アコムでお金を借りようと思っても、申し込み後に急に気が変わって、途中でキャンセルしたいと思うことがあるかもしれません。
焦って申し込んだものの、消費者金融で借金をするのが怖くなり、キャンセルしてしまう人もいます。
また、他の会社で審査が通り、アコムで借りる必要がなくなる場合もあります。
アコムで一度申し込みしてからキャンセルすると、今後にどう影響するのでしょうか。
アコムのカードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット
目次
アコムの審査は問題なく途中キャンセルできる
結論から言うと、アコムの審査は問題なく途中キャンセル可能です。
アコムでの借り入れは、店頭窓口以外にも、自動契約機やインターネット、郵送、電話など、対面でなくても申し込みができます。
カードローンの申し込みをすると、契約が可能かどうか審査がおこなわれます。
契約の意思確認や本人確認や収入証明書の提出など、必要な手続きが終わると、カードを受け取ることができます。
審査前であればキャンセルしやすいですが、審査が終わり、カードが発行されてしまうとキャンセルは難しくなります。
契約を断りさえすればノーリスクでキャンセル可能
アコムでは、契約を断りさえすればノーリスクで途中キャンセル可能です。
店頭窓口や無人契約機での申込みであれば、その場ですぐにキャンセルを伝えれば問題ありません。
インターネットや電話申し込みの場合は、1分1秒でも早くキャンセルの連絡をする必要があります。
というのも、内容によっては審査がすぐに終わってしまい、カード発行の手続きまで進んでしまうことがあるからです。
キャンセルするには、審査が終わるまでにアコムに連絡することが肝心です。
キャンセルをする際はフリーコールに電話しよう
インターネットなどで申し込みをした後、借り入れをやめたくなった場合は、アコムのフリーコールに電話してみましょう。
フリーコールの番号は、「0120-07-1000」です。初めての申込みに関する内容は、こちらの番号で受付しています。
フリーダイアルですので、電話料金はかかりません。24時間受付していますが、電話が混んでいる場合もあるので要注意です。
申し込み後にキャンセルしたい場合は、すぐに連絡しておきましょう。
キャンセルの連絡以外にも、借り入れに不安な点がある場合は、こちらのフリーコールで質問することができます。
店頭でキャンセルを伝えるのが最も早い
アコムでの借り入れに迷いがあったり、他のカードローン会社の審査のタイミングによってキャンセルする可能性があるなら、店頭窓口で申し込んでみるのもひとつの方法です。
フリーコールはとても便利ですが、電話がつながらなければ、キャンセルの連絡もできません。
店頭であれば、分からないことを直接聞くこともできますし、キャンセルしたいと思ったらすぐに意思を伝えることができます。
対面で相談する方が安心という方は、店頭窓口での手続きを検討してみましょう。
アコムの審査をキャンセルしても申込履歴はなくならない
注意点としては、アコムの審査を途中キャンセルしても、申込履歴はなくならないということです。
キャンセルができるとはいえ、余計な履歴が残らないよう、できるだけ途中キャンセルを避けるのが望ましいでしょう。
一度借り入れの申し込みをしてしまうと、その記録を取り消すことはできません。
現時点で必要がなくなったとしても、今後アコムを利用する可能性が高いなら、キャンセルせずにそのままカードを所持しておき、いざというときに使えるようにしておくのもひとつの方法です。
信用情報に申し込み記録が保管され続ける
アコムでの申し込みをキャンセルすると、個人信用情報機関に内容が伝わり、申し込み記録が6か月間残ってしまいます。
この情報は、アコム以外の金融業者にも開示されますので、カードローンを申し込む際は慎重におこなう必要があります。
また、審査に通るか不安であっても、複数の会社に借り入れを申し込むのは、できるだけ控えた方が良いでしょう。
複数の申し込みによって、返済能力に疑問があると見なされ、借り入れが難しくなることもあります。
信用情報に申し込み記録が保管され続ける
申し込み後にすぐにキャンセルしたとしても、アコムの社内にキャンセルの記録が残ってしまいます。
一度話を進めたのに途中でやめてしまったということで、アコム側としては良い印象を持てないでしょう。
急にお金が必要となると焦ってしまい、保険として複数の会社に借り入れを申請してしまいがちです。
しかし、あまりにたくさんの会社へ同時申し込みしてしまうと、審査に悪い影響を与えてしまいます。
「いずれか1社の審査に通った後、他の会社の審査をキャンセルすれば良い」という考え方にはリスクがありますので、注意しておきましょう。
アコムの審査をキャンセルすると今後のローン審査に通りにくくなる
今後、何らかの理由でもう一度アコムを利用しようとしたときに、キャンセルの履歴が影響して、審査が厳しくなってしまうことがあります。
アコムと再契約する際はもちろんですが、他のカードローン会社での申請にも、過去の履歴が影響します。
短い期間で何件も申し込み記録が残っていると、カードローン会社から警戒されてしまうのです。
個人信用情報機関には、最長で6か月間申し込み履歴が残ってしまうので、今後もカードローンを利用する可能性があるなら、注意しておく必要があります。
信用情報だけ見ると「審査落ち」と勘違いされるケースも
個人信用情報機関では、借り入れの申し込み情報、残高や件数、自己破産の記録など、クレジットカードやカードローンに関するあらゆる情報が登録されています。
カードローンの途中キャンセルで問題となるのが、審査落ちと間違えられやすい点です。
借り入れの申し込み記録があるのに、契約がされていないとなると、審査に落ちたと見なされてしまうことがあります。
もう一度他社で借り入れを申し込むなら、個人信用情報機関から記録が消える6ヶ月後にするのが無難です。
アコムが保証会社になっているローンはなるべく避けよう
アコムで申し込み後にキャンセルした場合、銀行系カードローンにも気をつけておかなくてはなりません。
というのも、アコムは銀行系カードローンの保証会社でもあるからです。
アコムでキャンセルすると、アコムが保証会社をしている銀行系カードローンの審査にも影響を与える可能性があります。
アコムでキャンセルした後に、銀行系カードローンに申し込む場合は、保証会社がどこであるのかをチェックしておきましょう。
アコムが保証会社になっているローンは、なるべく避けておいた方が安心です。
契約後のキャンセルには解約手続きが必要
借り入れの審査が通り、カードが発行されてしまうと、契約完了となりキャンセルができなくなります。
契約後のキャンセルは、解約手続きが必要です。また、解約すると、個人信用情報機関に5年間記録が保存されてしまいます。
アコムで実際に借り入れしていないにもかかわらず、長期間記録が残ってしまうのは避けたいものです。
キャンセルよりも解約手続きの方が手間がかかるので、キャンセルしたいと思ったら、なるべく早く連絡しておきましょう。
利用前に解約するなら支払いは一切不要
アコムのカードが発行されても、カードを利用しなければ、支払いは一切不要です。
そのままカードを持っていたとしても、年会費や手数料はかからないため、借り入れさえしていなければ、支払いの心配をする必要はありません。
けれども、今後アコムを一切利用するつもりがないのであれば、解約手続きを取っておいた方が良いでしょう。
店頭窓口や自動契約機で手続きをするか、アコム総合カードローンデスクに電話すれば解約できます。
一定期間利用してからの解約は要注意
一定期間利用した後に、「完済したので解約したい」と考える場合もあるでしょう。
そのようなときには、解約すべきかどうかをよく考えておく必要があります。
というのも、解約後に再契約する場合、借り入れにはもう一度審査が必要だからです。
カードローンで借りる習慣がついてしまっている人の場合は、完済してもお金を上手くコントロールできず、また借り入れをしてしまう人もいます。
再申し込みで審査に通るかは分からないという点をふまえて、解約手続きをする必要があります。
キャンセルせずにずっと使わずにいるのはダメ?
今後借り入れが必要になるかもしれないということで、現時点では必要がないにもかかわらず、キャンセルせずにずっと使わずにいる人もいます。
たしかに、ただカードを持ち続けているだけなら、年会費や手数料はかかりません。
しかし、解約せずにそのままにしておくと、信用情報に悪い影響が出てきてしまいます。
利用する気がないのであれば、申し込みはしない方が良いですし、申し込み後も早めにキャンセルしておいた方が良いです。
解約するまで債務者扱いになってしまう
カードをキャンセルせず、所持し続けるデメリットとしては、解約するまで債務者扱いのままであるという点です。
カードローンを解約すると、その情報が個人信用情報機関に記録されます。
解約の情報は5年間残るので、クレジットカードを作ったり、カードローンを再度申し込む際にも影響が出てきてしまいます。
債務者となった以上、その記録を消すには、できるだけ早めに解約し、5年が過ぎるのを待つしかありません。
使わないなら早めに解約するのがおすすめ
カードローンを一度申し込み、審査に通ったとなると、カードをわざわざ手放す必要性を感じず、今後のためにそのまま取っておきたいと考える人もいるかもしれません。
完済後であっても、いつでも借り入れができるカードがあるのは心強い反面、債務者扱いから抜け出せず、デメリットも非常に大きいです。
今後の人生プランに影響を与えることも考え、借り入れの予定がないのにカードを持ち続けるのは、やめておきましょう。
「キャンセルしたら住宅ローンが組めない」は本当?
住宅ローンを組もうとしたときに、消費者金融からの借り入れがあると、審査に落ちてしまうことがあります。
この基準は銀行によって異なり、ひとつのマイナス要因だけなら大丈夫でも、複数の要因が重なるとダメな場合もあります。
特に、返済の遅れが重なってしまうと、審査に通るのは厳しいです。
住宅ローンとなると金額が大きくなりますので、過去の履歴から信用できないと見なされてしまうと、融資は難しくなります。
審査に悪影響はあるが絶対落ちるわけではない
借り入れを申し込みした後にキャンセルすると、個人信用情報に残るので、住宅ローンの審査に影響がないとは言い切れません。
ただし、絶対に住宅ローンが組めないというわけではないのが難しいところです。
今はそのつもりがなくても、今後車や家など、大きな買い物をすることがあるかもしれません。
そのようなときに、過去の履歴で審査落ちしてしまうのは避けたいものです。
利用するつもりがないのに軽い気持ちで申し込んだり、カードを持ち続けたままでいるのは極力避けましょう。
返済能力があればキャンセル後も十分通る
アコムで申し込みをして、キャンセルしてしまったからといって、その後絶対に住宅ローンが組めないわけではありません。
住宅ローンが通るかどうかの基準としては、やはり返済能力の有無が重要なポイントとなります。
一時的にお金が必要で、カードローンでの借り入れを申し込んでしまったとしても、すぐに諦める必要はありません。
収入状況に余裕があることを証明できれば、カードローンの履歴があっても、住宅ローンに通る可能性があります。
申込キャンセルと解約はどちらが悪影響?
申込キャンセルと解約で比較すると、解約の方が今後への影響が大きくなります。
キャンセルの場合は申し込みの記録が最長6か月間残りますが、解約の場合は5年間残ってしまい、その差は歴然です。
キャンセルであれば、6か月後には記録が消えるので、他のローン審査にも影響がなくなります。
アコムを利用する必要性がなくなった場合は、申し込み後であっても、すぐにフリーコールへ連絡してキャンセルしておいた方が良いでしょう。
アコムからの印象は解約したほうが悪くなる
アコム側からの視点としては、審査中にキャンセルされるより、カード発行後にすぐ解約される方が印象が悪くなります。
アコムは年会費や手数料がかからないので、借り入れによって利益を得ています。
カードを作成するのにも、登録や解約の手続きをするのにも、アコム側からすればカード代や人件費がかかるものです。
利用せずに解約するくらいなら、申し込み後すぐにキャンセルしてもらった方が、余計な処理がなくなる分、アコム側にとっては良いでしょう。
アコムの審査をキャンセルしたら最低6か月はローンに申し込まない
止むを得ずアコムの審査をキャンセルしてしまったら、最低6か月はローンの申し込みを控えておく必要があります。
アコムでの申し込み記録は個人信用情報機関に記録されており、他社へローンを申し込んだときに必ずチェックされます。
短い期間で複数の会社に借り入れを申し込んでしまうと、お金に困っていて返済能力に不安がある人と見なされ、審査に通りづらくなってしまいます。
再度ローンを申し込むなら、6か月後、アコムでの申し込み情報が消えてからにしておきましょう。
気になる方は個人情報を開示してみよう
あらたにカードローンの借り入れを申し込んだり、住宅ローンを組もうとする際、過去の借り入れが審査に影響するかどうかが気になるところです。
その場合は個人信用情報機関に、情報の開示請求をしてみましょう。
過去のクレジットカードやカードローンの申し込み履歴、支払い遅延の記録など、信用情報に傷がついていないかどうかを調べることができます。
過去の記録が心配な方は、ローンの申し込みの前に調べてみると安心です。
アコムの審査キャンセルはできるだけ早くおこなおう
とにかく、一番に意識しておきたいのが、アコムの審査キャンセルはできるだけ早くおこなった方が良いということです。
借り入れをしなければ、年会費や手数料などの費用はかからないものの、信用情報に履歴が付くなどデメリットがあります。
やむをえずキャンセルしたい場合は、フリーコールに電話するか、店頭窓口や無人契約機で直接キャンセルの意思を伝えましょう。
特に費用がかかるわけではないとはいえ、キャンセルも解約もせずそのままにしておくのは良くありません。
必要がなければ、一刻も早くキャンセル手続きをしておきましょう。