総量規制対象外の審査が甘いカードローンはある?年収3分の1超借りることはできない?

総量規制対象外の審査が甘いカードローン

カードローンを利用する方が注意しなければいけないのが、総量規制のルールです。

総量規制とは貸金業法で定められたルールのことで、消費者金融の年収3分の1を超える借り入れを禁止しています。
では、多数あるカードローンの中で、総量規制対象外の審査が甘いものはあるのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

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少量規制対象外で審査の甘いカードローンはない

結論から言うと、総量規制対象外の審査が甘いカードローンというのは、存在しません。

カードローンは大きく分けて消費者金融カードローンと銀行カードローンの2種類があります。

そのうち、審査が比較的甘いのが消費者金融カードローンで、貸金業法によって制限されています。

総量規制の原則は貸金業法によって定められているため、総量規制対象外なのは銀行カードローンしかありません。

その銀行カードローンは年々審査が厳しくなっており、もはや簡単に借りれる総量規制対象外のカードローンはない状況です。

総量規制対象外の銀行カードローンは審査が不安な方におすすめできない

総量規制対象外の銀行カードローンは消費者金融よりも相対的に審査が厳しくなっています。

その理由の一つが金利の低さです。消費者金融の上限金利は平均で年18%以上となる一方、銀行カードローンは平均上限金利が年14~15%です。

金利の低いカードローンは返済途中の利息回収率が低いので、完済してくれることを前提に審査をおこないます。

そのため、審査基準が高金利ローンよりも厳しくなるのです。

2018年から銀行カードローンの審査はより厳しくなった

2018年から銀行カードローンの審査はより厳しくなったと言われています。

2018年から銀行カードローン審査には申し込み情報を警察データベースで照合するようになりました。

これは、銀行カードローンの利用者が過剰貸し付けをきっかけに自己破産したことや、反社会勢力からの貸付を制御しきれなかったことで批判を受け、審査を厳格化したのが理由です。

消費者金融と違い、銀行は貸金業以外にもさまざまな事業をおこなっており、利用者からの信用が第一となっています。

カードローン事業は利益が出やすいですが、一方で上記のようにリスクのある事業でもあります。

現時点では軟化傾向にあることを頭に入れておきましょう。

銀行カードローンは2017年から自主的に総量規制を設けている?

銀行カードローンは総量規制対象外ですが、2017年からは年収3分の1以上の借り入れを自主制限する銀行がほとんどです。

実際、報道機関のおこなうアンケート調査では、全国の大手・地方の銀行のうち9割超が自主規制を実施していることが分かっています。

法律上は総量規制対象外でも、実際は総量規制の対象になっていると考えて良いでしょう。

総量規制対象外の審査が甘いカードローンを探していた理由を考える

総量規制対象外で、かつ審査が甘いカードローンというのは2020年現在は存在しないと思ってよいでしょう。

しかし、カードローンはもともとお金に困っている方のためのサービスですから、審査基準もそこまで高い訳ではありません。

正々堂々と審査を受けたとしても、自分にあったカードローンへ申し込むことができれば、恐れずお金を借りることができます。

審査の甘さを追求すると非正規カードローン(闇金)へと辿り着く

国に認められた正規の金融機関は、すべてローン審査を設けています。

その中で相対的に審査が甘い、厳しいという違いはあるものの、どこも一定の審査基準を設けていることには変わりません。

実質審査なしでお金を借りれるのは、非正規の闇金になります。闇金は最初は手軽に借りれますが、法外な超高金利を負わせて、利用者を自己破産へと追い込みます。

返済できなくなると女性の利用者は裸の写真を担保に求められたり、暴力などをふられたりと二次的、三次的な被害を負う可能性もあります。

闇金からお金を借りるのは絶対にやめましょう。

最適なカードローンをケース別に解説

総量規制対象外の審査が甘いカードローンを探していた方の多くは、特定の理由から「自分は審査に通りそうにない」と考えている可能性が高いです。

ただ、自分の置かれている状況をキチンと分析できれば、審査へ通る自分に合ったカードローンを見つけるのはそこまで難しくありません。

ここからは、ケース別におすすめのカードローンを紹介していきます。

審査が不安な方は消費者金融カードローンがおすすめ

審査に通過できるか不安な方は消費者金融カードローンをおすすめします。

前述の通り、銀行カードローンよりも消費者金融のほうが審査は甘く、通過しやすい仕組みです。

その中でもプロミスやアコムといった大手よりも、独立系中小消費者金融が借りやすくておすすめです。

ただ、小規模カードローンは金利が高めで、返済が大変というデメリットがあります。

他社借入の多い方にはおまとめローンがおすすめ

他社借入が多くて総量規制対象外カードローンを探している方は、おまとめローンを最初に使うことをおすすめします。

おまとめローンはお金を追加借り入れすることはできませんが、複数借り入れの返済口をまとめ、より低い金利で返済することができます。

すでに他社借入が気になっている場合、追加で借り入れすると自分の首をさらに絞めることになります。借り入れが気になる時点で早めに対応しましょう。

総量規制ギリギリの方は自己破産も検討しよう

総量規制ギリギリでカードローンを探す方は、その多くがすでに借金を抱えており、返済に頭を悩ませることと思います。

ただ、返済できない部分を融資で補うと、負債は雪だるま式に増えていきます。

すでに総量規制の基準前後まで借金が増えている方は、早めに自己破産を検討しましょう。

自己破産をすれば資産のほとんどを失いますが、その代わりに借金もすべて帳消しにすることができます。

文字通り、再スタートを切ることができるのです。

審査が不安な方はカードローン以外の選択肢もある

カードローン審査は利用者の属性・信用情報によって審査の合否が分かれる”信用取引”になります。

そのため、無職や低収入などステータスに不安がある方は審査へ通りにくい実情があります。

一方で、融資の際に年収や信用情報がそこまで問題にならないケースもあります。

不動産担保ローンや質屋などの担保付融資は、返済できない時には担保を没収されるというリスクを背負っているので、金融機関としても融資がしやすいのです。

カードローンばかりに頼ると信用情報が傷つき続け、いつか審査に通らなくなります。

このような状況を避けるため、カードローンから借り続けず、他の方法も検討しておきましょう。

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