キャッシングの審査に落ちた…考えられる理由と対処法を解説

キャッシングの審査に落ちた

キャッシングの審査は誰でも通るわけではなく、残念ながら落ちてしまう人もいます。

中には「どうしてキャッシングの審査に落ちてしまったのか分からない」「これからどうすれば良いのか分からない」という人もいるでしょう。

このページではキャッシングの審査に落ちる主な理由を解説していきます。

また、キャッシングの審査に落ちてしまった時の対処法やNG行動についても紹介していくので、そちらも参考にしてください!

キャッシングの審査に落ちる主な理由

ここからはキャッシングの審査に落ちる主な理由を解説していきます。

審査に落ちてしまった人は、当てはまるものがないか確認しましょう!

信用情報に事故履歴がある

キャッシングの審査では信用情報がチェックされます。

そのため過去にクレジットカードやカードローンなどで返済遅延をおこしてしまうと、信用情報に記録され、審査に落ちる原因になります。

年収や他社借入に問題がないにも関わらずキャッシングの審査に落ちてしまった場合は、信用情報を疑いましょう。

自身の信用情報に延滞記録があるかどうかは、信用情報機関へ開示請求をおこなえば確認できます。

特に信用情報機関の中でCICとJICCは多くのキャッシング会社が審査の参考にしており、スマホから開示請求をおこなえるため、確認するならおすすめです。

キャッシングの審査に落ちてしまった場合は、CICとJICCの公式ホームページにアクセスして開示請求をおこないましょう!

総量規制に抵触する

キャッシング会社の1つである消費者金融(他社借入を含めて年収の3分の1以上の借入を禁止する法律)は総量規制の対象です。

そのため消費者金融では融資希望額を年収の3分の1以上に設定してしまうと、審査に落ちる原因になります。

また総量規制は1つの消費者金融ではなく、利用している全ての消費者金融で適用されます。

例えば年収300万円の人が既に消費者金融Aから60万円をキャッシングしている場合、消費者金融Bから40万円以上を借りるとはできません。

すでに消費者金融でキャッシングしている人は、新規の消費者金融の審査を申込む前に、自身の年収と借入残高を確認しましょう!

なお銀行系カードローンは総量規制の対象外ですが、昨今では過剰貸付が問題になっており、融資に関する自主規制を設けている銀行が増えています。

他社借入が多い

他社借入件数や借入額が多い人はキャッシングの審査に通りづらいです。

なぜなら他社借入が多ければ多いほど、新規の消費者金融への返済が滞る可能性が高いですし、債務整理をする可能性が高いと判断されるためです。

また他社借入が多い人は総量規制に抵触している可能性も高く、キャッシング会社からしてもリスキーな顧客と言えます。

特に他社借入件数が3件以上ある・年収に3分の1の額を他社から借りている人は、新規のキャッシング審査に通るのは難しいでしょう。

上記に当てはまる人は、先に返済を進めるかおまとめローンなどを利用してから、新規のキャッシング審査を申込みましょう!

安定収入がない

全てのキャッシング会社は貸付条件にて収入の安定性を挙げており、当てはまらない人は審査に落ちてしまいます。

例えばアルバイトやパートタイマーとして働いている・勤続年数が短い・中小規模の会社に勤めているなどの人は「収入が不安定」と判断される可能性があります。

ただし、キャッシングの審査に通るために収入状況や勤務先をごまかすのは絶対にやめましょう。

キャッシングの審査では収入状況を確認するために収入証明書の提出が求められることがありますし、勤務先は在籍確認にてチェックされます。

虚偽の申告をしても発覚して審査落ちの原因になるだけですので、審査を申込む際は正直に申告することをおすすめします。

なお最近ではパートやアルバイトとして働いている人でもキャッシングの審査に通る人が増えていますが、50万円以上などの高額の借入を希望した場合は審査に落ちてしまう可能性が高いため、注意が必要です。

日本国籍がない

キャッシングの審査では国籍もチェックされます。

なぜなら外国籍の方が借入のある状態で帰国してしまうと、日本にあるキャッシング会社から催促をするのは手続き上非常に困難であり、貸し付けるリスクが高いためです。

ただし外国籍であっても、収入や借入額の条件を満たせば審査に通る可能性はあります。

キャッシング会社によっては国籍や日本国内在住を貸付条件に設定しているところもあるため、審査に落ちてしまった場合は一度公式ホームページから確認すると良いでしょう。

家賃や住宅ローンの負担が多い

キャッシングの審査では家賃や住宅ローンの負担の割合をチェックされます。

収入に対して家賃や住宅ローンの負担が大きければ、貸し倒れのリスクが高いと判断され審査落ちの原因になります。

キャッシングの審査に落ちてしまった場合は、家賃や住宅ローンの負担を確認してみましょう!

またキャッシングの審査では、住んでいるのは持ち家か賃貸物件か、持ち家に住んでいる場合所有者は誰なのかといった点もチェックされます。

手続きに不備がある

キャッシングの審査を申込むと必要書類の提出や、在籍確認の対応などいくつかの手続きが必要になります。

そのため必要な手続きを審査担当者の指示通りに進められなかった場合は、キャッシングの審査の落ちてしまう可能性があります。

再度キャッシングの審査を申込む際には、疑問点などをしっかりと聞いておきましょう!

キャッシングの再審査落ちを防ぐ方法

ここまでキャッシングの審査に落ちてしまう原因について解説してきました。

キャッシングの審査に落ちてしまった人の中には、再度キャッシングの審査を申込もうとしている方も多いでしょう。

しかしキャッシングの審査に落ちる人はなにかしらの原因があるケースが多く、すぐに再度申込んだとしても同じ結果になる可能性が高いです。

そのためキャッシングの再申込みを検討している人は、これから紹介する審査落ちを防ぐ方法を確認の上実行することをおすすめします。

完済したカードローンを解約する

すでに完済しているカードローンがあれば、キャッシングの審査を再度申し込む前に解約しましょう。

なぜならカードローンは契約が続いている限り、限度額の範囲内で自由に借りることができるため、実際に借入をおこなっていなくとも他社借入があると判断されるためです。

解約したかどうか分からない場合は、CICなどの信用情報機関へ照会を依頼しましょう。

照会した信用情報の契約状況の欄に「終了」と表記されていなければ、契約は残っています。

不要なクレジットカードを解約する

カードローンと同じ理由で、利用していないクレジットカードがあれば解約すると良いでしょう。

特にクレジットカードの場合は知らない内にキャッシング枠が設定されていた・キャンペーン目的申込んだカードが溜まっていたなどのケースが多く、カードローンよりも入念にチェックする必要があります。

また不要なクレジットカードが多い人は、紛失や盗難による不正利用のリスクも高まります。

キャッシングの再申込みを機会に、一度クレジットカードを整理してみましょう!

おまとめローンを利用する

現時点で複数の他社借入がある場合は、おまとめローンで借金を1つにまとめるのも効果的です。

おまとめローンを利用している人は真剣に借金返済を考えていると評価されますし、返済の手数料や金利を抑えることができるため、収支のバランスが取りやすくなるというメリットがあります。

またおまとめローンの審査に通れば「少なくともおまとめローンを提供した金融機関からは返済能力が認められた」という実績にもなります。

現在2件以上のキャッシングをしている人は、おまとめローンを利用してから再審査を申込みましょう!

ただしおまとめローンを利用した直後にキャッシングの審査を申込むと、お金の管理能力を疑われるため、ある程度は期間を空ける必要があります。

キャッシングの審査に落ちた時の対処法

ここまではキャッシングの再審査落ちを防ぐ方法を解説してきました。

しかしキャッシング会社によって審査難易度は異なりますし、場合によってはキャッシングよりも検討するべきことがあります。

ここからはキャッシングの審査に落ちた時の対処法を解説していきます。

銀行の審査に落ちた場合は消費者金融へ申込もう

キャッシングの審査に落ちた金融機関が銀行だった場合は、消費者金融へ申込むと良いでしょう。

なぜなら「銀行の審査に落ちたから消費者金融の審査を申込んだ」という人は多く、不審に思われる可能性はありませんし、消費者金融は比較的審査が甘いためです。

ただし消費者金融は銀行よりも金利が高いため、無理のない返済プランを立てた上で、キャッシングの審査を申込みましょう!

消費者金融の審査に落ちた場合はキャッシングする理由を考え直そう

消費者金融の審査に落ちた場合は、キャッシング自体を見直しましょう。

なぜなら消費者金融以上に審査が甘いキャッシング会社は存在しないため、消費者金融の審査に落ちてしまった場合は、致命的な審査落ちの原因がある可能性が高いからです。

具体的なケースとしては、過去数年以内に自己破産などの債務整理をおこなった・現在滞納中のカードローンやクレジットカードがあるなどが挙げられます。

上記に心当たりのある場合は、本当にキャッシングする必要があるのか一度考え直してみましょう。

生活費のキャッシング審査に落ちた場合は公的融資制度を検討しよう

生活費を借りるために審査を受けて落ちてしまった場合は、公的融資制度の利用を検討しましょう。

そもそも民間のキャッシング会社は営利目的で融資をおこなっており、生活費に困っている人向けの金融機関ではありません。

具体的な公的融資制度としては、社会福祉協議会が運営している生活福祉資金貸付制度などが一般的です。

なお公的融資制度の金利は約1%以下と非常に低く抑えられていますが、融資までに数週間から1ヶ月程度かかる点には注意しましょう。

借換のキャッシング審査に落ちた場合は債務整理を検討しましょう

キャッシングの審査に落ちてしまった人の中には、借換やおまとめ目的で申込んだ人もいるでしょう。

借換やおまとめローンの審査に落ちてしまったということは「まとめても返済できない」と判断されたということです。

そういった場合は速やかに債務整理をおこなって、借金の減額や免除を求めましょう。

債務整理の中でも一番手軽な任意整理であれば、弁護士や司法書士に依頼しても数万円程度で済みますし、費用の分割払いに応じてもらえる法律事務所は少なくありません。

まずは無料で法律相談ができる法テラスでアドバイスを求めてみましょう!

キャッシングの審査落ちには原因がある!まずは理由を考えよう

このページではキャッシングの審査に主な理由や、審査に落ちてしまった際の対処法について解説してきました。

キャッシングの審査基準は会社によって異なり、公表されている訳ではありませんが、審査に落ちる人には必ず原因があります。

キャッシングの審査に落ちたからと言って、すぐに再度申込むのではなく、審査に落ちた原因を考えることから始めましょう!

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