銀行で利用可能なカードローンはマイカーローンや住宅ローンのように借りたお金の用途を決めなくて良いので使い勝手がとても良いです。
どうしても買いたいものがあってお金が足りない時や急な出費が発生し、今月の貯金では支払えなくなってしまった時など、カードローンを利用するであろう機会は誰にでも訪れます。
カードローンを利用する場合、まずはメガバンクでの利用を検討することになる人が多いですが、地域で活動している銀行が発行しているカードローンにも使い勝手の良いものが多いです。
カードローンの審査基準を徹底解説！こんな人は審査に落ちる可能性大！
大垣共立銀行カードローン「ザ・マキシマム」の基本情報
大垣共立銀行は岐阜県大垣市に本店を構える地方銀行です。
岐阜県や愛知県を中心におよそ150の支店を持っており、日本国内だけではなく海外にも4か所の駐在員事務所を構えている中堅規模の銀行となっています。
そんな大垣共立銀行が個人に向けて提供しているカードローンが「ザ・マキシマム」です。
ザ・マキシマムの基本情報を簡単にまとめると金利は最低利率が年4.5パーセント、最高利率が年12.0パーセントとなっており、融資限度額は10万円から1,000万円となっています。
借り入れができる条件は満20歳以上から満61歳未満の人で本人または配偶者、そして安定した収入がある人と定められています。
ちなみに借り入れをする際の担保や保証人は不要となっています。
大垣共立銀行カードローン「ザ・マキシマム」の審査を受ける4つのメリット
より利用する人の数を増やそうと、各銀行のカードローンにはそれぞれ個別の特徴やメリットがあります。
ザ・マキシマムのメリットを主に4つ挙げていくと「5つの方法で審査申込みが可能」「上限金利が年12%と低い」「限度額が最大1,000万円」「遅延損害金も年14%と低めでもしもの時も安心」の4点となっています。
それぞれのメリットをさらに詳しく分析していきましょう。
5つの方法で審査申込みが可能
ザ・マキシマムの1つ目のメリットは申し込み方法が豊富である、ということです。
ザ・マキシマムは「店頭での申し込み」「WEBでの申し込み」「電話での申し込み」「郵送での申し込み」「FAXでの申し込み」と5種類の審査申し込み方法が利用できます。
申し込み方法が豊富だということはそれだけ審査の申請もしやすいということになります。
それぞれの申し込み方法を簡単に説明すると、「店頭で申し込み」をする場合は店頭にあらかじめ用意されている申し込み用紙に必要事項を記入し、窓口に必要書類と一緒に持っていけばその場で審査を受けることが可能です。
「WEBで申し込み」する場合は大垣共立銀行の公式サイトからザ・マキシマムの紹介ページへと飛び、ザ・マキシマムを申し込むボタンをクリックします。
すると必要事項を入力するページに飛ぶので指示通りに必要事項を入力します。
必要事項を入力し、送信すると審査が行われます。
「電話での申し込み」をする場合はフリーダイヤルに電話をかけて申し込み手続きをおこないます。
必要事項に関してはオペレーター側が確認するので、こちらが何かを記入することはありません。
すべての質問に回答すれば審査がおこなわれます。
ちなみに平日は夜9時以降、土日祝日は夕方5時以降は電話での受付は行っていないので注意しましょう。
「郵送で申し込む」場合はまず大垣共立銀行に郵送用の申込用紙を送ってもらうように申請しましょう。
申込用紙が送られてきたら用紙に必要事項を記入し、申し込みに必要な書類と一緒に封筒に同封して郵送します。
用紙が銀行に届けば審査がおこなわれます。最後に「FAXで申し込み」する場合は同様に申込書類に必要事項を申し込み、専用ダイヤルで用紙を送信してください。
郵送の時と同様に銀行に書類が届けば審査がおこなわれます。
上限金利が年12%と低い
カードローンのみならず、ローンを利用する際に必ずチェックする事となるのが金利です。
金利が高いか安いかはその後の返済を楽にするかどうかを左右するとても重要な要素となります。
ザ・マキシマムの金利をチェックすると上限金利が12パーセントとなっています。
銀行系のカードローンは消費者金融のキャッシングと比べると比較的金利は安く設定されていますが、ザ・マキシマムはそんな銀行系のカードローンの中でも比較的上限金利が低く設定されています。
ちなみにほかのカードローンの上限金利と比較するとメガバンクである三菱UFJ銀行が発行しているカードローンは上限利率14.6パーセント、同じく三井住友銀行のカードローンが14.5パーセント、地方銀行である横浜銀行のカードローンが14.6パーセントとなっています。
これらのカードローンにもザ・マキシマムにはない独自のサービスやメリットがあるものの、単純に金利で比較すればザ・マキシマムは極めてお得に利用できるカードローンだと言えるでしょう。
限度額が最大1000万円
そしてザ・マキシマムは借り入れできる限度額が1,000万円ととても高く設定されているのも注目すべきポイントの1つです。
借入限度額に関しても先ほどの金利と同じように各銀行のカードローンと比較してみましょう。
まずメガバンクである三菱UFJ銀行のカードローンは上限額が500万円に設定されています。
同じく三井住友銀行のカードローンは限度額が800万円です。
地方銀行である横浜銀行のカードローンはザ・マキシマムと同様に上限額が1,000万円になっていますが、全体的に見ても上限が1,000万円となっているカードローンやキャッシングは少ないです。
遅延損害金も年14%と低めでもしもの時も安心
カードローンでお金を借りた場合、毎月必ず返済しなければいけない金額というものが設定されます。
もしもローンを期日通りに設定した金額通りに支払えない場合、遅延損害金というお金が発生します。
遅延損害金が発生した場合、ペナルティとして通常の金利よりも高い金利が設定され、利用者は通常よりも多くのお金を返済しなければいけません。
しかしながら思ったより収入が得られなかったりしてお金がどうしても支払えない事態というのは誰にでも起こりえます。
ですからもしもの時も考えてカードローンを選定する際は遅延損害金の利率もチェックしておきたいところです。
ザ・マキシマムの遅延損害金は年14パーセントとなっています。
通常の金利だけではなく遅延損害金の利率も低めに設定されているので、万が一お金を期日通りに返済できない事態が発生したとしても余分に返すお金が少なくて済みます。
大垣共立銀行カードローン「ザ・マキシマム」の審査ポイント
カードローンによって審査にかかる日数や押さえておきたいポイントが異なります。
不測の事態が発生しても慌てずにカードローンを利用するためには審査を受ける際にどういった点に気を付けた方が良いのかをしっかり把握しておくことが大切です。
審査の甘いカードローンの特徴！確実に借りられるカードローンはどこ？
審査完了は最短でも翌営業日
カードローンを利用する際に気になるのが審査にどれくらい時間がかかるかです。
審査に必要な時間はそのまま実際に融資されるまでにかかる日数を左右する大きなポイントとなります。
ザ・マキシマムの場合、収入を確認できる書類と本人書類の確認、さらには審査の合否の連絡が午前中に完了したときにのみ翌日にカードが発行されますが、このようなケースは極めてまれなので基本的に審査が完了するのは翌営業日になると考えておきましょう。
そしてカードはどのような申し込み方法であっても自宅に郵送されます。
申し込みから実際にカードが届くまでは早くても1週間程度はかかると見込んでおきましょう。
つまりザ・マキシマムでは即日融資を受けることは出来ないということになります。
実は政府からの規制が強化されたことによって、ザ・マキシマムだけではなくほとんどの銀行系カードローンは即日融資してもらうことが不可能になっています。
即日融資を検討しているのであればカードローンではなく消費者金融のキャッシングを利用しましょう。
希望額が50万円を超える時は収入証明書が必要
借入希望額が少ない場合は必要書類は運転免許証など本人であることが確認できるものだけになりますが、借入希望額が50万円を超えた場合は本人確認ができる書類と一緒に収入を証明できるような書類を準備する必要があります。
毎月給料明細をもらっている人は給料明細がそのまま収入の証明になるので持参、またはコピーしたものを送付しましょう。
年齢条件が少し厳しいので注意
カードローンでは下限年齢と上限年齢がそれぞれ設けられています。
まず下限年齢に関してはどのカードローンも共通で満20歳以上となっています。
下限年齢はカードローンだけではなくキャッシングも同様に満20歳以上と設定されており、未成年者はローンを利用してお金を借りることができません。
しかし上限年齢に関しては各カードローンごとに設定が異なっています。
例えば三井住友銀行のカードローンの場合上限年齢は満69歳以下、三菱UFJ銀行は満65歳以下となっています。
対してザ・マキシマムの場合は満61歳未満となっています。
年齢条件に関して言えば他のカードローンよりも厳しく設定されていると言えるでしょう。
大垣共立銀行カードローン「ザ・マキシマム」の審査は甘い？厳しい？
ローンの借り入れをする際に金利と同じくらい気になるのが審査が厳しいかどうかです。
審査に合格するかどうかは実際に借り入れを申請してみなければ分かりませんが、実際に利用した人の意見などを見ていくと他のカードローンより審査が厳しいかどうかの判断をある程度おこなえます。
審査難易度は地銀の中では若干厳しい
ザ・マキシマムは他のカードローンと比較すると上限金利が低く設定されていることもあって、審査の難易度は地方銀行の中では若干厳しいという意見が多いです。
審査を厳しくすることによってより確実に遅延なくお金を返済できる人を厳選してお金を融資していると考えられます。
ザ・マキシマムで確実に融資を受けたいと考えているのであれば、借り入れ審査を申請する前に自分は借り入れ条件から外れていないかをしっかりとチェックする事が大切です。
過去にプロミスでトラブルがあると審査に通りにくい
カードローンの借り入れ審査を申請した場合、審査は直接銀行がおこなうのではありません。
カードローンの審査を申し込みした場合、実際に審査をおこなうのはカードローンの保障会社です。
保証会社は実際にお金を借りた人が返済できなくなってしまった場合、代わりにお金を支払ってもらうために存在しています。
各銀行によって保証会社は異なりますが大垣共立銀行の場合、保証会社は大手消費者金融会社であるプロミスとなっています。
銀行系のカードローンは全体的に審査が厳しいと言われていますが、保証会社側が自分でお金を建て替えたくないからというのも理由の１つといえるでしょう。
特にその保証会社ですでに借り入れを行っていてなんらかの金銭トラブルがあった場合はかなり厳しいものとなります。
ザ・マキシマムの場合、過去にプロミスを利用してトラブルが発生した場合は審査に通りづらくなると言えるでしょう。
50万円以上の借入には収入証明書の提出が必要
先ほども少し触れましたが、50万円以上の借り入れをおこなう場合は必ず収入証明書を提出する必要があります。
会社に勤めているサラリーマンならば毎月受け取る給料明細がそのまま収入証明の書類になります。
自営業の場合は収入証明書などはありませんが、確定申告の際に作成した書類がそのまま収入証明書となります。
万が一のことも考えて確定申告書を書き終えたら保存用にコピーしておきましょう。
大垣共立銀行カードローン「ザ・マキシマム」の審査に落ちる理由と対処法
実際にカードローンに借り入れを申請するときの状況というのはいつも同じではありません。
ですから同じカードローンに借り入れの申請をしても合格するときもあれば不合格になることもあります。
ただし何度借り入れの申請をしても不合格になる場合は根本的に審査に合格できない理由が存在しています。
ここからは審査に落ちる理由とその対処法についてまとめています。
希望限度額は必要最低限まで下げる
カードローンの審査の際に重要視しているものの1つに借り入れを申請した人の収入があります。
銀行側は申請をした人が確実に借りたお金を遅延なく返済できるだろうと判断した時にはじめて合格の判定を出します。
したがって収入に見合わないような金額を借りようとしてもまず審査に通りません。
特に初めてザ・マキシマムを利用した場合は利用実績が全くないので更に厳しく審査されます。
より確実に審査に合格したければ借り入れるお金は必要最低限にとどめておきましょう。
ローンの借り入れは常に最低限にとどめておいた方が返済するときの負担も少なくて済みます。
金融事故があったら信用情報がクリーンになるまで待つ
銀行をはじめとした金融機関は共通して閲覧することができる「信用情報」という書類を保有しています。
信用書類には個人ごとに過去にどのような借り入れをしてどのような形で返済したのかが全て記されています。
もちろん返済の遅延など金融事故を起こしている場合も全て信用情報に記入されます。
もし自分が過去に金融事故を越しているという自覚があるならばザ・マキシマムにお金を借りるのは踏みとどまった方が良いでしょう。
金融事故を一度でも起こしてしまうと金融機関からの信頼度は大きく低下し、借り入れは難しくなります。
特に悪質な延滞を続けてブラックリスト入りした場合は5年間一切ローンを利用できません。
金融事故によって悪いイメージが付いているのであれば信用情報がクリーンになるまで待ちましょう。
他社借入は3社以内にとどめておく
そして他社からすでに借り入れをしているかどうかも審査の合否を決める重要な要素です。
とはいえある程度年齢を重ねていればマイカーローンや住宅ローンを組んでいる人も多いです。
ですから1社のみの借り入れや2社から借り入れをしている場合は利用する金額や借り入れをしている金額にもよりますが、そこまで審査に影響はありません。
ただし3社以上で借り入れをしている場合は経済的に何らかの問題を抱えているのではと疑いの目を持つようになります。
もしも疑いの目を持たれてしまった場合は審査に合格するのが途端に難しくなるでしょう。
審査の申請をする前に現在自分がどの金融機関からどれだけの借金をしているかについて把握しておき、3社以上の借り入れがあるならば返済に専念するかローン会社をまとめるなど、対策をとってから借り入れの申請をしましょう。
勤続年数は1年以上あるのが理想的
借り入れの審査を申請する際には現在勤めている会社や勤続年数も聞かれます。
これらも安定した収入を得ているかどうかを判断する要素です。
借り入れをしようとしている人が勤めている会社が誰もが知っているような一流企業であれば倒産して突然収入が無くなるようなこともまずありませんし、単純に給料が多いため返済するだけの十分な経済力があると判断されます。
そして勤続年数が長ければ長いほどその会社に必要な人物だろうとみなされます。
もし現在働いている会社が勤続年数1年未満の場合、審査をする側はすぐに辞めてしまうのではと疑うようになり、審査に合格しづらくなります。
借り入れの申請をする際は勤続年数は1年以上あるのが理想的です。
大垣共立銀行カードローン「ザ・マキシマム」はメガバンク並のスペックが魅力
大垣共立銀行のカードローン「ザ・マキシマム」は地方銀行のカードローンでありながら最高上限額は1,000万円、そして上限金利は12パーセントとメガバンク並みのスペックを持っていることが最大の魅力です。
申請方法も店頭やWEBだけではなく郵送や電話、FAXなどで審査の申請が可能と、利用する際にもとても使い勝手のよいカードローンです。
岐阜県近郊に住んでいるならばメガバンクと併せてカードローンを利用する際の候補に入れておいて損はないでしょう。
ちなみにカードローンの利用自体は全国どこからでも可能です。