千葉銀行の口座は即日開設できる?開設の流れ・注意点

千葉銀行の銀行口座は、即日開設できます。

ただし、インターネットでの申込や郵送での申込の場合は、申込してから口座開設が完了するまでに時間がかかるため注意が必要です。

申し込んだその日の内に口座開設まで完了できるのは、千葉銀行の店頭窓口での申込となっています。

また、千葉銀行は地域に密着したサービスを展開している地方銀行のため、口座開設ができるのは千葉銀行の営業エリアのみです。

千葉県の全域や、関東地方の各都道府県にお住まいの方や、勤務地がある方は口座開設が可能です。

ただし、関東地方の各都道府県の一部エリアについては営業エリア外となり、口座開設ができない地域もあるためご注意ください。

また、年齢制限は20歳以上となっていて、未成年の方は口座開設できないことにも注意しましょう。

以上の条件を満たしている方であれば、千葉銀行の口座開設が可能です。千葉銀行の口座を持っていると、千葉銀行のカードローン審査で優遇してもらえるなどのメリットもあります。

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今回ご紹介する方法を参考に、千葉銀行の銀行口座をスムーズに開設していただければ幸いです。

それでは、具体的な口座開設の方法をご紹介します。

千葉銀行の口座開設の方法は3つ

千葉銀行の口座開設をするには、3つの方法があります。

1つは千葉銀行の「インターネット支店」から申し込むWeb上での方法、2つ目が郵送で必要書類を送って申し込む方法、そして3つ目が千葉銀行の店頭にある受付窓口で口座開設を申し込む方法です。

それぞれの口座開設方法にはメリットとデメリットの両方があります。場合によって、最適な申込方法が変わるため、各開設方法の特徴を把握しておくことが大切です。

できるだけ早く口座を開設したい方は、千葉銀行店頭の受付窓口での申込をおすすめします。

一方、口座開設をそれほど急いでおらず、時間的に余裕がある方の場合はインターネット支店からの申し込みや、郵送での必要書類送付が便利です。

特に、最寄りの千葉銀行の店舗へのアクセスが不便な場合や、忙しくて店頭で申し込みをしている時間がない場合などは、インターネット支店や郵送による手続きで申し込むようにしましょう。

以下では、3つの開設申込方法についての詳しい手順を解説します。

インターネット支店で開設申込

千葉銀行のインターネット支店は、Web上からのやり取りだけで口座開設が完結できる便利なサービスです。

ただし、実在の店舗を持っている千葉銀行の他の支店とは少し異なり、Web上から申し込めるのは店舗を持たないインターネット支店の普通預金口座のみということに注意してください。

インターネット支店はいわゆるネットバンキング形式の銀行口座で、預金通帳が存在しません。

口座残高の確認や各種入出金のやりとりはWeb上で行う形式です。キャッシュカードは後日送付されるため、千葉銀行のATMや提携のコンビニATMの利用ができます。

千葉銀行のインターネット支店の口座開設は、スマートフォンやタブレットで使えるアプリか、千葉銀行のホームページ上から申込が可能です。

アプリで口座開設する場合は、運転免許証を持っている場合は郵送手続き不要で申し込みが完了します。

申込から口座開設完了、利用開始までの目安は1週間程度です。

まずは、千葉銀行インターネット支店の口座開設用アプリをダウンロードします。

スマホの種類としては、アンドロイドでもiPhoneでも利用可能です。

口座開設アプリで運転免許証を撮影すると、自動的に読み取られた住所や生年月日が入力されます。

ただし、画像認識から入力された文字情報には誤りがある場合もあるため、もし修正必要個所があれば直した上で、データを送信しましょう。

アプリを使って千葉銀行の口座開設をするための手続きはこれだけで完了です。

その後、1~2週間程度で、自宅住所あてに「キャッシュカード」と「ちばぎんマイアクセスご契約者カード」が送付されてきます。

さらに、簡易書留郵便でパスワード生成用のトークン(自分のインターネット支店口座にアクセスする際に必要なパスワードを生成する小型の機械)が送られてきたら、利用開始が可能です。

インターネットで口座開設する場合は、パソコンやスマートフォンから情報を入力し、本人確認書類の郵送を行えば申込完了となります。

申込から利用開始までにかかる期間はアプリの場合よりも長く、10日から2週間程度が目安です。

パソコンやスマートフォンから必要情報を入力すると、入力した住所あてに千葉銀行から口座開設申込確認書などが郵送されてきます。

同封されている申込確認書や、本人確認書類のコピーを同封した上で千葉銀行に返送してください。

なお、本人確認書類としては運転免許証やパスポート、健康保険証などが使えます。

その後、1~2週間程度で千葉銀行からキャッシュカードとちばぎんマイアクセスご契約者カード、そしてパスワード生成トークンが送られてくるという流れです。

郵送でのやりとりが発生する分、アプリからの申し込みよりも時間がかかるのがデメリットです。

郵送で開設申込

千葉銀行の銀行口座開設を郵送で申し込む場合、申込書類に記入の上、千葉銀行に送付する流れとなります。

申込書類は千葉銀行のホームページから請求することが可能です。請求の際、登録した住所あてに申込書類が郵送で届きます。

必要事項を記入したあと、本人確認書類と一緒に千葉銀行の担当窓口に郵送で返送する流れです。

詳しい手続き方法については、本ページの後半でご紹介しますので、必要に応じてご参照ください。

千葉銀行の店頭で開設申込

口座開設まで最短即日で完了する千葉銀行店頭での申込は、口座開設を希望する店舗の受付窓口にて行います。

まずは、口座開設できる最寄りの店舗をお探しの上、必要な持ち物を用意して来店しましょう。

なお、口座開設する住所は基本的に、ご自宅や勤務地の最寄りの支店であることが望ましいです。

口座開設後の手続きの際に便利なことに加えて、自宅や勤務地から不自然に遠い支店で口座開設を希望した場合にはその理由を聞かれる場合があります。

特に事情がない限りは、最寄りの千葉銀行店舗での申し込みがおすすめです。

口座開設に必要な2つのもの

千葉銀行の口座開設を行うために必要なものは、印鑑と本人確認書類の2つです。

それぞれの持ち物について簡単に解説します。

①印鑑

印鑑は、シャチハタなどのゴム印は認められない場合があります。

その理由は、ゴム印は押印する面がゴムでできているため、素材の経年劣化によって印象が変わってしまう危険性があるからです。

銀行口座の届印は、住所変更やそのほかの手続きの際に何かと必要になってきます。

この時、ゴム印の劣化によって手続きが滞ってしまうのを防ぐためにも、固い素材でできた一般的な印鑑を用意しましょう。

また、届印はなくしてしまったり、ほかの印鑑と区別がつかなくなったりすると手続きに支障が出てしまうため、きちんとした保管方法をおすすめします。

②本人確認書類

千葉銀行の口座開設に使用できる本人確認書類は、運転免許証やパスポート、各種保険証などです。

そのほか、以下のものが確認書類として使えます。

  • 運転経歴証明書(2012年4月以降交付のもの)
  • 個人番号カード
  • 各種年金手帳
  • 各種福祉手帳
  • 在留カード
  • 取引に実印を使用する場合の当該実印の印鑑登録証明書

なお、各種健康保険証や国民年金手帳、共済組合の組合証、母子健康手帳、児童扶養手当証書などの顔写真のついていない本人確認書類を使用する場合は、その原本に加えて追加の本人確認書類が必要です。

住民票の写しや、戸籍謄本、公共料金の領収書で、領収日付が6か月以内のものが使用できます。

法人として口座開設する場合には、登記事項証明書や登記謄本、印鑑登録証明書などが必要です。

法人取引を行う口座の開設では、取引担当者が法人を代表する権限を有する役員として登記されていることや、委任状などが確認できることといった条件があります。

委任状などがない場合には、法人の本店や営業所への電話確認も有効です。

千葉銀行の口座を開設する一般的な流れ

千葉銀行の口座を開設する一般的な流れについてご紹介します。

インターネット上のやり取りのみで完結できる支店は「インターネット支店」となり、店舗が存在する視点とは扱いが異なるためご注意ください。

以下では、実店舗がある支店で、通帳を発行してもらえるタイプの一般的な銀行口座の開設方法について解説します。

①ホームページを開く

まずは、千葉銀行の口座を開設するのに必要な申込書類一式を請求するため、千葉銀行のホームページを開きましょう。

ホームページにアクセス後、トップページの「便利に使う」というメニューにある資料請求欄から、「スーパー総合口座(普通預金)」を選択します。

②郵送申込書を請求

該当のページを開いたら、フォームに記載されている案内に従って必要事項を入力します。

郵送申込書の請求に必要な情報は、氏名、フリガナ、郵便番号、住所、電話番号に加えて、性別や年齢、メールアドレス、勤務先や学校の情報、職業、銀行口座の利用場所(自宅や勤務先)などです。

ただし、千葉銀行の銀行口座である「スーパー総合口座(普通預金)」を申し込めるのは、送付先の住所が以下のいずれかに該当する場合だけとなっています。

【千葉銀行の銀行口座を申し込めるエリア】

  • 千葉県 全域
  • 茨城県 全域
  • 東京都(一部エリアを除く) 千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、北区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区、品川区、中野区、目黒区、大田区、杉並区、世田谷区、豊島区、渋谷区、練馬区、板橋区、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市
  • 埼玉県(一部エリアを除く) さいたま市岩槻区、川口市、春日部市、草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町、杉戸町、幸手市
  • 神奈川県(一部エリアを除く) 横浜市、川崎

上記のエリア外では、千葉銀行の銀行口座を開設することができませんのでご注意ください。

③申込書が自宅に届く

請求した申込書は、申込後約1週間程度で自宅に届きます。

もし、1週間以上かかる場合には何らかの手違いなどで手続きが進んでいない可能性があるため、念のため千葉銀行の問い合わせ窓口まで連絡しましょう。

④申込書に必要事項を記入・投函

申込書が自宅に届いたら、千葉銀行の口座開設に必要な申込事項を記入してください。

また、この書類に申込者本人の自筆の署名が必要な他、銀行への届印の捺印や、本人確認書類の添付が必要です。

申込書への記入が済んだら、ポストに投函します。ポストに投函してから約1週間から2週間程度で、千葉銀行の普通預金口座の通帳とキャッシュカードが届きます。

この時、通帳とキャッシュカードは別々のタイミングで届くため、両方届いているかどうかをしっかり確認してください。

どちらも簡易書留ゆうメールで送付されてきます。

以上が、郵送の申込書を使って千葉銀行の普通預金口座を作成するための流れです。郵送の時間がある分、申込から開設までに少し時間がかかる方法となっています。

ただし、お近くに千葉銀行の口座開設ができる店舗がない場合や、忙しくて店頭に足を運ぶ時間がない方は、郵送での申込が便利です。

千葉銀行の口座を即日開設するには窓口で申し込もう!

千葉銀行の口座を即日で解説したい場合には、千葉銀行の店頭窓口での申込をしましょう。

店頭での申し込みなら、最短即日で口座を開設し、通帳とキャッシュカードを受け取ることが可能です。

口座が開設されれば、その時点から利用を開始することができます。

また、一部の店舗では口座開設ができるものの、当日その場でのキャッシュカード発行ができない場合があります。

もし、即日で銀行口座を使いたい場合には、申込をする予定の店舗にあらかじめキャッシュカードの当日発行可否について問い合わせをしておきましょう。

キャッシュカードの種類によっては即日受取不可

ただし、店頭窓口で申し込みを行った場合でも、キャッシュカードの種類によっては即日の受け取りができない場合があるため注意してください。

ICキャッシュカードを申し込んだ方や、クレジットカード一体型の「スーパーカード」を申し込んだ方の場合は、当日にカードを発行することができません。

ICキャッシュカードは、通常のキャッシュカードよりもセキュリティ機能の高いキャッシュカードです。

指静脈認証と、偽造されにくいICチップが付加されていることで高度なセキュリティが保証されています。

そのため、一般的な磁気式のキャッシュカードでは引き出し上限額の設定が50万円までとなっていますが、ICチップでの取引では100万円まで、生体認証取引では300万円までが引出しや借入の上限額となっているのが特徴です。

「スーパーカード」を申し込んだ方の場合、上記のICキャッシュカードの機能に加えて、クレジットカード決済機能が追加されます。

キャッシュカードとクレジットカードをまとめてしまいたい方にはおすすめです。

上記の2種類のキャッシュカードで申し込んだ場合は即日受け取りとならず、通帳だけを受け取り、キャッシュカードに関しては後日自宅への郵送となります。

即日でキャッシュカードを利用したい方は通常の磁気式のキャッシュカードを選んでください。

千葉銀行の口座は即日開設できます!

今回は、千葉銀行の銀行口座の開設方法についてご紹介しました。

千葉銀行の口座は、店頭窓口で通常のキャッシュカードにて申し込んだ場合はその日の内に即日開設できます。

このほか、お近くに千葉銀行の店舗がない場合には郵送での申込も可能です。

WEB上で申し込みが完結する「千葉銀行インターネット支店」もありますが、こちらは店頭で申し込む預金口座とは別のものになるためご注意ください。

千葉銀行の銀行口座を持っていると、千葉銀行が提供するカードローンの申込時に優遇されるなどのメリットもあります。

千葉銀行の営業エリア内である関東地域にお住まいの方やお勤めの方は、今回の情報を参考に必要書類などを用意して、千葉銀行の口座をスムーズに作成していただければ幸いです。

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