ノーローンの返済について解説!返済方法・シミュレーション

ノーローンの返済方法

急にお金が必要となったときに、できれば無利息でどうにかしたいと考えるかもしれません。

そのような時には、ノーローンを利用してみましょう。ノーローンは新生銀行パーソナルローンのキャッシングサービスです。

最初の1週間は無利息でお金を借りることができ、来店しなくても即日融資できる便利なサービスとなっています。

今回は、ノーローンの返済方法や返済額について、詳しく解説していきます。

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ノーローンの返済方法は3通り

ノーローンの返済方法には、一括返済と分割返済、借入金額スライドリボルビング方式の3種類あります。

一括返済は、借り入れた金額を全額まとめて返済するプランです。

分割返済では、毎月決まった金額を複数回に分けて返済します。

借入金額スライドリボルビング方式は、借入残高によって最低返済額が決定され、それに合わせて返済する方法です。

これらの3種類の返済方法から、自分のペースに合わせて返済プランを選択することができます。

提携ATMを使って返済

ノーローンの返済は、提携ATMを利用しておこなえます。

コンビニエンスストアやショッピングセンターなど、全国の店舗に設置されているATMで返済できるので、返済期限が気になる方も利用しやすいのがメリットです。

返済の手続きにはノーローンカードが必要となりますので、必ず持参しましょう。

また、硬貨での返済ができないことにも注意が必要です。

ATMでの返済をしたいなら、あらかじめ紙幣に両替しておく必要があります。

普通口座から自動引き落とし

返済忘れが気になるようであれば、普通口座から自動引き落としされるように、設定しておくと良いでしょう。

毎月6日か26日のどちらか都合の良い方を、引き落とし日として設定できます。

ただし、口座引き落としを希望する場合は、前もって手続きしておく必要があるので、注意が必要です。

ノーローンのお問合せダイヤルに連絡することで口座引き落としの設定ができます。

給与振込口座とノーローンの引き落とし口座を同じ口座に設定しておけば、返済忘れを防ぐことが可能です。

ネットから振込返済

インターネットからリアルタイムで返済することができるのも、ノーローンの良い点です。

提携ATMへ行く時間がなくても、好きなタイミングで返済することができます。

リアルタイム返済を利用する場合、手続き可能な金融機関が決まっていることに注意しましょう。

指定の銀行口座を持っていれば、パソコンやスマートフォンを使って、スムーズに返済することが可能です。

土日にも利用できるので、平日忙しい会社員の方でも安心して使えます。

ノーローンの返済期限は自由に決められる!

ノーローンの場合、返済期日は自分で決めることができます。

返済日は変更することも可能です。変更する場合は、新生銀行カードローンのレイク自動契約コーナーか、郵送で手続きをおこないましょう。

ちなみに、返済する期日を約定支払日と呼びます。

そして、取り決めた約定支払日の15日前からが、約定返済受付期間となります。

追加で返済をおこないたい場合、16日以上前に返済してしまうと、前月の返済に追加したものと見なされてしまうので、注意しましょう。

指定日が休業日の場合は翌営業日までが期限となる

約定支払日が土日・祝日・年末年始など、新生パーソナルローンの休業日にあたる場合、翌営業日が約定支払日となります。

約定支払日が土曜日と重なるからといって、急いで金曜日に返済しなくても大丈夫というわけです。

返済を忘れてしまわないか不安な方は、ノーローンメールサービスを使うと安心です。

約定支払日の3日前にメールで連絡が来るので、手続きを忘れる心配がありません。

必要であれば、適宜利用すると良いでしょう。

ノーローンは残高スライド方式!返済額をシミュレーション

ノーローンは残高スライド方式で返済することができます。

借入残高によって、その月の最低支払金額が変動する形です。

借入残高が増えると、それに応じた返済金額が設定されます。どのような返済プランとなるのかが心配な方は、まずは返済額をシミュレーションしてみると良いでしょう。

今回はシミュレーションの例として、10万円と50万円を実際に借りたときに、返済額がどう変動するのかについて、詳しく解説します。

10万円を借りた時の月々の返済をシミュレーション

借入金額が10万円、返済期間を1年間とすると、返済プランは以下のとおりです。

返済回数 返済額 利息額 利用残高
1回  9,126 1,134 92,008
2回 9,126 1,361 84,243
3回 9,126 1,246 76,363
4回 9,126 1,129 68,366
5回 9,126 1,011 60,251
(途中は省略)
12回 9,108 1,320 0

上記は18.0%の利率で計算されています。ノーローンの特約のため、最初の1週間は無利息です。

30日ごとに返済した場合のシミュレーションであるため、実際には営業日数や年率によって、金額は多少変動します。

あくまで目安ではありますが、だいたいの返済プランはイメージできるのではないでしょうか。

もちろん、10万円を無利息で利用したいのであれば、1週間以内に返済することが求められます。

ただし、すぐに返済することが難しければ、利息がかかることを承知したうえで、このように1年がかりで返済することも可能です。

初めてノーローンを利用する場合は、利息の目安が分からず、利用をためらってしまうかもしれません。

しかし、このように具体的な金額が分かれば、安心して申し込むことができます。

50万円を借りた時の月々の返済をシミュレーション

今度は、先程よりも大きな金額で計算してみましょう。

借入金額が50万円で、返済期間を1年とした場合、どのような返済プランとなるのでしょうか。

シミュレーションの結果は以下のとおりです。

返済回数 返済額 利息額 利用残高
1回 45,626  5,671 460,045
2回 45,626 6,806 421,225
3回 45,626 6,231 381,830
4回 45,626 5,648 341,852
5回 45,626 5,057 301,283
(途中は省略)
12回 45,615 6,650 0

当然ながら、10万円の場合と比べると毎月の利息額は高くなります。

しかし、支払い能力があり、毎月計画的に返済できるのであれば問題はありません。

何より、毎月返済すべき金額を把握し、その通りに返済できるかどうか正しく見極めることが大切です。

ノーローンの公式サイトでは、借入金額、返済期間、返済回数など、自分の希望に応じた設定でシミュレーションをおこなえます。

簡単に毎月の返済額や利息を調べることができるので、今後の計画も立てやすいでしょう。

確実に返済できるよう、シミュレーションで具体的に返済プランをイメージすることが重要です。

ノーローンの金利は年4.9%~18.0%!利息がかかることを忘れずに

ノーローンは、最初の1週間だけでなく、何度でも無利息で利用できるのがメリットです。

もう一度無利息で借りる場合は、それまでに借りた分を全額返済することが条件となります。

1週間後からは利息がかかりますので、無利息で済ませたいなら、1週間以内の返済が必要です。

ノーローンの実質年率は、新規契約時の場合、4.9%から18.0%となります。

審査が通れば最短即日で借りることができますし、来店の必要もありません。

また、インターネットでいつでも借りることができるとあって、とても便利なサービスです。

ただし、便利さのあまり、自分の預金を引き出す感覚で利用してしまわないよう注意が必要です。

ノーローンであっても、1週間後からは利息がかかることを忘れず、上手に利用しましょう。

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ノーローンの返済が期限までに完了しないとどうなる?

最初の1週間が無利息ということで、もしもの時の強い味方となるノーローンですが、もちろん返済日は守らなくてはなりません。

しかし、借りるときは早めに返済するつもりでいても、結果的にお金が足りず、支払いができないケースもあります。

はたして、期限までに返済が完了しないとどうなるのでしょうか。

ノーローンでお金を借りる場合は、返済に遅れた場合にどうなるのかを事前に知っておくことが大切です。

延滞した日数分だけ遅延損害金がかかる

返済が遅れてしまった場合、当然ながら、その分だけペナルティを課せられます。

遅れた日数分だけ損をしてしまうので、1日でも早く返済するのが望ましいでしょう。

返済日までの利息は、通常の契約利率である18.0%で計算されます。

しかし、返済日を過ぎると、遅れた日数分は遅延損害金として、通常より高い利率で計算されてしまうのです。

遅延損害金利率は20.0%ですので、通常より多くの利息を払う必要があります。ノーローンは1週間無利息で利用できるのがメリットです。

しかし、遅延損害金が発生してしまうと、そのメリットが帳消しとなってしまいます。

返済額が増えてしまわないよう、返済日を守って計画的に利用することが大切です。

自宅に返済の催促状が届く

ノーローンの返済日を過ぎてしまうと、自宅に返済の催促状が届いてしまう場合があります。

家族に内緒でノーローンを利用している場合、借金をしていることを知られてしまう可能性が出てくるのです。

そのような問題を回避するためにも、返済の遅れはできるだけ早めに対処しなければなりません。

返済日に間に合いそうにない場合は、こちらから先に電話連絡をしておく必要があります。

というのも、ノーローンからの電話連絡や催促状が届く前に連絡した方が、心証が良くなり、交渉にも応じてもらいやすくなるからです。

そして、返済日の変更ができるかどうかを交渉してみましょう。

家族間のトラブルを避けるためにも、催促状が自宅に届く前に対処しておくことが肝心です。

勤務先に連絡がいく最悪のケースも

会社で働いている人にとって最もおそろしいのが、勤務先への電話連絡です。

返済日に遅れてしまい、支払いができない場合は、まずは契約時に登録した本人の携帯電話に連絡がきます。

電話で状況を説明するのは面倒かもしれませんが、この連絡を無視してしまうのは危険です。

折り返しの連絡もせず放置していると、そのうち勤務先にも電話連絡がくるようになります。

勤務先の誰かに借り入れのことを気づかれてしまうと、仕事にも影響が出てきてしまうかもしれません。

このような事態を防ぐためにも、携帯電話に着信の履歴があったら、可能な限り早めに折り返しの連絡をすることが重要です。

返済日を過ぎてしまった場合は、電話の履歴に見逃しがないか、普段よりも気を配っておきましょう。

ノーローンの返済をお得にするコツ

ノーローンは1週間以内の返済であれば、無利息で済むのが大きなメリットです。

しかも、全額返済すれば、翌月に再度無利息でお金を借りることができます。

また、1か月間利用したとしても、実際には約3週間分の利息がかかるだけで済みます。

全額返済がすぐにできるのであれば、他のローンを利用するよりも、ノーローンの方がお得といえるでしょう。

できるだけお得にノーローンを利用したいなら、1週間の無利息期間を上手に使うことが大切です。

まとまったお金を借りれば利息は下がる

ノーローンで借りる際、限度額は最大300万円です。

とはいえ、誰でもが300万円まで利用できるわけでなく、返済能力などに応じて決まります。

利息制限法では、貸付金額ごとに上限金利が設定されているのがポイントです。

上限金利は、10万円未満であれば20.0%、10万円以上100万円未満であれば18.0%、100万円以上であれば15%となります。

つまり、100万円以上のまとまったお金を借りることができれば、利息が下がるというわけです。

ボーナス月を利用して分割返済をおこなう

利息を下げたいなら、ボーナス月を利用して、分割返済をおこなうのもひとつの方法です。

完済が後になればなるほど、最終的に支払わなければならない金額が増えてしまいます。

負担を軽減したいのであれば、お金に余裕があるときに追加で返済するのが良いでしょう。

会社のボーナス支給月は特に狙い目です。

ノーローンの場合、自分の好きなタイミングで追加返済することができます。

ただし、多めに返済することはできるものの、来月分の返済を先におこなうことはできません。

毎月の返済分は約定支払日の15日前から返済できるようになります。

このタイミングを勘違いしてしまい、毎月の分を返済しそびれてしまうこともあるので、注意が必要です。

頃合いを見て一括返済をしてしまう

手元のお金に余裕があるならば、返済日を待たず、早めに一括返済をしてしまうのも良いでしょう。

完済までの日数が少ないほど、利息を少なく済ませることができます。

ただし、その場合は返済プランが変更となり、あらためて利息の再計算が必要となります。

一括返済をしたい場合は、先にノーローンのお問合せダイヤルに連絡しておきましょう。

その後、一括返済にかかる金額が通知されるので、その額をATMなどで一括返済します。

ノーローンの返済を工夫して利息を減らそう

ノーローンは、1週間無利息で借りられるため、急な出費で困ったときにも使いやすいキャッシングサービスです。

ただし、計画的に利用しなければ、月々の返済額が返済能力を超えてしまうこともあります。

借入残高が増えすぎてしまわないよう、ノーローンを上手に活用することが大切です。

臨時収入が入ったときなど、返済できるときに早めに返済することで、利息も少なくなり、月々の返済にも余裕が生まれます。

あいまいな知識のままお金を借りてしまうと、適切な返済計画が立てられず、知らないうちに損をしてしまうことがあるかもしれません。

ノーローンを無理なく利用するためにも、返済方法の種類を知り、シミュレーションで返済プランを組み立てておくことが重要です。

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