カードローンの審査に一度落ちてしまった場合、何をすれば良いのでしょうか?
正直に言うと、カードローン審査に落ちた人が、何の反省もせず同じカードローンに申し込んでも、審査に落ちる可能性はかなり高いです。
カードローン審査は運試しではありません。審査に落ちたということは絶対に理由があるので、その理由を知り、改善することが求められます。
今回は、カードローン審査に落ちた時に取るべき行動を詳しく解説していきます。
カードローン審査に通らない理由を知りたい!落ちた全理由と通る方法を徹底解説
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目次
- 1 カードローン審査に落ちても再申し込みは可能
- 2 カードローン審査は再申し込み者も通るの?
- 3 カードローンの過去の審査落ち・申込の履歴はいつか消える?
- 4 カードローン審査に落ちたら次は審査落ちの理由を調べよう
- 5 属性を改善さえすればカードローンの再審査に通る理由
- 6 カードローン再申し込みのタイミングは審査落ちから6か月後がベスト
- 7 カードローン審査落ち・申込の情報が残る状態で再申し込みをしても通る?
- 8 カードローン審査に落ちた次の再申し込みに通るポイント
- 9 銀行カードローンの審査に落ちたら消費者金融に再申し込みすれば通る?
- 10 カードローン審査に落ちた後の再申し込みは何回までOK?
- 11 何度再申し込みをしてもカードローン審査に通らない時の対処法
- 12 カードローン審査に落ちても冷静に次の行動を考えよう
カードローン審査に落ちても再申し込みは可能
カードローン審査に落ちたら、もう二度とローンが借りられない訳ではありません。
一度落ちても、その後何度もカードローンに申し込むことができます。
落ちた後、他社のカードローンに申し込めるのはもちろんのことですが、落ちたカードローンにもう一度申し込むこともできます。
それぞれのカードローンの申込条件を満たしてさえいれば、何度でも審査に申し込むことは可能なのです。
カードローン審査は再申し込み者も通るの?
カードローン審査は再申し込みでも通るのかですが、結論から言えば通る人もいれば、落ちる人もいます。
そもそも、あなた自身のステータスがカードローン審査に一度落ちる基準のものなので、審査通過はおのずと厳しくなることを覚悟しなければいけません。
次に、審査に一度落ちたことがその後の審査に影響するかですが、これはほとんどないでしょう。
金融機関は信用情報機関を通じて過去に審査に落ちたことがあるかを調べることができます。
ただ、審査に落ちた後に改善の跡が見られれば、通過する可能性も十分あります。
以前に落ちたことがあるかではなく、今現在、審査の通過基準を満たしているかが重要だと言えます。
カードローンの過去の審査落ち・申込の履歴はいつか消える?
カードローンの過去の審査落ちや申込の履歴に関しては、いずれ消えるものとさえています。
基本的に、過去の審査落ちや申込の履歴は、以下の3つの信用情報機関が管理をしています。
- JICC
- CIC
- 全国情報個人信用情報センター
この3つの信用情報機関は時間の経過によって登録されている情報を削除していくので、信用情報機関から審査落ちや申込の履歴が消えれば、それを参考にカードローン審査をする時、過去にこうしたことがあった事実を確かめることはできません。
そのため、表面上は審査落ち、申し込み情報の利益は消えると言えるのです。
3つの信用情報機関の申込情報の登録期間まとめ
申込情報の登録期間 | 申込情報の登録内容 | |
---|---|---|
JICC | 申込日から6か月以内 |
|
CIC | 照会日から6か月間 |
|
全国銀行個人信用情報センター | 最大1年(金融機関への開示は最大6か月が期限) |
|
基本的には、申し込み情報が消えるのは申込から6か月が過ぎた時点となります。
6か月を過ぎても審査落ち・申込の履歴が消えないことがある
ケースによっては、6か月を過ぎても審査落ち、申し込みの履歴が消えないことがあります。
信用情報機関が定めている登録期間を過ぎたら約束通り情報を削除しなければいけません。つまり、6か月を過ぎても履歴が残っている場合は、審査に問題があったということではなく、手違いと考えて良いです。
信用情報を確認した時に履歴が残っているようなら、申し込んだ金融機関に確認をしましょう。
信用情報機関に直接相談することもできますが、彼らは削除をすることができないので、金融機関が削除をしない限り、いつまでたっても残り続けてしまいます。
カードローン審査に落ちたら次は審査落ちの理由を調べよう
カードローン審査に落ちたら、まず審査落ちの理由を調べましょう。
カードローン審査の内容は公表されないので、金融機関に問い合わせても理由を知ることはできません。
そのため、自分でどこが原因か調べるしかないのです。
カードローン審査に落ちる主な理由がこちらになります。
- 年収が低い
- 希望借入額が高額すぎる
- 過去に延滞や債務整理の経験がある
- 勤続年数が短い
- 雇用形態が契約社員やパート・アルバイトなど
- 他社借入がある・・・
審査に落ちる人に共通する傾向を自分にあてはめて、片っ端から見直してみましょう。
審査落ちの理由が分かったら改善案を立てる
上で挙げたような審査落ちの主な原因に自分を照らし合わせて、すぐに改善できる部分は見直していきましょう。
それでも短期で直せない項目があれば、どんな方法でいつまでに問題を解決するかの計画を立てましょう。
【例】
- 他社借入が多い→1社完済後、おまとめローンで一本化
- 長期滞納をしてしまった→信用情報の事故履歴が消えるまで待つ
自分で属性改善の方法と期間が設定できれば、計画にのっとって対策をしていきましょう。
同時並行で、どのカードローンに再申し込みをするか考えたり、カードローンに関する知識を蓄えたりすることもやっていきましょう。
属性を改善さえすればカードローンの再審査に通る理由
審査落ち後でも自分の属性を改善すれば、カードローンの再審査に通る可能性は十分あります。
一度審査に落ちて不安な方も、自信をもって申し込みましょう。
ここからは、カードローン審査に一度落ちても2回目以降で通る可能性がある理由を解説します。
理由①カードローンの審査基準はそれぞれ違う
カードローンの審査難易度はそれぞれ違います。
銀行カードローンより消費者金融カードローンのほうが審査は甘いですし、その中でもアイフル・アコムといった大手よりフクホー、セントラルといった中小消費者金融のほうが通りやすいです。
カードローンの審査基準はそれぞれ違うため、最初のカードローン審査にギリギリで落ちたのであれば、より審査の甘いカードローンに申し込めば通る可能性は高まります。
特に銀行カードローンは銀行法の改正や過剰貸付の自主規制などで審査がどんどん厳しくなっているため、知らずに申し込むと落ちるケースが多いです。
この場合、より審査の甘い消費者金融カードローンに再申し込みすることをおすすめします。
理由②審査落ちの過去は申込者の返済能力に影響しない
例えば、ステータスが十分高い人でも過去にカードローンを延滞していたことが発覚すると、審査に落ちる可能性が高くなります。
これは、ステータスが高くても過去の経歴から期限を守らない、お金にだらしない傾向が見える=貸しても滞納される恐れがあると見なされるためです。
過去のトラブルから申込者の性格・性質が分かる場合、審査結果の参考にされてしまうのです。
一方で、大昔にカードローン審査に落ちた経験というのは、そういった類のものではありません。
例えば、申込の嘘がバレて審査に落ちたなどのケースでない限り、過去の審査落ちは結果に影響しないでしょう。
カードローン再申し込みのタイミングは審査落ちから6か月後がベスト
再申し込みのベストタイミングは、審査落ちから6か月以上後です。
なぜ6か月待ったほうが良いかというと、審査落ちの情報が信用情報に登録される期間が恐らく最長6か月と考えられるからです。
前述の通り、過去に審査へ落ちたことはそこまで大きなネックではありません。
ただ、業者によっては「この人、属性は問題ないのに審査に落ちてる。融資するのは危険だな…」という推測をされる可能性もあります。
審査に落ちた履歴をクリーンにして、まっさらな状態で審査を受けたいなら6か月待つことをおすすめします。
カードローン審査落ち・申込の情報が残る状態で再申し込みをしても通る?
審査落ち・申込の情報が消えるまでの期間を解説しましたが、そもそも履歴が残っていたとして、再申し込みには大きな影響があるのでしょうか。
これに関しては、「分からない」というのが正直なところではあります。なぜなら、金融機関はカードローンの審査基準を一切公表していないからです。
過去の審査落ち・申込が再審査に悪影響を及ぼす可能性は低い
結論から言えば、過去の審査落ち、申し込みの情報が再審査に悪影響を及ぼす可能性は低いです。
なぜなら、金融機関も他行の審査基準を知らないからです。「同じ審査基準でやっているA社の審査に落ちたから、うちも落としておこう」とはならないのです。
例えば、大手銀行、地方銀行、大手消費者金融、中小の消費者金融はそれぞれターゲットも異なります。
自らのターゲットに応じて審査基準が決まっているので、他社の審査に落ちてもそこまで影響されることはないのです。
審査に落ちた根本的な原因の改善は必要
ただ、一般的には審査に落ちた方がすぐに再申し込みをするのは不利と言われていますよね。
これはなぜかというと、審査に落ちた原因が改善されていない可能性が高いからです。
つまり、「審査に落ちた」という出来事自体は審査に影響しないが、過去のカードローン審査に落ちた原因。例えば延滞や他社借入などは改善しない限り再審査に影響を及ぼすのです。
再申し込みをする前に、この見直しは必要になってきます。
1か月以内に3件以上申込をしている方は注意が必要
審査落ちにダイレクトに影響するのが、他社の申込履歴です。
特に、1か月以内に3件以上のカードローンへ申込をしている場合は「申込ブラック」と言われ、審査通過が不利になります。
お金に困っている時は複数のカードローンに申し込んで、最初に通ったところと契約を結ぶという行動を取りそうなものですよね?
それがなぜダメかというと、審査する側が「審査に通しても他社と契約される可能性が高い」と評価してしまうからです。
また、何度もカードローンを使って借金をしようとしているということは、借金に対するハードルが低い=お金にだらしなく、返済を滞納しそうな人という評価を受ける可能性が高いです。
半ば強引な気もしますが、金融機関が長年カードローン審査を実施する中で得た一つの経験則でもあるので、申し込みブラックの方は他が良くても足切りされる可能性が高いのです。
申込を短期間に集中しておこなうのは、くれぐれもやめておきましょう。
カードローン審査に落ちた次の再申し込みに通るポイント
信用情報機関に自分の情報を開示してもらう
信用情報機関に申請すれば、個人でも1回あたり1,000円で信用情報を開示することができます。
自分の信用情報を取り寄せて、審査に不利な情報はないか一度確認しておきましょう。
同時に複数社へ申し込まない
同時に2社以上のカードローン審査へ申し込むと、審査に落ちる可能性が高まります。
これはいわゆる「申込ブラック」という状態で、結果的に他社と契約したり、借り換えられたりする可能性を鑑みて審査に落としていると推測されます。
1か月以内に3件以上のカードローンへ申し込むのは危険なので、できれば1か月に1件ペースで申し込むことをおすすめします。
審査落ち時より希望借入額を下げる
カードローン審査では、返済負担率といって年収に対する返済負担の割合が重要になってきます。
もっとも、貸金業は融資を利息込みで完済してもらわないと成り立たないので、当然ではあります。
返済に余裕を持たせるには年収が上がるのが一番ですが、わずか半年で収入が爆発的に上がるのは稀だと思います。
一方、希望の借入額を下げれば、その分返済に余裕を持たせることができます。
借入目的を再度よく考えて、前回の審査落ちより低い金額で申し込むことをおすすめします。
他社借入はできるだけ減らしておく
他社からの借入がある方は、再申し込みまでにできるだけ減らしておきましょう。
ポイントは、満遍なく残高を減らすよりは、1社ずつ一括返済するのがおすすめです。
他社借入がある場合、残債の総額だけでなく、何社から借りているかも見られます。
総額が低くても、件数が多いと審査に悪影響ですし、返済期日がバラバラなので滞納リスクが高まります。
返せそうなものから1社ずつ完済していきましょう。
また、他社借入を減らす時に便利なのがおまとめローンですが、こちらは審査が厳しいため、また落ちる可能性も高いです。
場合によっては保証人を立てる必要があったりといろいろ面倒なので、できるだけ早く再申し込みをしたい方はまずは自力で処理をしていきましょう。
収入を安定させる
カードローンの審査では定期的に返済をして貰うため、利用者の収入が安定しているかをチェックされます。
なお、カードローンの再審査と初回の審査で基準は大きく変わることはありません。
そのため、収入を安定させるのはカードローンの再審査に通るために非常に効果的だと言えます。
具体的な方法としては以下などが挙げられます。
- 週何回などの定期的なアルバイトを始める
- 定期的に仕事がある取引先を探す
収入を安定させてカードローンの再審査に通りましょう!
年収を上げる
カードローン審査に落ちる主な理由の一つとして年収が低いことが挙げられます。
例えば年収が低い、ほぼゼロである専業主婦(夫)などはカードローンの審査に通りづらいのが実情です。
そのため、次の再申し込みに通るために年収を上げるのが効果的です。
年収額の目安についてカードローン会社は「年収が○○万円以下の人は審査に通さない」などの審査基準を公表していないため、推測の域を出ませんがアイフルやアコムなどの代表的な大手消費者金融の口コミを見るに、年収100万円が一つのボーダーラインになっています。
年収が低い人はパートやアルバイトなどで収入を増やしましょう!
年収を上げるために投資はおすすめできない
年収を上げるために株式やFX、仮想通貨などの投資に手を出すのはおすすめできません。
理由としては以下などを挙げることができます。
- 年収が下がる可能性があるため
- 投資による収益は安定しないため
投資方法によって程度の差はありますが、リターンがある以上損をするリスクが0になることはできません。
また投資なら短時間で大幅に年収を上げることは可能ですが、定期的に収益を上げることは難しく、カードローン会社から安定して収入を得ていると判断されづらいです。
どうしても投資で年収を上げたい方は最低3ヶ月間続けて、投資収益が安定していることを証明できるようにしましょう。
正確な情報を申告する
審査に落ちる人の特徴として、申告した情報に誤りが多いことが挙げられます。
申告した情報に誤りが多い場合、カードローン会社の審査担当者から「てきとうにカードローンを申込んでいる」と判断され審査に落ちるためです。
また申告情報に誤りがあると、審査担当者は申し込み者に必ず確認をする必要があるため、審査にかかる時間も伸びていきます。
カードローンの再審査を申し込む際は入力した情報に誤りがないか、よくチェックしましょう!
虚偽の申告は絶対に避ける
カードローンの審査は虚偽申告が発覚した段階で無条件に落ちてしまいます。
前回審査に申し込んだ際に、以下などの虚偽申告をおこなっていた場合は改めることを強くおすすめします。
- 年収を水増ししていた
- 他社の借入件数・借入残高を少なく申告していた
カードローン会社は申し込み者の虚偽申告を見破るために多くの対策を講じており、生半可な嘘は確実にバレてしまいます。
また、審査に通るために属性が良好な人へなりすますなどの悪質な虚偽申告をおこなうと、警察・裁判沙汰になる可能性もあります。
再審査の際は虚偽申告を止めてなるべく正確な情報を申告しましょう!
在籍確認を取れる体制を整えておく
前回カードローンの審査に落ちた原因の一つとして、在籍確認が取れなかったことが考えれます。
以下に在籍確認がクリアできるケースと、クリア扱いにならないケースをまとめました。
【在籍確認がクリアできるケース】
- 本人が在籍確認の電話を取った
- 職場の人間が申し込み者の不在を伝えた
【在籍確認がクリア扱いにならないケース】
- 誰も在籍確認の電話を取れなかった
- 職場の人間がプライバシー保護を理由に電話の取り次ぎを断った
- 部署違いで電話の転送ができなかった
在籍確認をクリアするために、申し込み者がずっとオフィスの全ての電話を取り続けるのは現実的ではありません。
そのため、在籍確認をクリアするためにはあらかじめ職場の人間に在籍確認について話しておくことが効果的です。
職場の人間に在籍確認について話す時の言い訳
カードローンの利用を職場の人間に話したくない人は多いでしょう。
そのため職場の人間には下記のように話すことをおすすめします。
「自分宛に個人名で電話が掛かってきたら、クレジットカードの発行についてだから、『後で掛け直す』って伝えておいて」
クレジットカードはカードローン以上に利用者が多く、在籍確認がおこなわれるケースも少なくないため、怪しまれる可能性はありません。
上手く言い訳を使って再審査の在籍確認をクリアしましょう!
在籍確認の電話がないSMBCモビットも検討しよう
在籍確認の電話が取れない場合はSMBCモビットへ申し込むのもおすすめです。
なぜならSMBCモビットのWeb完結で申し込みをすれば、在籍確認の電話を必ずカットできるためです。
他の大手消費者金融でも事情によっては在籍確認が省略されるケースもありますが、100%在籍確認の電話がなくなるのはSMBCモビットだけです。
ただしSMBCモビットはあくまでも在籍確認の電話がカットされるだけで、申告した通りの職場に勤めていることの証明として、保険証や給与明細書などの書類提出が必要になります。
そのためSMBCモビットを利用する際は在籍が確認できる書類を事前に準備しておきましょう!
アリバイ会社の利用は絶対に止めよう!
アリバイ企業とは在籍確認の代行会社のことで、まるでその会社で働いているように見せかける業者のことを指します。
在籍確認をクリアするために利用する人も多いのですが、カードローンの審査時にアリバイ会社を利用するのはおすすめできません。
理由としては以下などが挙げられます、
- カードローン会社はアリバイ企業対策をしている
- 詐欺罪や詐欺未遂罪に問われる可能性がある
- カードローン会社から損害賠償請求を受ける可能性がある
アリバイ会社を利用するとカードローンの再審査に落ちるどころか、裁判沙汰になる可能性もあります。
カードローンの再審査時にアリバイ会社を利用するのは絶対に止めましょう!
半年以上勤務してから申し込む
カードローンの審査では勤続年数も一つの審査基準になります。
以下に勤続年数と審査への影響をまとめました。
勤続年数 | 審査への影響 |
---|---|
0~3ヶ月 | 審査に落ちやすくなる |
3~6ヶ月 | 審査に影響はない |
6ヶ月~半年 | 審査にやや通りやすくなる |
半年以上 | 審査に通りやすくなる |
前回カードローンの審査に申し込んだ際、勤続年数が短かった場合は半年以上勤務してから再申し込みをすると良いでしょう。
他の消費者金融カードローンへ再申し込み
自分で審査落ちの原因を推測しても、審査基準が未公表なのでそれが当たっているとは限りません。
できれば属性が改善された手ごたえがあっても同じカードローンや、同程度の金利のカードローンへの申込は避けましょう。
なおプロミスやアコムなどは初回借入で30日間金利0になる無利息期間サービスを提供しているので、場合によっては銀行カードローンよりもお得です。
消費者金融に申し込んだのに審査に落ちてしまったという方は、トップレベルで審査の甘いダイレクトワンを再申し込み先におすすめします。
銀行カードローンの審査に落ちたら消費者金融に再申し込みすれば通る?
銀行カードローンの審査に落ちた時は、消費者金融カードローンに再申し込みをするべきでしょうか?
一般的には、金利の低いカードローンほど審査が厳しいと言われています。平均年15%~の銀行カードローンに落ちたら、平均年18%~の消費者金融カードローンに再申し込みをするのが自然に思えます。
ただ、消費者金融カードローンに再申し込みをしても、必ず審査に通るという訳ではありません。
銀行カードローンの審査に落ちた方の中には、消費者金融をまるでソフト闇金のような存在と捉え、「簡単に通るだろう」と思っている方がいます。
しかし、消費者金融もれっきとした国の認可を受けた金融機関で、最近は多くの消費者金融が銀行グループに属しています。
そのため、消費者金融が定める審査基準を満たしていなければ、そのまま審査へ落ちてしまうことになります。
消費者金融の審査はブラックでも通るほど甘くはない
まず、消費者金融はブラックリスト入りしている方が通るほど甘くはありません。
ブラックリストとは、長期滞納や契約解除、債務整理などの重大な金融事故を起こした人のことを指します。
こうした方は消費者金融カードローンの審査に通ることはできません。
そもそも、カードローン審査は信用取引といって、担保を設定せず、利用者が信用に値する人かどうかで審査に通すかを判断します。
一度ブラックリスト入りしてしまったら、情報が削除されるまでしばらく待つ必要があります。
信用情報機関 | 長期延滞 | 任意整理 | 特定調停 | 個人再生 | 破産 |
---|---|---|---|---|---|
CIC | 延滞解消日から数えて5年間 | 記載されない | 記録されない | 記録されない | 5年 |
JICC | 延滞解消日から数えて1年間 | 5年 | 5年 | 5年 | 5年 |
全国銀行個人信用情報センター | 完済日から数えて5年間 | 5年 | 5年 | 10年 | 10年 |
消費者金融カードローンは総量規制対象
消費者金融カードローンは、総量規制の対象になっており、年収3分の1を超える借入は禁止されています。
これは、他社借入がある場合は、借入総額が3分の1を超えていても借入不可という厳しい法律です。
つまり、総量規制を超えている方は、消費者金融カードローンに再申し込みをするという選択肢自体ないと思ったほうが良いのです。
一方で、銀行カードローンは総量規制の対象外なので、年収3分の1を超える借入があっても審査に申し込むことができます。
ただ、銀行カードローンの場合は法律で認められていても、審査に通らないケースがほとんどなので注意しましょう。
銀行カードローンと消費者金融の審査基準の差はそこまで大きくない
銀行カードローンの審査に落ちてしまった方は、消費者金融の審査がより甘いことを期待して再申し込みをするケースが多いです。
ただ、実際のところ消費者金融は銀行カードローンと比べて相対的に審査が甘いだけで、誰でも通るというほど審査が甘い訳ではありません。
ターゲットに若干の違いがありますが、審査の実施内容、チェックする項目自体はどこも大差がないので、年収が低い、信用情報が傷ついているといった懸念がある方は、とにかく改善をしないと再審査に通過することはできません。
消費者金融を過小評価するのは絶対NGです。再申し込みでも、審査対策をしっかりやりましょう。
カードローン審査に落ちた後の再申し込みは何回までOK?
カードローンの審査に落ちて、再申し込みをする…また落ちたから再申し込みをする…という流れをずっと続けていても問題はないのでしょうか?
結論から言うと、再申し込みを続けていったとしても法律で罰せられるようなことは一切ありません。そもそも、カードローンに申し込むこと自体は悪ではないからです。
ただ、審査基準を落としていって、何度再申し込みをしても通過できない方は、すでに首が回らないほど高額の借金を抱えているケースが多いです。
こうした方の多くは、借金を返済するために借金をするという負のスパイラルから抜け出せなくなっています。こうした状況になっているにも関わらず、まだ再申し込みを試みるのは正直おすすめできません。
再申し込みをまたおこなう前に自分の置かれた状況を認識し、専門家に相談しにいくことをおすすめします。
何度再申し込みをしてもカードローン審査に通らない時の対処法
審査基準を落として再申し込みをしても、カードローン審査へ一向に通らない可能性があります。
これは、カードローン選びや信用情報ではなく、そもそも年収や勤続年数、雇用形態などのステータスに問題があるから。または借金を抱えすぎているからです。
こうした状況の時はまたカードローンへ申し込むことをやめて、違う方法を試すことをおすすめします。
今回は、再申し込みがをしても審査に通らない方が取るべき2つの選択肢を紹介します。
質屋など担保付の融資を選ぶ
カードローンは申込者のステータスが低いと審査に落ちてしまいます。ステータスの改善には時間がかかるという方は、担保付の融資を選びましょう。
担保付融資の中でも敷居が低いのが質屋です。
質屋は、依頼者が持参してきたブランド物のバッグなどを評価して担保とし、融資をします。期限内に完済ができれば担保を戻し、返済できなければ担保は質屋のものになります。(質流れ)
融資を受けられるかどうかは担保の価値によって決まるので、担保さえ用意できれば無職でも問題なく利用することができます。
ただ、質屋の金利は年最大100%を超えるほど高いので、契約する際は慎重になりましょう。
クレジットカードのキャッシングを利用する
何度も再申し込みをしてもカードローンの審査に通らない場合はクレジットカードのキャッシングサービスでお金を借りると良いでしょう。
大抵のクレジットカードにはキャッシング枠が設定されており、枠内であればATMなどから24時間いつでも融資を受けることができます。
しかし、クレジットカードのキャッシングは年利15%程度と決して低くはないため、借り過ぎには注意しましょう。
自己破産をして再スタートを切る
すでに借金を抱えすぎて審査に通らないという方は、債務整理をおすすめします。
債務整理には借金を圧縮するもの、期限を延ばすものなど様々ありますが、ここは自己破産を選びましょう。
自己破産をするとお持ちの資産のほとんどが持っていかれてしまいますが、その代わり借金が全て帳消しになります。
文字通り再スタートを切りたい方におすすめの方法です。
カードローン審査に落ちても冷静に次の行動を考えよう
ここまでカードローンの再審査について解説してきました。
このページの内容をまとめると以下の通りになります。
- カードローンの審査に落ちても再申し込みは何度でもできる
- 審査に落ちた原因を改善すれば再審査で通る可能性は高い
- 審査に落ちた原因としては、信用情報に傷がついている・収入が安定していないなどが挙げられる
- カードローンの再審査に通るためには、正確な情報を申告することや、在籍確認を取れる体制を作るのが重要
- カードローンの再審査に通らない場合は、質屋やクレジットカードのキャッシングも要検討
代表的な大手消費者金融であるアコムやプロミスでも審査の通過率は45%程度で、カードローン審査に落ちることは珍しくありません。
カードローン審査に落ちても「なぜ審査に落ちたのか」「どうやって改善するか」など冷静に次の行動を考えることが重要です。