リボ払いの返済地獄から抜け出す方法を徹底解説【完全ガイド】

リボ払いとは、リボルビング払いのことで、毎月の支払額を一定にする支払い方法です。

リボ払いを選択すると、手持ちがないときにも、高額の商品を買うことができます。

しかし、リボ払いの金利は15%程度と決して低くありません。

また、返済期間が延びやすいために「いつまでも返済が終わらない!」という状況に陥りがちです。

このページでは「終わらないリボ払いから抜け出す4つの返済方法」「返済が難しい人がやるべき任意整理」などについて解説していきます。

キャッシングのリボ払いはおすすめできない?その理由とリスクを軽減する方法

リボ払いから抜け出す4つの方法

一括返済や繰り上げ返済に変更する

まず、リボ払いという返済方法を変更しましょう。

クレジットカードの支払方法は、多くの場合、途中の変更が可能です。

クレジットカードの支払方法としては、以下のものが挙げられます。

  • リボ払い
  • 一括返済
  • 繰り上げ返済

リボ払いについては、最初の説明した通りです。

一括返済とは、その名前のとおり、一回でローン元金の全額を支払う返済方法です。

リボ払いの手数料は、年率の日割りで計算されます。

そのため、一度に返済してしまえば、手数料と金利を大きく抑えることができます。

リボ払いから、一括返済に変更するためには、カード会社に電話かインターネットで申し込む必要があります。

まずは、気軽にカード会社に返済方法について相談をしましょう。
繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に利用残高の一部を返済することです。

リボ払いとは違い、利用残高を確実に減らすことができます。

以下に「繰り上げ返済で、利用残高を100万円から90万円に変えたときの計算式」をのせます。

利用残高 利息
100万円 100万円×15%÷365×30日=12378円
90万円 90万円×15%÷365×30日=11095円

利用残高を減らさないと、高い手数料を払い続けなければなりません。

まとまったお金を用意できるのであれば、一括返済や繰り上げ返済に変更しましょう。

返済額を増やす

月々の返済額を増やすことも、リボ払いから抜け出すために、有効な手段の一つです。

以下に100万円を毎月10万円ずつ返済した場合と、100万円を毎月15万円返済した場合の計算式をのせます。

ケース 発生する手数料
100万円を毎月10万円ずつ返済した場合 10回の返済により、66500円の手数料が発生する
100万円を毎月15万円返済した場合 7回の返済により、46000円の手数料が発生する

一括返済や繰り上げ返済と同じく、月々の返済額を増やすことは、返済期間を減らすことにつながります。

リボ払いから抜け出すために、重要なことは返済期間を短くすることです。

一度にまとまったお金を用意するのが難しい場合は、少しでも月々の返済額を上げましょう。

ネット銀行系カードローンに乗り換える

先程も説明した通り、リボ払いの金利は15%と決して低くありません。

以下にネット銀行系カードローンの金利をのせます。

一般的なリボ払いの金利 楽天銀行スーパーローン イオン銀行カードローン
15%程度 1.33%~10.15% 3.8%~13.8%

まとまったお金を用意するのが難しい、というのが多くの方の本音です。

そういった方は、利用残高を一括返済できる額をネット銀行系カードローンで借りましょう。

借りたお金を返済にあて、金利の安いネット銀行に返済をすれば、リボ払いの高い金利を払い必要はなくなります。

「リボ払い残高がある時点でカードローンは利用できないのではないか」と考える方もいますが、消費者金融の利用歴がなければ比較的容易に借り入れることができます。

しかし、カードローンで借りたお金を使いこむことだけはやめましょう。

クレジットカードの支払と、カードローン支払と二重に手数料と金利がかかってしまします。

金利をよく調べたうえで、返済のためにネット銀行系カードローンでお金を借りましょう。

ボーナス払いに切り替える

リボ払いから抜け出すためには、返済方法をボーナス払いに変えるのもおすすめです。

電気代や水道光熱費などをボーナス払いに変更することはできません。

しかし、デパートの買い物などでクレジットカードを使った場合は、ボーナス払いに変更できる可能性が高いです。

ボーナス払いに変更することをおすすめする理由は、支払を半年先まで先延ばしにできるためです。

さらに、金利手数料は発生しません。

つまり、ボーナス払いに変更すると半年間金利を0円にすることができ、結果的に返済が楽になります。

また、勘違している人も多いですが、ボーナス払いは賞与がなくても利用することができます。

半年間の無金利のために、ひとまずリボ払いからボーナス払いに変更をしましょう。

おすすめのネット銀行系カードローン

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行フリーローン

限度額 800万円
金利(実質年率) 1.9%~14.5%
遅延損害金 19.9%(実質年率)
返済方法 残高スライドリボルビング返済
元利込定額返済
返済期日 1日・12日・20日・27日から選択
申込み条件 満20歳~62歳アルバイトやパート・主婦の場合は満20歳~60歳本人または配偶者に安定した
利用目的 原則自由
担保・保証人 不要

先ほどまで、リボ払いから抜け出す方法について解説をしてきました。

その中で、まとまったお金がない方には、ネット銀行系カードローンに利用をおすすめしました。

ここでは、おすすめのネット銀行系カードローンを紹介していきます。

まずは、楽天銀行カードローンをおすすめします。

楽天銀行カードローンは、前に見た表の通り、低金利で利用できるカードローンの一つです。

さらに、楽天銀行の口座を開いていなくても、利用が可能です。
しかし、楽天銀行口座と同時に申し込みをすれば30日間利息が無料になります。

そのため、口座と同時に申し込むことをおすすめします。

「高い金利をもう払いたくない!」という方は楽天銀行スーパーローンを利用しましょう。

楽天銀行カードローンの審査基準は甘い?学生やアルバイトにもおすすめ!

イオン銀行カードローン

イオン銀行フリーローン

金利(年率) 3.8%~13.5%(固定金利)
融資限度額 10万円以上700万円以内(10万円単位)
申込条件
  • 満20歳以上60歳以下の定期的な収入と返済能力を有する人
  • 原則、前年度税込年収が200万円以上の人
  • オリックス・クレジットの保証を受けられる人
申込方法 ネット(スマホ/PC)など
借入方法
  • ネットバンキング
  • 店舗
  • 郵送

イオン銀行カードローンもおすすめできるカードローンの一つです。

イオン銀行カードローンは非常に利便性の高い商品です。

イオン銀行であれば、申込から契約まで全てWEBで終わらせることができます。

さらに、イオン銀行普通預金口座があれば、振込融資を利用することができます。

また、イオン銀行ATMからであれば、24時間365日利用手数料はかかりません。

「金利は抑えつつ、便利に利用したい!」という方はイオン銀行カードローンに申し込みましょう。

イオン銀行カードローンの審査は甘い?通りやすい?審査基準と通るコツ

返済自体ができない人は債務整理をしよう

債務整理には4種類ある

ここまで、リボ払いから抜け出すために、違う返済方法を解説してきました。

しかし、返済自体が難しいのであれば、債務整理を行うことも一手です。

債務整理とは、法的な手続きによって、借金を整理することを指します。

債務整理には以下の4種類が挙げられます。

  • 任意整理
  • 特定調停
  • 個人再生
  • 自己破産

債務整理には任意整理が最もおすすめ

債務整理の中では、任意整理が一番おすすめできます。
任意整理とは、債権者(カード会社)と直接交渉をして、借金の返済額や返済方法を再度決定する手続きのことです。

多くの場合、交渉や返済プランの設定は、弁護士や法書士が行ってくれます。

そのため、収入に見合った無理のない返済をすることができます。

任意整理後は、将来の利息や返済総額が大きく抑えられるため、返済自体もしやすくなります。

しかし、デメリットとして任意整理後は最短でも5年間、ローンやクレジットカードの発行ができなくなります。

あくまでも、最終手段として任意整理を検討しましょう。

まずは残高を確認しよう!

このページでは、リボ払いから抜け出す方法について解説をしてきました。

リボ払いを選択すると、利用残高が分かりづらくなります。

利用残高によって、最適な返済方法は異なります。

まずは利用残高を調べることが、リボ払いを抜け出す第一歩です。

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