に傷をつける要素のことを言います。
金融事故が信用情報に残っていると、また金融事故を起こすのではないかと判断されてしまいます。
そのため、信用情報に傷がついている状態で審査をクリアできる可能性は限りなく低いです。
しかし、信用情報への記載はずっと残り続けるわけではありません。
一定期間が経過するとその情報は消去されることになります。それゆえに金融事故の記録が消えるまで待って申し込みを行うことにより、審査を通過できる可能性を高めることが出来ます。
信用情報がクリーンになるまでの期間は金融事故の内容やこれまでの状況などによって変わりますが、数年で消えるケースが多いです。
信用情報についてはCICのホームページで確認できます。
知らず知らずのうちに信用情報に傷をつけているケースもあるので、気になる方はチェックしておきましょう。
他社借入は3社以内にとどめておく
カードローンの申し込みを行うと、銀行は保証会社と連携して申し込み者の借り入れについて情報収集を行います。
既に様々な金融機関から借り入れをしている方に融資を行うことは、大きなリスクとなってしまうからです。
他社からの借り入れが少なければ少ないほど、審査の難易度が下がっていきます。
それゆえに出来れば他社借入を3社以内に留めることが重要となります。
もちろん、借入れの総額も大きな問題となります。
借入れの総額は年収の3分の1に迫ると、返済不能に陥りやすいと判断されることもあります。
カードローンやフリーローンだけでなく、自動車ローンなどの残高も影響を及ぼします。
もし可能であれば、少しでも返済を進めておくと審査通過の期待値を高めることが出来ます。
意外と忘れがちなローンとしてスマートフォンのローンがあります。
最近ではスマートフォンを分割払いで購入している方が多いですが、この残高もローンとして計算されます。
そのため、スマートフォン代金を繰り上げて支払うことによって借入れの総額を少し減らすことも出来ます。
昨今ではスマートフォン代金が15万円ほどになることもあり、借入れ総額への影響が大きくなっていることもあるので注意しておきましょう。
勤続年数は1年以上あるのが理想的
現在の勤務先への勤続年数も少なからず審査に影響を及ぼします。
銀行は申し込み者が安定的に収入を得ていくかを注視しているからです。
職を転々としているときにはなかなか収入が安定せず、ローンの返済が難しくなるリスクが高まります。
一方で特定の勤務先で長く働いている場合はその後も収入の安定性を確保できると見なされます。
それゆえに勤続年数が長ければ長いほど、審査には有利となっていきます。
昨今では転職などを行う方が増えており、必ずしも1つの勤務先で働き続けることが大事とはされない場合もあるので一概には言えませんが、1年以上の勤続年数があると審査にクリアできる可能性が高まります。
山陰合同銀行カードローンでは勤続年数を申し込み条件に挙げていません。
そのため、勤続年数は数か月であってももちろん申し込みが可能です。
勤続年数が少し短いとしても他の要素次第ではカードローンの審査を通過できることもあります。
勤続年数が短い場合には、借入れ限度額の希望を低めに設定するなどして、リスクを軽減しておくことが有効となります。
目的に応じてカードローンの種類を選ぼう！
カードローンを選ぶ際には目的に合わせたものを選ぶことが重要となります。
銀行ごとに個性のある優れたカードローンを用意しています。
それぞれの特徴を踏まえて、どれが良いかについて判断していきましょう。
何故カードローンを利用する必要があるのかを落ち着いて考えることによって、自分に合ったカードローンを見つけやすくなることもあります。