アコムの金利は年18.0%と高く、返済が難しくなる時もあるでしょう。
そういった時に「なんとか踏み倒せないか」と考えるのも分かります。
しかしアコムからの借入を踏み倒すのは難しい上に、メリットよりもデメリットの方が多いのが実情です。
このページではアコムの踏み倒しをおすすめできない理由を解説していきます。
また、アコムの踏み倒しよりもやるべきことについても紹介していくので、踏み倒しを考えている人はそちらも参考にしてください!
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アコムの踏み倒しをおすすめできない理由を解説!
最初に説明した通り、アコムの借入金を踏み倒すのは決しておすすめできません。
踏み倒しがおすすめできない理由としては、以下などが挙げられます。
- アコムから毎日電話が掛かってくる
- 信用情報に傷がつくため
- アコムの踏み倒しには時間がかかるため
- アコムから裁判を起こされる可能性があるため
- 財産が差し押さえられる可能性があるため
詳しくは次から見ていきましょう。
アコムから毎日電話が掛かってくる
アコムは返済期日が過ぎても返済がなければ、申込者の携帯電話に必ず電話が掛かってきます。
きちんと電話に出て「○日までに返済します」と話せばその日までは架電が止まりますが、踏み倒す場合はそもそも電話に出ることも難しいでしょう。
場合によっては自宅や会社にアコムから電話がいくこともあります。
また電話番号を変えるにしても、利用しているサービスの再登録や賃貸契約の変更届、関係各所への連絡など手間が多く、踏み倒すためだけに電話番号を変えるのはおすすめできません。
自身の精神的負担や手間の多さを考えると、アコムからの借入を踏み倒すのはおすすめできないのです。
信用情報に傷がつくため
アコムからの借入を踏み倒すと信用情報に延滞情報が記録されます。
アコムの踏み倒し(時効)が完了するまで最短でも5年、信用情報の延滞情報が消えるまで5年掛かるため、少なくとも10年間は以下などの契約を結ぶのが難しくなります。
- クレジットカードの契約
- カードローンなどのローンの契約
- 新規賃貸契約
- 携帯電話代金の分割払い契約
また、現在利用しているクレジットカードやカードローンの一括返済や強制解約を受ける可能性もあります。
今後の生活が維持できなくなる、という点からアコムからの借入を踏み倒すのはおすすめできません。
アコムの踏み倒しには時間がかかるため
先程軽く触れた通り、アコムの踏み倒し(時効)は5年間です。
そのため「5年間催促を無視し続ければいい」と考える人も少なくありませんが、それは甘い考えです。
なぜなら、以下などがおこなわれると時効のカウントがストップするためです。
- アコムからの催促状を受け取る
- 滞納者が返済の意思を見せる
- アコムから訴えられる
- 差押え・仮差押え・仮処分を受ける
大抵の場合は①か②のケースで時効のカウントが止まります。
①のケースを防止するために住所を変えたとしても、アコムが公示送達(郵送物が届かなくても届いた扱いにする手続き)をおこなえば、催促状を受け取ったという扱いになります。
また②のケースは、アコムからの電話に出てその場を切り抜けるために「払うつもりはある」と答えた時点で、成立します。
5年で時効になることはアコムも熟知しており、アコムは5年が経つ前にほぼ確実に公示送達や訴訟をおこないます。
アコムの借入を時効にする難易度が非常に高いため、アコムの踏み倒しはおすすめできないのです。
アコムから裁判を起こされる可能性があるため
当然の話ですが、借りたお金を返さないのは契約違反であり、アコムは滞納者に対して訴える権利があります。
全ての滞納者がアコムから訴えられている訳ではありませんが、10万円以上を借りている場合は、訴えられることを覚悟した方が良いでしょう。
滞納していることが事実であれば、アコム側の訴えは基本的に認められます。
裁判に負ければ借入金に加え利息、遅延損害金、裁判に掛かった費用が請求されるでしょう。
また裁判所に出向くまでの時間や書類提出の手間などを考えると、経済的以外の損失も少なくありません。
アコムから訴えられるリスクを考えると、踏み倒しはおすすめできないのです。
財産が差し押さえられる可能性があるため
先程も説明した通りアコムからの借入を踏み倒そうとすると、訴えられる可能性があります。
訴えられれば裁判所から請求を受けることになりますが、この請求も無視し続けると以下などの財産の差押えを受けます。
- 給与の一部
- 銀行預金
- 有価証券
- 土地
- 自家用車
- 自宅
上記にある通り給与の全てが差押えられる訳ではありませんが、請求金額に届くまで毎月差押えがおこなわれます。
また銀行預金に関しては給与と異なり全てが差押の対象になるため、銀行預金が丸ごとなくなっていた、といったケースも十分考えられます。
なお、差押えは財産隠しを防止するために滞納者に通知されずに実施されるケースが多いです。
差押えを受けて困る財産がある人は、アコムからの借入を踏み倒すのはやめましょう!
アコムの踏み倒しよりもやるべきこと
現在アコムへの返済が厳しい方は、踏み倒しよりも以下をおすすめします。
- 支払いが難しいことをアコムに相談する
- アコムの利息だけを返済する
- アコムより金利の低いローンに借り換える
- アコムの債務を整理する
詳しくは次から見ていきましょう。
支払いが難しいことをアコムに相談する
まずは現在の支払いが厳しいことをアコムに相談しましょう。
返済する意思を見せれば、アコムも返済プランについて真剣に相談にのってくれます。
アコムの利息だけを返済する
現在アコムへの返済が厳しい場合は、事情を伝えて利息だけを返済するのも一手です。
カードローンの返済金は元本分と利息分に分けられた上で返済に回されますが、利息分さえ払えば延滞扱いになりません。
最低返済額のいくら分が利息にあたるかアコムに相談してみましょう!
ただし利息分のみの返済をおこなったことは信用情報に記録される上に、元本が減らなければ借入残高は減りません。
利息分のみの返済は滞納しそうな月だけにしておきましょう!
アコムより金利の低いローンに借り換える
現在アコムへの返済が厳しい場合は、より金利の低いカードローンに借り換えるのもおすすめです。
アコムより金利の低いおすすめのカードローンとしては、以下などが挙げられます。
- プロミス
- J.Score
- 銀行系カードローン
詳しくは次から見ていきましょう。
金利17.8%!利便性の高いプロミス!
商品概要 | |
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限度額 | 500万円まで |
金利(実質年率) | 4.5%~17.8%(新規契約のみ) |
プロミスは大手消費者金融3社(アイフル・アコム・プロミス)の内の1つであり、テレビのコマーシャルや電車内の広告でも見たことがある人は多いでしょう。
大手消費者金融3社と並べられている通りプロミスはアコムと同規模の消費者金融で、提供しているサービスはアコムとほぼ同じです。
そのため、アコムと同じ感覚で利用することができます。
また審査難易度もアコムと大きく変わることもなく、アコムの審査に通っているならば、プロミスの審査にも通る可能性が高いです。
アコムより金利の低いカードローンを利用したい場合は、まずプロミスの利用を検討しましょう!
金利15.0%!トップクラスに金利が低いJ.Score!
商品概要 | |
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限度額 | 10万円~1000万円(10万円単位) |
金利(実質年率) | 0.8〜15.0% |
アコムからの借り換え先として最初にプロミスをおすすめしましたが、プロミスとアコムの金利差は0.8%であり、大幅な返済額ダウンは見込めません。
大きく返済額を下げたい場合は、J.Scoreへの借り換えを検討しましょう。
J.Scoreの上限金利は15.0%であり、消費者金融系カードローンの中ではトップクラスの低金利です。
最終的な返済額がいくら減るかについては、借入額や返済期間によりますが、場合によっては数万円以上のカットも可能です。
またJ.ScoreはAIとビッグデータを審査に取り入れており、日々のお金に関する質問に答えることで、将来の返済能力を踏まえた融資が受けられます。
「普段の支払いはカードと現金どちらが多い?」
アコムへの返済が厳しい人はJ.Scoreへの借り換えも検討しましょう!
金利5%〜14%!銀行系カードローン!
より金利の低いカードローンへ借り換えたい場合は、銀行系カードローンの利用も検討しましょう。
借入金額によっては10%を下回る金利で利用することも可能です。
ただし2018年以降銀行系カードローンでは、即日融資が受けられなくなりました。
早く借入をしたい人は注意しておきましょう。
アコムの債務を整理する
現在アコムへの返済が厳しい場合は、債務整理を検討しましょう。
債務整理も信用情報に記録されますが、時効の成立を待つ必要がないため、踏み倒すよりも早く信用情報が回復します。
また債務整理や利用する金融機関によっては、債務整理直後でもお金を借りられる可能性があります。
まずは法テラスなどで債務整理の相談をしてみましょう!
アコムの踏み倒しは難しい!返済できない時はアコムに相談しよう!
このページではアコムの踏み倒しがおすすめできない理由などを解説してきました。
説明した通りアコムからの借入を踏み倒すのは難しい上に、デメリットの方が多いです。
返済が厳しい場合は、アコムに相談することから始めましょう!