「子供の学費がどうしても足りない!」「車の購入資金の頭金にしたい」300万円を借りたい時はありますよね、
しかし、どこから300万円を借りれば良いのか分からない人も多いでしょう。
このページでは300万円を借りる方法や、300万円を借りる流れについて解説してきます。
また300万円を借りる際の注意点についても紹介するので、お金を借りたい人はそちらもチェックしておきましょう!
300万円を借りる方法
300万円を借りる方法としては、以下の3点が挙げられます。
- 消費者金融系カードローン
- 銀行系カードローン
- 目的別カードローン
詳しくは次から見ていきましょう。
消費者金融系カードローン
消費者金融系カードローンはノンバンク系のカードローンであり、以下などの特徴があります。
- 無利息期間が利用できる
- 借入・返済方法が豊富に用意されている
消費者金融系カードローンは銀行よりも利便性が高いのが特徴ですが、300万円を借りる際にはおすすめできません。
なぜなら消費者金融系カードローンの金利は17〜20%と高く、300万円ほどの大金を無利息期間中(30日間程度)に返すのは現実的ではありません。
消費者金融系カードローンを利用したい場合は、多くても50万円ほどに借入金額を抑えることをおすすめします。
銀行系カードローン
銀行系カードローンはその名前のとおり銀行が提供しているカードローンで、以下などの特徴があります。
- 借入極度額が高く設定されている
- 金利が10〜15%程度と低く設定されている
そのため、300万円ほどの高額を借りたい場合は有力な選択肢になるでしょう。
ただし、銀行系カードローンの審査は消費者金融より審査が厳しく即日融資を受けることはできません。
利用する際には注意しましょう。
目的別ローン
目的別ローンとは、カーローンやブライダルローンなどの利用目的が明確に設定されているローンのことを指します。
指定された目的以外には利用できないというデメリットはありますが、金利は数%〜10%と非常に低く設定されています。
そのため300万円を借りる目的が明確であれば、カードローンよりも目的別ローンの方が向いているでしょう。
300万円を借りる際の審査基準
先ほど紹介してきたとおり、300万円を借りる方法は複数ありますが、金融機関を利用する以上審査を受ける必要があります。
全ての金融機関に共通する審査基準としては、以下の3点が挙げられます。
- 安定した収入があるか
- 信用情報に傷がないか
- 他社借入が多くないか
詳しくは次から見ていきましょう。
安定した収入があるか
金融機関の審査では、収入の安定性がチェックされます。
以下に代表的な金融機関の申し込み条件をまとめました。
金融機関の種類 | 金融機関名 | 申し込み条件 |
---|---|---|
消費者金融系カードローン | アコム | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす |
銀行系カードローン | イオン銀行カードローン | 本人に安定かつ継続した収入の見込める |
目的別ローン | りそな銀行マイカーローン | 継続安定した収入がある |
金融機関によって多少言葉は違いますが、安定した収入が求められることは変わりません。
金融機関から安定した収入があると判断されるためには、少なくとも以下の条件を全て満たしている必要があります。
- 月々の収入に大きなバラつきがない
- 今後も収入が得られる見込みがある
- 連続して3ヶ月以上収入を得ている
300万円を借りる前に、給与明細書などで自身の収入状況をよく確認しておきましょう!
信用情報に傷がないか
全ての金融機関では審査時に信用情報がチェックされます。
そのため、過去に以下などの金融事故を起こして信用情報に傷がついている場合は、必ず審査に落ちます。
- クレジットカードの支払い延滞
- カードローンの返済の遅れ
- カードの強制解約
- 携帯電話料金の滞納
- 保証会社経由の家賃滞納
- 保証会社などの代位弁済
- 奨学金の返済滞納
- 連帯保証人の返済滞納
しかし信用情報には保存期間が設定されているため、過去に金融事故を起こしていたとしても、一定の期間が経過していれば審査に通る可能性はあります。
上記の金融事故に心当たりのある場合は、審査を申し込む前に信用情報を確認しておきましょう!
信用情報を確認する方法
信用情報はCICやJICCなどの個人信用情報機関に、照会を依頼することで確認できます。
信用情報を確認する流れは以下のとおりです。
- ①CICとJICCの公式サイトにアクセス
- ②信用情報の照会を依頼
- ③クレジットカードで照会費用(1件につき1000円)を支払い
- ④照会結果を確認
多くの金融機関はCICとJICC両方の信用情報をチェックしているため、可能であれば両機関の信用情報を確認しておくことをおすすめします。
しかしJICCの場合はWebから信用情報の照会を依頼すると、照会結果は郵送されてくるため、即日確認することはできません。
JICCが保管している信用情報を即日確認したい場合は、窓口で直接申請しましょう!
他社借入が多くないか
金融機関の審査では他社の借入状況がチェックされます。
特に以下に当てはまる場合は、審査に通るのは難しいでしょう。
- 借入件数が4件を超えている
- 既に年収の3分の1を借りている
詳しくは次から見ていきましょう。
借入件数が4件を超えている
借入件数が多いと以下などの理由から審査に通りづらくなります。
- 金融機関に返済できる額が少なくなる
- 今後債務整理をする可能性が高いと判断される
具体的に「借入件数が4件を超えている場合は借入不可」と審査基準を公表している金融機関は少ないですが、債務整理をおこなう多重債務者が平均4件以上のカードローンを利用していることを考えると、4件という数字は一つのボーダーラインだと言えます。
既に4件以上のカードローンを利用している場合は、借入件数を一本化できるおまとめローンを利用するか、返済を進めてから金融機関の審査を受けましょう!
既に年収の3分の1を借りている
消費者金融系カードローンは総量規制(年収の3分の1)以上の融資を法律で禁止されています。
銀行系カードローンは総量規制の対象外ですが、2018年から相次ぐ多重債務者問題を受けて、総量規制と同じ内容の自主規制を設けるようになりました。
そのため年収の3分の1以上を既に借りている人は、カードローンではなく目的別カードローンを利用しましょう!
300万円を借りる流れ
金融機関から300万円を借りる流れは以下のとおりです。
- ①申し込み
- ②書類提出
- ③在籍確認
- ④ローン契約
詳しくは次から見ていきましょう。
①申し込み
まずは金融機関にローンの審査を申し込みましょう。
消費者金融系カードローンであれば、Webから審査を申し込むことが可能ですが、銀行系カードローンや目的別ローンは来店が必要になる可能性があります。
利用したいローンを決めたら、申し込み方法をチェックしておきましょう!
②書類提出
ローンの申し込みが完了次第、書類を提出しましょう。
300万円を借りる際に全ての金融機関で提出が必要になる書類は以下のとおりです。
- 本人確認書類(免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)
- 収入証明書(3ヶ月分の給与明細書・源泉徴収票・確定申告書など)
提出した書類に不備があると、その分審査に時間がかかります。
しっかりと提出書類を確認して、スムーズに金融機関から融資を受けましょう!
③在籍確認
消費者金融・銀行系カードローンでは審査の際に在籍確認が実施されます。
在籍確認とは申し込み者が申告したとおりの職場に勤めているか、確認する審査のことで、カードローンの場合は審査担当者が申し込み者の職場に直接電話を掛けることで実施されます。
カードローンであればほぼ全ての会社で在籍確認が実施され、在籍確認が取れなければ必ず審査に落ちます。
そのためカードローンを利用したい場合は、以下などの在籍確認が確実に取れる方法を実施すると良いでしょう。
- カードローン会社に在籍確認について相談する
- 職場の人間に電話対応を頼む
詳しくは次から見ていきましょう。
カードローン会社に在籍確認について相談する
まずはカードローン会社に在籍確認について相談をしましょう。
場合によっては以下などの対応が受けられます。
①在籍確認を実施する前に申し込み者へ連絡する
②申し込み者が指定した時間に在籍確認を実施する
③在籍確認を書類提出で代替する
③の対応を受けるためには相当の理由が必要ですが、①・②に関しては希望すれば対応してもらえるでしょう。
また在籍確認について相談をする際には、審査担当者(在籍確認の電話を掛けてくる人)の名前を聞いておきましょう。
次から説明しますが、職場の人間に電話対応を頼みやすくなります。
職場の人間に電話対応を頼む
カードローン会社に在籍確認の相談をしたら、職場の人間に連絡して電話対応を頼みましょう。
職場の人間にカードローンの利用を秘密にしたい、という方は以下のように話すことをおすすめします。
一部のクレジットカードも発行の際に在籍確認が実施されるため、上記のように話せば、会社に個人宛で電話が掛かってきても怪しまれることはないでしょう。
在籍確認を確実に取れる体制を整えて、スムーズのカードローンから300万円を借りましょう!
④ローン契約
在籍確認はカードローン会社にとっても手間がかかることから、審査の最終段階で実施されるケースが多く、在籍確認をクリアできれば審査に通ったも同然と言えます。
在籍確認が完了次第、金融機関からメールが届くため、指示に従ってローンの契約手続きを進めましょう。
なお、この段階で審査の上で決定した借入限度額や月々の返済金額が確認できます。
注意事項などもよく確認した上で、ローンを契約しましょう!
300万円を借りる際の注意点
全ての金融機関に共通する300万円を借りる際の注意点としては、以下などが挙げられます。
- 最低返済額に甘えると返済期間が長引く
- 滞納した際の遅延損害金は高くつく
詳しくは次から見ていきましょう。
最低返済額に甘えると返済期間が長引く
最低返済額とはつまり「この額さえ返済すれば催促を受けることはない額」です。
300万円をカードローンで借りた際の最低返済額は3〜4万円程度ですが、最低返済額だけで完済しようとすると8〜9年近く返済を続ける必要があり、数10万円の利息がかかります。
利息を少しでも抑えるために、最低返済額に甘えず積極的に繰越返済をおこないましょう!
滞納した際の遅延損害金は高くつく
遅延損害金とは、返済期日を超えた際に適用される利息のことで、大抵の金融機関が20%を延滞時の金利に設定しています。
遅延損害金は借入額にかかってくるため、300万円を借りれば自ずと遅延損害金も高くなるのです。
300万円を借りる際には、返済期日を守って利用しましょう!
300万円を借りるハードルは高い!しっかりと対策を立てよう
このページでは300万円を借りる方法や、借りる流れについて解説してきました。
300万円ほどの高額になると、借りるも返すのも大変です。
しっかりと審査対策や返済プランを立てて、300万円を借りましょう!