学校の教科書代や子供の受験費用など、教育にはお金がかかりますよね。
そういった時に利用できるのが教育ローンですが、親御さんの中には「審査に通る自信がない」「銀行の教育ローンに申込んで審査に落ちてしまった」などから審査のない教育ローンを探している方もいるでしょう。
しかし、審査のない教育ローンは全て闇金業者であり、一度関わりを持ってしまうと子供の生活にも影響が出ます。
このページでは審査に通りやすいおすすめの教育ローンをランキング形式で紹介していきます。
また、正規の教育ローンに審査がある理由や教育ローンの審査に通りやすくする方法などについても解説するので、そちらも参考にしてください。
教育ローンの審査基準は甘い?厳しい?どこに申し込むと通りやすい?
ほぼ審査なし?おすすめ教育ローンのランキング
審査に通りやすいおすすめの教育ローンのランキングは以下の通りです。
- 【1位】国の教育ローン
- 【2位】ろうきんの教育ローン
- 【3位】オリックス・クレジットの教育ローン
- 【4位】楽天銀行の教育ローン
- 【5位】三菱UFJ銀行教育ローン
【1位】教育一般貸付(国の教育ローン)
限度額 | 350万円 |
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金利 | 年1.70% |
最も審査に通りやすい教育ローンは日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)です。
なぜならば国の教育ローンは銀行の教育ローンと違い、営利目的で提供しているローンではないためです。
国の教育ローンは公式ホームページから24時間365日申し込むことができ子供の受験前でも利用できますが、申し込みから融資までは平均20日程度かかるなど、対応の遅さがネックだと言えます。
支払日まで余裕がある場合は国の教育ローンを利用しましょう!
【2位】ろうきん 教育ローン
限度額 | 350万円 |
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金利 | 年1.70% |
ろうきんの教育ローンも営利目的ではないため、非常に審査に通りやすい教育ローンだと言えます。
ろうきん教育ローンのメリットとしては、限度額の高さを挙げることができます。
具体的な額は地域の労働金庫協会によてって異なりますが、例えば中央労働金庫では最大2000万円の融資が可能であり、私立大学の授業料の捻出などには重宝するでしょう。
また、ろうきんの融資までの時間は最短で2週間程度と国の教育ローンよりやや早いです。
多くのろうきんは団体会員でなくても利用できますが、団体の会員であると金利が安くなります。
まずは自分の所属している労働組合や生協のチェックから始めましょう!
【3位】オリックス・クレジット 教育ローン
限度額 | 800万円程度 |
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金利 | 年3.0~5.8% |
信販会社は利用手数料で利益を出している企業であり、多くの利用者を必要としているため
銀行よりは審査に通りやすいと言えます。
その分金利が高くなる傾向にありますが、例外的にオリックス・クレジットは年5.8%と金利が低く、高額な借入になりやすい教育費の捻出に向いています。
しかし、利用にあたって在籍確認が必要になる点には注意が必要です。
まずはオリックスクレジットの公式ホームページから、教育ローンの申し込みを始めましょう!
【4位】楽天銀行 教育ローン
限度額 | 800万円程度 |
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金利 | 年3.214~3.900% |
楽天銀行カードローンを利用するメリットとしては、Webで申し込みから融資まで完結できる利便性や最短で翌営業日に融資を受けられるスピードを挙げられます。
また、医学・歯学・薬学系であれば最大1000万円の融資を受けることも可能です。
早く高額の融資を受けたい方は楽天銀行の教育ローンを検討しましょう!
【5位】三菱UFJ銀行 教育ローン
限度額 | 500万円程度 |
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金利 | 年3.975%(毎年変動) |
三菱UFJ銀行教育ローンを利用するメリットとしては、申し込み期間の広さを挙げることができます。
多くの教育ローンでは支払金額が確定するまで申し込みができませんが、三菱UFJ銀行の教育ローンは金額確定前の3ヶ月前、支払済の2ヶ月以内であれば利用が可能です。
また、三菱UFJ銀行の口座をメインバンクとして利用している方は、その取引実績から、他の教育ローンよりも審査に通りやすいです。
まずは三菱UFJ銀行のホームページから返済シミュレーションを受けてみましょう!
必要な額が30万円以下であれば消費者金融の利用も検討しよう
必要な教育費が30万円以下など少額であれば消費者金融のカードローンの利用も検討しましょう。
消費者金融系カードローンは金利が18%程度と高く設定されていますが、その分銀行や信販会社よりも審査に通りやすく、即日融資にも対応しています。
また30日間の無利息期間サービスを利用すれば、利息ゼロでお金を借りることも可能です。
まずはプロミスやアコムなどのホームページで、借入可能かシミュレーションを受けてみましょう!
正規の教育ローンに審査がある理由
正規の教育ローンが必ず審査をおこなっている理由としては以下などが挙げられます。
- 利用者から利息を回収するため
- 子供の教育費に使ってもらうため
利用者から利息を回収するため
銀行や消費者金融は利用者にお金を貸して利息を足した額の返済を受けることで利益を得ています。
つまり、返済能力がない申し込み者に融資をおこなう意味はありません。
返済能力があるかどうかを見極めるために、営利目的がある銀行や消費者金融は審査をおこなっています。
子供の教育費に使ってもらうため
教育ローンは通常のカードローンと比べると非常に低金利で融資が受けられるため、お金に困っている世帯が生活費を確保するために教育ローンを利用するケースは少なくありません。
しかし、生活費にお金を使ってしまうと教育費まで手が回らず子供の教育に支障が出ます。
そのためローンを提供する金融機関は教育費にお金を回せる家庭であるかをチェックする必要があるのです。
教育ローンの審査に通りやすくする方法
教育ローンの審査に通りやすくする方法としては、以下などが挙げられます。
- 正確な情報を申請する
- 借入金額を必要最低限に抑える
- 必要書類を不備なく提出する
- 在籍確認を取れる体制を整える
正確な情報を申請する
先ほど説明した通り、教育ローンで借りたお金は教育費に使ってもらうお金です。
そのため申請した情報に誤りがあると「教育費以外でお金を使おうとしているのではないか」と判断され審査に落ちる可能性があります。
教育ローンを申し込む際に申請が必要な情報としては以下などを挙げることができます。
- 世帯主の情報(氏名・年齢・収入・住所など)
- 世帯主の他社借入状況(借入件数・借入残高)
- 世帯主の連絡先(電話番号・メールアドレス)
また、連絡先に誤りがあると金融機関からの連絡を受け取ることができません。
教育ローンを利用する際は2度3度入力した情報をチェックしてから申請をしましょう!
借入金額を必要最低限に抑える
特に銀行系の教育ローンに見られる傾向ですが、借入金額が高くなればなるほど貸し倒れのリスクが上がるため、審査のハードルは高くなります。
そのため教育費がいくら必要なのか・安くする手段はないかを確認した上で、必要最低限の額を申込みましょう。
必要書類を不備なく提出する
提出した書類に不備があると融資まで時間がかかるだけではなく「てきとうに申込んでいる」と判断され審査に落ちる可能性があります。
以下に国の教育ローンを利用するにあたって提出が必要な書類をまとめました。
- 借入申込書(インターネットから申込む場合は不要)
- 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書の原本
- 運転免許証またはパスポート
- 直近分の源泉徴収票または確定申告書の控え
- 預金通帳(家賃や住宅ローン・公共料金の支払状況が確認できるもの)
利用する機関によって必要な書類は異なるため、キチンとホームページなどをチェックすることをおすすめします。
在籍確認を取れる体制を整える
信販会社や銀行を利用する場合は、申込者が申請した通りの職場に勤めているかの在籍確認を受ける必要があります。
多くの場合在籍確認は審査担当者が申込者の職場に直接電話を掛けることでおこなわれるため、あらかじめ職場の人間に話を通しておくとスムーズでしょう。
また、在籍確認の電話が掛かってくる前に機関に相談して、電話の時間帯や電話先を指定するのもおすすめです。
審査がない教育ローン(闇金)を利用するリスク
審査がない教育ローンである闇金を利用するリスクとしては、以下などが挙げられます。
- 子供の学校に闇金業者がくる
- 職場や近所に取り立てにくる
子供の学校に闇金業者がくる
闇金業者から借りたお金を期日までに返済できなかった場合、業者が子供の学校に押しかけてくる可能性があります。
場合によっては子供や教師に声を掛けることもあるでしょう。
そうなった場合子供の生活への影響は大きく、学校側から呼び出される、子供が不登校になるなどのケースも考えられます。
子供の学生生活を守るためにも審査のない教育ローンを利用するのは絶対に避けましょう。
職場や近所に取り立てにくる
闇金業者からお金を借りてしまうと、職場や近所に昼夜を問わず取り立てにくる可能性が高いです。
そうなった場合社内評価や近所からの評判に大きな悪影響を与え、闇金を利用したばかりに退職や引っ越しを余儀なくされたケースも少なくありません。
家族の生活を守るためにも闇金に手を出すのは止めましょう。
審査のない教育ローンを探すよりも審査の対策を立てよう!
ここまで審査に通りやすいおすすめの教育ローンや、正規の教育ローンに審査がある理由・教育ローンの審査に通りやすくする方法などを解説してきました。
このページの内容をまとめると以下の通りになります。
- 国の教育ローンが最も審査に通りやすい
- 30万円以下の少額であれば消費者金融もおすすめ
- 教育ローンの審査に通りやすくするためには、借入金額を抑えるのがおすすめ
- 審査のない教育ローン(闇金)を利用すると子供の生活に影響がある
審査のない教育ローンを探すよりも、審査の対策をキチンと立てることをおすすめします!