家や車などの資産がない方は、無担保ローンを利用することをおすすめします。
しかし「どうすれば無担保ローンを借りられるのか」「無担保ローンの金利はどれくらいなのか」気になる方も多いでしょう。
このページでは無担保ローンの審査内容、審査の流れ、限度額や金利について解説していきます。
全ての無担保ローンに共通する話である為、ローンに申し込む前にこのページを読むことをおすすめします。
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目次
無担保ローンとは?
まずは、無担保ローンとはなにかについて解説をします。
無担保ローンとは、その名前の通り、担保なしで利用できるローンのことです。
そのため、不動産や車などの資産がない方も利用することができます。
また、無担保ローンの種類としては、以下のものが挙げられます。
- 消費者金融・信販系のカードローン
- 銀行系カードローン
- 銀行系のフリーローン
- クレジットカードのキャッシング枠
このページの後半では、消費者金融・信販系と銀行系カードローンの金利や限度額を比較していきます。
無担保ローンの審査内容
無担保ローンの審査で見られる項目としては、例えば以下の項目が挙げられます。
- 年収
- 信用情報
- 他社借入の有無
- 勤続先・雇用形態
どの項目も審査に大きな影響を与えます。
次項からの詳細な説明を読んでから審査に申し込みましょう。
年収
無担保ローンの場合、ローン会社は貸し倒れがあったとしても、担保から融資金を回収することはできません。
そのため、ローン会社は利用者の年収を厳しくチェックしています。
無担保ローンを利用するために、年収面では以下の条件をクリアする必要があります。
- 月に1回以上の収入を得ている
- 月毎の収入に大きな差がない
- 月々連続して収入がみこめる
ローン会社が重要視するのは年収額ではなく、収入の安定性です。
しかし、月々8万円程度の収入がないと、融資は難しいでしょう。
まずは、給与明細などから自身の収入をチェックするところから始めましょう。
信用情報
申し込み者の信用情報は、審査の最重要項目だと言えます。
なぜならば、信用情報に傷がついている場合は、ほぼ100%審査に通らないためです。
過去に以下のようなことを行っていると、信用情報に傷がついている可能性が高いです。
- 長期(2ヶ月)以上ローンを延滞した
- 債務整理(任意整理・自己破産など)を行った
- 強制解約を受けた
- 短期間(半年)以内に複数のローンに申し込んだ
上記のことに覚えがある方は、ローンに申し込む前に、個人信用情報機関に照会をすることをおすすめします。
信用情報機関に照会をかける際は、以下のページを参考にしましょう。
他社借入の有無
また、他社の借入状況も審査基準の一つになります。
例えば以下の場合などは、審査に通りづらい傾向にあります。
- 3社以上利用している
- 総量規制(年収の3分の1)ギリギリまで借りている
ローンに申し込む前に、利用明細書の借り入れ後残高をチェックしましょう。
勤続先・雇用形態
収入の安定性は、雇用形態と強く結びついています。
そのため、ローン会社は申込者の勤務先・雇用形態も審査基準にしています。
下記に雇用形態と勤務先による審査の影響をまとめました。
雇用形態と勤務先 | 審査への影響 |
---|---|
公務員 | 審査に有利 |
大企業の正社員 | 審査に有利 |
中小企業の正社員 | 審査に不利になることはない |
パートやアルバイト | 審査にやや不利 |
派遣社員 | 審査にやや不利 |
個人事業主 | 審査に不利 |
雇用形態や勤務先が審査に不利な場合は、融資額を抑えるなどの工夫をしましょう。
無担保ローンの審査の流れ
無担保ローンの審査は下記の流れに沿って行われます。
- 申込
- 審査
- 契約
- 借入・振込
上記のおおまかな流れは、どの無担保ローンであっても変わりません。
そのため申し込む前に次の項の説明をよく読んで、理解することをおすすめします。
①申込
まずは、ローンに申し込むところから審査が始まります。
多くローン会社は以下の方法で申し込むことができます。
- Web申し込み
- 電話申し込み
- 郵送申し込み
- 店頭申し込み
- 自動契約機申し込み
この中でおすすめなのは、Web申し込みです。
Webからであれば、24時間365日申し込むことができますし、混雑で時間がかかることもありません。
しかし「家にローンカードや書類を送られたくない!」という方は、その場で契約が完結する自動契約機を利用すると良いでしょう。
②審査
申し込みが完了すると、審査が行われます。
審査の段階では、必要書類の提出と在籍確認の電話が行われます。
ローンの申し込みに必要な書類は、本人確認書類と収入証明書(※50万円を超える融資を希望する場合)です。
Web申し込みであれば、書類を撮影して送ることになります。
必要書類の提出については、以下のページを参考にしましょう。
必要書類の提出が完了すると、申し込み者の勤務先へ在籍確認が行われます。
在籍確認とは、申込者が申請した通りの勤務先に勤めているか、確認する作業のことです。
多くの場合は、審査担当者が申込者の勤務先へ電話をかけることによって行われます。
そこで本人又は職場の人間が、働いていることを前提にした回答をすることで在籍確認は終了します。
在籍確認について詳しくは、以下のページを参考にしましょう。
③契約
在籍確認が完了した場合、契約の段階に移ります。
契約を結ぶ段階で、以下のことを設定されます。
- 初回借入額
- 融資限度額
- 借入方法
上記の項目などを確認をしたら、契約完了のボタンを押しましょう。
④借入・振込
契約が完了すると、晴れて借入が可能になります。
多くのローン会社は、以下などの方法で借り入れることができます。
- 口座振込
- ATMからの借入
例えば、プロミスの瞬フリというサービスを利用すれば、原則24時間365日スマートフォンやPCから最短10秒で融資を受けることができます。
プロミスの瞬フリに興味が沸いた方は、以下のページをチェックしましょう。
無担保ローンの金利・限度額を徹底比較
ここからは、代表的な無担保ローンである消費者金融と銀行の金利と限度額を比較していきます。
無担保ローンを選ぶ際の参考にしましょう。
無担保ローンの金利を比較
消費者金融と銀行の5社で金利をまとめました。
無担保ローンの種類 | 消費者金融 | 金利(年) |
---|---|---|
消費者金融 | アコム | 3.0%~18.0% |
プロミス | 4.5%~17.8% | |
アイフル | 3.0%~18.0% | |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | |
ノーローン | 4.9%~18.0% | |
J.Score(ジェイスコア) | 0.8%~12.0% | |
銀行カードローン | 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8%~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% | |
ジャパンネット銀行カードローン | 1.59%〜18.0% | |
auじぶん銀行カードローン | 2.1%~17.4% |
上記から、金利面では銀行カードローンの方がお得だと言えます。
無担保ローンの限度額を比較
消費者金融と銀行の5社で限度額をまとめました。
無担保ローンの種類 | 消費者金融 | 限度額(最大) |
---|---|---|
消費者金融 | アコム | 800万円まで |
プロミス | 500万円まで | |
アイフル | 800万円まで | |
SMBCモビット | 800万円まで | |
ノーローン | 500万円まで | |
J.Score(ジェイスコア) | 1000万円まで | |
銀行カードローン | 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 500万円まで |
三井住友銀行カードローン | 800万円まで | |
ジャパンネット銀行カードローン | 1000万円まで | |
auじぶん銀行カードローン | 800万円まで |
上記から、高額の融資であれば、銀行を利用した方が良いと言えます。
無担保ローンのメリット
無担保ローンのメリットの例としては、以下が挙げられます。
- 審査が早い
- 連帯保証人・担保が原則不要
- 無利息期間サービスを利用できる
次項から詳しく見ていきましょう。
審査がとにかく早い!
スピーディに審査を受けられるのが、無担保ローンの強みの一つです。
担保を必要とするローンは、車や不動産を査定する必要があるため、最短でも3日程度の審査期間が必要です。
一方、無担保ローンは申込者の審査が完了すれば、すぐに融資を受けることができます。
審査の早い金融商品であれば、申し込みから数時間程度で借り入れを開始することができます。
「早くお金を借りたい!」という方は無担保ローンで借りると良いでしょう。
連帯保証人・担保が不要!
また、無担保ローンの魅力としては、保証人や担保が不要な点を挙げることができます。
保証人や担保の用意には、時間や手間がかかります。
そもそも「保証人を頼める人がいない」「担保にできる資産がない」という方もいるでしょう。
無担保ローンはそういった方の強い味方だと言えます。
お得な無利息期間サービスがあるところも!
無担保ローンのメリットとして、無利息サービスを受けられる点も外せません。
無利息サービスを利用すれば、一定期間利息0円で融資を受けることができます。
このページで紹介したアコムやプロミスなどは、30日間の無利息サービスを実施しています。
「今月ちょっとだけ借りたい!」という方は、無利息サービスを実施しているローンを利用しましょう。
無担保ローンにはリスクもある!利用の際は要注意
ここまで、無担保ローンの審査や金利・限度額などについて解説してきました。
このページで解説した通り、無担保ローンはスピーディーかつ手軽に融資が受けられます。
しかし、無担保ローンを利用するリスクとしては、以下のものが挙げられます。
- 有担保ローンと比べて金利が高い
- 手軽に融資を受けられる分、借り過ぎが起こりやすい
無担保ローンを利用する際は、上記のリスクを把握した上で利用することをおすすめします。