だれかがなくなったとき、相続したお金をいつでも引き下ろせると思っていませんか?
さまざまな提出書類や、手続きが必用になってきます。もし生活資金を預けている口座が凍結してしまった場合、生活資金を借りアクテはいけなくなる可能性も出てきます。
がないように、相続手続きの流れや必要書類など、大体のことは把握しておきましょう!
横浜銀行での相続手続きの流れ
家族が残したお金をそのまま凍結されてしまったり、すぐに使用できなくなるのは困りますよね。相続手続きは人生で何回もあることではありません。
ここでは横浜銀行に口座を残して亡くなった場合の手続きの流れを紹介します。
もしものときに参考にしてください。
- 相続手続きの書類を集める。(相続手続きご案内サービス利用可能)
- 必要書類を持参し取引先支店の窓口へ提出。
- 職員に死亡の事実を伝え相続手続きの方法を確認。
- 足りない書類等は再取得をし、相続依頼届に相続人全員から署名捺印をもらう。
- 相続人全員との遺産分割協議を済ませ、適法な遺産分割協議書を作成する。
- 足りない書類と遺産分割協議書の一式を持参のうえ、再来店。
- 遺産分割協議の内容に従ったでの振込依頼をかける。
- 残高証明書の依頼をかける。
- おおよそ2~3週間程度で相続手続き(お振込)が完了。
取引店への連絡
亡くなった方が取引していた店舗へ連絡し、名義人が亡くなった旨を伝えましょう。
この際、亡くなった方が保有していた口座の番号や、亡くなった日、相続人の範囲といった情報が必要になります。
取引店舗がわからなく、時間が経ってしまい口座が凍結してしまう可能性もあります。
横浜銀行は国内最大級の地方銀行です。国内に支店が199店舗もあるんです。わからなくても相続手続きをする方法はありますが、面倒くさいのであらかじめ取引店舗は把握するようにしておきましょう。
書類の用意
後日届いてくる「相続手続きの案内」に沿って、手続きに必要となる書類を用意します。
必要書類は、以下の3つのケースによって異なってきます。
遺産分割協議書があり、遺言書がない
相続人同士の合意のもと作成された遺産分割協議書がり、遺言書がない場合は、以下のような書類等が必要です。
- 相続手続依頼書(横浜銀行所定の書式)
- 相続人全員の印鑑証明書(発行から3ヶ月いないのもの)
- 遺言書(存在すれば)
- 遺産分割協議書(法定相続と異なる内容で相続する場合)
- 被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本
- 相続人全員の戸籍謄本
- 被相続人の通帳、銀行印、カード等
遺言書がなく、共同相続が決まっている
遺言書が用意されておらず、共同相続による相続が決まっている場合は、以下の書類等を用意します。
- 印鑑証明書
- 戸籍謄本
- 相続人の実印・届け印
- 被相続人の預金通帳、証書、カード等
遺言書がある
名義人が遺言書を残して亡くなった場合、相続には以下の書類等が必要です。
- 遺言書
- 印鑑証明書
- 戸籍謄本
- 受遺者・遺言執行者の実印・お届け印
- 被相続人の預金通帳、証書、カード等
書類提出
案内に従い、求められた書類を提出します。
提出先は取引店、もしくは相続事務集中部署となります。
払い戻し
書類が担当部署に到着し、不備等がなければ、払い戻しが行われます。
手続きがわからない時に相談できる「相続手続きデスク」
横浜銀行は、相続に関する相談を専門スタッフが対応する「相続手続きデスク」が用意されています。
相続手続きの最中にわからないことがあれば、まずこちらを頼ってみましょう。
こちらの窓口は、無料で利用できる上、「遺言信託」や「遺産整理業務」といった名義人の死亡に関する他の相談にも対応しています。
正しく相続手続きをしなければ口座が凍結されてしまう?
名義人が死亡した事実を金融機関が知ると、名義人が保有していた口座の凍結が行われ、預金の引き出しができなくなります。
一部の相続人が預金を引き出すことによって、他の相続人に行き渡る財産のバランス崩壊するのを防ぐためです。
これは、相続人同士の争いを防ぐことにもつながります。
相続手続きとは、この凍結を解除する手続きを意味します。
そのため、相続には、相続人すべての同意に基づいて作成された、書類の提出が必要となるのです。
相続手続きが上手くできない場合
相続手続きに必要となる書類の記入は、一般の方にとって簡単なものではありません。
また、名義人の口座番号や、取引店名がわからないといった問題から、相続手続きが滞ってしまう場合もあります。
そうした場合は、相続手続きに関する相談を受け付けている法律事務所や税理士事務所を訪ねてみるのも一つの方法です。
相続に関するトラブルは多く、実際に専門家の知恵求める方は少なくないのです。
横浜銀行:相続手続きご案内サービス
横浜銀行のホームページに、自分で入力した相続の状況や情報をもとに、横浜銀行での相続手続きに必要な書類を、インターネットで見ることが出来るサービスがあります。実際に使用した流れを紹介します。
まず、このサービスを利用するにはWindows・Internet Explorer9~11のインターネット環境が必用です。ご自宅のパソコンがまだこのバージョンに更新できていない方がいる場合は、簡単にダウンロードできます。
進んでいくと、パスワードを設定するかしないかを選択する画面になります。設定しなくてもサービスを利用することは可能です。
女性のキャラクターが喋り口調でサイト内や使用方法を説明してくれます。難しい作業はなく簡単な情報入力で住むので誰でも使うことが出来ます。
情報入力をするとお客様番号が出てくるので、その番号を電話で伝えるか、直接銀行に足を運んで伝えるかのどちらかを選択します。
インターネット上での情報入力は10分前後で全て終えることが出来ます。
わからないことは専門スタッフへ
横浜銀行には、相続手続きについてのい専門スタッフが電話対応してくれるサービスがあります。インターネットでいくら情報を集めてもわからないことや、気になる点など気軽に電話で聞きましょう。
専門のスタッフが丁寧に対応してくれます。
また遺言信託や遺産整理業務など相続に関連する相談にも案内してくれます。
大事なお金だからこそ……残された家族で納得の相続を
亡くなられたご家族の預金の相続は、残された家族にとっては大事な問題です。
くれぐれも、トラブルの内容に、全員が合意できる相続を行うようにしましょう。
必要に応じて、銀行や税理士などの専門家の知識を求めてください。