カードローンの申し込みは、しばしば急ぎの場面で行われるもの。
SMBCモビットのWEB完結申込などのシステムを知り、「何時まで審査をしているか」「早朝や深夜でも借りられるのか」という点が気になっている人もいるでしょう。
ここでは、これらの疑問への答えも含め、SMBCモビットの審査の受付時間や、最短融資を受けられるケース、受けられないケースなどを説明します。
SMBCモビットの審査に落ちる理由と落ちた時の対処法を解説!
目次
SMBCモビットの審査受付時間は9時~21時
SMBCモビットが審査を受け付けている時間帯は9時~21時です。
審査の申し込みだけでなく、利用に関する問い合わせなども、すべてこの時間帯で対応しています。
曜日については、平日だけでなく土日・祝日も申し込みが可能です。
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申込自体は365日24時間対応している
審査部門が実際に審査してくれるのは9時~21時ですが、申込自体はこの時間以外でもできます。
365日24時間対応しているため、いつ申し込んでもかまいません。
パソコンや携帯電話、スマートフォンからの申し込みはもちろん、電話からの申し込みでも365日24時間可能です。
電話は自動音声によって案内されるものですが、毎週月曜日のみメンテナンスがあります。
月曜日の0時~7時は停止しているため、この点のみ注意してください。
SMBCモビットの審査は早朝・深夜にはおこなわれない
申し込みだけは早朝や深夜でもできますが、実際の審査はこれらの時間帯には行われていません。
これはSMBCモビットに限らず、他の大手のカードローンでも同じルールとなっています。
それぞれの時間帯の申し込みについて、詳しく見ていきましょう。
早朝の申込は当日9時以降に処理される
早朝に申し込んだ場合、その日の午前9時以降に処理されます。
深夜の間に他の利用者が多数申し込みしている可能性もあるため、早朝に申し込みしても朝イチで審査してもらえるとは限りません。
しかし、WEB完結申込などのシステムが充実しているSMBCモビットは、他の大手カードローンと比較しても、早めのタイミングで審査してもらえると期待できます。
深夜の申込の審査は翌日に持ち越される
申し込みが深夜だった場合、審査は翌日の午前9時以降に持ち越されます。
これも早朝の申し込みと同じルールです。
翌日の早朝に申し込んだユーザーよりは先に受け付けされているため、比較的早い段階で審査結果が出ると期待できます。
SMBCモビットの審査時間と営業時間を混同しないように!
SMBCモビットに限らずカードローンの審査では、審査時間と営業時間という2つの言葉が使われます。この2つの意味を混同しないようにしましょう。
審査時間は、審査にかかる「所要時間」のこと、営業時間は審査が行われる「時間帯」のことです。
SMBCモビットの審査時間は最短で30分、営業時間はここまで書いた通り9時~21時となっています。
審査受付時間内に申し込んでも最短融資を受けられないケース
最短30分という審査のスピードに魅力を感じ、SMBCモビットに申し込みをしようと考えている人もいるでしょう。
しかし、すべての人がこのような最短融資を受けられるわけではありません。
ここでは、審査の受付時間内に申し込みしても、最短融資を受けられないケースを紹介します。
申込者の属性が審査基準ギリギリ
カードローンの審査に通るかどうかは、その申込者の属性で決まります。
属性とは性質・特徴という意味ですが、カードローンでは主に下のような条件を指すものです。
- 職業
- 雇用形態
- 年収
- 勤続年数
- 居住年数
- 年齢
1つ目の職業は安定性の高い職業ほど評価されます。
たとえば公務員や大企業勤務の会社員などは審査に通りやすくなります。
逆に不利なのが自営業やフリーランスなどです。
中小企業の会社員については、審査担当者が個別に企業の信頼性を調べて評価します。
規模が小さくても業績が安定している会社であれば高く評価されます。
フリーターやパートの主婦(主夫)、アルバイトの学生なども申し込み可能ですが、これらも自営業と並んで不利な属性です。
2つ目の雇用形態は、主に下のようなものです。
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- アルバイト(パート)
上記の形態は、上から順に審査に通りやすくなると考えてください。
特別なスキルを持つ派遣社員の場合は、契約社員を上回ることもあります。
嘱託社員は会社によって待遇が異なりますが、全体的には契約社員か派遣社員に近いものです。
会社役員については、それだけで有利になるということはありません。
消費者金融カードローンを利用するということは、高確率で大企業の会社役員ではなく、中小企業の役員であるはずです。
そのため、その中小企業の信頼性自体を評価されます。
会社の社長でも、大企業の正社員はもちろん、契約社員や派遣社員に劣ることも珍しくありません。
3つ目の年収はそのままです。高年収であるほど有利になります。
しかし、あまりに年収が高い場合は、逆に慎重に審査されるケースもあります。
単純にお金が足りないということを通り越した、深刻な問題を抱えている可能性もあるためです。
4つ目の勤続年数は、今の職場に継続して勤めている年数です。
1年に満たない場合は、一般的に最低3カ月は必要とされます。
これは、カードローンの審査で給与明細書が必要になるときのルールでわかるものです。
直近2カ月分の提出を求められることが多いのですが、2カ月分の給与明細書があるということは、3カ月勤務しているといえます。
こうしたルールから「最低3カ月」という条件が一般的とされているわけです。勤続年数は長いほど審査で有利になります。
5つ目の居住年数は、今の住所にどれだけ継続して住んでいるかです。
これも長いほど審査に通りやすくなります。ただし、以前より条件の良い住宅に引っ越した場合、居住年数が短くてもプラスになることもあります。
具体的には「自分の家を建てた」「入居審査の厳しい高級マンションに引っ越した」などです。前の住所は、個人信用情報からわかることがあります。
契約が終了したクレジットカードや携帯電話の分割払いなどは、終了時点での住所がそのまま記録されているためです。
この記録はCICなら5年間残ります。このように「短くても不利にならない」ケースもありますが、基本的には長いほど有利になるものです。
6つ目の年齢は、申し込みの条件を満たしていれば、審査自体はしてもらえます。
SMBCモビットの場合、満20歳以上69歳以下という条件です。
しかし、20歳や21歳など若すぎる場合や、68歳や69歳など、上限ギリギリの場合は不利となります。
若すぎる場合は金銭感覚を疑われ、高齢の場合は健康状態なども不安視されるためです。
その他の条件が良ければ審査には通りますが、同じ条件で20代後半~50代程度の人と比べると、こうした年齢は少々不利に働きます。
このように、カードローンの審査は多くの属性がチェックされています。
これらの属性が審査を通る上でギリギリというレベルの場合、審査が終わるまでに時間がかかることが多いのです。
このため、SMBCモビットの最短融資も受けられないことが多くなります。
信用情報にキズが付いている
信用情報のキズとは金融事故のことです。主に下の2通りに分けられます。
- 審査が厳しくなるだけの金融事故
- ほぼ確実に審査を通過できない金融事故(ブラックリスト)
1つ目の「審査が厳しくなるだけ」という金融事故は、主に返済遅延です。
1日や数日程度の遅延なら、基本的に記録されません。
しかし、1週間や2週間を超える遅延は記録されることが多くなります。
たとえば個人信用情報機関の1つであるCICでは、「A」というマークで記録されます。
これだけでも審査はかなり不利になりますが、ほぼ確実に通らないというレベルではありません。
直近で記録されていると厳しくなりますが、数年前などの古い記録であれば、致命的なキズではないのです。
その後の遅延が一切なく、以前に借りていたカードローンを完済した履歴があれば、審査に通る可能性は相当に高くなります。
「その金額までは返せる」ことが証明できているためです。
このように、信用情報のキズでも軽度なものなら、審査に通ることもあります。
ただし、審査の時間は長くなると理解しましょう。
2つ目の「ブラックリスト」は、主に下のような金融事故です。
- 長期延滞(2カ月以上など)
- 代位弁済(保証会社による返済)
- 自己破産
上記の金融事故は、CICでは「異動」という文字を、返済状況の欄に書かれます。
このため、こうした重度の金融事故のことを「異動情報」とも呼ぶものです。
1つ目の長期延滞は、2カ月未満であればAマークで終わります。
しかし、CICでは「61日以上3カ月未満」というルールで、異動が記録されます。
3カ月以上となるとおそらく強制解約となるでしょう。
2つ目の保証会社による返済とは、簡単にいうと「返済不能になった」ということです。
本人が支払いをできないと保証人が払うシステムと同じで、保証会社がついていたら保証会社が代わりに払います。
本人が返済できなかった以上、一言でいうと「返済不能」となるわけです。
3つ目の自己破産は、正確には「裁判所が破産を宣告したもの」と規定されています。
カードローンやクレジットカードの場合は、ほぼすべて自己破産のことであり、自己破産と同じ意味と思ってください。
自己破産以外の債務整理は、直接記録されることはありません。
しかし、債務整理をすると通常ではありえない入金状況になります。
具体的にはAマークが連続する、「請求額の一部が入金された」ことを示すPマークが連続するなどです。
このような理由から、債務整理もある意味で記録されるといえます。
債務整理はただの遅延より深刻であるため、ブラックリストとなることが多いものです。
上記のようなブラックリストに入っていたら、SMBCモビットの審査を通ることはほぼありません。
逆に軽度の金融事故であれば、時間はかかっても通る可能性があります。ただし、最短融資を受けるのは難しいと思ってください。
申込情報や提出書類に不備があった
記入した申込情報に間違いがあった場合や、提出書類に不備があった場合には、審査時間が長くなります。
間違いについては、意図的な虚偽申告と判断された場合、そのまま落ちてしまうこともあるものです。
しかし、内容によっては「ただのうっかりミスだろう」と、担当者の側で判断できるケースもあります。
その場合も、間違ったままで通すわけにはいかないため、電話で本人に確認するなどします。
そうした確認電話をかけるかどうかも含め、社内での判断に通常より時間がかかるわけです。
提出書類の不備は、主に下のようなパターンがあります。
- 必要な書類が添付されていなかった
- 運転免許証などの有効期限が切れていた
- 画像が不鮮明で読み取れなかった
- 身分証に書かれている住所が申込情報と違った
他にも多くのケースがありますが、これらは基本的に再提出となります。
身分証を偽造しているなどの悪質なケースでない限りは、すぐに落とされることはありません。
ただ、再審査には当然時間がかかるため、最短融資を受けることは難しくなります。
長期休暇前などで審査が混雑している
ゴールデンウィークや年末年始など、長期休暇の前はSMBCモビットの利用者も増えます。
そのため、審査が混雑して長引くこともあるものです。
このような状況を想定して、長期休暇の時点で借り入れが必要になりそうであれば、早めに申し込みをして審査だけ先に通過しておきましょう。
借りる必要がなければ借りなければいいだけであり、審査を通過しておくことにデメリットはありません。
一応、すぐに解約したとしても5年間はその記録が残るというデメリットはあります。
このデメリットをどれだけ大きく感じるかですが、長期休暇でお金が足りずに困るよりは良いといえるでしょう。
SMBCモビットの内部でトラブルがあった
これはめったにないことですが、SMBCモビットの内部でシステムエラーなどのトラブルが起きたという可能性もあります。
どんな大企業でもこうしたトラブルは起きるため、SMBCモビットで起きる恐れもゼロではありません。
ここまで書いた理由に一切思い当たるものがなければ、こうしたSMBCモビット側の問題ということもあります。
そのため、慌てず冷静に審査結果を待つようにしてください。
また、こうしたトラブルも想定できるため、借り入れが必要になりそうなことを予想した時点で、早めに動くことをおすすめします。
SMBCモビットの審査は最低でも18時までに申し込むべし
その日のうちにSMBCモビットから借り入れをしたいのであれば、最低でも18時までには申し込むべきといえます。
ここではその理由を説明します。
審査に2時間以上かかるケースも多い
理由の1つ目は、審査に2時間以上かかるケースも多いということです。
この2時間というのは、SMBCモビットが公言している時間ではありません。
公言されているのは最短30分というデータだけであり「遅い場合」の時間は公言されていないのです。
そのため、あくまで口コミや体験談を総括した結果ですが、おおよそ2時間以上かかるケースが多いといえます。
18時に申し込んで2時間かかると、審査が完了するのは20時です。
SMBCモビットの審査は毎日21時まで行われていますが、20時に完了すれば1時間の余裕があります。
もし1時間遅い19時に申し込みをした場合、ギリギリ間に合う可能性もありますが、間に合わない恐れもあります。
そのため、確実にその日中に借りたいのであれば、18時までに申し込むべきなのです。
平日の午前中に申込を済ませるのが理想的
一番いいのは、平日の午前中に申し込みを済ませることです。
SMBCモビット側のトラブルや書類の不備など、どのような理由で審査が遅れても、最短融資を受けられる可能性が高くなります。
SMBCモビットは土日や祝日でも審査はしています。また、審査に通ればその日中に借り入れすることも可能です。
しかし、土日や祝日は「職場への在籍確認の電話が通じない」ことがあります。
土日も稼働している職場は問題ありません。
しかし、土日や祝日が完全に休みの職場では、これが原因で審査をできない恐れもあるのです。
実は、「WEB完結」で申し込む場合、SMBCモビットの審査では「電話連絡なし」が基本となっています。
しかし、必要な場合もあると公式サイトに明記されており、必ず電話連絡なしで借りられるとは限りません。
また、WEB完結で申し込むには下のいずれかの銀行口座が必要です。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
これらの口座がない場合は普通の「カード申込」となり、在籍確認の電話が必要になることが多いのです。
このような理由からも、特に上記の銀行口座を持っていない人は、平日に申し込むべきといえます。
時間のない人はWeb完結申込がおすすめ!
「時間がなくて急いでお金を借りたい!」という人には、特にWeb完結申込がおすすめです。
属性などの条件さえ良ければ、勤務先への確認電話もなく、来店審査なども一切なしで当日中に融資を受けられます。
先に書いた3つの銀行の口座が必要ですが、その条件さえ満たしていれば、ベストの借り入れ方法といえるでしょう。