後払いを払わないとどうなる?払わないことで起きるリスクと対処法を解説!

後払いを払わないとどうなる?

「後払い用のお金を他で使ってしまった!」「自身の収入以上に高い商品を後払いで買ってしまった!」そういう時もあるでしょう。

では、後払いを払わないとどうなってしまうのでしょうか。

結論から言うと催促を受けた後に訴えられる可能性が高いです。

このページでは後払いを払わないことで生じるリスクについて解説してきます。

また現在後払いのお金を請求されており、払うお金がない場合の対処法も紹介していくので、そちらも参考にしましょう!

後払いを払わないとどうなる?生じるリスクを解説!

後払いを払わないことで生じるリスクとしては、以下などが挙げられます。

  • サービスが利用できなくなる
  • 財産が差押えられる

詳しくは次から見ていきましょう。

後払いを払わないとどうなる?サービスが利用できなくなる!

後払いを払わないことで生じるリスクは様々ですが、確実に起こるものとしては、サービスが利用できなくなることが挙げられます。

運営会社は利用者を信用した上で後払いサービスを実施しており、未払いがある場合は「信用できない」と判断され、商品を購入できなくなります。

後払いサービスだけが利用できなくなるか全てのサービスが利用できなくなるかは、運営会社によって異なりますが、今後の買い物に支障が出るのは間違いないでしょう。

特によく使う通販サイトであれば、後払いは払った方が良いと言えます。

後払いを払わないとどうなる?最悪財産が差押えられる!

後払いサービスとは商品が到着してから○日以内にお金を支払う、という契約であり、利用者はその契約に同意しています。

つまり運営会社は契約と法律に基づいて、利用者にお金を請求する権利があり、不払いを続ければ裁判を起こされた上で財産が差押えられる可能性があります。

なお裁判を起こすには費用や手間が掛かることから、後払いを払わない全ての利用者が訴えられる訳ではありません。

しかし訴えるかどうかの判断は運営会社がおこないますし、少額であっても滞納者を防止するために、訴訟がおこされる可能性もあります。

訴えられる可能性が0ではない以上、後払いの代金は払った方が良いでしょう。

後払いを払わないとどうなる?財産が差押えられるまでの流れを解説!

先ほど後払いを払わないと財産が差押えられると説明しましたが、期日を過ぎたら即差し押さえる訳ではなく、いくつかの手順を踏んで財産が没収されます。

後払いを利用してから、財産の差押を受けるまでの流れは以下の通りです。

  1. ①請求書が届く
  2. ②督促状が届く
  3. ③運営会社から訴えられる
  4. ④財産が差押えられる

詳しくは次から見ていきましょう。

後払いを払わないとどうなる?①請求書が届く

後払いを利用すると商品と同時または別の便で請求書が届きます。

多くのサービスでは商品の到着から2週間以内で支払期限が設定されており、この期間内に支払を済ませれば何の問題もありません。

またサービスによっては支払期限が近くなると、メールやSNSなどで通知してくれる機能もあるため、支払期日を忘れてしまいそうな人は積極的に利用すると良いでしょう。

後払いを払わないとどうなる?②督促状が届く

後払いで設定された期日を超えても支払がおこなわれない場合は、運営会社から督促状が届きます。

督促状とは支払を催促する書面のことであり、以下などの内容が記載されています。

  • 現在支払の確認が取れていない
  • 支払期限を再設定したので速やかに払って欲しい
  • 支払なき場合は法的措置を取る

なお督促状に記載されている法的措置とは訴訟のことを指し、放置すれば弁護士から書類が届くことになります。

また運営会社によっては電話での催促がおこなわれることもあります。

督促状が届いた時点で支払をすれば大事にならないため、速やかに支払をすることをおすすめします。

後払いを払わないとどうなる?③運営会社から訴えられる

督促状は1週間ほどの期間を空けて何度か送られてきますが、最初の支払期日から2ヶ月が経過すると、弁護士と裁判所から書類が届きます。

弁護士からの書類には運営会社から訴訟を委任された旨が記載されており、裁判所からの書類は運営会社から訴えられたことが書かれています。

早急に弁護士と裁判所に和解を検討している旨の書類を送りましょう。

こちらも弁護士を立てて裁判で争うことも可能ですが、後払いを利用したことや代金を払っていないことが事実であれば勝てる見込みはありません。

実際に裁判になれば費用がかかるばかりでメリットはないため、支払が遅れたことを謝罪しつつ早急に代金を払うことをおすすめします。

後払いを払わないとどうなる?④財産が差押えられる

弁護士や裁判所からの書類を無視し続けると、運営会社側の主張が完全に認められ、滞納者の財産を差押える権利を得ます。

なお差押の対象になる財産としては、以下などが挙げられます。

  • 給料の4分の1
  • 貯金
  • 自家用車
  • 土地

なお給料は滞納者の生活を保護するために、全額差押えられることはありませんが、請求金額に届くまで毎月おこなわれます。

また財産を差し押さえる際には滞納者の同席が必要になることもあり、時間的に拘束される可能性も考えられます。

財産が差押えられる前に、しっかりと代金を払った方が良いでしょう。

後払いを払わないとどうなる?時効で踏み倒すのは不可能!

代金の支払には5年の時効が設定されているため「無視し続けて踏み倒そう!」と考える人も多いですが、やめておいた方が良いでしょう。

なぜなら運営会社も時効の存在は認識しており、大抵は5年の時効が経つ前に裁判や差押をおこなってくるためです。

また督促状を受け取った時点で時効のカウントはストップするため、5年間逃げ切るのも現実的ではありません。

踏み倒しを検討するよりも、しっかりと代金を払うことをおすすめします。

後払いを払わないとどうなる?払えない時の対処法を解説!

現在後払いを請求されており、払うお金がない場合の対処法としては、以下などが挙げられます。

  • 運営会社に相談する
  • カードローンでお金を借りる
  • 日払いバイトをする
  • 親や友人から借りる
  • 身の回り品を売る

詳しくは次から見ていきましょう。

後払いを払わないとどうなる?運営会社に相談する

現在請求されている後払いの代金が払えない場合、まずは運営会社に連絡することをおすすめします。

その際は以下の点を伝えると、分割払いや支払期限の再設定に応じて貰える可能性が高くなります。

  • 支払が遅れた理由
  • 何日なら確実に払えるか

滞納している会社に連絡するのは気が進まないかもしれませんが、最も丸く治めるためにも、早めに連絡することをおすすめします。

後払いを払わないとどうなる?カードローンでお金を借りる

現在請求されている後払いの代金が払えない場合は、代金分をカードローンで借りるのも良いでしょう。

特にプロミスやアコムなどの消費者金融系カードローンは、最短即日融資が受けられる上に、30日間は金利が掛からないためおすすめです。

ただし消費者金融カードローンの金利は年18〜20%と高く、繰り返し利用するには向いていません。

どうしても後払いの代金が払えない時にのみ、利用しましょう!

後払いを払わないとどうなる?日払いバイトをする

現在請求されている後払いの代金が払えない場合は、日払いのバイトでお金を稼いで払うのもおすすめです。

給料は業種にもよりますが、都心であれば日給1万円前後を稼ぐことも可能でしょう。

ただしバイトを探す時には日雇いではなく、日払いで検索することをおすすめします。

せっかくバイトで稼いでも振り込まれるのが月末になってしまうと、返済期日に間に合わない可能性が高いからです。

まずは日払い バイトで検索することから始めてみましょう!

後払いを払わないとどうなる?親や友人から借りる

後払いの代金が払えない場合は、一時的に親や友人から借りるのも良いでしょう。

知り合いからの借入であれば、基本的に金利は掛かりません。

ただし、お金の貸し借りは人間関係のトラブルになりやすいため、借りる際はしっかりと「○月○日までに返す」といった約束を交わすことをおすすめします。

後払いを払わないとどうなる?身の回り品を売る

後払いの代金が払えない場合は、身の回りの品を売ってお金を作るのもおすすめです。

メルカリやヤフーオークションを利用すれば、どんな物でも自由に値段をつけて売ることができます。

ブランド品など分かりやすく価値がある物の方が当然売れやすいですが、まとまったトイレットペーパーの芯やペットボトル、川で拾った石などにも値段がつく例があります。

まずは身の回りで売れるものがないか確認してみることから始めましょう!

後払いを払わないとどうなる?最悪訴えられることもある!まずは運営会社に相談しよう!

このページでは後払いを払わないと生じるリスクや、後払いを払えない時の対処法について解説してきました。

繰り返しになりますが、後払いの代金を払わないと運営会社から訴えられる可能性があり、最悪給料などの財産が差押えられます。

自身の生活を守るためにも、後払いの代金はしっかりと払いましょう!

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