プロミスのカードローンを契約し、借入や返済手続きをおこなうと明細書が発行されます。
しかし明細書には特に説明もなく10数以上の項目と数字が並んでおり「どう見たら良いのか分からない!」という方も多いでしょう。
また中にはカードローンの利用バレを防ぐために「自宅への明細書の郵送をカットしたい!」という方もいますよね。
このページではプロミスの明細書の見方や、明細書の郵送を防ぐ方法について解説していきます。
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目次
プロミスの借入明細書の見方
プロミスの借入明細書の項目と内容は以下の通りです。
明細書の項目 | 説明 |
---|---|
①取引の種類 | 借入明細書の場合は借入取引 |
②借入金額 | 今回借入れした金額 |
③今回発生手数料 | 借入した時の手数料 |
④手数料累計額 | 前回の返済以降でかかった手数料の合計 |
⑤借入後残高 | 現在借入れをしている金額 |
⑥借入利率(年率) | 現在何%の利率で借りているか |
⑦遅延利率(年率) | 返済が遅れた場の利率 |
⑧次回返済金額 | 次回の返済金額 |
⑨次回返済期日 | 次回の返済期限 |
⑩最終返済期日 | 現在の借入れ残高・最低の返済額で利用した場合の最終返済日 |
⑪返済回数 | 最終返済期日までに何回返済すればよいか |
⑫残高スライド元利定額返済 | 返済の方式 |
⑬総返済予定額 | 最終返済期日までに支払う返済総額 |
⑭ご利用可能額 | 現在利用できる借入残高 |
プロミスの借入明細書でチェックするべき項目
プロミスの借入明細書でチェックするべき項目としては、以下などが挙げられます。
- ⑤借入後残高
- ⑧次回返済金額
- ⑨次回返済期日
- ⑭ご利用可能額
上記の項目をチェックすることで、以下のことを確認できます。
- 現在どれくらいお金を借りているか
- いつまでに、どれくらい返す必要があるか
- あとどれくらい借りられるか
上記のことを確認しないまま利用すると、金融事故の発生や、急な出費に対応できなくります。
借入後残高・次回返済金額・次回返済期日・ご利用可能額は毎回必ずチェックしましょう。
プロミスの返済明細書の見方
プロミスの返済明細書の項目と内容は以下の通りです。
明細書の項目 | 説明 |
---|---|
(1)取引の種類 | 借入明細書の場合は返済取引 |
(2)返済金額 | 今回返済した金額 |
(3)今回発生手数料 | 返済したとき手数料 |
(4)元金充当額 | 返済したお金の内、元金に充てられた額 |
(5)利息充当額 | 返済したお金の内、利息に充てられた額 |
(6)遅延利息充当額 | 滞納した場合、利息に充てられた額 |
(7)その他充当額 | 返済したお金の内、不足金に充てられた額 |
(8)手数料充当額 | 返済したお金の内、手数料に充てられた額 |
(9)返済後残高 | 返済後の残高 |
(10)返済後過不足金 | 今回の返済で発生した不足金・預かり金 |
(11)次回返済期日 | 次回の返済期日 |
(12)ご利用可能額 | 現在利用できる借入残高 |
(13)最終借入日 | 最後に借入れをした日 |
(14)最終借入後残高 | 最後に借入れした時の残高 |
(15)最終契約日 | 最後に契約した日付 |
プロミスの返済明細書でチェックするべき項目
プロミスの返済明細書でチェックするべき項目としては、以下などが挙げられます。
- (4)元金充当額 返済したお金の内、元金に充てられた額
- (5)利息充当額 返済したお金の内、利息に充てられた額
- (8)手数料充当額 返済したお金の内、手数料に充てられた額
上記の項目をチェックすることで、返済したお金で元金と利息がいくら減ったのかが確認できます。
返済金は利息、元金の順番にお金が充てられます。
そのため、月々の返済額が少ないと元金が中々減らず、返済時期が伸びていきます。
(4)の元金充当額を確認して、元金がどれくらい減ったかを把握しましょう。
プロミスの明細書から利息・返済額を計算する方法
ここまで、明細書の見方について説明をしてきました。
しかし、明細書に記載されている項目がどのように計算されるか、気になる方もいるでしょう。
そこで、この項からは明細書から利息・返済額を計算する方法を説明していきます。
また、返済日を過ぎると通常よりも高い利息がかかります。
延滞した場合にかかるお金の計算方法も解説するので「延滞したらこれぐらい無駄にお金を払うことになる!」と意識することをおすすめします。
プロミスの明細書から利息を計算する方法
利息は以下の式で計算されます。
⑤借入後残高×⑥借入利率(年率)÷365日×利用日数=利息
例えば、20万円を年利17.8%で90日間借りたケースで利息を計算してみます。
- 20万×17.8%(0.178)=3万5600円(1年分の利息)
- 3万5600÷365=98円(1日分の利息)
- 97円×90日=8730円
(小数点以下切り捨て)
つまり、利息を減らすためには、以下のことが重要だと分かります。
- 返済額を上げて借入後残高を減らす
- 早く返済をして利用日数を短くする
プロミスの明細書から返済額を計算する方法
返済額とは、月々必ず返済する必要がある金額のことです。
プロミスの場合、借入金額によって返済額の計算式が変わります。
計算式は以下の通りです。
借入金額 | 計算式 | 返済の上限回数 |
---|---|---|
30万円以下 | 借入金額×3.61% | 36回まで |
30万円から100万円 | 借入金額×2.53% | 60回まで |
100万円以上 | 借入金額×1.99% | 80回まで |
しかし、毎月返済額ピッタリで返済をしていると、元金が中々減りません。
そのため、返済額以上の返済を続けることをおすすめします。
プロミスの明細書から遅延損害金を計算する方法
返済が遅れた場合は、遅延損害金が発生します。
遅延損害金は以下の式で計算されます。
⑤借入後残高×⑦遅延利率(年率)÷365日×滞納した日数
20万円を遅延利率20%(実質年率)で、30日間滞納したケースで遅延損害金を計算してみます。
20万×20%(0.2)÷365×30=3287円
(小数点以下切り捨て)
通常、遅延損害金は返済期日の翌日から発生します。
ですが、プロミスに相談することで、返済期日が伸びる可能性があります。
そのため、滞納の可能性が出てきた時点で、プロミスに相談をすることをおすすめします。
プロミスの明細書の郵送を防ぐ方法
プロミスの明細書の郵送を防ぐ方法としては、以下などが挙げられます。
・プロミス・提携ATMを利用する
・Web明細を利用する
詳しくは次から見ていきましょう。
プロミス・提携ATMを利用する
プロミスの明細書の郵送をカットしたい場合は、自動契約機に併設されているプロミスATMか、以下などの提携ATMを利用しましょう。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- 西日本シティ銀行
- セブン銀行
- イオン銀行
- 横浜銀行
- 東京スター銀行
- 第三銀行
- 福岡銀行
- 熊本銀行
- 親和銀行(借入のみ)
- 広島銀行(借入のみ)
- 八十二銀行(借入のみ)
- 提携コンビニATM
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- スリーエフ
- コミュニティストア
- デイリーヤマザキ
- 生活彩家
- セーブオン
- ポプラ
- セイコーマート
- ゼロバンク
上記のATMではその場で明細書を受け取ることができます。
「明細書を郵送されたくない!」という人は、生活圏で上記のATMがないか調べておきましょう!
Web明細を利用する
プロミスの明細書の郵送をカットしたい場合は、会員サービスの1つであるWeb明細の利用も検討しましょう。
またプロミスのWeb明細は郵送をカットできるだけではなく、以下などのメリットがあるため、非常におすすめできるサービスと言えます。
- プロミスの借入・返済の管理がしやすくなる
- 無利息期間サービスが利用できる
詳しくは次から見ていきましょう。
プロミスの借入・返済の管理がしやすくなる
Web明細を利用すると、借入・返済の管理が楽になります。
何故ならば、Web明細から残高などの数字をコピー&ペーストすることで、返済額や遅延損害額を簡単に計算できるようになるためです。
また残高などをExcelや家計簿アプリに入力すれば、グラフや表を作成することもできます。
外出先でも残高を確認できるようになるのも、管理が楽になる理由の一つです。
プロミスの30日間無利息サービスが利用できる
プロミスのWeb明細とメールアドレスの登録が完了すると、30日間の無利息期間サービスが受けられます。
30日間の無利息期間サービスとは、その名前の通り借入日から30日間に限って、金利が掛からないというものです。
そのため、30日の間に借入金を完済してしまえば、全く利息を払わずにプロミスのカードローンが利用できます。
お得にプロミスのカードローンを利用したい場合は、積極的にWeb明細サービスを利用しましょう!
レイクALSAなら60日間無利息で利用できる
商品概要 | |
---|---|
限度額 | 1〜500万円 |
金利(実質年率) | 4.5〜18.0% |
プロミスでWeb明細を利用すれば、30日間の無利息期間サービスが受けられることは説明した通りですが、無利息期間サービスの長さを重視する場合はレイクALSAもおすすめです。
レイクALSAはWebからカードローン審査を申込むだけで、60日間の無利息期間サービスが利用できます。
また60日間の無利息期間サービスと併用はできませんが、借入金の5万円までは180日間金利が掛からないなど、無利息期間サービス自体の種類も豊富に用意されています。
長期間の借入を検討している場合は、レイクALSAの利用も考えておきましょう!
プロミスのWeb明細を利用する際の注意点
これまでプロミスのWeb明細を利用するメリットについて解説してきましたが、一方で以下などのデメリットも存在します。
- 閲覧にインターネット接続が必要になる
- プロミスの明細書を確認する習慣が必要
- プロミスのWeb明細でも催促状は家に届く
詳しくは次から見ていきましょう。
閲覧にインターネット接続が必要になる
プロミスのWEB明細を確認するためには、インターネットの接続が必要になります。
そのため電波が入らないところや、スマートフォンの通信が制限モードになっている場合などは、明細を確認できません。
インターネットが使えなくなる状況が多い人は、Web明細の利用を考え直した方が良いでしょう。
プロミスの明細書を確認する習慣が必要
プロミスのWeb明細を利用するためには、スマートフォンやPCから会員ページにログインする必要があります。
非常に手間が掛かる訳ではありませんが、きちんと習慣にしないと確認しなくなってしまうでしょう。
そのため「○日は必ずプロミスの会員ページにログインして明細を確認する!」などと習慣づけることをおすすめします。
プロミスのWeb明細でも催促状は家に届く
プロミスのWeb明細を利用すれば、紙の明細書や契約書・案内などは郵送されません。
ただし、返済を滞納した際に届く催促状だけはWeb明細を利用していても、自宅に届いてしまいます。
家族に秘密でカードローンを利用したい場合、滞納だけは絶対に避けましょう!
プロミスのWeb明細に登録・変更する手順
プロミスのWeb明細は、カードローンの契約前後で手続きの流れが異なります。
詳しくは次から見ていきましょう。
Web明細でプロミスのカードローンを契約する手順
Web明細でプロミスのカードローンを契約する手順は以下の通りです。
- ①プロミスの審査を申込む
- ②カードローンの審査を受ける
- ③明細を電子交付サービスに変更する
プロミスのカードローン契約後にWeb明細の切り替える手順
プロミスのカードローン契約後にWeb明細の切り替える手順は以下の通りです。
- ①プロミスのホームページにアクセスする
- ②会員ページにログインする
- ③Web明細サービスに変更する
プロミスの明細はしっかりと確認しよう!
このページでは以下のことについて解説してきました。
- プロミスの明細書の見方
- プロミスの明細書の項目からの計算方法
- プロミスのWeb明細を利用するメリット・デメリット
- プロミスのWeb明細に登録・変更する手順
カードローンの明細書はお金の管理をするにあたって、非常に有用な資料になります。
自身の管理しやすい方法で、プロミスの明細書を必ずチェックするようにしましょう!