通販の代金は踏み倒しできる?踏み倒すリスクと対処法を解説!

通販の代金は踏み倒しできる?

ZOZOTOWNなどの通販サイトでは、料金の支払を数週間後に伸ばせる後払いが利用できます。

またクレジットカードによる支払も後払いの一種と言えます。

後払いは手持ちにお金がなくても商品が購入できる便利なサービスですが「後払い用のお金を使ってしまった!」「お金を払うのが惜しくなった」という人もいるでしょう。

では通販の代金を踏み倒すとどういったことが起きるのでしょうか。

通販の代金を踏み倒すと、サービスが利用できなくなるだけではなく、最悪財産の差押を受けることになります。

このページでは通販の代金を踏み倒すリスクについて解説していきます。

また現在通販会社からの請求が払えない時の対処法についても紹介していくので、そちらも確認しておきましょう!

通販の踏み倒しはできる?踏み倒すリスクを紹介!

最初に説明した通り、通販の踏み倒しには様々なリスクがあり、具体的には以下などが挙げられます。

  • サービスが利用できなくなる
  • クレジットカードが利用できなくなる
  • 信用情報に傷がつく
  • 財産が差押えられる

詳しくは次から見ていきましょう。

通販の踏み倒しをするとサービスが利用できなくなる!

通販の代金を踏み倒すことで起きるリスクは様々ですが、確実に起きることとしては、サービスの利用停止が挙げられます。

後払いが利用できなくなるか、商品自体が購入できなくなるかは通販会社次第ですが、代金の不払いが続くまで利用に制限が掛かるのは間違いありません。

場合によっては利用している通販のアカウント自体が削除される可能性もあります。

日常的に使う通販であれば、踏み倒しは避けましょう!

通販の踏み倒しをするとクレジットカードが利用できなくなる!

通販の支払でクレジットカードを利用し残高不足の状態が続けば、カードの利用停止処分を受ける可能性があります。

そうなれば今後の買い物に大きな影響が出ますし、ガス水道光熱費の引き落としなども難しくなります。

また詳しくは次から説明しますが、クレジットカードの利用停止処分を受けると、金融事故として信用情報に記載されます。

通販にクレジットカードを利用している場合は、踏み倒すのは絶対にやめましょう!

通販の踏み倒しをすると信用情報に傷がつく!

クレジットカードの利用停止処分を受けると信用情報に傷がつき、原則以下などができなくなります。

  • 賃貸の契約
  • クレジットカードの利用・新規契約
  • カードローンの利用・新規契約
  • 携帯電話の本体代金の分割払い契約

自身の今後の生活を守るためにも、通販の踏み倒しは絶対にやめましょう!

通販の踏み倒しをすると財産が差押えられる!

通販の踏み倒しをすると最悪財産の差押を受ける可能性があります。

「たかだか数千円や数万円で差押なんて…」と考える人もいるかもしれませんが、最近は通販の代金の不払いが大きな問題になっており滞納者の増加を防止するために、コストを度外視して訴える可能性は十分にあります。

通販会社から訴えられ、裁判所からの命令に従わなければ財産が差押えられるでしょう。

自身の今後の財産を守るためにも、通販の踏み倒しは絶対にやめましょう!

時効で通販の踏み倒しをするのほぼ不可能!

「時効まで逃げ切れば完全に踏み倒せる!」と考える人も多いですが、それは止めておいた方が良いでしょう。

確かに通販の代金の支払には時効が設定されていますが、滞納者が以下などをおこなえば時効のカウントがストップするためです。

  • 督促状を受け取る
  • 催促の電話に出て支払の意思を伝える

通販の踏み倒しから財産が差押えられるまでの流れを解説!

先ほど通販の代金を踏み倒すと、財産が差押えられると説明しましたが、代金を踏み倒してからすぐに財産が差押えられる訳ではありません。

財産の差押は以下の流れに沿っておこなわれます。

  1. ①通販会社から催促の電話やメールが届く
  2. ②通販会社から督促状が届く
  3. ③通販会社から訴えられる
  4. ④通販の代金に届くまで財産が差押えられる

詳しくは次から見ていきましょう。

①通販会社から催促の電話やメールが届く

通販の支払い期日が過ぎてから、一番最初におこなわれるのは電話やメールによる催促です。

最初の1,2回は「ご確認下さい」などと丁寧な口調で促してきますが、回数を重ねるごとに強い口調になっていきます。

また通販会社によってはハガキなど郵送での催促がおこなわれることもあります。

滞納か家族にバレたくない場合は、しっかりと期日を守って代金を支払いましょう!

②通販会社から督促状が届く

催促の電話やメールを無視し続けると、本人受取郵便や内容証明郵便で督促状が届きます。

督促状には以下のことが記載されています。

  • ○月○日までに代金を払って欲しい
  • 支払がない場合は法的措置をとる

この法的措置が訴訟と財産の差押です。

また先程も説明した通り、督促状が届くと時効のカウントがストップします。

督促状を送付してきたということは、通販会社はかなり本気で代金を回収をしようとしています。

督促状が届いた時点で、通販の代金を払った方が良いでしょう。

③通販会社から訴えられる

督促状を無視してしまうと、ある日突然弁護士事務所と裁判所から書類が届き、中には「訴えたので出廷するように」と書かれています。

書類の内容を確認次第、弁護士事務所と裁判所に和解の申し入れをしましょう。

こちらも弁護士を雇って裁判で戦うことも可能ですが通販の代金の不払いが事実であれば、勝てる見込みはありません。

訴訟の費用が嵩む前に和解で済ませた方が良いでしょう。

④通販の代金に届くまで財産が差押えられる

弁護士事務所や裁判所からの書類を無視し続けると、通販会社の主張が全面的に認められ、財産の差押が実施されます。

なお差押の対象になる財産としては、以下などが挙げられます。

  • 給与の4分の1
  • 預貯金の全て
  • 自家用車
  • 自宅
  • 土地

生活ができなくなるレベルで財産が差押えられる訳ではありませんが、通販の代金に届くまで毎月給料の一部が差押えられます。

また給料を差押える段階で滞納をしていることが会社にバレてしまうため、社内評価への影響も考えられます。

財産の差押を受ける前に、通販の代金は払いましょう!

通販の踏み倒しは絶対に避けよう!代金が払えない時の対処法を解説!

これまで解説してきた通り、通販の踏み倒しには多くのデメリットがあるため、絶対に避けるべき行動と言えます。

そのため現在通販会社から請求を受けており、代金を払えない場合は以下などの対処をおすすめします。

  • 通販会社に連絡する
  • 返品サービスを利用する
  • クーリングオフを利用する
  • カードローンを利用する
  • 親や友人にお金を借りる
  • 日払いのバイトをする

詳しくは次から見ていきましょう。

通販会社に連絡して踏み倒しを避けよう!

現在請求されている代金が払えない場合、まずは通販会社に連絡をしましょう。

なぜ払えないのか、何日なら払えるのかなどをしっかり伝えれば、支払期限を伸ばしてくれる可能性は十分にあります。

気が進まないでしょうが、大事になる前になるべく早く連絡しましょう!

返品サービスで通販の踏み倒しを避けよう!

商品が届いてから数週間程度であれば、通販の返品サービスを利用するという手もあります。

大抵の通販サイトでは独自の返品サービスを展開しており、期間内であれば無料で返品が可能です。

代金が支払えるようになったら再度注文しましょう!

クーリングオフで通販の踏み倒しを避けよう!

通販で購入した商品を受け取ってから8日以内であれば、クーリングオフが可能です。

ただし、通販の商品をクーリングオフできるのは返品に関する特約がない場合のみです。

特約があるかどうか分からない場合は、最寄りの消費生活センターに問い合わせてみましょう!

カードローンを利用して通販の踏み倒しを避けよう!

通販の代金が払えない場合は、一時的に代金をカードローンで借りるのも良いでしょう。

特にプロミスやアコムなどの大手消費者金融系カードローンであれば、申込んだその日に融資が受けられますし、借入から30日間は金利が掛かりません。

まずは大手消費者金融系カードローンの公式サイトにアクセスして、簡易審査を受けることから始めてみましょう!

親や友人にお金を借りて通販の踏み倒しを避けよう!

通販の代金が払えない場合は、親や友人からお金を借りるのもおすすめです。

知り合いからお金を借りれば基本的に金利が掛かかりません。

ただしお金の貸し借りは人間関係のトラブルになりやすいため、借りる際はしっかりと約束を守ることが重要です。

日払いのバイトをして通販の踏み倒しを避けよう!

通販の代金が払えない場合は、日払いのバイトでお金を稼ぐのもおすすめです。

給料は業種によって異なりますが、都内であれば日給1万円を稼ぐことも可能でしょう。

ただし、バイトを探す時は日雇いではなく日払いで探すことをおすすめします。

給料の振込が月末になってしまうと、支払がさらに遅れてしまうためです。

通販の踏み倒しは危険!まずは通販会社に連絡しよう!

このページでは通販の踏み倒しのリスクや、代金を払えない時の対処法について解説してきました。

「たかだか通販の踏み倒し程度で…」と考える人も多いですが、きちんと対処しなければ今後の人生に大きな悪影響が及びます。

請求されている通販の代金が払えない場合は一刻も早く通販会社に連絡して、支払計画を立てましょう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする