アコムの返済方法や返済期限・毎月の返済額を詳しく解説

数字とお金

アコムでは、毎月1回指定日に返済するか、35日ごとに返済するかを契約時に選ぶシステムが採用されています。

どの返済プランを選んでも、コンビニATMやネットバンキングによる返済が可能ですし、お金に余裕がある時には追加返済も可能です。

アコムで利用できる返済方法や、毎月の返済額・返済期日について詳しく解説します。

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※本ページにはPRが含まれます。

アコムの返済方法は大きく分けて4通り

アコムでは利用者が便利に返済できるよう、4通りの返済方法が用意されています。

返済方法ごとのメリット・デメリットと共に、具体的な返済の流れを紹介します。

どの返済方法を選んだ場合も、返済期日と最低返済額を守ることが大切です。

インターネット返済(ペイジー)

アコムでは、ペイジー(Pay-easy)を利用したインターネット返済を利用できます。

普段利用している金融機関でインターネットバンキングに契約していれば、追加の手続きは必要ありません。

ゆうちょ銀行などインターネット返済に対応していない金融機関もあるので注意が必要です。

返済時は、先にアコムの会員ページにログインして、インターネット返済メニューから返済金額(1円単位)を入力後「金融機関でお手続きを進める」ボタンを押します。

その後、利用する金融機関を選択してインターネットバンキングにログイン、「支払実行」ボタンを押せば返済手続きが完了です。

手続きから30分ほどで、アコム会員ページに入金(返済)状況が反映されます。

店頭窓口から返済

返済プランを担当者と直接相談したい場合は、店頭窓口での返済が便利です。

受付は平日9:30~18:00に限られますが、公式サイトで利用できる返済シミュレーションよりも詳しく返済額を試算してもらえるメリットがあります。

約定返済額の入金が難しい場合には一時的に返済額を変更してもらうことができるので、返済に困った際は延滞する前に相談してみましょう。

なお、自動契約機(むじんくん)では返済に関する相談を受け付けていません。

アコム・提携ATMから返済

アコム直営のATMや提携ATMでは、メンテナンス時を除いて24時間返済を受け付けています。

セブンイレブンやローソン等のコンビニATMやイオン銀行・三菱UFJ銀行のATMが提携先なので、身近な場所で返済できます。

提携ATMを利用する場合は、取引額1万円以下は100円+消費税、取引額1万円超は200円+消費税の手数料が必要です。

ACマスターカード(クレジットカード)の契約者が提携ATMで返済する場合、カードローンの返済とクレジットカード利用分の支払を別々に操作する必要があります。

片方だけの入金だと、約定返済額を入金したことにならず延滞扱いとなるので注意が必要です。

ATMで返済後に発行される明細書で、次回の返済日と約定返済額を必ずチェックするようにしましょう。

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振込・口座振替(自動引き落とし)

アコムでは、口座振替による返済方法も用意されています。

引き落とし日が毎月6日(銀行休業日の場合は翌営業日)に限られますが、ATMに出かけたりインターネットバンキングを操作したりする手間が省けます。

引き落とし済の情報がアコム側に届くまでの数日間利用可能額が回復しないので、定期的に借入を行う人は別の返済方法を選ぶのが賢明です。

会員ページの「返済時の振込入金口座照会」に記載された振込先に入金して返済することもできます。

約定返済日がアコムの休業日(土日祝日)と重なる場合、翌営業日に返済情報が更新されます。振込手数料は自己負担です。

アコムの返済期限は毎月指定日が一般的

アコムでは自動引落しでの返済を選んだ場合を除き、35日(5週間)ごとの返済と毎月指定日に返済する方法を契約時に選ぶことができます。

35日ごとの返済と異なり、追加で借入を行っても返済期日が変更されないことから、毎月指定日の返済を選択するのが一般的です。

給料日の翌日など都合の良い返済期日を指定できる点や、変更当日までの利息を清算することを条件に返済期日を変更できる点もメリットといえます。

指定日の15日前から返済を受け付けているので、ゆとりをもって入金しておけば安心です。

返済期日を忘れないよう、返済日の3営業日前と当日に返済日のお知らせメールが届く「eメールサービス」に会員メニューから登録しておくことをおすすめします。

自動引き落としは毎月6日が期日になる

自動引き落としで返済する場合、選択した金融機関にかかわらず毎月6日(金融機関休業日は翌営業日)が引き落とし日となります。

引き落とし金額は契約極度額に応じた最低返済額ですが、千円未満の端数は切り上げられます。

例えば契約極度額30万円の人が6月20日時点で20万円借りている場合、最低返済額は借入残高の4.2%にあたる8,400円ですが、千円未満の端数を切り上げた9,000円が引き落とし金額です。

ACマスターカードを利用した場合は、前月21日~当月20日の利用分を集計後、利用金額の2.0%~3.0%の弁済金が千円単位で引き落とされます。

翌月一括払いには対応していないため、当月分の手数料負担を避けるためには弁済金との差額を別途ATM等で入金する必要があります。

35日毎の返済は利息が増えるのでおすすめできない

毎月指定日返済の場合は、15日以上前に入金した場合は約定返済として扱われませんが、35日ごとの返済の場合は返済日の翌日から35日以内であればいつでも約定返済日です。

そのため、入金したのに延滞扱いとされるリスクが少なくなるメリットがありますが、元金を返済する回数が減ることから支払う利息が増えてしまいます。

例えば、金利年18.0%で10万円を借りて1年以内で返済する場合の、返済回数と返済総額は次のとおりです。

返済方法 返済回数 返済総額
毎月1回返済 11回 109,018円
35日ごと返済 10回 109,710円

(アコム公式サイト「ご返済早見表」から引用)

35日ごとの返済では、毎月1回の返済と比べて返済回数が1回少ない一方、支払う利息が692円多いことがわかります。

したがって、35日ごとの返済では返済総額が増え、結果的に返済の負担が増すことにつながるのでおすすめできません。

ただ、初回契約時に35日ごとの返済を選ぶことで30日間金利0円サービスが提供されるため、契約当初は35日ごとの返済を選んで、金利0円期間終了後に毎月指定日返済に切り替えてもよいでしょう。

アコムの月の最低返済額はたった1,000円!

アコムでは、最新の借入残高に下表に示した一定の割合を掛けて、千円未満の端数を切り上げた額を最低返済額(約定返済額)と定めています。

契約極度額 一定の割合
30万円以下 借入残高×4.2%
30万円超~100万円以下 借入残高×3.0%
100万円超 借入残高×1.5%~3.0%

千円未満の端数を切り上げる関係で、アコムでは毎回の最低返済額が1,000円となります。

毎月の最低返済額が1,000円となる借入残高は、契約極度額が30万円以下の場合では23,000円以内、契約極度額が30万円超~100万円以下の場合だと33,000円以内です。

借入残高が増えた場合は最新の残高に応じて最低返済額がアップするので、追加借入を行う際は返済時に過大な負担がかからない範囲にとどめておくのが安全です。

返済で楽をすると利息がどんどん膨らんでしまう

アコムでは最低返済額が増えた後、借入残高が減っても自動的に最低返済額が下方修正されません。

最低返済額が減ることで返済回数が増加し、延滞リスクが増すことの対策だと推測されます。

アコムに申し出ることで最低返済額の変更が可能ですが、支払回数と利息負担が増える点を考慮する必要があります。

例えば、金利年18.0%で50万円借りた人の最低返済額は15,000円ですが、借入残高が20万円となった時点で最低返済額を6,000円に変更可能です。

毎月指定日返済を選択しているものとして、最低返済額を変更した場合・変更しなかった場合両方の、残りの支払回数と利息総額をチェックしてみましょう。

最低返済額 残りの支払回数 利息総額
15,000円のまま 15回 24,807円
6,000円に変更 47回 79,313円

毎月の返済額が半分以下に軽減される一方、返済期間は1年3か月(15回)から3年11か月(47回)に長期化し、利息負担も55,000円ほど(約3.2倍)増えます。

生活事情の急変がない限り、当初の最低返済額のまま返済を続けることが利息負担を少なくする秘訣です。

知っておきたい約定返済と繰り上げ返済の違い

約定返済は契約時に取り決めた返済期日に、約定返済額を返済することをいいます。

アコムの場合は約定返済額に発生利息が含まれていて、前回返済日の翌日から今回返済日までの利息を最低返済額から差し引いた残りが、元金の返済に充当されます。

遅延損害金やATM等手数料が発生している場合は、利息よりも優先して差し引かれるため、その分元金に充当される額が少なくなります。

繰り上げ返済は自分が決めた金額を、好きなタイミングで入金することをいいます。

入金した金額がすべて元金に充当されるので、その後発生する利息を抑えられることが特徴的です。

消費者金融のカードローンでは利息が日割りで計算される関係で、繰り上げ返済で入金した金額から利息を差し引いた分が元金に充当されます。

そのため、任意の増額返済と呼ばれることがありますが、将来発生する利息を少なくできることには変わりありません。

繰り上げ返済を活用すれば利息がお得になる

繰り上げ返済を行えば、追加で借入れを行わない限り借入残高を着実に減らせる上、発生利息も抑えることができます。

例えば、金利年18.0%で5万円を30日間借りた場合、30日分の利息は約740円です。

一方、お金を借りた15日後に一括繰り上げ返済を行った場合、発生する利息は約370円と少なくなります。

アコムではインターネット返済(入金手数料無料)を利用して1円単位の入金が可能なので、口座残高の1,000円未満の端数などを繰り上げ返済に回すことも効果的です。

アコムの返済額をシミュレーション

1月1日に金利年18.0%で50万円を借りて、毎月末日を約定返済日に設定して1年(12か月)間で返済する時の、借入残高の推移と利息・元金充当額をシミュレーションしてみました。

毎月の返済額は45,839円(最終月は45,845円)、総返済額は550,074円です。

返済月 元金 利息 借入残高
1月 38,339円 7,500円 461,661円
2月 38,915円 6,924円 422,746円
3月 39,498円 6,341円 383,248円
4月 40,091円 5,748円 343,157円
5月 40,692円 5,147円 302,465円
6月 41,303円 4,536円 261,162円
7月 41,922円 3,917円 219,170円
8月 42,551円 3,288円 176,619円
9月 43,189円 2,650円 133,430円
10月 43,837円 2,002円 89,593円
11月 44,495円 1,344円 45,098円
12月 45,168円 677円 0円
合計 500,000円 50,074円

借入残高の減少に比例して利息も減った結果、元金に充当される金額が増えていることがわかります。

繰り上げ返済をすると返済額はどれくらいお得になる?

先程のシミュレーションでは毎月の返済額が45,839円(最終月は45,845円)でしたが、毎月5,000円多く返済した時の借入残高の推移と利息・元金充当額についてもシミュレーションしてみましょう。

毎月の返済額は50,839円(最終月は36,222円)、総返済額は544,666円です。

返済月 元金 利息 借入残高
1月 43,339円 7,500円 456,661円
2月 44,533円 6,306円 412,128円
3月 44,539円 6,300円 367,589円
4月 45,401円 5,438円 322,188円
5月 45,913円 4,926円 276,275円
6月 46,752円 4,087円 229,523円
7月 47,330円 3,509円 182,193円
8月 48,108円 2,785円 134,085円
9月 48,855円 1,984円 85,230円
10月 49,536円 1,303円 35,694円
11月 35,694円 528円 0円
合計円 500,000円 44,666円

繰り上げ返済前と比べると返済回数が1回少なくなった上、利息も約5,400円お得になっています。

アコムの返済をスムーズにおこなうコツ

アコムの返済をスムーズに行うためには、月間・年間の収支のバランスを確認した上で無理のない返済計画を立てるのがコツです。

少しずつでも繰り上げ返済を進めると利息負担が減り、返済総額が少なくなります。

一括返済時の手続き方法をチェックしながら、どのように返済計画を立てたらよいかを解説します。

無理なく返済ができるか計画をしっかり立てる

アコムからお金を借りた後は年単位で返済を進めるケースが大半なので、生活費を節約したり出費の優先順位を見直したりする等、毎月欠かさず最低返済額を支出する計画を立てることが重要です。

出費がかさんだ等の理由で最低返済額の入金が難しくなった場合は、アコムに相談することで返済額の変更に応じてもらえる場合があります。

返済額を減らした場合は完済までの期間が延びるため、元の生活状況に戻った時点で所定の最低返済額に戻すようにしましょう。

繰り上げ返済は毎月少しずつでも良いのでおこなう

先程のシミュレーションでも確認したとおり、繰り上げ返済は利息の負担を減らす上で効果的です。

仮に毎月100円ずつ1年間増額返済した場合でも年間216円ほどの利息を節約できるので、少額であってもこまめに繰り上げ返済してはいかがでしょうか。

財布の中の小銭を貯金箱に移し、月1回銀行で入金してからネットバンキング経由で繰り上げ返済を行うのも、アイディアの一つです。

頃合いを見て一括返済をしてしまう

ボーナス時期などを見計らって一括で返済することも一つの手段です。

完済当日までの利息が計算される関係で入金時に端数が伴うので、入金額を事前に問い合わせておくとスムーズに手続きできます。

生命保険等に加入している人の場合は、契約者貸付制度でお金を借りた上でアコムの残債を一括返済するのも一つの手段です。

日本生命の場合では貸付利率が3%前後とアコムの6分の1程度で返済の負担も軽くなりますが、保険金の受給に影響が出る場合もあるので利用する際は慎重に検討しましょう。

完済後は解約の手続きを忘れずに!

完済した後もローンカードを持ち続けていると、お財布がピンチの時などにお金を借りてしまい、長期の返済とあわせて高額な利息負担が再スタートしてしまいます。

自動車ローン・住宅ローン等を組む時に、個人信用情報にアコムの融資枠が残っていれば、再度お金を借りるとみなされてしまい審査に影響が出る場合もあるようです。

完済後は必ずその日のうちに解約することをおすすめします。

アコムの返済を滞納するとどうなる?差押までの流れ

今まで説明してきたように、アコムから融資を受ければ毎月決まった額を返済することになります。

そのためアコムから借りたお金を返せなかったらどうなるのか、気になる人は多いでしょう。

中には昔のドラマのように、プライバシーを無視した無茶な取り立てをされるのではないかと考える人もいるかもしれません。

結論から言うと、フィクションのような酷い取り立てを受けることはありませんが、何度かの催促の末に財産の差押えを受けます。

以下にアコムへの返済を滞納してから、差し押さえを受けるまでの流れをまとめました。

  1. ①遅延損害金が発生する
  2. ②催促の電話を受ける
  3. ③督促状が郵送される
  4. ④アコムから訴えられる
  5. ⑤財産調査が実施される
  6. ⑥差押を受ける

詳しくは次から見ていきましょう。

①遅延損害金が発生する

決められた返済期日を1日でも過ぎると、利息や元金とは別にその日から遅延損害金が発生します。

遅延損害金とはその名前のとおり、返済が遅れたことに対する罰金のことで、アコムの場合は以下の計算式で算出されます。

借入金×遅延損害金年率(20%)÷365×延滞日数

例えばアコムから50万円を借り入れて、20日滞納した場合は50万円×20%÷365日×15日で4110円を遅延損害金として支払う必要があります。

延滞日数が増えれば増えるほど支払い額が増えるのはもちろんですが、計算式を見れば分かるとおり、遅延損害金は借入金を掛けて計算されます。

つまり、アコムから高額を借りている人ほど遅延損害金は増えやすいのです。

アコムから高額の借り入れを検討している人は特に気を付けましょう!

②催促の電話を受ける

決められた返済期日を1日でも過ぎると、滞納し始めた日から催促の電話を受けます。

しかし催促といってもこの時点では「たまたま返済用の口座の残高が足りなかった」「うっかり返済期日を忘れていた」といったケースも考えられるため、催促の電話の口調も「ご返済のご確認をお願いいたします」と丁寧な言葉で実施されます。

それでも、延滞が解消されるまで基本的に毎日電話は掛かってきますし、連絡を無視し続ければ自宅や会社へ電話が掛かってくることもあるでしょう。

アコムに限った話ではありませんが、返済を滞納した時に最もやってはいけないことは、金融機関からの連絡を無視し続けることです。

連絡が取れれば金融機関としても無理のない返済プランを提案できますが、何も返答がなければ返済の意思があるのかすら分からないため、差し押さえなどの法的措置を取らざるを得なくなるのです。

滞納に気づいた時点でこちらから金融機関へ連絡を入れましょう!

③督促状が郵送される

返済期日から数週間が経過すると、アコムから督促状が届きます。

督促状には以下の内容が記載されています。

  • 返済が滞っているため、速やかに返済をすること
  • 再設定した期日までに返済がないがない場合は法的措置(訴訟)を起こすこと

つまり、督促状はアコムから訴えられるまでの最終通告になります。

なお、カードローンの借り入れには5年の時効が設定されていますが、この督促状が届くと時効のカウントが一時中断されます。

基本的にアコムが延滞者に対して、5年間督促状を送らないというケースはありません。

そのため、時効まで逃げ切って返済の義務をなくす、という考えは捨てた方が良いでしょう。

④アコムから訴えられる

督促状によって設定された期日まで返済がない場合は、アコムから借り入れ金の返済を求める訴訟が起こされます。

訴訟を起こされると自宅へ裁判所からの手紙が届き、期日に出廷するように求められます。

この出廷命令を無視するとアコム側に主張が全て認められるため、訴訟費用を含む非常に高額な請求を受ける可能性があります。

そのため訴えられたらきちんと出廷して、減額や利息の免除を交渉することをおすすめします。

なお弁護士などを雇って裁判で争うことも可能ですが、返済を滞納していることが事実であれば利用者側の主張が全面的に受け入れられることはないでしょう。

⑤財産調査が実施される

裁判の判決によって再度返済額と返済期日が再設定されますが、これを無視するとアコムは裁判所は財産を指し押さえる準備を始めます。

具体的な内容としては調査員による自宅調査や、執行官が会社へ電話を掛けての給与の調査などが挙げられます。

この時点で会社にアコムからの借り入れを滞納していることが発覚してしまいます。

日本のサラリーマンは労働基準法にて保護されているため、滞納や差し押さえを原因に解雇されることはありませんが、人事評価への影響は避けられないでしょう。

また、自宅付近に調査員が派遣されることによって、近所から噂されることも考えられます。

⑥差押を受ける

財産の調査が完了した段階で請求された額の支払いがない場合は、財産の差し押さえが実施されます。

なお、差し押さえの対象となる財産としては、以下などが挙げられます。

  • 給与の4分の1
  • 預貯金の全て
  • 換金可能である財産(株券や宝石、貴金属類など)
  • 不動産(家や土地など)

また差し押さえは対象者による財産隠しを防ぐため、事前通知なしで実施されることが多く、ある日突然貯金がなくなっていた・車が動かせなくなっていたというケースが起こり得ます。

なお財産の差し押さえは完済するまで毎月おこなわれますし、差し押さえられた車や家や速やかにオークションにて現金に変えられるため、取り返すのも難しいです。

手放したくない財産がある場合は、差し押さえを受ける前に返済することを強くおすすめします。

アコムの返済を滞納した時の対処法

アコムの返済を滞納した時の対処法としては、以下などが挙げられます。

  • アコムに相談する
  • 債務整理を検討する

詳しくは次から見ていきましょう。

アコムに相談する

まずは返済が滞納した・返済を滞納しそうになった時点でアコムへ相談しましょう。

理由や場合によっては利息のカットや返済期日の再設定を受けられます。

また金融機関へ相談をすると、返済の意思があることをアピールできるため、一時的に催促の電話が止まるというメリットもあります。

一度延滞をしてしまうと中々連絡を入れづらいですが、ここは自身の将来のためにもきちんと連絡を取ることをおすすめします。

債務整理を検討する

何度も返済を延滞してしまう場合などは、返済能力を超えた額を借り入れている可能性が高いため、債務整理を検討しましょう。

債務整理とは、交渉や裁判所へ届出をすることで借金の減額・免除を受ける手続きのことで、大きく分けて以下の3つの制度があります。

  • 任意整理(交渉による利息の免除)
  • 個人再生(一部財産を残して借金の7〜8割カット)
  • 自己破産(財産を全て精算して全額免除)

それぞれメリットデメリットが異なるため、まずは自身に合った債務整理制度を弁護士に相談することから始めましょう!

アコムの残高を上手に返済して賢く使おう!

アコムでは、返済方法にかかわらず繰り上げ返済に対応しています。

返済方法によっては1年間に負担する利息が高くなる場合があるので、繰り上げ返済を意識的に行うことが、利息負担を軽くするためにも効果的です。

必要額を借り入れた後は早期返済を目指すことが、借りすぎを防ぎなから賢くアコムカードローンを利用する秘訣といえます。

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